②アイソレーションタンク ［東京の旅］


【東京の旅シリーズ】
② アイソレーションタンク
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プカプカ浮かんできた！


こころ道さんのお店でアイソレーションタンクを体験してきました。


これはWikipediaにある画像。

タンクには、施設によって違う形のものもあるみたい。
こころ道さんにあるのはこの画像と似たタイプのものでした。

曲線がかわいくて 未来っぽくてかっこいい。



■ タンクに入る

タンクを使う流れの説明を受け、入る前にシャワーを浴びます。

お湯にめっちゃ濃い塩のようなものを溶かしてあって、人が入るとプカプカ浮かびます。
※ 塩ではないです。

水着でもいいけれど、体を締めつけるものがない方が五感に感じるものが少なくなるので 私は全裸で中へ。



明かりは点けたままでもいいし、消してもいい。
タンクの中のボタンで点けたり消したりできるのだね。

まず、自分の身体がプカプカ浮くのがシンプルにおもしろかった！



■ 傷口や目や鼻に入ると痛い

タンクの蓋を閉めようと 取手に手をかけたときに、手についていた水滴が落ちて鼻の穴に入って痛かった(笑)

「ぐおおおおお…！！ゲロー」と悶えたwww

でも、耐えられる程度の痛み。
そんなに長い時間は苦しまずに済んでよかった。

高濃度に塩のようなものを溶かしてあるから、目に入ったり傷口についたりするととても痛いと聞いていたのだけど、安定して浮くことができたら油断してしまった。

これを読んだ方、もしこれからアイソレーションタンクを使用することがあれば 気をつけてくだされ…！

絆創膏やワセリンも置いてくれていて、多少の傷やささくれならお店でカバーできます^ ^



■ 五感がなかったら

鼻の方もなんとかおさまり、無事に蓋を閉め、明かりも消して、音楽も止まったところで肝心の「五感がなかったら」を味わうことを試みました。

できるだけ動かないことで 体と液体の抵抗を起こさないように、タンクの壁に体が触れないように浮かんで「触っている」の感覚も感じないように。


自分の輪郭が溶けてなくなるような感じ、たしかにありました。
「あ！手がなくなった！」と思ったよ。

そして肉体を持たないおばけの目になったような気分になった目
認識はある。
視覚では見えないけど、なにかを知覚するセンサーとしての「目」になった気分だった。

エヴァのLCLの液に溶けるのと似た感じなのだろうか。
LCLに溶けたら自我の枠もなくなってしまいそうだから同じではないけれどね。

でも思考はある。
そうだよな。五感はなくても思考はあるよな。
そりゃそうだ。


などなど、ぼーっと考えた。

そしてそのうちに寝てしまった。
浮かびながら寝ても ひっくり返らないので安心です。
とても気持ちよかった。



スタッフさんの話によると、何度も体験しているともっと不思議な感覚になる人もいるみたい。
瞑想に使う人もいるようだし、とても深くリラックスしたときの脳波が出るそうなんだよね。

今度行くときには 睡眠が足りている状態で行ってみよう。
夜行バスでほとんど寝ずに向かってしまったのだ。
それであんなに気持ちいいところに横になったら寝てしまうよ(笑)

あのタンクに入りながら あのくらいリラックスしていろいろ考えごとをしたら、おもしろいことを思いつけそうだ。



アイソレーションタンクへの慣れや 精神の熟練度合いで、感じられることは違ってきそうだねぇ。

「五感がなかったらどういうふうに感じるか」というのも、かなり人によって違ってくるわけだ。

なにかバキっとした「これだ！」というものが感じられたらいいなと思ったけど、そういうことではなさそうだね。


考えてみればそりゃそうだ。
死後をどう感じるかだって、エーテル体を感知できるかどうかでだいぶ違ってくるものね。
そりゃそうだ(笑)

考えれば分かりそうなものに気づかなかったのがちょっと悔しいけれど、分かったからよし。



■ タンクから出たあと

終わりの時間が近くなると、音楽が鳴ったりジャグジーのような水流が出てきたりして 寝ていても自然と起きられるようになっています。

液が体についたまま乾くとガビガビになるようなので、再びシャワー室へ。

オーガニックシャンプーや石鹸、脱衣所の洗面台にはドライヤーやアメニティセットが置いてあり、ホテルのようで居心地よかったです。



■ 本棚とスタッフさん

本棚にもおもしろそうな本がたくさん並んでいた。

スピリチュアルなことにも理解のあるお店だったし、スタッフさんから霊的な修行をしていた人のおもしろ体験談を聞かせてもらえたり。

シャワーで液を洗い流すのに思ったよりも時間がかかって、後の予定もあって急ぎ気味にお店を出てしまったけど
もう１時間くらい余裕を持って利用できたらもっとおもしろかったな。

スタッフさんも「相原さんのすぐあとには予約はないので、ゆっくりくつろいでいって大丈夫ですよ」って言ってくれていた。


まあ、初回だからよいです。
こういうのは次回に繋げよう。

気になっていたことを解決できてスッキリです。



【おまけ】

生理中は入れないのですよ。
予約してからそろそろ生理がくるタイミングだったことに気づいて少しヒヤヒヤしました。

「体さん！生理はアイソレーションタンクが終わった後にお願いしたいです！なにとぞ！」と何度も頼み込んだよ。

なんと、アイソレーションタンク体験をした日の夜に生理が来て、体さんにめちゃくちゃ「ありがとう！すげーな！天才か！」って言った(笑)


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