ジェフリーさんの進化占星術スクールのサイトを翻訳してもらえたものを、あれこれ考えながら読んでいくコーナーです。

これを読む人にはこれはまだ清書ではない段階というのを念頭に置きつつ、決して鵜呑みにしない気持ちで読んでほしいです。→ 経緯
そして私が見逃している「ここは…?」というのがあれば、教えてほしいです。

かなり膨大なのでちょっとずついきます。
文章の途中、私は赤い字青い字でコメントします。



トランジットの冥王星、ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルの読み方の話題です。

2020年1月に行った月蝕山羊座アンケートの考察にこれが大いに使えそうなので、私は大急ぎでここを紹介しようとしています。


[前回のおはなし]

[このページの話だよ]
1 - Evolutionary Transitions (進化の移行) 


[今日見ていく原文]

この話題は途切れると分かりにくそうなので、一区切りのところまで一気にいきます。

Sometimes you can also see this process in operation through a Pluto transit. Sometimes what’s being brought to a head during those transits is an element of our own karma, based on our previous actions. In a moment, we’ll see how it all connects to Judge Starr, Monica Lewinsky, and Bill Clinton.

This whole drama for Clinton has been connected to a Pluto transit on his natal South Node in the 3rd house – which is why we’ve had much more of a crisis in the media, versus a crisis in the actual Presidency. Clinton became a lightning rod that exposed the agendas and motives of the U.S. media. Of course the media won t give you that perspective!

Our next step to look at is the transiting lunar nodal axis. I will illustrate for you how it works.

We have a transiting North Node in whatever Sign, and we have a collective application of it. But we also have a personal application. For example, right now the transiting Nodes are in Aquarius and Leo. So on the one hand we all have the transiting South Node in Aquarius. Look how that is reflected in the U.S. elections, by the way. Didn’t Gingrich just resign? Hallelujah!

Personally, we all have particular houses that the lunar Nodal axis is transiting. Let’s say it’s the 4th and the 10th houses.

Now, this is going to correlate with what I call the apparent issue. If we locate the planetary rulers of these transiting Nodes, in this case, natal Uranus because the transiting South Node is in Aquarius, then wherever the natal Uranus is, that’s going to be the actual issue. So, the transiting Nodes show the apparent issue, while the positions of the planetary rulers of those transiting Nodes in the natal chart show the actual issue. Do you understand the difference between apparent and actual here?

Let’s say I had the transiting South Node in my 6th house, and the planetary ruler of that transiting South Node is in my natal 2nd house. On the one hand, we have an apparent issue, the South Node transiting the 6th, but the actual issue is shown by the natal House location of the transiting Node’s planetary ruler, which in this illustration lies in the 2nd house. So if we make a simple deduction, what would be an apparent issue that we could identity with the transiting South Node in the Sixth?

Audience: Work or health.

Jeffrey: Work or health. And what would be the actual issue, if the ruler of the transiting Node was in the natal 2nd house?

Audience: Meaning. 

Audience: Security.

Audience: A lack of self-worth, because of the limits of the Sixth?

Jeffrey: Maybe we should back up for a moment, because we always have to understand everything in context. Let’s apply the archetypes involved here to an actual individual context.



[ここから]

(運命とカルマの話の流れから)

時には、冥王星のトランジットを通して、このプロセスの働きを見ることができる。
「トランジット」はそのときそのときの星の配置が分かるホロスコープの見方です。
「そのときそのときの冥王星の位置から考えていけるよ!」ということですな。

時にはトランジット中に、過去世の行動に基づいた我々自身のカルマの要素が決着を迫ってくることがある。

早速、スター裁判官、モニカ・ルインスキー、そしてビル・クリントンと、これら全てがどうつながるかを見ていこう。

やはりジェフリーさんは、占いの説明をするための事例として クリントン元大統領の不倫の話題を取り上げる傾向がありそうです

このクリントンのドタバタ劇全体は、彼の出生図の3室にあるサウスノードに冥王星が通過していることに関連していた。

この「サウスノード」ドラゴンテイル(月のサウスノード)のことだと思われます。


そのため、実際の大統領職の危機ではなく、メディアの危機のほうがはるかに色濃くなった。

クリントンは、米国のメディアの議題とその動機を世間の目に晒す避雷針になった。

もちろん、メディアはあなたにそう見せてはいない!



次に検討する手段は、通過中の月のノード軸だ。それがどのように機能するかを説明しよう。

そのときそのときのドラゴンヘッドドラゴンテイルをどう読むかですね。待ってました!!
ジェフリーさんは、ドラゴンヘッド「ノースノード」ドラゴンテイル「サウスノード」と呼びます。


星座は何でも良いとして通過中のノースノードがあるとしよう。
そして我々はそれを集団で適用している。

「今、ドラゴンヘッドが◯◯座」というのは、私たちみんなのテーマ。

しかし、個人的な適用もしている。
たとえば、現在、通過中のノードは水瓶座と獅子座にある。
※ このジェフリーさんの講義は何年も前のものです。


一方で、我々全員に、水瓶座を通過中のサウスノードがある。
ほら、それが米国の選挙にどのように反映されているか見てごらん。
ギングリッチは辞任したばかりだよね? ハレルヤ!

アメリカの選挙模様は掘り下げないで話を進めたいと思います。かたじけない。



個人レベルでは、我々全員に、月のノード軸が通過する特定のハウスがある。
例えばそれを4室と10室としよう。


さて、これは私が見かけの問題と呼んでいるものと関連する。

もし、これら通過中のノードの惑星の支配星を見つけたならば、この場合は出生時の天王星としよう、通過中のサウスノードが水瓶座にあることから、出生時の天王星がどこにあっても、それが実際の問題になるのだ。

したがって、通過中のノードは見かけの問題を示す一方で、出生図における通過中のノードの惑星の支配星の位置は、実際の問題を示すことになる。

ここでいう見かけと実際の違いが分かるかな? 

↑これですよ!
ここに感銘を受けて 前にブログで紹介したのであります。

でも、今一度 この文章をよくよく見てみると
「出生図における通過中のノードの惑星の支配星の位置」というのが ちょっと分からなくなってきた。

続きを読みながらじっくり考えてみよう。


たとえば、私に6室を通過中のサウスノードがあり、その通過中のサウスノードの惑星の支配星が出生図の2室にあるとしよう。

一方で、サウスノードが6室を通過するという見かけの問題があるが、実際の問題は、通過するノードの惑星の支配星の出生時のハウスの位置によって示される。

この図では2室だ。
※ サイトには図はありませんでした。

では、単純な推論を行うとして、6室を通過中のサウスノードと同一視できる見かけの問題は何だろうか。


生徒:仕事または健康です。

ジェフ:仕事か健康か。
では、通過中のノードの支配星が出生図の2室にある場合、実際の問題は何だろう?


生徒:つまり。

生徒:安心です。

生徒:6室の限界が原因となる自己価値の欠如でしょうか?


ジェフ:少しおさらいする必要があるかもしれないな。
なぜなら常にすべてを状況に応じて理解する必要があるからだ。
ここに含まれるアーキタイプを実際の個々の状況に当てはめてみよう。


--- ここまで ---


“もし、これら通過中のノードの惑星の支配星を見つけたならば、この場合は出生時の天王星としよう、通過中のサウスノードが水瓶座にあることから、出生時の天王星がどこにあっても、それが実際の問題になるのだ。

したがって、通過中のノードは見かけの問題を示す一方で、出生図における通過中のノードの惑星の支配星の位置は、実際の問題を示すことになる。”





最近、ドラゴンヘッドが双子座に、ドラゴンテイルが射手座に移動しましたね。

双子座の支配星は水星☿です。
射手座の支配星は木星♃です。

自分の出生図を見たときに
水星☿と木星♃がどんな場所にあるか
これが自分にとっての「ほんとのテーマ」

今の星の配置の
ドラゴンヘッド双子座、ドラゴンテイル射手座
というのは「見かけ」の問題
つまり「ダミー」という話なのですな。


ただ、今一度この文章を読み直したら
この水星と木星というのが
・出生図の自分の水星と木星のことなのか
・トランジットの水星と木星が 出生図のどこにあたるのか
どっちのことを言っているのか分からなくなりました。

ここをなんとかしよう。


そして
2020年1月の この配置の
見かけの問題と
その人にとってのほんとのテーマ。

これを考えてみよう。



ご案内

相原あすかのドラゴンヘッド本
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
詳しくはこちらをどうぞ!



やっとここまできた…っ

星占いからも「ダミーとしての出来事」と「出来事の奥にある 自分にとってのほんとのテーマ」が読めるなんて、
これが本当に手ごたえがあるとなれば ものすごくおもしろいな!