ジェフリーさんの進化占星術スクールのサイトを翻訳してもらえたものを、あれこれ考えながら読んでいくコーナーです。

これを読む人にはこれはまだ清書ではない段階というのを念頭に置きつつ、決して鵜呑みにしない気持ちで読んでほしいです。→ 経緯
そして私が見逃している「ここは…?」というのがあれば、教えてほしいです。

かなり膨大なのでちょっとずついきます。
文章の途中、私は赤い字青い字でコメントします。


[前回のおはなし]


[このページの話だよ]
1 - Evolutionary Transitions (進化の移行) 

[今日見ていく原文]

We can also deal with the notion of fate here. A simple definition of fate is that when something is fated, no matter what you do, it will happen anyway. It’s meant to happen. Fate clearly implies evolution. Now, a causative factor for “fated” cataclysmic events can also be karmic issues. 

Let’s say I go out in the street and kill somebody for my own amusement. Either I myself could be killed in the very next moment, or the karmic consequence may show up in another life. We don’t always have instant karma. If it shows up in another life, maybe I’m walking down the street and somebody blows my brains out. From that next life’s point of view, I don’t have any perspective on it at all, do I? Because I probably don’t have any memory of that other life. Do you see what I’m getting at? So an event with karmic causes can clearly be cataclysmic, especially when we don’t understand the causes in the context of this lifetime.


[ここから]

ここで運命の概念を扱うこともできる。
運命の簡単な定義は、何かが運命づけられるときは、何をしても、それはとにかく起こるということだ。
それは起こるように意味されている。

ここは、ジェフリーさんの見解の話というよりは、
これから話を進めるために「運命」の定義について確認と共有をしている感じですな。

江原啓之さんの本を読んだ人は
「運命と宿命は違う」
「ケーキにたとえてみよう。宿命はケーキの土台で変わらないもの、運命はデコレーションのような感じで変えることができるもの」
のような話を思い出して、今のジェフリーさんの話にちょっと混乱するかもしれない。

ジェフリーさんのいう「運命」は、江原さんのいう「宿命」に近いものかもしれない。

でも、ここはひとまず、ジェフリーさんの「運命とはとにかく起こるもの」という定義で考えていこう。


運命は明らかに進化を意味する。
そして「運命的な」大変動の出来事の原因となる要素はカルマの問題にもなり得る。

順番を逆に読むようにして「カルマは、運命的な大変動の進化イベントの原因になったりもするよ」いうことでよいのかな。
意味としてはそういうことを言っているように見えるけれど…


たぶん違うけど
「運命的な大変動の進化イベントの原因となる要素が、カルマとして現れることがある」
のように読むと、

もともとなんらかの因子があって
それによって「カルマ」が生成される
のようになるな。

それはそれでとても興味深いし
私はこっちもありそうだなぁと実は思っているのだけど、
続きの話を見てみると ジェフリーさんのここでの話はそういうことではなさそう。

ここはあまり難しく考えずに、ひとまずは、
「運命的な大変動の進化イベントの原因になるものとしては、カルマの問題もあるよ」
の意味で捉えておこうと思う。


私が通りに出て、自分の娯楽のために誰かを殺すとしよう。
次の瞬間、私自身が殺されるか、またはカルマの必然的結果が別の人生に現れるかもしれない。

いつも即座にカルマがあるとは限らない。
もし別の人生にカルマが現れたら、おそらく私は通りを歩いていて、誰かが私の頭を吹き飛ばしているかもしれない。

この来世という観点では、私はまったくそれについて何の見解も持ってないよね?
なぜなら私は過去世の記憶をおそらく持っていないからだ。


私が何を伝えようとしているのか分かるかな?
つまり、カルマの原因を伴う出来事は明らかに大変動となる可能性がある。
今世の状況での原因を理解していない場合は特にね。

自分の過去世のことを分かっている人もいるけど、分からない人の方が多い。
だから、カルマ関係の出来事は 突発的で意味の分からない形で起こりやすい。
それで、「大変動」の可能性がある。
ということですな。


--- ここまで ---


前のパートで
「出来事の意味を理解できないこともあるし、そもそも理解しようとしなくていいこともある。
そのときすぐに分からなくても、後から分かることもある」
という話題もあった。→停滞

 


今生で大スターのように活躍をしている人が
今生でかっこよく活躍してるように見えるかもしれないけど、自分は前世でみんなを苦しめた分 今生はみんなをラクにするらしい」
という話をしていたのを思い出した。

多くの人に喜ばれるような大活躍している人 みんながみんな前世でなにか良からぬことをしていた訳ではないと思うけれどね…!

「カルマは進化イベントの原因にもなり得る」という話のようだったけれど、「進化イベントの全てがカルマ由来だ!」とは言っていないものね。

「全部が全部カルマ由来という訳ではないけれど、カルマ由来のなにかがあるならそれは起こるよ」というお話ですな。



今は冥王星がメインの話題だけど、もうちょっとでドラゴンヘッドやドラゴンテイルが登場します。

星占いだと、ドラゴンヘッドやドラゴンテイルが関係する配置のときに カルマや前世の話がよく語られますな。



「カルマなんて存在しないぞ!」という考え方もあるのだよね。
このケースは、ジェフリーさんとは世界の捉え方が違うということかな。

この世界というもよは、カルマが存在するようにも カルマが存在しないようにも、捉えることができる…みたいな。

カルマのシステムが有効に機能する階層と、そうではない階層があるのかもしれない…?