あきれす子のブログ -2ページ目

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11Jul
- 【受傷21日目】久しぶりの生足
  この日は装具の採寸と緩くなったギプスの巻き直しの日。装具の採寸は、ギプスを一度切断し、膝から足先にかけて白っぽい液体に浸された包帯のようなものを足にぐるぐると巻いて、その状態で数分乾かし、その包帯の内側に仕込んでおいた紐状のものをひっぱり半分に割って足の型をとる、という流れ。（うまく説明もできない上、写真もないので超絶わかりにくいが、途中まではギプスを巻いているのと同じような感じだった。液体は石膏とかなのかな？よくわからない。紐状の～のところは、うまく例えられないのだけど、羊羹を糸で切るときみたいな感じ。語彙力なさすぎて申し訳なし。）その作業のときに、約3週間ぶりに自分の左足を見たのだが、くるぶしの反対側（足の内側）にかなりおぞましい内出血ができていて、自分の足なのにひぃっっとなった。まあでもよくあることらしい。血とか苦手な私はあまり直視できなかったけど。その後、装具のヒールの高さを決めるために、だいたいの人がこの高さから始めるという４センチのヒールを試しに足裏に当ててみた。しかし、3週間全く動かしていない足首が固まってしまっていたのと、再断裂に対する恐怖心でそこまで足首が曲げられず、結局私は5センチのヒールからスタートすることにした。
10Jul
- 【受傷18日目】もっと私を見て
  今日は2度目の通院。会社の寮から駐車場までが遠く、普通に歩いても15分ぐらいかかるのだが、そこを松葉杖で移動…しかも夏の日差しが照り付ける中…もう駐車場に着いた頃にはナイアガラの滝並みに汗だくよ…そんなこんなで病院に到着。ギプス生活になってから筋肉が結構落ちてギプスががばがばになってきたので、巻き直してくれるのかなと思っていたら、「来週装具屋さんが来るときにギプスをはずして装具の採寸するので、そのときついで巻き直しましょう」とのこと。よって、異常の有無を確認しただけの診察時間３分…汗だくの中頑張って来たのに…もっと私を見てって気分だった。ちなみに足にギプスをしている時に車の運転ってどうなんだろう？と思い、私なりに色々調べてみた。結論から言うと、「違法ではないが自己責任で！」である。法律上は「運転に支障がない状態ならOK」ということらしい。私の場合、左足にギプス＆AT車だったので運転自体はいつも通りにできたので車に乗っていた。↑パーキングブレーキが足踏み式だったのでその時は少し苦労したが。でもやはりとっさの出来事に対処するのも通常より難しいかもしれないし、もし事故を起こした際にその怪我が原因と見られる可能性もなきにしもあらずだし、結局はあまり運転しない方が良いとは思うが、どうしても運転せざるを得ない方もいるだろうし、細心の注意を払って、自己責任で運転してくださいってことだという話である。
09Jul
- 【ついでの話】雨の日の移動方法
  【ついでの話】が続いているが、もう少しお付き合い願いたい。というか保存療法の場合、ギプスで固定している期間はあまり通院もなく、ただひたすら時間が解決するのを待つしかないので、書くネタになるようなことがあまりないのだ。ということで今回は雨の日の話。自分なりに慎重に移動していたので、松葉杖で滑って転倒…なんてことはなかったが、やはり松葉杖での移動はかなり大変で、特に雨の日の移動に頭を悩ませた。いつも負傷していない足は滑りにくいというサンダルを履いてた（元々持っていたteva）。けれど一度そこそこの雨が降っていて、サンダルだと足元が濡れて嫌だと思い、スニーカーで出勤した日があったのだが、道路でたまに見かける鉄製の側溝用の蓋？の上に足をついたとき、少し滑ってヒヤリとしたことがある。幸いにも何事もなかったのだが、やはりできるだけ滑りにくい素材の靴を履かなければ…と思った。それと、両手で松葉杖をついている時に、傘をさすのはかなり厳しい…私がどうしても雨の中でも移動しなければならないときは、ポンチョ型のレインコートを着て移動していた。まあでもやはり雨の日の松葉杖は危ないので、極力外出しないのが一番なんだろうけど。
08Jul
- 【ついでの話】車いすをレンタルしてみた
  以前の記事にも書いたが、私は会社の寮に住んでいる。だいたいは誰かいるので、困ったときには助けてもらえるのが良かった半面、寮で生活する上で困ることが時々あった。一番は、一般家庭に比べて広すぎるために、日常生活を送るだけでも移動が大変であったこと。そこで車いすを借りることにした。ランクにもよるみたいだが、1か月3,000円～でレンタルできるようだ。車いすに乗ると怪我人感がとても増してなんだか恥ずかしかったが、もうそんな恥などどうでも良くなるぐらい快適さに感動し、寮の中で乗り回していた。これまでの記事でドケチっぷりを発揮していたが、車いすについてはお金をかけて本当に良かったと思っている。人によって生活環境が異なるので一概には言えないが、私は車いすのおかげでQOLが上がったといっても過言ではない。
07Jul
- 【ついでの話】ギプスdeお風呂
  ギプスを装着した時に、困ることのひとつと言えば、お風呂。湯舟に入ることができないのはもちろん、ギプスを水に濡らしてはいけないというミッションがあるのだ。最初は45リットルのごみ袋で膝上からギプスを覆い、膝の位置でガムテープを巻いて水が入らないようにしていたが、ガムテープをはがすときにビニール袋が破れてしまい、毎回破棄しなければならなかった。輪ゴムもちょうど良い大きさ＆太さ＆締め付け具合のものがなく、しっくり来ない。こんな↓便利アイテムもあるみたいだが、私はなんせ余計なお金をかけたくなかった（すごいドケチみたい）ので、新たな方法を編み出した。シャワーカバー｜快適ギプス生活｜アルケア株式会社ギプス固定中の入浴をサポートする「シャワーカバー」のご紹介です。シャワー時にギプスへ直接水がかからないようにカバーします。アルケア株式会社は快適なギプス生活を応援します。www.alcare.co.jpそれは、ビニール袋にマジックテープ。まぁ単純にビニールをかぶせて、ガムテープの代わりに100均（100均の回し者かて。）で買ってきた手芸用のマジックテープできつく縛って止めただけ。でもこれが意外と使えたのだ。ちなみにその後、装具に移行した時は、装具ははずしてお風呂に入る（シャワーだけだけど）ようになったのだが、足を地面に接地させてはいけないと言われていた。たいがいのお風呂の椅子って足が浮くほど高くもない。そこで、こんな踏み台を使っていた。【ニトリ】踏み台スタディ (ホワイト)通販こちらはニトリの公式通販ニトリネット、踏み台スタディのページです。店舗共通ニトリメンバーズカードでポイント獲得。www.nitori-net.jp脱衣所からシャワー台に移動するときも杖代わりにも使って、このぐらいの高さがあればこの台に座って怪我をしている方の足を上にして足を組めば床から浮く高さになるので、本当に重宝した。滑り止めがついていないので気をつけないといけないが、完治した後も本来の踏み台として活躍中である（これはさすがに100均には売っていなかった。）
06Jul
- 【ついでの話】松葉杖と仲良くなるために
  実は私、10代の頃にスノボで膝の靭帯を軽く損傷し（軽くって何って感じだが、自分でもよく覚えていない）、数週間松葉杖生活を送ったことがある。しかしその時は軽く荷重しても良かったので、今回の全く荷重できない松葉杖生活は想像以上に辛かった。荷重自体ダメなのだが、そもそもこの角度（【ついでの話】治療のスケジュールのイラストの②の状態）でギプス固定されているから、立っている時は足を床に置くこともできないのだ。↑かかと側には多少体重がかかっても大丈夫らしいが、つま先側には絶対力を入れないよう注意されていた。また、松葉杖は手の平と脇で支えるような構造にはなっているが、脇には神経がたくさん通っているため、脇に体重をかけすぎると腕などのしびれの原因になるらしいので、極力手の平で支えて歩行しなければならないとのこと…普段甘やかされている私のひ弱な手の平は、すぐに皮が剥け、手の平の骨にひびでも入ってるんじゃないかと思うほどに痛くなってきた。調べるとこんな↓松葉杖カバーなんて商品もあったのだが、極力お金はかけたくない…松葉杖カバー　NEシリーズ日本衛材【AXEL】アズワンアズワンの【AXEL】日本衛材松葉杖カバー　NEシリーズのコーナーです。AXELは研究開発、医療介護、生産現場、食品衛生など幅広い分野に630万点以上の品揃えでお応えする商品サイト。3000円以上ご注文で送料無料。axel.as-1.co.jpそこで知恵をひねり編み出したのは、またもや100均で手に入れたスポンジクッションだ。小さい子供が家具の角などにぶつかって怪我をしないようにする保護クッション。これを松葉杖のグリップ部分の長さに合わせて切って、はめるだけ。こんな感じ↓クッションを挟むだけで随分と楽になった。100均さんありがとう！毎日私の巨体を一手に受け止めてくれているせいで、1週間ぐらいで割れて使いものにならなくなってしまうが、これは100均商品。いくらでも替えがきくんだぜ…ちなみに階段も慣れるまでが怖かった。昇りの時は、まずは負傷していない方の足を上の段に移動させてその足と腕で踏ん張り体を移動し、最後に松葉杖も移動させ（気持ち前傾姿勢の方が良き）、降りる時は、まずは松葉杖を下の段に移動させてそれから体を降ろす。それの繰り返しだ。注意点、というか当たり前だけど、階段のど真ん中ではなく、手すりの近くで昇降した方が良い。私は一度階段を降りる時にバランスを崩し、とっさに手すりを掴み、難を逃れたことがあった（その間に片方の松葉杖は一人で階段を滑り落ちていったのだった）。
05Jul
- 【受傷３日目】受傷後初通勤
  私は職場まで徒歩で約10分のところにある会社の寮に住んでいて、いつもは自転車で通勤していた。しかし、自転車は危ないということでお医者さんから禁止令が出ていた（そうりゃそうだ）ので、松葉杖で通勤することに。どれだけ時間がかかるかわからなかったので、いつもより30分早く寮を出た。10メートルぐらい進んでは休憩、進んでは休憩…の繰り返し。全然前に進まんやないかい！！！松葉杖ってこんなしんどいの？と心の中で泣きながらの通勤。職場に到着した頃にはもう汗だくで、同僚に「雨降ってたの？」と真顔で聞かれるレベルちなみに私の仕事はデスクワークのため、仕事をする分には問題なかったので病院でギプスを巻かれた翌日からいつものように出勤していたのだが、困ったことがひとつ。足がむくんで仕方ないのだ！本当は、患部を心臓より上にあげてむくみ防止などを行うのが好ましいのだが、なんせデスクワークなのでその辺で寝っ転がるわけにはいかない。できるだけ上にあげようということで、その辺にあった段ボール箱に足を置いたりしてみたが、体重をかけすぎて数日で壊れた。ということで、後日100均で、キャンプとかで使いそうな小さい折りたたみ椅子を買ってきた（100均で、とは言っても100円商品じゃなくて300円とかだった気がする）。これで幾分マシになったような気がする。
04Jul
- 【ついでの話】治療のスケジュール
  私が行った保存療法について、へたくそすぎて役に立たないイラストで説明するとこんな感じ。①アキレス腱切れる！説明そのまま。② 近づける！（ギプス期間）受傷から最初の約4週間は足首を90度以上の鈍角まで伸ばし（背伸びしている状態のような感じ）、上下に切断されたアキレス腱の端同士を近づけて自然に繋がるまでギブスで固定。③伸ばす！（装具期間）その後約6週間に渡り装具を装着して、②のギプス期間で繋がってきたアキレス腱を徐々に元の長さや強度（という言い方が正しいのかよくわからないけど）に戻すため、足の屈折角度を徐々に元の状態に戻していく。④治る！その後装具を取ることになるのだけど、普通に歩けるようになるまでは受傷から約３か月、運動できるようになるのは約半年後であると最初の診察の時に言われた。ちなみに装具が取れてもしばらくは元の状態と比較すると違和感ありまくり。この辺のことはまた別記事に書きます。それぞれの装着期間は病院や治療法によっても違うと思うので、参考程度に…
03Jul
- 【受傷2日目】本当に切れてた。
  急遽仕事の休みをもらい、昨日行った病院で整形外科を受診。まずは触診をしたお医者さんが「あー」なんて言葉を小さく発したのを耳にし、「もしや結構重症なのか…？」と最大級に不安になる私。一応エコーでも見ておくか…という感じで診察されたのだが、私の不安は的中。「完全に切れてますね」という私を奈落の底に落とす、無慈悲な一言。↑お医者さんが悪いわけではない。実は昨日の救急外来で、某科のお医者さんがレントゲンを見て、「骨には異常ないようだけど…肉離れじゃないかな…」と言っていたので、私もてっきりひどい肉離れなのかと…アキレス腱が切れてるなんて覚悟してなかったよぅ…しかも「ギプスで固定ね！」ってなわけで即ギプスを巻かれて、まったく心の準備ができないままに人生初のギプス生活突入。松葉杖でひーこら言いながら帰宅したのだが、疲れすぎて知らないうちに寝てしまっていたようで、帰宅後の記憶が全くない。
02Jul
- 【受傷１日目】アキレス腱、切れた？
  職場の上司に誘われて、約10年ぶりに剣道をすることに。かなり久しぶりなのでいきなり激しい運動は危ないと思い、かなり念入りにストレッチをし、かなりゆるく稽古を始めた。30分ほど軽く基本打ちをした後、試合形式の練習をしようということで、まずは蹲踞（そんきょ：相撲の立ち合いの際にも見られる、腰を深くおろしてしゃがむ姿勢）、そして立ち上がり、一発目はとりあえず面かなぁなんて思って動き出そうとしたら…！！！！！！足が激しくつったような感覚になり、その場に倒れこんでしまった。一瞬の出来事に、私自身も何が起こったのかわからず「？？？」状態。↑アキレス腱が切れた瞬間にバチっと音が聞こえるという話を聞いたこともあるが、私の場合、音というより強い衝動が一瞬にして足首付近を襲い、そちらに気を取られて音はよくわからなかった。一緒に稽古をしていた人の知り合いで、医療関係者の方がたまたま近くにいたため、軽く見てもらったところ、「これは病院行った方が良いな…」とのことで、親切にもその方が車を出してくれ病院へ行くことに。もう夜だったので、総合病院の救急外来へ。だが、結論から言うと、その日は整形外科の先生が不在だったため、次の日にもう一度受診してくださいということで、その日は何もせず帰宅したのだった。ちなみにこの日はなんとか自力で歩いていた。痛みがないというわけではないが、我慢すれば歩ける程度、という感じ。
01Jul
- 最初に
  ２０２１年夏、アキレス腱断裂を経験した。私にとって人生初の出来事だったため、様々な場面でどうすれば良いのかわからなくて困ることが度々あった。そういった時に、経験者の方の体験記ブログなどを読み漁り、情報収集をしまくっていた。私も同じように少しでも役に立てれば良いなと思い、ブログで体験記を残すことにした。※ちなみにこのブログは現在進行形ではなく、受傷当時に日記として書き留めていたものに加筆して掲載しています。あきれす子プロフィールアラサー女子。基本事務職。運動歴：中高6年間剣道部所属、その後はダイエットを目的としてジムに通ったり通わなかったり（基本さぼり症）。手術なしの保存療法で治療。

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