ゴールドコースト生活+子育て日記 -13ページ目

ゴールドコースト生活+子育て日記

オーストラリアに在住9年目。
オージー旦那と5歳の息子との生活や文化の違いをはじめ、
その他もろもろについて語ります。

私はいつもインターネットで

日本のMSN&Yahooニュースをチェックするけれど、

オーストラリアのMSNニュースも必ずチェックする。




それぞれが違うニュースを発信してるのに興味があり、

また、世界的に同じような内容のニュースでも

日豪でその捉え方が違ったりするのがおもしろい。




さて、先ほど、オーストラリアのMSNのヘッドラインで

心温まるストーリーがあったので皆さんにご紹介します。

オーストラリアではなくてアメリカでの話。




先週、テキサスのヒューストンのとあるレストランで

ダウン症の5歳の男の子とその母親が食事をしていた時

の事。



その親子の近くに座っていた男性客が

'Special needs children need to be special somewhere else'

(意訳:特別な対応が必要な子供は特別などこかへ行けば良い)




と言った。




それを聞いた男性ウエイター(40歳)が

その男性客のテーブルに行って一言こういった。




”I'm not going to be able to serve you anymore."

(意訳:これ以上サービス致しかねます。=出て行ってください。)





ウエイターからそのように言われた男性客は

「そーか。じゃあ出るわ。」という感じでレストランを出て行った。





男性客がレストランを出て行く時に

そのウエイターは最後に一言、





「どうすれば、あんなに美しい5歳の子供の事をそんな風に言えるのですか?」

と問いただしたとの事。





ここまでがニュース。





私自身5歳の子供を持つ親として深く心を打たれた。

大抵の人だったら、「見て見ぬふり」ならず、

「聞いて聞かぬふり」しそうなところをあえてこのような

人間味あふれる言動をとったウエイター。




もしかするとこのウエイターの年齢からすると

彼自身にも同じような歳の子供がいるのかもしれない。

それにしてもこのような事を面と向かってお客に言える勇気はすごい!





とにかく、

心温まる話でした。






最近、水泳に励んでいる私達メンバー3人。

さすがに5日連続は疲れたので昨日は一日お休み。




「今日も義母のとこへ泳ぎに行く?」

という事になったけど、

実はKaiの肌がプールの塩素に負けて少しかぶれてきたので

やっぱり自然の塩水に浸かった方が良いだろう。

って事で人工池で泳ぐ事にした。

私は今回見学オンリー。






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青い帽子のがKai。隣が旦那。




ほとんど人がいないように見えるけど、

結構子供達で賑わっていた。





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とりあえず、水には喜んで入るようになった。





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旦那はウインクをしてるんじゃなくて単にまぶしいだけ。






二人がふと隣を見ると、

すごい事してる親子がいた。




男の子は多分Kaiと同じくらいの年齢。






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                                                     ↑

                                               あっけにとられる旦那&Kai。





パパらしき人が男の子を思いっきり上に放りなげて遊んでいた。

キャッキャキャッキャととっても楽しそう!




ウチの子もこれくらいAdventurous(訳:冒険的な。勇気のある)

であればいいのに・・・・。




と思った。





ら、





やっぱりKaiと旦那は、

「これは負けていられない!」

と思ったらしい。





そしてそんな二人が何やらしはじめた。






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まず、旦那がもぐる。




Kaiが足を旦那の肩に乗せる。




そして・・・・







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「ザ・水中組み立て体操」







カ・ン・ぺ・キ?






んで、






Kaiはやっぱり、




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隣の男の子が気になるらしい。(ライバル視?)

そして、旦那は太陽の光がめっちゃまぶしいらしい。





ところで・・・





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今日もカモメの態度がデカかったです。

(※ゴールドコーストのカモメはかわいげが無い。)




先日、貸しDVDを営んでいるオージーのおっちゃん

について少し触れた。(コチラ からどうぞ)




今日は先週の火曜日に借りたDVDを返しに行く

ついでに新たに何本か借りる事にした。




毎週火曜日はレンタル料が超安い日。




新作は$2(1泊か3泊しか借りれない)

それ以外は$1(1週間借りれる)




時々新作も借りるけど、

やっぱり子供がいるママである私は

「絶対今日見ないといけない。」と思わざるを

得ないプレッシャーが嫌で、

1週間借りれる安いのを何本か借りる。




借りるたびに、

口にはださないけど、DVD屋を営むおっちゃんに

「安いのばっかり借りてごめんやでー。」

と思ってしまう。




今回は4本借りた。(=$4)




カウンターに持っていくと

前回は「2億円でっせー」と言ったおっちゃんが

今日は、




「50ドルでっせー。」





と、前回より破格のディスカウントをしてくれた

ものの、声のトーンはかなり元気がない。





本当は4ドルのものを

4億円下さいではなくて今日は50ドル・・・・。





おっちゃんのいつものオヤジジョークが

今日はジョークではないように聞こえた。





私は取りあえず、愛想笑いして、

$4差し出した。

おっちゃんの様子が違ったので

何か冗談を言い返す事ができなかった。




支払い終わるとおっちゃんが、

「来週の水曜日でこの店を閉めるから。」

と一枚のお知らせの手紙を私にくれた。




紙には

「これからはインターネットにてDVDの配達レンタルをします。」

と書かれてあり、アクセスできるアドレスが載っていた。





もしかすると、

先週の「2億円でっせー。」

と言ってきたのは、

「2億円あればこの店が救えるのに・・・」という願望の現れだった

のかもしれない。と私はとっさに思った。





そして、今日の「50ドルでっせー」

というのは、「客一人あたり$50くらい消費してくれたらなー。」

という気持ちの表れだったのかもしれない。





おっちゃんにとって切実な問題。

「店を閉める」というこの判断を下すまで

かなり悩まれた事だろう・・・。





一方、

客である私にとってもこのDVD屋さんが無くなるのは非常に悲しい。

オーストラリアに移住してからずっとお世話になっていたから。






「不況」





この一言に尽きる。





オーストラリアでビジネスをされている人は

ご存知だと思うが、この国は店舗を借りる時に

家賃が非常、いや、異常に高い。




これだけ不況でも家賃だけはどんどん上がっていく

このオーストラリア。





そりゃ、サーファーズパラダイスの

以前ブランド品が並んでたお店辺りもガラッガラ

空き店舗が多いわけ。




地元の人の集うショッピングセンターがあり、

語学学校のあるサウスポート周辺もしかり。

空き店舗がいかに多いか!




そして、「あれ、新しいお店ができた?」

と思ってもすぐまた「For lease」の看板が出てたり・・・。




きっと皆、

家賃が高すぎる上に安定したProfit(儲け)

が得れないが為に赤字になり、

このような悲しい結果に陥ってしまうのであろう。




話は大きくそれてしまったけど、




DVD屋のおっちゃんには

「安い火曜日ばかりに行ってごめんね・・・」

と客として少々責任を感じてしまわずにはいられない。




数日前の出来事を今頃アップ。




例年の夏は夕方にザザッと一雨降る事が多い

ゴールドコーストだけれども

今年はそれが少ない。(今日は夕方に一雨あったが・・)





だから自然と外でバーベキューも増える。




かと言って、

焼き物の内容はそれ程のバラエティはない。





肉だと、ビーフ、ラム(子羊肉)、チキン、ケバブ、ソーセージ

その辺り組み合わせたり、又はロテーション。 &サラダやパン。




いたってシンプルなのがオージーバーベキュー。





しかし、つまらん。




何かで気分転換をせねば。

と思い、毎回テーブルクロスを変えてみることにした。




最近、このテーブルクロス作りが趣味でもある。

だって、ミシンでダダダダダーーーッと直線縫いさえすれば良いから。

まぁ、何枚も持ってても仕方のない代物でもあるけど・・・。





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最近、水玉がお気に入り。

しかし、ピンクにするとウチのボーイズ達に申し訳ないので

ここは中間色という事で薄グレー。




まぁ、私自身「ピンクの水玉」っていう風貌でもないので

この程度で丁度よい。






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そうそう、我が家のバーベキューでは

頻繁に「とうもろこし」も登場する。




この「とうもろこし」を旦那は見事に

バーベキューで「屋台の焼きとうもろこし風」に焼き上げる。

肉は少々焼きすぎてしまう旦那だけれど、

コレだけは自信がある。





明日からでも

日本のお祭り屋台で雇ってもらえそうなくらい!





バターと塩を周りに塗って「ボウッ!!」と炎を出しながらあぶり焼き、

焦げ目を少々つける。





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最近気付いたんだけど、

焼きとうもろこしにコレを絡めて食べるとサイコー!↓




 



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私が、「ほれ、やってみ。」

と旦那と息子のKaiに焼きあがったとうもろこし

に少々からめて食べる事を促す。




最初は「ええー?コレは焼き鳥のたれじゃ・・・?」

と私のアドバイスに疑問を抱きながら

とうもろこしにチョロッとかける旦那。




一言。




「ん?





うまい!!」





って事で、今では家族3人共「焼き鳥のタレ」

無しではとうもろこしを語れないくらい焼きとうもろこしファン。






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お行儀悪くてごめんなさい。









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その日も夕日がきれいでした。






ゴールドコーストのあるクィーンズランド州は

新学期が1月の末から始まります

新しい入学も同時期。




来週1月29日から、

息子のKai(5歳半)もとうとう小学校(Primary School)へ通います。




オーストラリアの学校システムは州によっても違うし、

日本のそれとは随分違うので説明が難しいのですが、

Kaiが小学校へ上がるといっても1年生になるのではなく

Pre-Schoolという1年生の手前のクラスです。

何と言うか、幼稚園の年長さんクラスが学校に併設されている

といった感じでしょうか。




学校へあがるKaiは今からワクワクしてるのですが、

私は全然ワクワクでもなんでもないのです。




理由

その①



送り迎えが毎日で面倒。


※オーストラリアは基本的にある程度の年齢になるまで親が子供の送迎をします。

  家から学校までの距離が遠ければずーっと又はスクールバス?


※これがあるが為にママ達は仕事の時間がかなり限られる。

 



その②



毎日のランチ作り。



※オーストラリアには給食制度がありません。

  よって週5日お弁当作り。

  その上、モーニングティ用にフルーツか何か持たせる必要がある。



※タックショップと呼ばれる売店も一応あるけど・・・。

  たいした物が売られていない上にそこそこの値段がする。




その③



スクールホリデーがとにかく多い。(クリスマスホリデーは長いし・・ブツブツ)



※ 基本的に法律で13歳くらいまで(14歳だったっけ?)子供を家に

   一人でおいておけないのでこれまた大変。

   

※子供がお友達の家に遊びに行くとなると送り迎えも親の役目。ふぅ。





そんなワケです。↑




まー、慣れればそれ程大変とは思わなくなるんでしょうけど・・・。




とにかく日本と全然違います。




私が小学生の時は「鍵っ子」ってフツーでしたが、

この国ではありえません。

それが見つかって(例えば近所の人が警察に通報したり・・・)

しまうと警察に捕まります。ええ、たとえ親でも犯罪者。




私的には小学校低学年の一人お留守番は危ないけど、

高学年の11,2歳をすぎればええ加減一人で留守番させてもええんちゃうの?

とは思うんですけどね。今の時代緊急時には携帯もあるし。




日本で「はじめてのおつかい。」という番組かなにかで

5歳くらいの女の子(男の子)が一人で買い物に行く。

(一応、初回は親が心配なので後ろから尾行する)

というのはこの国ではありえません。




私はこの国に住んでるからか「5歳に買い物は危ないんちゃうの?」

「辺なおっさんに連れていかれたらどーするん?」

と思ったりする一方、13、4歳くらいまで子供を一人で家に

置いておけないオーストラリアもどーかと思うわ・・・ブツブツ。





オーストラリアに住めば住むほど日本とオーストラリアの

違いが顕著になり「もしかすると180度くらい真逆でないか?」

と思ったりする事もたびたび。





良い意味でも悪い意味でも。





でもね、でもね、

私は基本的に日本の学校制度が好きです。

日本で教育を受けてよかったなとつくづく感じています。

できれば息子のKaiも・・・と思うけど、

私達はここオーストラリアに住んでいるので

ここの教育で育てるしかありません。




ふぅ。





最後に、





給食費を払わんモンスターペアレンツは

一度オーストラリアで子供を学校に通わせてみるが良い。

そして、毎日毎日小中高合わせて13年間弁当を作り続けてみるが良い。





どれだけ日本の給食がありがたく、

そして栄養の取れたものであるか思い知るが良い。





ちなみに私の姉は小学校給食の献立を作っていた

元管理栄養士。





給食の何が素晴らしいって、温かい物を食べる事が出来、

子供達が協力して配膳し、皆で同じ物を食べる事。





私は「喜んでお金払うから、オーストラリアも日本を見習って

給食システムを導入してくださいな。」と思うママの一人。





しかし、この国はアレルギーを持つ子供が多いから

それは無理っぽいけど、やっぱり給食には憧れがある。





まだまだオーストラリアと日本の学校の違いは

あるけれど、また今度書きます。