オーストラリアの小学校VS日本の小学校 | ゴールドコースト生活+子育て日記

ゴールドコースト生活+子育て日記

オーストラリアに在住9年目。
オージー旦那と5歳の息子との生活や文化の違いをはじめ、
その他もろもろについて語ります。

ゴールドコーストのあるクィーンズランド州は

新学期が1月の末から始まります

新しい入学も同時期。




来週1月29日から、

息子のKai(5歳半)もとうとう小学校(Primary School)へ通います。




オーストラリアの学校システムは州によっても違うし、

日本のそれとは随分違うので説明が難しいのですが、

Kaiが小学校へ上がるといっても1年生になるのではなく

Pre-Schoolという1年生の手前のクラスです。

何と言うか、幼稚園の年長さんクラスが学校に併設されている

といった感じでしょうか。




学校へあがるKaiは今からワクワクしてるのですが、

私は全然ワクワクでもなんでもないのです。




理由

その①



送り迎えが毎日で面倒。


※オーストラリアは基本的にある程度の年齢になるまで親が子供の送迎をします。

  家から学校までの距離が遠ければずーっと又はスクールバス?


※これがあるが為にママ達は仕事の時間がかなり限られる。

 



その②



毎日のランチ作り。



※オーストラリアには給食制度がありません。

  よって週5日お弁当作り。

  その上、モーニングティ用にフルーツか何か持たせる必要がある。



※タックショップと呼ばれる売店も一応あるけど・・・。

  たいした物が売られていない上にそこそこの値段がする。




その③



スクールホリデーがとにかく多い。(クリスマスホリデーは長いし・・ブツブツ)



※ 基本的に法律で13歳くらいまで(14歳だったっけ?)子供を家に

   一人でおいておけないのでこれまた大変。

   

※子供がお友達の家に遊びに行くとなると送り迎えも親の役目。ふぅ。





そんなワケです。↑




まー、慣れればそれ程大変とは思わなくなるんでしょうけど・・・。




とにかく日本と全然違います。




私が小学生の時は「鍵っ子」ってフツーでしたが、

この国ではありえません。

それが見つかって(例えば近所の人が警察に通報したり・・・)

しまうと警察に捕まります。ええ、たとえ親でも犯罪者。




私的には小学校低学年の一人お留守番は危ないけど、

高学年の11,2歳をすぎればええ加減一人で留守番させてもええんちゃうの?

とは思うんですけどね。今の時代緊急時には携帯もあるし。




日本で「はじめてのおつかい。」という番組かなにかで

5歳くらいの女の子(男の子)が一人で買い物に行く。

(一応、初回は親が心配なので後ろから尾行する)

というのはこの国ではありえません。




私はこの国に住んでるからか「5歳に買い物は危ないんちゃうの?」

「辺なおっさんに連れていかれたらどーするん?」

と思ったりする一方、13、4歳くらいまで子供を一人で家に

置いておけないオーストラリアもどーかと思うわ・・・ブツブツ。





オーストラリアに住めば住むほど日本とオーストラリアの

違いが顕著になり「もしかすると180度くらい真逆でないか?」

と思ったりする事もたびたび。





良い意味でも悪い意味でも。





でもね、でもね、

私は基本的に日本の学校制度が好きです。

日本で教育を受けてよかったなとつくづく感じています。

できれば息子のKaiも・・・と思うけど、

私達はここオーストラリアに住んでいるので

ここの教育で育てるしかありません。




ふぅ。





最後に、





給食費を払わんモンスターペアレンツは

一度オーストラリアで子供を学校に通わせてみるが良い。

そして、毎日毎日小中高合わせて13年間弁当を作り続けてみるが良い。





どれだけ日本の給食がありがたく、

そして栄養の取れたものであるか思い知るが良い。





ちなみに私の姉は小学校給食の献立を作っていた

元管理栄養士。





給食の何が素晴らしいって、温かい物を食べる事が出来、

子供達が協力して配膳し、皆で同じ物を食べる事。





私は「喜んでお金払うから、オーストラリアも日本を見習って

給食システムを導入してくださいな。」と思うママの一人。





しかし、この国はアレルギーを持つ子供が多いから

それは無理っぽいけど、やっぱり給食には憧れがある。





まだまだオーストラリアと日本の学校の違いは

あるけれど、また今度書きます。