赤ちゃんの成長と発達は、一足飛びではありません。
一人ひとりのペースはありますが、ゆっくり段階を追って進んでいきます。
今回は、保育士の視点で『子どもの運動発達』についてをお話していきます。
赤ちゃんの運動発達は、段階を追って進んでいきますが、ハイハイなくつかまり立ちや歩行に移行する子も少なくありません。
うちの子、すごーい👏
ちょっと待ってちょっと待って、お母さん!
これから一生使っていく身体の基礎、土台づくりとなるのが歩くまでの期間なのです。
この期間に体の軸をつくり、肩や背中の筋肉、腹筋などをしっかり使って動かせるようにすること。
その成長発達を促せるよう、赤ちゃんが動きながら身につけ、機能を働かせるようにすること。
それにより、丈夫で柔軟性のある体にしていくのです。
呼吸、姿勢、脳、視力などにおいても重要です。
さらに骨の発育や姿勢は、歯並びにも影響するって知ってましたか?
S字カーブができ始めるこの時期は、運動発達にとってとても大事な時期なのです。
私たち大人にとっても重要な背骨のS字カーブ。
昨年のYahooニュースの記事ですが、ご参考にまでにシェアさせていただきます。
体を支えている背骨と筋肉を、私たちはどの段階でつくってきたのでしょうか?
首が座る → うつぶせ → ずりばい → ハイハイ → お座り → つかまり立ち
赤ちゃんは産まれて、この姿勢の順番でゆっくりS字の背骨と筋肉を作っていきます。
大人のように安定するのは、13歳頃なんですって!
中でも大事なのが
ずりばい、ハイハイ👶
これらが体をつくることは、ご存知の通り。
この時期にたっぷりとずりばいやハイハイをすることは、その後の歩行の安定につながるわけですね。
それだけでなく、ずりばいやハイハイは心の成長にもつながっていると、保育士経験から感じています。
もちろん、それだけではありませんよ!
保育士は、常にその子どもの発達に即した関わりをしています。
保育の中で、月齢に応じた環境を整えて、遊びながら運動発達を促すことをしているんですよ。
特に0歳児では、ずりばいやハイハイを十分にできる安全なスペースを確保し、行きたいところに移動できる工夫や配慮をしているのです。
おうちでもできること、ぜひやってみてくださいね!
最後まで読んでくださりありがとうございます!