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値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

お店にはさまざまなお客さんがやって来ます。

 

その中には、「手軽さを求める人」や、「瞬時に結果を欲する人」もいるでしょう。

 

しかし、いつの時代でも変わらない真実があります。

 

それは、「お客さんが真に求める結果は、その過程を大切にすることから生まれる」ということです。

 

 

 

昔の風景を思い浮かべてみましょう。

 

2005年を頂点に街角に自動販売機が沢山並んでいました。

 

今もあるでしょうが、現在はその数は減少しています。

 

その理由は、コンビニの台頭がその1つとして挙げられるでしょう。

 

コンビニは、自動販売機と同じく、瞬時に希望する商品を手に入れられる場所です。

 

しかし、その品揃えやサービスで一歩も二歩もリードしています。

 

 

 

また、銀行でも同様の変化が・・・。

 

かつては、多くの業務がカウンターで、対面接客でのやり取りから成立していました。

 

しかし、現在ではATM中心の時代です。

 

多くの取引が機械を通じて行われ、ATMだけの店舗も増えて来ました。

 

 

 

こうした流れの中、家電量販店はネットショッピングの台頭により厳しい状況を迎えているのです。

 

一方、地域の「街の電気屋さん」は、変わらずの信頼と支持を受けています。

 

 

 

どうしてでしょうか?

 

 

 

答えは、「その過程」にあります。

 

 

 

結果だけを求めるのであれば、インターネットでの購入が最も効率的です。

 

しかし、家電製品を使う際、設定や接続、そしてトラブルの際の対応などが必要になります。

 

これらは、「結果を求める」だけでは得られない価値です。

 

ここに、「過程を大切にするお客さんのニーズ」が見えて来ます。

 

 

 

例えば、新しいテレビを購入したとしましょう。

 

届いたその日に、すぐに視聴できるようになることが、「真の結果」になります。

 

そのためには、設定や配線、リモコンの使い方などを理解する「過程」が必要なのです。

 

この「過程をサポートしてくれる存在」が、「街の電気屋さん」になります。

 

 

 

便利さを追求し、効率を上げることは大切です。

 

しかし、それだけが全てではありません。

 

お客さんが、「真に求めている結果」は、しっかりとした「過程」を通じてのみ手に入れられるものなのです。

 

 

 

あなたのお店も、この真実を忘れずにお客さん一人ひとりの「過程」を大切にし、最良の結果を提供し続けることが求められています。

 

今、「過程」をおろそかにしてしまうと、お客さんとのつながりを失ってしまうことになりかねません。

 

 

「結果を追求すること」も大切ですが、「その背後にある過程」を大切にすることで、真の価値を提供できるお店になるのです。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

整骨院さんの『骨盤矯正』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

整骨院さんが、『骨盤矯正』をおすすめしている店頭看板です。

 

シンプルに商品メニューをお知らせしています。

 

開院のタイミングは、お店の絶好のアピールチャンスです。

 

なので、もう少し情報提供する必要があります。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>骨盤矯正

>猫背矯正

>開院 openキャンペーン

>実施中

 

 

 

→『どんなことで悩んでいるお客さんにおすすめなのか?』からスタートします。

 

→なぜなら、悩みはお客さんに近い情報だからです。

 

→例えば、『腰が痛い、肩が凝るなどで悩んでいるあなたに』

 

→そして、そんなお客さんに問い掛けます。

 

→例えば、『ちょっと待って、その痛みの原因をご存知ですか?』

 

→この後、その原因は伝え、解決策につなげます。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(整骨院の骨盤矯正)

腰が痛い、肩が凝るなどで悩んでい
るあなたに

ちょっと待って、その痛みの原因を
ご存知ですか?

多くに場合、痛みの背後に歪んだ骨
盤が隠れています。骨盤は、まさに
体の中心軸なのです。ここがズレる
と、全体のバランスが崩れ、痛みや
不調を起こしやすくします。

そんな時に有効なのが『骨盤矯正』
・骨盤の歪みを正確に測定する
・専門技術で正常な位置に戻す
・正しい姿勢の習慣を指導する

これらによって腰痛や肩こりだけで
なく、猫背や冷え性まで、体全体の
不調が改善しやすくなります。
辛いなと思ったら早めにご相談を!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→商品メニューだけをお知らせするのでなく、お客さんに近づく投げ掛けをすることが今回のポイントです。

 

→これをすると、『このお店は、私の悩みを解消してくれそう』と感じやすくなります。

 

→そうすると、体に不調を感じた時に思い出してくれるのです。

 

→もちろん、『今すぐ、来院される』お客さんもいると思います。

 

→なぜなら、『自分のことを分かってもらえるかも』と感じるからです。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

働く多くの人たちは、日常生活やビジネスの中で、「成功したい」という願いを持っています。

 

特に、小さなお店の社長さんは、生計を立てるために成功することが切実です。

 

しかし、成功するためには、まず「何をするべきか?」、そして、「どのように行動すべきか?」、いくつかのポイントを理解する必要があります。

 

 

 

(1)成功の秘訣は知識だけで良いのか?

 

「成功した人は、成功しない人が知らないことを知っているだけ」という言葉を耳にしたことが多いかもしれません。

 

この言葉には、ある程度の真実が含まれています。

 

確かに、成功するためには、「知識」は成功へのカギの1つです。

 

しかし、「知識」だけが成功の秘訣ではありません。

 

 

 

(2)知識と行動がセットで必要

 

「知識」を得たとしても、それを「実際の行動」に移さなければ、成功への道は遠くなります。

 

しかし、「行動」を起こすことは容易ではありません。

 

なぜなら、多くの人が「失敗の恐れ」から行動を避けてしまうからです。

 

これは、未知の体験や行動への恐れが、その背景にあるとされます。

 

 

 

(3)失敗に対する考え方の違い

 

成功している人は、失敗に恐れず、それを経験として受け入れます。

 

この人は、最初から完璧に物事をこなすことは難しいと理解しており、5~6回の失敗は当然と捉えているのです。

 

一方、成功していない人は、1回の失敗を大きな障壁と感じ、行動を避けてしまいます。

 

 

 

(4)行動へのアプローチ

 

では、知識を持ち、行動を起こすためには、どうすればよいのでしょうか?

 

答えは、とてもシンプルで、「ズバリ、体験すること」です。

 

具体的な経験を通じて、失敗の恐れを減少させることができます。

 

だから、新しいやり方や新しいアイデアを試す勇気が求められるのです。

 

 

 

(5)アプローチの大切さを知る

 

最後に、成功するための大切な要素として、「サポート」が挙げられます。

 

自分一人での取り組める人はいいのですが、それが難しい場合は、第三者のサポートを受けることがおすすめです。

 

これにより、効果的に目標に近づくことができるでしょう。

 

「サポート」は持続的な行動を助け、最終的な成功へと導いてくれることでしょう。

 

 

 

まとめとして、以下に成功するためのステップを書きます。

 

・成功する方法を知ること

 

・知識を基に行動し、体験すること

 

・失敗を恐れず、続けること

 

・必要であれば、サポートを求めること

 

 

これらのステップを実践することで、あなたも成功への道を歩み始めることができるでしょう。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

薬局店さんの『お肌のトラブル』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

薬局店さんが、『お肌のトラブル』の解消をおすすめしている店頭看板です。

 

『皮フは内臓の鏡です』と、専門家の立場から言い切っています。

 

この流れでもう少し付け加えてみたいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>皮フkは内臓の鏡です!

>・大人ニキビで困っている!

>・下着のしめつけ部分がかゆくてしかたない!

>・長年ひどい手荒れで悩まされている!

>・アトピーにより肌をかきむしりひどい状態!

>体の中から治しませんか?

 

 

 

→まずは、『誰におすすめしたいのか?』からスタートします。

 

→例えば、『ひどい手荒れや肌のかゆみで毎日の生活が辛いと感じているあなたに』

 

→続いて、問い掛けです。

 

→例えば、『どうしてこんなに肌のトラブルが続いてしまうのだろうと思ったことはありませんか?』

 

→そして、『実は皮膚は内臓の鏡とも言われて入り・・・』

 

→この後、その対策につなげて、最後に行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(薬局店のお肌のトラブル)

ひどい手荒れや肌のかゆみで毎日の
生活が辛いと感じているあなたに

どうしてこんなに肌のトラブルが続
いてしまうのだろうと思ったことは
ありませんか?

実は皮膚は内臓の鏡とも言われてお
り、肌は体の健康状態を映し出して
いるのですよ。だから外からのケア
だけでなく、内からのアプローチも
必要になります。

◆バランスの撮れた食生活や十分な
水分の摂取などの生活習慣の見直し
◆ビタミンやミネラルなどの必要な
栄養素の補給も一つの方法です。

お肌のトラブルが気になったら、一
人で悩まず早めにご相談を!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→まずは呼び掛けて、問い掛けることが今回のポイントです。

 

→こうすることで、お客さんと共感しやすくなります。

 

→お客さんは、共感してくれる相手の話が聞きたいのです。

 

→ここを省略すると、どんなに良い情報も聞き入れてもらえません。

 

→ちょっとしたことですが、大切のポイントです。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

あなたのお店に足を運んでいるお客さんは、一体何を求めているのでしょうか?

 

その答えは、見える部分だけでは完全には分かりません。

 

良い結果を出す接客とは、お客さん自身も気付いていない深い欲求を見抜き、それに対するサービスを提供することが重要です。

 

今回のブログ記事では、そんな接客のテクニックを2つのタイプとして紹介します。

 

 

 

(1)今、必要なものを提供する接客タイプ

 

お客さんが店頭で求めている商品やサービスを迅速に提供するのがこのタイプです。

 

特に、低価格帯の商品や明確な要望があるサービスに効果的と言えます。

 

やり方は、とにかくスムーズに対応し、お客さんの要求に答えることです。

 

そうすると、その効率の良い対応に、お客さんは信頼感を持ってもらえます。

 

 

 

(2)お客さんが気付いていない欲求を満たす接客タイプ

 

こちらは、もう少し深い部分へのアプローチをする方法です。

 

「お客さんが今何を求めているのか?」、「それは、何のために必要なのか?」などを探ることで、まだ気付いていない欲求や望みに答えるサービスを提供します。

 

 

 

例えば、クリーニング店の店頭接客の場合で考えてみましょう。

 

お客さんがスーツをお店に持ち込んで来た時、ただ汚れを落とすだけでは十分ではありません。

 

お客さんが求めているのは、「着心地の良さ」や「見た目の清潔感や好印象」、「やる気の向上」など、お客さんによって様々な欲求があります。

 

このような商品やサービスの背後にある隠れた欲求を見抜き、それに応じた提案をすることで、単価アップやリピート率の向上につながるのです。

 

 

 

さらに、この2つの接客タイプをいかにして組み合わせるのかも重要になります。

 

基本的には、お客さんの要望や反応をよく観察し、状況に応じて柔軟に使い分けることが大切です。

 

高価な商品やサービスを提供する場合は、お客さんが「今、欲しい」と感じているものが、本当にその人の深い欲求を満たすものであるとは限りません。

 

そういった場合に、(2)の接客タイプを取り入れることで、さらなる価値を提供することが可能です。

 

 

 

小さなお店でも、大手チェーン店でも、接客の基本は同じと言えます。

 

お客さんの心の中にある見えない欲求を捉え、それに応じたサービスを提供することで、お客さんとの信頼関係を築き上げることができるでしょう。

 

そして、その信頼関係こそが、継続的なビジネスの成功の鍵となるのです。

 

 

そのためには、お客さんの見えない欲求を見つけ出し、それに対応する接客の方法が必要になります。

 

これを日常のビジネスに取り入れることで、お店のサービスの質が次のレベルへと進化するはずです。

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

飲食店さんの『黒ビールカレー』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

飲食店さんが、『黒ビールカレー』をおすすめしている店頭看板です。

 

ランチでのおすすめなので、その辺りを意識して作りたいと思います。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>黒ビールカレー

>650円

>(なくなり次第終了です。)

>黒ビールで牛肉をじっくり煮込みました

>ランチ 11:30~14:00

>お待ちしています。

 

 

→まずは、呼び掛けます。

 

→例えば、『お昼もカレーが食べたいあなたに』

 

→そして、問い掛けです。

 

→例えば、『いくら大好きなカレーでも、通常のカレーじゃちょっと物足りないと感じていませんか?』

 

→この後、『黒ビールカレー』につなげます。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(飲食店の黒ビールカレー)

お昼もカレーが食べたいあなたに

いくら大好きなカレーでも、通常の
カレーじゃちょっと物足りないと感
じていませんか?

実は、カレーの美味しさがぐっと深
まる方法があるんですよ!

それが、黒ビールで煮込んだ牛肉の
『黒ビールカレー』¥650

黒ビールの独特な苦味がカレーの味
に深みとコクを与え格別の一皿に!

一度食べれば、その美味しさに魅了
されること間違いなしです。

黒ビールの魔法で変わる本格的なカ
レーを、是非試してみてください。
無くなり次第終了なのでお早めに!
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【今回のポイント】

 

→商品中心にお知らせするよりも、お客さん中心に伝えることが今回のポイントです。

 

→お客さん中心に伝えると、お客さんの現状に近づけるので、興味を持ってもらいやすくなります。

 

→そうすると、商品の特徴に魅力を感じてもらえるのです。

 

→その上で、『この機会を逃したくない』とすれば、行動してもらえます。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

小さなお店を運営している皆さんに。

 

仕事の目的と目標を、働く仲間としっかりと共有できていますか?

 

今回のブログでは、その大切さについて書いて行きたいと思います。

 

 

仕事をする上で、私たちにはそれぞれの目的や目標があることでしょう。

 

 

目的とは、「私たちが何を求めて、何を望んで仕事をしているのか?」、その背景や理由のことです。

 

例えば、「お客さんの笑顔が見たい」や「仲間と一緒に楽しく働きたい」といったものが挙げられます。

 

 

一方で、目標とは、その目的を実現するための具体的な数字や期限を設定することです。

 

例えば、「売上げを毎月500万円達成する」や「自分の年収を500万円にする」といったものになります。

 

 

しかし、これらの目的や目標は、本当に私たちが心から望んでいるものでしょうか?

 

また、その思いを仲間と本当に共有しているでしょうか?

 

 

ここが結構大切です。

 

 

例えば、あるお店の社長さんが、「沢山のお客さんに喜ばれる仕事で、楽しく働きたい」という目的を持っていたとしましょう。

 

そのための目標として、「売上げを毎月500万円」と設定しました。

 

しかし、スタッフさんたちは、「一人ひとりのお客さんに合わせて喜んでもらいたい」との思いから、「毎月の売上げを300万円」という目標を挙げていたとしましょう。

 

 

このように、社長さんとスタッフさんの目的や目標が微妙に違っていたとしたら、お店一丸となって目標達成を目指すことが難しくなります。

 

逆に、目的と目標が共有されていれば、お店全体で一致団結して、その目標を達成するための努力ができるのです。

 

 

 

では、小さなお店の社長さんやスタッフさんは、目的と目標をどのように設定し、共有していけば良いのでしょうか?

 

 

 

◆まずは、定期的なミーティングを設け、「目的と目標の共有の場を持つこと」が大切です。

 

それぞれが思う目的や目標を発言し、それをベースに議論を深めて行きましょう。

 

 

◆次に、「共有した目的や目標を明文化し、お店の見える場所に掲示すること」です。

 

そうすると、常にそれらを意識することができるでしょう。

 

これにより、日々の業務の中で、目的や目標に沿った行動がとりやすくなります。

 

 

◆最後に、「目的や目標に対する達成度を、定期的にチェックすること」です。

 

そして、必要に応じて見直しましょう。

 

これにより、常に最適な目的や目標を掲げて、それを追求することができます。

 

 

 

小さなお店ほど、目的や目標をしっかり共有することが大切です。

 

このことでお店全体が一つの方向を向き、より良いサービスや業績を実現できると確信しています。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

介護施設さんの『デーサービス』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

介護施設さんが、『デーサービス』をおすすめしている店頭看板です。

 

特に、『入浴とお食事』を中心にお知らせしています。

 

これも必要な内容です。

 

その前に、『デーサービス』そのもののことも伝えてみたいと思います。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>デーサービスセンター

>入浴・・・

>おひとりおひとりのカラダの状態に

>応じ安全な入浴をお手伝い致します。

>お食事・・・

>柔らかく調理され、味はしっかり、

>塩分は控え目、具だくさんおみそ汁

>で満足が得られます。

>『電話番号』

 

 

→誰に呼び掛けるのかが、重要です。

 

→今回は、『介護される方よりも介護する方』に焦点を当てたいと思います。

 

→例えば、『できれば自宅でのお世話を続けたいあなたに』

 

→そして、『しかし日々のお世話が続くと、さすがに疲れて来ることはないですか?』

 

→このように、焦点を当てた方に共感します。

 

→そうすると、こちらの話を聞き入れてもらいやすくなるのです。

 

→その上で、『デーサービス』につなげて行きます。

 

→最後は、行動の促しも忘れずに!

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(介護施設のデーサービス)

できれば自宅でのお世話を続けたい
あなたに
しかし日々のお世話が続くと、さす
がに疲れて来ることはないですか?

体の負担や精神的なストレスなど、
気になることは山積みですよね。

そんな時は、『デーサービス』をご
利用ください。一人で悩むより専門
家と話をすることで、多くの介護の
悩みごとが解決します。

最初はデーサービスを嫌がる方もい
ますが、少しずつ慣れてくるとそれ
が楽しみに変わることも多いです。

まずは、どんなことで困っているの
か、お聞かせください。一緒に最適
なサービスを見つけましょう。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→『デーサービス』の説明をすることも大切ですが、『どんな良い結果があるのか?』に気付かせてあげることが今回のポイントです。

 

→悩みごとがあると、目の前のことだけしか見えません。

 

→しかし、それでは根本的なことは解決しにくいのです。

 

→そうではなく、ちょっと先の良い結果が見れると、それが目標になるので、気持ちがとてもラクになります。

 

→そうすると、行動もやりやすいのです。

 

→そこまでの流れをお膳立てしてあげてくださいね。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

上司が部下とコミュニケーションを取る時、「これはあなたのために言っている」と思いながら、指導やアドバイスをすることがあります。

 

しかし、「それが実際には部下のためになっているのか?」、疑問に思うことが多いのです。

 

 

では、上司が部下に指導やアドバイスする時は、どのようなことを意識すればいいのでしょうか?

 

それは、「相手のためと考えるのでなく、相手になって考えること」が重要になります。

 

 

 

先程の「これはあなたのために言っている」という考え方の背景に、真摯な気持ちや相手を思いやる気持ちがあることは間違いありません。

 

しかし、問題はその指導やアドバイスが、本当に相手のためになっているのかどうかが疑問なのです。

 

 

 

例えば、次のような上司と部下のコミュニケーションを考えてみましょう。

 

部下に家族が増えたことを、上司が知ったとします。

 

 

この時の上司のアドバイスは次の通りです。

 

◆「家族が増えたのだから、もっと仕事をして、家族を喜ばせなければいけないね」

 

この背景には、上司が経験した高度成長期の考え方や仕事を重視する価値観があります。

 

 

しかし、部下の考え方や価値観は、次のように違うことが多いです。

 

◆「家族が増えたので、もっと家族との時間を増やしたい」

 

このように、価値観が異なると、同じ事実を前にしても感じることや考えることが違います。

 

 

 

ここで大切なことは、相手の立場や価値観を理解し、それを尊重することです。

 

そのためには、「相手のためと考えるのではなく、相手になって考えること」がコミュニケーションのカギとなります。

 

そうすると、相手の視点で物事を考えることができるので、「相手が何を大切にしているのか?」、「どんな変化を望んでいるのか?」を感じ取ることができるでしょう。

 

 

もちろん、すぐに相手の気持ちを理解するのは難しいこともあります。

 

その時は、触接質問することが必要です。

 

 

例えば、

 

◆「家族を持って、何が一番大切だと思う?」

 

◆「家族が増えたら、何が一番したい?」

 

といった質問を通じて、相手の立場になって考えやすくなります。

 

 

結局のところ、相手のために指導やアドバイスをする際は、自分の価値観やルールを押し付けるのではなく、相手になって考えることが大切です。

 

それが真の意味の「相手のため」になると思います。

 

そして、そのようなアプローチをとることで、相手も納得しやすく、結果として良好な関係を築くことができるのです。

 

 

最後に、上司のこれまでの経験による価値観やルールは大切になります。

 

しかし、それを部下に押し付けるのではなく、相手を理解し、相手になって考えることで、より深いコミュニケーションを実現できるのです。

 

ここが意識できると、風通しの良い職場環境になりますよ。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

飲食店さんの『食べるスープ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

飲食店さんが、『食べるスープ』をおすすめしている店頭看板です。

 

どちらか言うと、商品中心のお知らせになっています。

 

これをお客さん中心にしてみたいですね。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>具だくさんのスープはいかが?

>『店名』

>・焦がしペッパーの焼きバーグシチュー

>¥610

>・サーモンと鶏肉のクリームシチュー

>¥610

>お飲みもの、スイーツのみの

>ご利用も歓迎します!

 

 

→まずは、オススメしたいお客さんをハッキリさせます。

 

→例えば、『仕事が忙しく、最近ちょっと疲れぎみのあなたに』

 

→次は、望みを叶える問い掛けをします。

 

→例えば、『できれば簡単にスタミナを補給したいと思いませんか?』

 

→この後、解決策としての商品を紹介します。

 

→具体例を出して、最後は行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(飲食店の食べるスープ)

仕事が忙しく、最近ちょっと疲れぎ
みのあなたに

できれば簡単にスタミナを補給した
いと思いませんか?

そんな時は、「具沢山の食べるスー
プ」がおすすめです。

◆焼きバーグシチュー
しっかりとした食感のバーグに、濃
厚なシチューソースが絡む一品
◆サーモンと鶏肉クリームシチュー
サーモンの深みと鶏肉の柔らかさが
絶妙にマッチして心も体もほっこり

お昼休憩で気分転換したいと思った
ら、ぜひお召し上がりください。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→お客さん中心に考えると、呼び掛けや問い掛けでお客さんに近づくことが今回のポイントです。

 

→呼び掛けや問い掛けでお客さんに近づいてから、商品を伝えることを意識しましょう。

 

→そうしないと、お客さんとの間に距離感がある場合は、こちらの話を聞いてもらえません。

 

→この辺りが意外と理解していないお店が多いです。

 

→ちょっと意識するだけで、反応が変わることを実感できると思います。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則