小さなお店ほど、目的と目標は一緒に働く仲間と共有しよう! | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

小さなお店を運営している皆さんに。

 

仕事の目的と目標を、働く仲間としっかりと共有できていますか?

 

今回のブログでは、その大切さについて書いて行きたいと思います。

 

 

仕事をする上で、私たちにはそれぞれの目的や目標があることでしょう。

 

 

目的とは、「私たちが何を求めて、何を望んで仕事をしているのか?」、その背景や理由のことです。

 

例えば、「お客さんの笑顔が見たい」や「仲間と一緒に楽しく働きたい」といったものが挙げられます。

 

 

一方で、目標とは、その目的を実現するための具体的な数字や期限を設定することです。

 

例えば、「売上げを毎月500万円達成する」や「自分の年収を500万円にする」といったものになります。

 

 

しかし、これらの目的や目標は、本当に私たちが心から望んでいるものでしょうか?

 

また、その思いを仲間と本当に共有しているでしょうか?

 

 

ここが結構大切です。

 

 

例えば、あるお店の社長さんが、「沢山のお客さんに喜ばれる仕事で、楽しく働きたい」という目的を持っていたとしましょう。

 

そのための目標として、「売上げを毎月500万円」と設定しました。

 

しかし、スタッフさんたちは、「一人ひとりのお客さんに合わせて喜んでもらいたい」との思いから、「毎月の売上げを300万円」という目標を挙げていたとしましょう。

 

 

このように、社長さんとスタッフさんの目的や目標が微妙に違っていたとしたら、お店一丸となって目標達成を目指すことが難しくなります。

 

逆に、目的と目標が共有されていれば、お店全体で一致団結して、その目標を達成するための努力ができるのです。

 

 

 

では、小さなお店の社長さんやスタッフさんは、目的と目標をどのように設定し、共有していけば良いのでしょうか?

 

 

 

◆まずは、定期的なミーティングを設け、「目的と目標の共有の場を持つこと」が大切です。

 

それぞれが思う目的や目標を発言し、それをベースに議論を深めて行きましょう。

 

 

◆次に、「共有した目的や目標を明文化し、お店の見える場所に掲示すること」です。

 

そうすると、常にそれらを意識することができるでしょう。

 

これにより、日々の業務の中で、目的や目標に沿った行動がとりやすくなります。

 

 

◆最後に、「目的や目標に対する達成度を、定期的にチェックすること」です。

 

そして、必要に応じて見直しましょう。

 

これにより、常に最適な目的や目標を掲げて、それを追求することができます。

 

 

 

小さなお店ほど、目的や目標をしっかり共有することが大切です。

 

このことでお店全体が一つの方向を向き、より良いサービスや業績を実現できると確信しています。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則