先日、
「keep」を使った
「〜に入るな」という表現
を、実際のイギリスの看板を使ってご紹介しました。
その記事↓
この記事の中で
keep out of
keep off
という2つの表現があって、
その違いをご紹介したところ、
読者さんからメールをいただきました。
ありがとうございます!
中学生のお子さんであれば
前置詞はたくさん疑問があることでしょう・・・
でも前置詞って、ほんとに奥が深くて難しくて
英語の上級者になっても使いこなすのは至難の技です。
私も、まだまだ全然使いこなせていません。
なので、今後も研究を続けていって
メールでシェアさせていただきますね!
give, get, takeなどの基本動詞は
前置詞との組み合わせで、
ほんとに意味わからんほど変化しますよね
take off: 出かける
take in: 子供を引き取る
take out on:八つ当たりする
とか。
これ、最近私が見返している
ドラマ『SUITS』で
出てきたと記憶している
takeの表現のほんの一部なんですが。
さらに言うと、
take in
ひとつとっても
1. 取り入れる
2. 雇う
3. だます
4. 理解する
5. 服の丈を詰める
とか、ほんとにいろんな意味があります。
「こんなの全部覚えられんわー!」
って感じですが、
そもそも定義を全部覚えようとするのが間違い。
そうではなくて、
たとえば「take in」であれば、
それが表す世界観、コアイメージを
なんとなく持っておくことがすごく大事です。
そのためには、日常的にたくさんの英語をインプットして
「この表現はこういう場面で使う」という事例を
自分の引き出しにたくさん入れていくことです。
その積み重ねではないかなと思います。
翻訳者になることが目標でいらっしゃるのですね。
であれば、こういう地道な積み重ねは
特に大事だと思います
引き出しの中身が豊富であればあるほど、
翻訳の時にいい訳語をひねり出すのに役立ちます。
というわけで、頑張ってくださいね!
またメール、お待ちしています。
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