ただ単に英語がペラペラ話せることに、もうそれほど価値はない。 | アメリカ産天然夫との国際結婚の日常。通訳翻訳者・英語コーチのエバンス愛のブログ

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通訳、翻訳、英語教材制作、英語コミュニティ運営をしています。The Economist(英雑誌)をヒーヒー言いながら毎日読んでます。英語オーディオブック聞いてます。
高い英語力と大和魂を持って、日本の素晴らしさを海外に伝える人をたくさん育てるのが目標です!

去年上海に行ったとき、大量のお茶を買ってきたんですが、

今日はその時の話を。

 

 

 

上海関連の記事:

 

大都会上海では、若者はオシャレでお年寄りはハイテクだった。

日本では考えられない、上海の地下鉄で流れていたコマーシャル

しれっとプロパガンダを埋め込む上海のバラエティ番組

 

 

 

 

私、中国語は全く話せないんですけど、

だからと言って日本語や英語が通じるところばっかり

ウロウロしても面白くない!

 

 

ということで、中国茶が好きなので

お茶の問屋街に行ってみたんです。

 

 

 

「天山茶城」。上海中心街から地下鉄で行けます。

 

 

 

建物全部がお茶の問屋さんになっています。

 

どのお店がいいかとか、

何も下調べせずに行ったんですが・・・

 

 

 

こんな感じで、ひたすらお店が並んでいる。

 

 

 

ふと目についたお店の茶葉を見ていたら、

かわいい女性の店員さんが笑顔で何か話しかけてくる。

 

でも、中国語なのでさっぱりわからない。笑い泣き

 

 

 

すると、片言英語で

「Try?(試飲しませんか?)」

と座るよう促してくれました。

 

 

 

 

 

このお姉さんが、いろんな茶葉の試飲をさせてくれました。

 

 

 


後から調べたら
日本語や英語が通じるお店もあるようですが、
私が入ったお店は、中国語オンリーでした。

 

 

 

でも、欲しい茶葉の種類とか、淹れ方とか

聞きたいことがたくさんある!!

 

ということで、

iPhoneの翻訳アプリで会話してみたら、

案外ちゃんと意思疎通できました。

 

 


お姉さんも、自分のiPhoneの翻訳アプリで
中国語を英語にして

いろいろと私たちに説明してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

いろんなお茶を試飲しまくって、

お腹タプタプしてきたのですが、せっかくなので

 

「何かお姉さんのお勧めの茶葉ありますか?」

 

って聞いてみました。

 

 

 

すると、流行りのお茶ということで

こんなのを出してくれました。

 

 

 

 

 

小青柑茶。

かわいいですよね。

 

 

 

 

 

 

小さい青みかんの中身をくり抜いて

そこにプーアル茶が入っています。

 

 

 

 

で、どうやって飲むかというと、

 

 

 

こうやって、湯呑みにまるごと入れて

熱湯を注いで、飲みます。

 

 

 

 

お姉さんが、翻訳アプリで

「何度でもお湯を入れて、一日中飲めますよ」
「喉が痛いときによく効きます」

 

と教えてくれました。

 

 

 

形状がオシャレでおもしろいだけでなく、

みかんの匂いがふわ〜っとして、美味しかったので

買って帰りました。

 

ほかにも、全部で5種類くらい買ったかな?

 

 

おいしいお茶がたくさん買えて、

大満足でした。

 

 

 

これが入るサイズの湯呑みがなかったので、コーヒーカップに入れてみた。

 

 

 

ほんとに、何度もお湯を入れて

一日楽しめました!!

 

 

 

上海の外灘地区のライトアップは超ステキでした。

 

 

 

私は、ヨーロッパに旅行することが多いせいか

「英語が全く通じません!!」

みたいな人と接する機会って

今まであまりなかったんですよね。

 

 

だから、こうやって翻訳アプリで会話するのも

ほぼ初めてでした。

 

でも、全く言葉が話せなくても

普通に個人旅行をして、買い物を楽しめることにちょっと驚いたし、

便利な世の中になったものだと思いました。

 

 

 

 

つまり、私たちは普通に旅行するくらいなら

外国語なんて話せなくても、なんとかなるんですよね。

 

こういう翻訳アプリの性能は

これからもますます上がってくることでしょう。

 

 

 

となると、どうしてこの便利な世の中で

あえて外国語を勉強する必要があるのでしょう?

 

 

 

 

 

 

私自身は、外国語を学ぶことを通じて

 

・自分は日本人であるというアイデンティティを再認識したり

・日本人のものの考え方や論理を客観的に見つめたり

・自分の「これが当たり前」という思い込みに気づいたり

 

できるという価値があると思っています。

 

 

 

ただ単に英語がペラペラに話せることに、

もうそれほど価値はないと私は考えています。

 

だって、その辺の中途半端な学習者より

機械の方が上手に話せるのだから。

 

 

 

 

そうではなくて、

外国語学習を通じて

 

私たちが忘れかけている「日本人らしさ」を思い出したり、

国際人としての教養が身につくような学び方を

私はしたいと思っています。

 

 

 

 

語学ができるほどだんだん馬鹿になる?

 

 

 

でも書きましたが、

外国語が話せるだけでは、たいした武器にはなりません。

 

 

身につけた外国語で「何を語るか」という、

その人の教養や魅力が大事なのであって、

私はそれを外国語を通じて身につけていきたいですし、

 

そういう仲間が増えていったらいいなと思っています。

 

 

 

 

 

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