覚えた単語や熟語を絶対に忘れなくする方法 | アメリカ産天然夫との国際結婚の日常。通訳翻訳者・英語コーチのエバンス愛のブログ

アメリカ産天然夫との国際結婚の日常。通訳翻訳者・英語コーチのエバンス愛のブログ

通訳、翻訳、英語教材制作、英語コミュニティ運営をしています。The Economist(英雑誌)をヒーヒー言いながら毎日読んでます。英語オーディオブック聞いてます。
高い英語力と大和魂を持って、日本の素晴らしさを海外に伝える人をたくさん育てるのが目標です!

先日、松本道弘先生のセミナーがありまして、
いつも松本先生関連の教材作成を手伝ってくれている
NO BORDERSの有志のメンバーさん2人と一緒に受講しました。

 






その時に、松本先生が言っていたのは

「英語は単語だけで覚えても絶対に覚えられないから、
 文章でその場面をまるごと覚えなさい」


ということでした。
特に、句動詞(熟語)はそうだ、と。




今日のセミナーで出てきた表現のひとつが

pull oneself together

でした。


単語自体はどれも簡単なのに、
知らなかったら意味は分からないですよね。


この表現は

「しっかりしなさい」

 

 

「シャキッとしなさい」

という意味です。




でも、

「pull oneself together:『しっかりする』」
「pull oneself together:『しっかりする』」
「pull oneself together:『しっかりする』」


 ・
 ・
 ・

っていう覚え方をしても、
絶対すぐに忘れるじゃないですか?滝汗

だから、文章で覚えないといけないんです。







昨日、

「単語を覚えても、自分でその単語を使える気がしません。
 とっさの場面でその単語が使えるようになるには、
 どうしたらいいのでしょうか?」


というご質問をちょうどいただいたのですが、
その答えは、

「文章でまるごと覚えること」

です。



もっと言うと、文章を丸暗記するというより、

「その場面の空気感ごと覚える」

という感じです。




pull oneself togetherという表現ですが、
最近私が見ているドラマでも、ちょうど出てきました。


最近、『私はラブ・リーガル』というドラマを
huluで見ているという話を

何度かこのブログでも書いているのですが。

 

 

 

 

このドラマについて書いた記事:

 

あなたはもっと自信を持っていい。(Don't sell yourself short!)

深キョンの婚前契約の記事から英語とフランス語を学ぶ。


 

 

英語がわかりやすく、会話が多いドラマなので
英語の勉強に私は好んで活用しています。

(ただし、huluでは英語字幕がないので
 字幕がなくても英語が分かる上級者向け)

 

 

 

 

 



主人公のジェーンは、弁護士です。


法廷での裁判中、ジェーンは

感情が抑えられず泣いてしまうのですが、
でも実は、とある意図があって嘘泣きをしています。

 

 

嘘泣きをしていると、
判事にこう叱られるシーンがありました。


"Turn off the waterworks and pull yourself together."


turn offというのは、「スイッチを切る」という意味ですが
waterworks(水道)という単語が後ろにあるので、
「水を止めなさい」、
つまりは「泣くのをやめなさい」ってこと。


だから、
"Turn off the waterworks and pull yourself together." は

「泣くのはやめて、しっかりしなさい」
ということです。


その判事はジェーンの友人でもあり、
ジェーンのことを心配しているのですが
仕事中なので、厳しく接する必要があり
「しっかりしなさい!」と彼女を叱ります。



私は、

"pull yourself together"

という英語を聞いたとき、

法廷でのジェーンの泣き顔と、判事の厳しい顔と
その場の空気感がセットで蘇るのです。


すると、
もうその表現を忘れることはないんですよね。







このように、覚えたい単語や熟語があるときは
その単語だけ、熟語だけで覚えるのではなく、
その単語や熟語が実際に使われているシーンに出会って
その空気感ごと覚えてしまう
ことです。


そうすれば、忘れることはありません。



あるいは、自分で実際にその単語や熟語を
使っている場面を想像することです。

もっといいのは、実際に使ってみること。



そうしたら、その単語だけ、熟語だけ、
っていう勉強にはなりませんよね。

その単語や熟語を使った文章を作らないといけないし、
使う場面(シーン)も創作しないといけません。




たとえば、あなたが友達に
「pull yourself together」と言って
励ますシーンを想像してみましょう。


その友達は、どうして落ち込んでいるのか?
pull yourself togetherの前後には何と言うのか?

そこまで想像して、
実際にそういう場面があったら
使えるように準備するんです。


そうすれば、その空気感ごと記憶できるので、忘れません。



というわけで、今日は
なかなか覚えられない単語や熟語の覚え方について、
松本道弘先生のセミナーの内容から話してみました!

お役に立ったら幸いです。

 

 

 

 

 

私のダメダメ英語遍歴えーん、通訳になるまでの英語勉強法やメモ

夫のマイクとやっている英語コミュニティにご興味があったら、

まずはメール講座に登録していただけると嬉しいですラブラブ

すでに5000人以上の方にお読みいただいています!

 

独学で英語を身につけ、英語を武器に仕事ができるようになった秘密

 

 

 

まじかるクラウン人気記事乙女のトキメキ おすましスワン アメリカ人の夫マイクの日本語力編(更新中)
ぽってり苺 アメリカ人夫のマイクってこんな人編(更新中)
ぽってりフラワー 過去の失敗談・痛い話編(更新中)

 

ゆめみる宝石 私がTOEIC500点から通訳になるまで実践した具体的な英語学習法を公開中キラキラ
  →エバンス愛の英語が身につく独学英語ブログ