先日の記事で、
イギリスの街中で私が見つけた
"keep"が含まれる看板をたくさんご紹介しました。
その記事はこちら↓
その時にも書いたのですが、
keepの日本語の訳し方が
そのたびごとに全然違う!!
基本単語なのに、難しいな〜
と思っていました。
で、今日の記事のタイトルの
「〜に入らないでください」を
Don'tを使わず答えよ。
という質問なんですが、
先日の記事を読んでくださった方なら
答えはわかるはず。
答えは・・・
PLEASE KEEP OUT OF THE WATER
(池に入らないでください)
PLEASE KEEP OFF THE GRASS
(芝生に入らないでください)
で・・・
気になりません?
この、out ofとoff。
PLEASE KEEP OUT OF THE WATER
(池に入らないでください)
PLEASE KEEP OFF THE GRASS
(芝生に入らないでください)
どっちも同じ
「入るな」
なのに、
なぜ一方はout ofで
もう一方はoffなのか、
あなたは説明できますか?
ええっと・・・
offは「離れて」で
out ofは「外に」だから・・・
という考え方もあるのですが、
(で、それで間違ってはないのですが)
なんか、どっちつかずでモヤっとしません?
このoffとout ofの
めちゃくちゃ簡単な使い分けを
夫のマイクが教えてくれました。
「"off"の反対は?
"on"だよね。
芝生に入っている状態は
on the grass(芝生の上に立ってる)
ってこと。
だから、その反対は
off the grassになる。
じゃあ、"out of"の反対は?
"in"でしょ?
池に入っている状態は
in the water(水の中にいる)
だね。
だから、その反対は
out of the waterなんだよ」
ちょっと〜!!
うちの夫、
めちゃくちゃ賢いんですけど!!
(※ネイティブにとっては普通なのかもだけど、
普段は、文法の質問をしても
全く頼りにならないので・・・)
たまにはいいこと言うよ!
でも、私の日本人脳では、そもそも
「〜に入らないでください」は
・Don't go in
・Don't enter
とかが、先に思い浮かんでしまって
keepを使うという発想にはなかなかならない
こういうkeepとかの基本単語を
もっと上手に使えるようになるために
ますます修行に励もうと思いました!!
師匠の松本道弘先生にちょっとでも
近づけるように。
★余談★
keep outという表現は
実はイギリス英語で、
アメリカ英語では
stay outの方が一般的ですよ〜。
同じ英語でも、いろいろ違っていて
面白いですね。
イギリス英語とアメリカ英語の違いは
この記事でも解説しました!
↓
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