ども、あぐりんです。

 

「間取りのビフォーアフター」シリーズも今回で6回目。

 

たった一つのプランについて6回目でようやく2階になるという展開の遅さなんだけど、でもさすがにドラゴンボールよりは早いでしょ(笑)

 

そだそだ、ドラゴンボールで思い出したんだけど、

僕は以前それこそ世界中の誰もが知っている漫画の大先生の家の間取り・デザイン提案をしたことがあるんだけどさ。

 

さすがに僕なんかが恐れ多いって思ったんだよね、そんな大先生にデザインとかって・・・。

 

でもね、本当に意外と細かい所まではわかってなくて、

というかその先生の奥様のほうが当初全然わかってなくて。

 

結果的にはようやくこれでイメージついた、

実感がわいてきたって言ってたくらいわかってないもんなんだよ、図面とかではね。

 

その時にいたく感動してもらって、

先生の車に積んであったその漫画のキャラクターの超レアなグッズ(フィギュアとか)を段ボール箱一杯に詰めて手渡しで頂いたんだよね。

 

帰宅してから息子たちも超大喜びでそのグッズを奪い合ってた(笑)

 

まぁそのくらい家ってイメージするのが難しいし、

イメージしてるってレベルも個人差があるしさ、

ましてや夫婦間でもそういうのとか温度差で随分変わるわけで。

 

夫婦間でさ、全然家の好みやこだわりとかが違って揉めてることが割りと多いんだけどね、あれね、実は提案してる側の責任でもあるって思ってる。

 

 

あああ・・・また話が逸れてしまったので、

この話はまた別枠で話すぞいぞい。

 

 

んで「間取りのビフォーアフター」その6は2階の間取り編ね。

 

改造してリノベーションした2階の間取りとポイントがこちら↓

 

 

で、ビフォーのものがこっちね↓

 

 

 

間取りの縮尺サイズが合ってなくてズレてるけど、

大きさはほぼ一緒なんだよ。

 

むしろアフターのほうが延床は若干減ってる。

 

というわけで2階編も行ってみますか。

 

【変更後の間取り2階】

 

⑫「階段室の窓を開口&縦すべり出し窓に」

 

・元プランは一間の幅がある大きいサイズの窓が付いていたけど、

FIXで開閉できないものだった。

・じゃあ同じ幅の引違い窓にすればいいじゃんってのがあるけど、あえて縦すべり出し窓の細い窓を付けた理由は北側の隣家に配慮してのもの。

・隣家からしたら自分ちの南側に向かってデカい窓がたとえ曇りガラスであっても付いてるのってね、心理的に気持ちよくはない。

・だから北側の隣家との人間関係を面倒なことにしたくないのなら、こちらは配慮してるという意志を縦すべり出し窓程度で表現すべき。

・それにね、北側だから安定した光は入ってはくるものの、あくまでここは風抜け用としてあればいいと思う。それに縦すべり出し窓でも採光もそこそこ確保できるしね。

・さらにこの開き方(左吊り元)にしたのは道路方向に目線が抜けるからなんだよね。

 

 

⑬⑭⑮「扉の開きを室内側に」

 

・これは元プランのところでも書いたけど、基本扉は居室側に開くのがセオリー。

・⑬の引き戸は下に910ズラしたところに付けてもよかったんだけど、そうなるとドア・ドア・ドアと3枚並ぶことになるから離しただけ。

 

 

⑯「3枚の縦すべり出し窓」

 

・この北西の角部屋はまず「夏暑くて冬寒い」位置。

また元プランでも西と北に窓を取っていたけど実は通風はあまり良くない。

・そこで南側の子供部屋との間仕切りを無くし、当面は一部屋として広く使えるようにしておいた。

・その際に真ん中に収納があったので各部屋の端に収納を持っていったんだ。

・これなら将来区切る場合も壁だけ付ければいいし、そもそも壁ではなく家具で仕切ることだってできるよね、収納はお互いの部屋で確保しつつ。

・で、西面の窓を縦すべり出し窓にしたのは西面のファサードを良くするためでもあったんだけど、それよりも通風を良くするためでもあるんだ。縦すべり出し窓は通称「ウインドキャッチ」と言って、窓を開けておくとこの間取りで言うと南からの風をキャッチして室内に取り込むことができるんだ。

・風は基本南北方向に流れるから、これが引違い窓だとなかなか風って入ってこないんだ。そのために縦すべり出し窓にしている。

・ここで気になるのが西日だけど、本来は遮熱ガラスを付けたほうがいいよね。サッシとしての開口は西面は一間分(元プランは一間の引違い窓x2)開いているので元プランとは変わっていないんだけど、こうすることで随分変わる。

・また間仕切りをした場合、南側の部屋の西面の窓は縦すべり出し窓1枚になるので、南側のバルコニーの掃き出し窓との組み合わせを考えると十分になる。

 

 

⑰「収納を端に配置し間仕切りを無くす」

 

・これは⑯のところでも書いたとおり。

あと、収納の奥行きを910→682にして幅を1820にしたことで子供部屋の「クローゼット」としてはちょうどいい奥行きになるし、ハンガーの長さも元プランより455も長くなったので収納量も結果として増えたことになった。どちらも収納のぞいて5.25帖ね。

 

 

⑱「1階の玄関庇とデザインを兼ねたフラワーボックス」

 

・普通のフラワーボックスだと取ってつけたような金物のものが多いんだけど、ここは玄関庇も兼ねる意味で構造体から出したフラワーボックスにした。

・ここにアイビーやお花とかのプランターを置くと外観から見ても部屋の中から見てもちょっとグリーンが見えてかわいいよね。

 

 

⑲⑳「掃き出し窓と縦すべり出し窓」

 

・子供部屋のほうの掃き出し窓は部屋から見て真ん中(収納含めて)に付けてあげることでバランスも良くなるのと南北の風も流れやすくなる。

・寝室(南東の部屋)は横長のため一間の掃き出し窓以外にもう一枚縦すべり出し窓を付け、部屋の南東角付近の採光と通風を考えた。

・縦すべり出し窓の開き方は道路方向を向けておけば、東隣の隣家の目線はカットできるので右吊り元を選択したよ。

 

 

㉑「バルコニーの幅を1階の勝手口の庇を兼ねるまで延長」

 

・新しく南面に付けた勝手口ドアの庇を兼ねるためにバルコニーを横に伸ばした。

・また2階の寝室と子供部屋の室外機置き場をこのバルコニーに置くことを想定した目的もある。元プランだと寝室の室外機をバルコニーに置くと邪魔になってかなり通りにくいので、改造プランでは子供部屋・寝室の室外機を端に置いてもバルコニー通路の邪魔にならないように広げた。

 

 

㉒「縦すべり出し窓に変更し風抜けと目線カット」

 

・これは西面の⑯の窓のところと同じ要領ね。

・特に寝室の窓は南側に十分取っているため東面にも一間の引違い窓は要らない。また外観は道路からは見えないため、100歩譲って半間の引違いでもいいかな、コストダウンとしてね。書斎のところも。

 

 

㉓「書斎の出入り口と本棚」

 

・元プランでは書斎の出入り口が左端にあり、通風も動線もとても悪い状態でした。出入り口を真ん中にすることで左右に壁ができ、そこに本棚と机を置くことで書斎スペースをより広く使えるようになった。

・また真ん中を出入り口にすることでウォークインクローゼットのドアを開けておくと通風も良くなるため、これで埃っぽいことはなくなるよ。

・あと書斎にはホールへ出られる引き戸をつけたけど、これは寝室を通らずに書斎に行けるようにもできるという提案ね。

・ここに引き戸があれば、例えば夜遅く帰宅した時、寝室で寝てる人の前を通らずに書斎からウォークインクローゼットに行って着替えできるよね。

・書斎は2.5帖→3帖に広くなりました

 

 

㉔「ウォークインクローゼットの拡大と通風窓」

 

・㉓でも触れたけど寝室からの通風をスムーズにするために、

一直線で風が抜けるよう窓を北に付けた。

ただし服もかけるからあまり大きな窓はつけないほうがいいことと、北側の隣家の配慮も考えてサイズは最小限にしておきたい。

・ウォークインクローゼットも書斎と同じく2.5帖→3帖に大きくなった。

 

 

とまぁ、こんな感じで2階編はこれで終了。

 

1階、2階見てもらうとわかるんだけど、

間取りがスッキリ見えると使いやすそうって感じるんだ。

 

ようするに「シンプル」であればあるほど、

人は無意識に「簡単」とか「スッキリ」とか「使いやすい」って感じる性質がある。

 

そしてそれこそが「デザインする」っていうんだよ。

 

んでね、シンプルにすると他のアイテム、例えば家具とか植樹とかね、そういったものが合わせやすくもなるし引き立て合うことにもなる。

 

 

んで以上のことを踏まえての今回の外観はこうなったんだ。

 

左:ビフォー

右:アフター

 

 

 

こんなわけで次回からは内観、インテリア編にいくから楽しみにしててね。

 

 

んじゃまたこのへんでー

 

 

一応「間取りのビフォーアフター」のまとめは↓ね

 

「なんということでしょう」間取りのビフォーアフター その1

「なんということでしょう」間取りのビフォーアフター その2【赤入れ編】

「なんということでしょう」間取りのビフォーアフター その3【赤入れ編2F】

「なんということでしょう」間取りのビフォーアフター その4【改造プラン編1】

「なんということでしょう」間取りのビフォーアフター その5【改造プラン編2】

「なんということでしょう」間取りのビフォーアフター その5(改)【改造プラン編2】1階編

AD