”愛に生きる”を応援する、土居一江です。
先日、87歳の母が棚の上に有るものを取ろうとして
足元がおぼつかないでよろめきました。
近くにいた娘に、
「ばあちゃんの足元のもの、どかしてあげてくれる?」
と頼みました。
娘は、すぐに私の予想を超えた片付けてくれました。
それは、
祖母がケガをしないような配慮だと思え、
私は、「やさしい~」と言いした。
母は、「えらい!」と言いました。
母(祖母)は、娘(孫)をほめたのでしょう。
しかし、客観的に見ていた私は、
妙にその違いについて、感じてしまったのです。
そこじゃないんだなーーー。
私が娘なら、
「やさしいね~、ありがとう」と
言われたいんだな~思ったのです。
祖母のために
自分がやっていることの手を止めて、
身体を動かしたのです。
もちろん、その心持ちを汲んでの
「えらい!」だと思うのですが、
私は、心に対して、
心で返して欲しかったのですね。
思い返せば、
母は、私の行動に注目して
悪いとか、足りないとか、ダメだとか
教えてくれることが多かった気がします。
それは、
私がもっとよりよく動けるようになるための
母の愛だとは今はわかるのですが、
私には、何をやってもダメで
怒られると感じていました。
たしかに
行動は取るに足らなかったかもしれません。
しかし、
うまくいったか、ダメだったかという
表面の行動ではなく
動こうと思ったその 想い(考え・気持ち)に
もっとふれて欲しかったのだと思います。
どうしてそうしようと思ったのか。
うまくいかなかったときには、
ほんとはどうしたかったのか
ほめられても同じことを感じるのだなーと
改めて思った次第です。
よく、ドラマなどで、
思春期の子が、
お母さんは、ちっとも私の事なんて
わかってない!!!
と怒る場面がありますが。
あれは、
行動の良し悪しばかりに注目して
その奥にある 想い(考え・気持ち)に
ふれられないからなのだと思うのです。
(思春期の子は本質を突く発言をするねー)
もしかしたら母の時代には、
『想いよりも行動』が大事だったのかもしれません。
でも、そんな母に育てられたから
『行動よりも想い』に
注目することの大事さを感じているのかな。
じゃあ、いいのか(笑)
【おまけ】
先日、夕食を持って、認知症の母の所へ行ったとき、
「こんなこと中々できないよー。
こんな風に誰もしてくれないもの。
うれしくて涙がこぼれる~~」と
泣き始めた母は続けてこう言ったのです。
「いくら姉妹といえどもね~~」
妹じゃねーし!
近藤春菜ばりに叫びたかったよね(笑)
「そうなの?」と言った私は
えらいすぎる~~~(笑)
今年も、宿題記事をまとめてみましたー。

【8月のZoom開催】9時半~
20時45分~
8/27(金) 話を聴き 力を見つける会
【パワーアドキッズスペース】
9月13日(月)10時~12時
場所:相鉄二俣川駅徒歩15分のケアプラザ&畑
車 可
参加費:親子で1000円
大人だけ、子どもだけの参加も大歓迎
畑活は月曜日に開催しています。
お部屋が確保されていませんが、
ぜひおいでくださいな~。
大人だけも子どもだけも大歓迎です~。
大人、子ども、親子ともに
1回1000円、1カ月2000円
相鉄二俣川駅より徒歩15分
アドラー心理学をベースに横浜で活動しています。
思春期、反抗期、イヤイヤ期、不登校、宇宙人!?も
子どもに愛100% 自分に愛100% で
自分も子ども安心して自由に信頼し合って
仲良く生きていきませんか~?
生きるのがラクになるメールマガジン
ご登録はこちら
わかりやすい、面白い、元気が出ると好評です
文庫本
- アドラーおばあちゃん/リンダパブリッシャーズ
- ¥690
- Amazon.co.jp
- ◆ 2冊とも内容は同じです◆
- 新書判
- 日本一わかりやすいアドラー心理学入門 (リンダパブリッシャーズの本)/泰文堂