足取りが重い日
保健室登校をする中で、もちろん毎日元気に通えるわけではなかった。自分で納得して登校しているのだが、どうしても行きたくない日があった。今でも原因は分からない。私は単にサボりたかっただけなのか、精神的ストレスがあったのか、保健室登校を続けることへの不安なのか。多分、色んな思いが混ざり合って、心のバランスが取れていなかったんだと思う。別の高校に過年度受験をして通っている今、不思議なことに、そういう不安定な状態からはすっかり抜け出した。誰でも感じる、面倒くさいな〜、サボりたいな〜という気持ちはあるけれど、あの時のような気分の重い日はなくなった。こんな日が来るなんて、あの頃は想像できなかった。過年度受験をして本当に良かったと思っている。