マイナスワンの次/最終報告⑥『ゴジラ-1.0』 | アディクトリポート

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マイナスワンの次/最終報告⑥『ゴジラ-1.0』

 

【関連記事アーカイブ】

最終報告と謳いながら今回で6回目。
 
【鑑賞歴】
  1. 【IMAX】2023/11/3 ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸 9スクリーン F-15

  2. 【4DX】2023/11/6 イオンシネマ越谷レイクタウン スクリーン1 F列6席
  3. 【SCREEN X】2023/11/11 ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場 13スクリーン L-17
  4.  【通常版】2023/11/16 イオンシネマ越谷レイクタウン スクリーン3 D列13席
  5. 【マイナスカラー 4DX】2024/1/12 池袋グランドシネマサンシャイン シアター4 f-7
  6. 【4DX Screen】2024/2/8 池袋グランドシネマサンシャイン シアター4 j-8
  7. 【IMAX】2024/3/22 ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸 9スクリーン E-18
映画館で通算7回も鑑賞しながら、まだ書くことがあるのか?
 
小説版が教えてくれた
 
久しく中断もあったため、今を遡(さかのぼ)ること3〜4ヶ月前の3月7日に、
を横須賀美術館で見学。
 
それから大船で大学の学友(アーティスト=画家/彫刻家)の通夜があり、
それまでの時間つぶしに大船の西友に立ち寄ると、
読んでわかったことは、
  • 大戸島にたどり着いた敷島浩一はその夜、浮上してきた大量の深海魚を肴(さかな)に歓迎会をもてなされて感涙にむせぶ。
  • 浩一と義理の娘の明子の、みかけ上の別れの場面には、もっと多くの演技とセリフがあった。
  • 敷島がゴジラの犠牲になった亡霊に苛(さいな)まれる場面はより具体的なセリフがある。
と、映画本編とは異なる展開が用意されていたが、諸条件が折り合わず実現しなかった。
  • 「太平楽(たいへいらく)」「十死零生(じっしれいせい)」等々、映画を何度観ても聞き取れないセリフの正体がようやくわかった!
  • 海上に大破した姿を晒していたのは、米軍所属の輸送船リバティと判明。
  • わだつみ(海神)作戦に出撃した駆逐艦は、夕凪(ゆうなぎ)、欅(けやき)、雪風(ゆきかぜ)、響(ひびき)の4艦。
  • ところが当初の作戦図から、ゴジラにフロンガスのボンベを巻きつけるのは2隻のみ(雪風と響)で、残りの2隻(夕凪と欅)はダミーでしかなく、ゴジラの放射熱線の餌食になると想定されていた。→①夕凪の艦橋には不思議な光景②無人の艦橋中央にはロープで縛られた舵輪がかすかに揺れている③夕凪と欅は完全無人で、固定された舵でひたすらゴジラに針路を向けている⓸2隻はゴジラの放射熱線の直撃で消滅、後方に控えた雪風と響は夕凪と欅を盾に生き延びる」の描写あり。
これを読んでから通算7回目/IMAX「額縁上映」2回目の鑑賞でようやく、無人の艦橋にロープで縛られた舵輪のカットを初めて視認。
 
庵野秀明監督は『ゴジラ-1.0』初見感想で「ツッコミどころ満載」と述べ、
私は「それはあんたの『シン・ゴジラ』(2016)だろ!」と逆ツッコミを入れてたが、ことこの駆逐艦4隻に関しては、たとえワダツミ作戦が「戦争ではないので一人の犠牲者も出さない」の配慮があっても、いくらなんでもご都合主義が過ぎるのでは、という気がした。
 
配信開始が教えてくれた
 
さてさて、5月3日からは『ゴジラ-1.0』が、Amazonプライムで配信開始。
 
この頃から、いわゆる海外の「初見感想」YouTube動画が爆増したが、
アマプラ配信は日本国内向けのみなので、
そうした海外勢は、いわゆる抜け道違法視聴だった。
毎月定額料金を払えば、世界中のサブスクを視聴できる非正式・海賊版の仕組みがあるらしい。
 
それもあって転載を控えていたが、
チェックしていると、2024/5/1発売のBlu-rayを海外から買い寄せて、
それを再生しながらの合法視聴も少数とはいえ見かけた。

 

 

 

この「劇場公開から半年も経過しながら公式配信が開始されなきゃ、海賊版=違法視聴がはびこったってしかたない。合法視聴の道さえ整備すればいいだけのこと」世論がごもっともなため、体制が遅れて非難轟々の東宝国際部がアメリカでは6月1日から日本のアマプラ配信から一月遅れで、Netflix(以下ネトフリ)での配信が開始した。

なので現在続々と増殖中の初見感想動画は、

たいていネトフリ視聴で、こちらは「〇〇年どこどこ」表示が、オリジナルの日本語表記から英語表記に置き換わり、

また日本語音声に英語字幕といった、吹替版も鑑賞可能になりはしたが、

初見感想動画はどれもオリジナル日本語音声・英語字幕表示で鑑賞している。

2024/06/26
 
マイナスワンの次
 
さて、ようやく結びに入ると、今回の表題は「マイナスワンの次」だったので、やっとその話。


2024/06/26

 

さすがに次回(公開は7月)で完結予定です!