『オビ=ワン・ケノービ』第5話雑感 | アディクトリポート

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10歳のレイアとオビ=ワンに強固な絆も結ばれ、さすがにこれでは、『新たなる希望』のレイアのホログラムメッセージが、「クローン大戦で父のベイル・オーガナ議員が助力を請うた」だけでは済まなくなりはしたけれど。。。
これは、私も同じことを考えておりました。
あと、幼いレイア姫が、「私の本当のお母さんを知っているの?」とオビワンに尋ねるシーンがありましたが、エピソード6で、レイア姫が「私には、お母さんの記憶がある。」と言っているのと完全に矛盾する(笑)
スターウォーズって、辻褄合わせが、かなりいい加減ですね^^
思い返せば、2004年だかのサンディエゴ・コミコンで、
スティーブン・サンスイートがルーカスフィルムの代表として、
翌年公開予定の『エピソード3 シスの復讐』(2005)のプロモーション活動を展開。
 
「絆(きずな “The Bond”)」と題されたPVでは、
『ジェダイの帰還』(1983)でレイアが語る、実の母の思い出が映し出され、
「きれいで優しく、どこか物憂げだった」のセリフに、
『エピソード1』(1999)のナタリー・ポートマンが演ずるアミダラ女王の議場のシーンがかぶっていた。
 
この叙情的で効果バツグンのPVの印象が強烈で、
『エピソード3 シスの復讐』のエンディングまで、パドメは生きていると思っていたのに…。
 
つまり話が噛み合わない劇中の矛盾設定の張本人は、
他ならぬジョージ・ルーカス自身なため、
この件に関しては、私は他のクリエイターに修復が可能だとは思ってません。
 
さてそれでは、2022年6月15日の日本時間午後3時からDisney+(ディズニープラス)で配信開始の、
『オビ=ワン・ケノービ』第5話の雑感です。
 
(劇中の内容に触れますので、鑑賞後にお読み下さい:赤字部分)
 
第5話にしてようやく、
  1. ヘイデン・クリテンセンが仮面に素顔も隠さず、声もジェームズ・アール・ジョーンズに吹き替えられず、『エピソード2 クローンの攻撃』(2002)の頃の姿と身のこなしで登場。顔に若返り加工がないのは手抜きだが…。
  2. リーヴァ(サード・シスター→大尋問官)が本作で占める役割が明確になり、ドラマを引き締めている。かねてよりディズニースターウォーズに批判的な、ギークス&ゲーマーズのジェレミーは、「アナキンというベイダーの正体を知っている危険人物のリーヴァを、ベイダーは知っていながら今まで配下に従えていたのはおかしい」と批判的だが。

2022/6/15
 
このシリーズは当初は1シーズンだけの予定だったが、
ディズニープラス開始以来、最も期待されるシリーズでもあったため、
すでに第2シーズンも決定している。
 
そこで当初の予定では、全6話中、前半の1〜3話がレイアの話で、後半の4〜6話がルークの話だったのを、
レイアの話で第1シーズンを使い切り、
ルークの話を第2シーズンに引っ張る形に変えたように思われる。
(※私の勝手な憶測で、根拠もソース=情報源もありません)
 
私の第5話の感想は、これまで観てきた『オビ=ワン・ケノービ』の中で、今回が一番面白く見入っちゃいました!
 
今回は以上です。