『オビ=ワン・ケノービ』雑感
※ネタバレはありません。
2022/5/27からDIsney+(ディズニープラス)で配信開始の『オビ=ワン・ケノービ』
配信開始が日本時間の午後1時に早まり、
さっそく2話連続で観ましたよ。
見終えての感想は、
「いやあ、これを観るまで生きてて良かった!」
ディズニー体制に移行後のSWに関しては、
期待しすぎると反動でエライ目に遭う恐れがあるため、
極力公開までは事前情報を仕入れないようにしている。
もう少し具体的に言うと、
第1弾の映画『フォースの覚醒』(2016)は、
ルーカス以外の人がやったにしては、
「まあこんなもんかな。これ以上を期待したって無い物ねだりでしょうがない」
に加えて、
「同じ布陣であと2作やるんだから、期待も想定の範囲内にしておかなけりゃ」
と言う気分だった。
そのため続く翌2016年の『ローグ・ワン』には驚いた。
明らかに『フォースの覚醒』が選び取った方向性を、
「いや、SWってそうじゃないでしょ」と否定する方針で作られていた。
この経験が重なって、なぜか異様に期待値が高まった『最後のジェダイ』(2017)のガッカリ感。
初見では気づかなかったが、
次第にジワジワとしみ出してくるライアン・ジョンソン監督の、
SWファンをバカにしている姿勢が随所からくみ取れる。
ここから映画SWはガラガラと下り坂を突き進み、
全米公開から2ヶ月も遅れた『ハン・ソロ』(2018)は、
初日初回上映でも全席が埋まらず。
内容は空前のつまらなさに、途中でウトウトと眠気に襲われ続ける有り様。
そのため翌2019年の『スカイウォーカーの夜明け』には全く期待せず。
だからなのか、見終わってみればけっこう満足。
だがしかし、興行成績はさんざんだったらしく、
それ以降、SW映画は公開されず、
『マンダロリアン』(2019-2020)
『マンダロリアン』シーズン2(2020ー2021)
『ボバ・フェット』(2021−2022)
の3シリーズは、全てネット配信に移行。
全世界同時配信で、本国公開から後(おく)れを取らなくなったのもネット配信ならでは。
『マンダロリアン』『ボバ・フェット』両作は、
明らかにシークエル三部作(エピソード7/8/9)と『ハン・ソロ』を、
「いやいや、SWをやるってのは、そうじゃないでしょ」精神に貫かれており、
安心して満足に鑑賞を終え、
これなら今年後半の『マンダロリアン』シーズン3にも不安はない。
だがしかし…
そううまく、ディズニーSWは、わかってない状況から完全脱却できたのか。
『オビ=ワン・ケノービ』に期待しても、
またガッカリするのはゴメンだなあ…。
そう思っていたんだが…。
今日はここまでで時間切れ。
続きはまた今度!