『きみの瞳が問いかけている』 | アディクトリポート

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本日のおつとめ

 

2020/10/24

 

以下が本題。

 

『きみのが問いかけている』

2020/10/23 TOHOシネマズ六本木 スクリーン9 D-16

 

この日は3時半から六本木で、

永瀬正敏、水原希子出演、エドモンド・ヨウ監督による、日本・マレーシア合作映画

「Malu 夢路」

の試写があり、

ならばその前に同じ六本木で映画を観ようと、

まずは『スパイの妻』

2020/10/23 TOHOシネマズ六本木 スクリーン4 D-8

 

その後に、

本作『きみの瞳が問いかけている』を鑑賞。

 

『水曜日が消えた』

2020/7/1以来、

3ヶ月ぶりにTOHOシネマズ六本木で観た、

お金を払って鑑賞した邦画2本は満足でした。

 

ってことは、『Malu 夢路』は…。

ええっと…。

 

『きみの瞳が問いかけている』は、最近の劇場で予告がバンバン流れ、

それだけでも大筋は読みすかせてしまえる気はしたものの、

映画『糸』が、8月21日(金)の公開に先駆け、

8月12日(水)の1日のみ、全国350館にて特別先行上映があったのと同様、

『きみの瞳(め)が問いかけている』も10月23日(金)の全国公開に先駆け、

10月15日(木)に1日限定、全国の劇場にて特別先行上映が実施されており、

これはネット評で事前評価が広まるわけで、

よほどの自信がないとできないはずである。

 

さて、実際に見た『きみの瞳が問いかけている』の感想は?

 

「トッキュウジャー」以来、私は出演作を未見だった

横浜流星(よこはま・りゅうせい)

とにかく顔の小ささにビックリ!

場面によっては相手役の女優より小さかった。

でもってその相手役女優、

過去の出演作では、

『きみの友だち』(2008)

 

 

『蛇にピアス』(2008)

映画

 

『GANTZ』2作(2011)

かみ

yositaka

hyouteki

『ロボジー』(2012)

g6

『検察側の罪人』(2018)

程度だけが印象に残る、ひさびさ感の

吉高由里子

のW主演両名の好感度が高く、

観客は支持共感の姿勢で見続けるので、

印象は悪くない。

 

設定上、吉高の目が不自由なことが、

絶妙に生きてくる筋立てはさすがにうまいと感じた。

 

エンドクレジットで、本作の原案=元ネタは、

『ただ君だけ』(2011)

と示される。

 

 

 

 

 

 

 

なるほど日本映画から出て来ないアイディアだとは思ったがしかし、

見せ場優先で筋運びのために、

細かな部分がないがしろにされているのは残念だった。

 

具体的には、

(以下、映画の内容に触れますので、鑑賞後にお読み下さい:赤字部分)

  • 二人を引き合わせるきっかけとなった、駐車場の管理人の住み込み老人について、処遇が全くふれられないのはいただけない。
  • 吉高の盲目設定があいまいで、どうやら光は感じ取れるらしいが、浴室の排水口が詰まって水浸しの場面で、部屋の照明がついているのは、撮影の都合以外に説明がつかない。
  • 吉高が防犯ブザーを鳴らしたら、流星が絶妙なタイミングでかけつけてくれる偶然があまりにご都合。
——等々は、元ネタ映画『ただ君に』(未見ですが)から引き継ぐ際に、
もう少し配慮すべきだったのではあるまいか?
 
つい最近、
2020/6/8 MOVIX川口 シアター② G-15
2020/8/16 イオンシネマ浦和美園 スクリーン4 C−8
 
——の2本を見ただけだが、
私的には2ヶ月に1本のペースで鑑賞が続いており、
どれも眠くならなかったから(これ、かなり重要!)
無難にこなすスタンダード映画の監督として、
合格及第だとは思います。
(エラソー)
 
↓「ウルトラマンX」の
坂ノ上 茜も出てました。