携帯電話⑥901iS使い倒しメモ4
携帯電話を、MOVA→FOMAに変更したので、歴代の抜け殻端末が総て
蘇った。
自宅と職場にそれぞれ4~5本、カラのFOMAをフル充電で置いておく。
FOMAに限らず回線接続すると、情報機器は電池の消耗が激しい。
認証の出来る緑色のFOMA(UIM)カードは、2000番台のFOMAでの使用に
対し機種により異なるが制限がある。
歴代FOMAの中で稀代の駄作、「D2101V」などピクリとすらしない。
しかし、マニアとしては良い所を見付けたい。
今回入手したSH901iSからUIMカードを抜いて、過去の抜け殻機種に挿し込んで
問題なく稼動した機種は、SH901iCだけであった。
他の機種は、程度の差はあるが微妙に使えない部分がある。
ココで記述する意味がないので内容は書かない。
今回の使い倒しで、携帯電話ブラウザの進歩には驚いた。
ブラウザの新しい、かつ豊富な機能を使いこなしているコンテンツは、残念ながら
多くはない。
端末上のiアプリと、CSP(コンテンツサービスプロバイダ)サーバー間でのやりと
りをうまく連動させているサイトは更に少ない。
楽天証券やANAはかなり良い線いっている。
しかし、これは好ましい傾向と言って良い。
進歩の余地が大きいからだ。
ビジネス用のiアプリや、ブラウザの豊富な機能を使った利用方法の登場はこれ
からが本番だ。
【ブラウザ供給元、A社の週足チャート】
FOMAなど携帯電話のインフラは、嬉しいことに国産が多い。
パソコンのインフラは、ハード/ソフト共にアメリカ製なのとは訳が違う。
OSはTRONの独壇場で、ブラウザも国産だ。
3G端末用にブラウザを供給しているA社は、今決算発表を目前に控え且つMSCBがらみで
人気低迷、一時的に100万円代で買える。
私のシナリオで買いの時期に、この下げなのは好都合だ。
16日の決算発表では、分割などの好材料が出るかも知れないし出ないかも知れない。
収益悪化の報告があるかも知れない。
本来今は、待ちの状態であり先走っての買いは危険だ。
勇気のコストは必要だ。
ユビキタスは私の追いかけるテーマでもある。
今後更に大きく下げるようなら、光速損切するとしよう。
私の技量と状況では、ザラ場を見てその場で損切や利確することは出来ない。
しかし、kabu.com証券には嬉しいことに期間の長い(最大3週間)指値注文と逆指値注文が
ある。「結果的な」光速損切も可能となる。
今は勇気を持って、夢を追いたい。
タラレバ3
6月09日 NYdow終値 $10503 +26ドル
シカゴN先物9月限11230円
グリーンスパンの議会証言もインテル決算もマー、良し。
外国証券の寄り前状況は、150万株の買越し観測。
6月09日(木)N225終値 11160円
で、本日。
6月10日(金)N225始値 11192円 +32円で始まった。
フーーーーーン、にゃるほどネ。
本日の寄りでは、もう少し高く始まると思っていた。が、場が始まった直後はある程度抑えられ
値が付いてから、たわんだバネが弾けるように上昇した。
そして、前場は溜まっていたエネルギーを吐き出す如くの急上昇だ。
オプションなどと慣れないことをやったお陰で、「SQを挟んで値が大きく動く」
理由がわかった。(ような気がする)
同じSQでも、6月のSQは5月とは違う。
次は9月のSQに注目だ。
昨日のタラレバ③は、
0507C115に変更だ。どうせ、最初からバーチャルだ。
昨日の最安値40円で買うのは無理だと解った。
45円で買ったとする。
そして、取引が多いのは期近ものだ。
活発にトレードされなければ、なかなか自分の指値で約定しないことがわかった。
さらに、今までは取引枚数を意識していたが、本来取引金額が重要だと思い直した。
C110 595*340 = 202,300
C115 7,188* 65 =467,220
C120 12,765* 7 = 79,355
本日の大商い銘柄はC115で、467,220×1000=4億6720万円の出来高だった。(終値換算)
そしてタラレバ④として、本日75円で決済。
@75円×8枚×1000=600,000円
600-360=240千円 の利確となる。
私の種銭1000から見ると、2.4%に該当する。
1日の目標利益とするには充分だと思う。
今日が、SQを挟んだ特異日だということは百も承知だ。
しかも、このタラレバ取引は完全な後講釈だ。つまり後出しジャンケン。
しかしこのトレードスタイルが「自分のもの」にならねばならねば、明日はないと知るべきだろう。
kabu.com証券だと売買手数料が往復で、
360,000×0.63%=226(最低手数料適用で630円)
600,000×0.63%=378( 〃 )
原則2 自分のトレードスタイルを確立する。
原則1 とはチョット趣旨が違う。
しかし、ココ数日のトレードを通じて骨身に浸みた。
他人のトレードをマネて、利益を得るのは不可能と思うべきだ。
一時的に利益があがっても、フロックと思わねばいつか種銭が溶けると知るべきだ。
タラレバ2
今日の下げが一時的なものなのか、或いは今後の方向性を示唆するものなのかは
私にはわからない。
自分の立てたシナリオでは、今週の下げでは淡々と買うだけだ。
しかし、私は今日の下げの中では買えなかった。
私のテーマであるユビキタスの中で、中流に位置する(と私が決めた)銘柄が昨日買
いサインを出していた。
【日足チャート+ストキャスティクス】
決済に使えるICカードは「フェリカ」が圧倒的に優位な位置を占める。
フェリカは、ユビキタス時代のキーデバイスになると思う。
【直近5日間の分足チャート】
下がれば下げたで、もっと下がるのでは?という恐怖に勝つのは容易ではない。
このユビキタス銘柄を今日の下げで、1単位買ったとしたら(本日のタラレバ①)
@3860円×100=386,000円となる。
1ケ月後に8%の上昇(3860×1.08=4160)で売却。
(4160-3860)×100=30000円の利確となる(本日のタラレバ②)
一方今日の下げは、callオプションでもバーゲン価格を提示してくれた。
個別銘柄への投資と、オプション投資は同列には論じることは出来ない。
オプションはSQ以降は無価値となるなど投資条件がまるで異なるが、敢えて比較する。
1ケ月後でも流通性を保持する銘柄では、0508C120が比較する相手として妥当だ。
【0508C120の板】
【0508C120の日足チャート】
25円で買えたとの仮定は、無理がない。
1枚当たり、@25円で15枚買ったとする(本日のタラレバ③)
25円×15枚×1000=375000円
個別銘柄を買うのと投資金額的には見合う。
(私のルール では、種銭の1%がオプション投資のMAXなのでこういう買い方は出来ない)
オプション取引の場合、25円の1ティック上は30円である。
この銘柄を30円で売ると(本日のタラレバ④)
30円×15枚×1000=450000円となる。
キャピタルゲイン=450-375=75千円
となり、個別銘柄の売買より有利だ。
(ホンマかいな?)
個別銘柄は、2ケ月後でも価値は残る。
或いは1年後なら大きく値上がりする可能性を持つ。
対して、オプションはSQ以降無価値となる。
この可能性が大きいので、オプションは「売り方が有利」な投資とされる。
タラレバを重ねたが、今後のデータとして保存する。
取引データの保存13(2005年6月限callオプション)
従って0506C115の最終取引期限は、明日となる。
この銘柄の本日の値動きを残す。
【0506C115分足】 1-6-1-3 ±0 出来高:24210枚
今日は、寄りで1円3333枚の取引だった。
【0506C115 5日間の分足推移】
6月5日(木)に付けた、40円から昨日の終値3円迄一気に下げている。
これはN225の下げ基調が原因でもあるが、SQを目前に控えた順当な下げと言って良い。
【0506C115 歩み値①】
寄りで付けた1円の値段で、3333枚出来ているのは順当なのだと思う。
その僅か、45分後には6円に跳ね上がる。
寄りで1円で買った人は殆どが、2円で売ったのだと思う。
本日、2円を付けたトタンに1000枚単位の売買が次々と成立している。
投機家が回転を利かせて、6円迄推移したのだろう。
その日の相場の方向感を正確に読み当てる人は、確実に利確するのだと思う。
1円の値動きでも、1000枚単位だと
1円×1000倍×1000枚=10万円だ。
ローリスク、ローリターンに思う人がプレイヤーだろう。
そして本日は、3円で終わった。
オプションは投機である。
明日最終日の値動きは、どうなるのだろう?
取引データの保存12(2005年8月限callオプション)
今日の、8月限callオプションは、活発に取引された。
本日の出来高 累計建玉 終値
C120 1292 6946 35
C125 2442 3056 08
C130 4098 3741 02
昨日の出来高1056枚でトップのC120はさらに出来高が伸びて、1292枚だった。
【0508C120の5日間日足】
【N225の5日間日足】
相似形は当然だ。
オプション取引が、短期トレードに使えるか「直近5日間」のデータを残しておく。
0508C120の最安値:30円
0508C120の最高値:65円(2.17倍)
N225の最安値:11179円
N225の最高値:11374円(1.017倍)
Option10枚の売買
(65-30)×10×1000=350,000円
N225が、1.7%の上昇で、35万円の利益となる。
この35万円獲得に必要な元金は、30×10×1000=300,000円である。
個人投資家には「売り」から入ることを許さない証券会社もあるので、あくまで机上の計算だ。
昨日に引き続き、レバタラだがひとつのデータとして残す。
タラレバ
今日の相場はダラダラと、ソコソコ下げた。
今週末のSQや、米国の指標が出てくる週末を睨んだ動きだろう。
自分で立てたシナリオに変化はない。
買い場とは思うが、これ以上個別の新規エントリーは流石に気持ちが悪い。
で、今日はコールoptionの安くなったところを拾った。
自分のシナリオでは、
「7月にかけて、12000円を目指す」だ。
従って、0508C120を買うのがシナリオに合致する。
本日の値動きを記録しておく。
【0508C120の歩み値】
40-40-30-30 で昨日より、10円下げた。
【0508C120、5日間の分足チャート】
先週木曜日の、65円から見ると35円下げている。
【N225、5日間の分足チャート】
N225の分足と、相似形なのは当たり前。
本日の8月限callは、このC120が一番の大商いで、1056枚出来た。
この出来高が、大きいのか小さいのか?
素人判断は出来ないが、市場の先行き不透明さを反映して少ないと思う。
他人の行動は、関係ない。
自分のシナリオ通りのトレードをするだけだ。
putオプションは、大地震などのパニック対策なので必要最小限の「保険」として保有とする。
なので、追加投資はない。
callは投資と考える。
なので、本日追加投資。
悔いは残すまい。
結果的な失敗は、プラス思考とする。
iSPEED
楽天証券で、iモード用のマーケットスピード(iSPEED)がダウンロード(DL)出来るようになった。
iアプリだが、FOMA専用。
そりゃ、そうだろう。
5秒毎に情報を更新するので、従量制のパケ代は払えない。
「※ご注意」に、パケット定額にせよと書いてある。
結論①:これは使える。
ログインした時にすぐ気が付いた。
楽天証券は、iモードのことを良く知っている。
事前登録しておけば、スムーズにログインできる。
これがkabu.com証券の、iアプリだとこうはいかない。
いちいち、ユーザーコードと暗証番号を求めてくる。
今時、これはない。
早速、保有&監視銘柄を登録した。
チャートから板情報まで、PC版と見まがうばかりの画面がFOMAで見ることが出来る。
美しい。
結論②:注文には別のモバイル端末が必要だ。
私は、楽天証券で売買していない。
楽天が、kabu.com証券並みの注文(期間が長く、W指値やUターン注文)が出来るまで
単なるツールとして、便利に使わせて貰うとしよう。
携帯電話⑤901iS使い倒しメモ3(電子認証サービス)
ドコモのMOVA端末、prosolidはまさしく携帯「電話」であった。
これは、携帯「電話」の傑作であった。
電話なので、iアプリはないし、デジカメも付かない。
従って、軽いので持ち歩きにすこぶる具合が良かった。
この点、SH901iSは重いしゴツイ。
この端末は、携帯電話で「も」ある。
携帯型情報機器と認識すべきだろう。
「携帯」性で、prosolidと比較したら可哀想だ。
私がオサイフケータイを初めて手にしたのは、平成16年7月だ。
N900iS→P506iCだった。
これからは、キャッシュレスだとご機嫌だった。
当時は、チケットレスで航空機にも搭乗できるとの触れ込みだった。
期待はことごとく裏切られた。
早すぎたので、インフラが間に合っていなかった。
今回は、JALもANAも準備完了。
早速登録した。
これからの活用が楽しみだが本当の便利は、「認証サービス」にある。
今度の新端末は、無料で「FirstPass」というユーザー証明書を取得できる。
まだ、世間でなじみがないサービスだが、このインフラを使うと電子取引が飛躍的に増大する。
WEBの世界は「成りすまし」や「匿名」が多い。
従って、インターネット取引はWEBで完結出来ないのだ。
相手が誰だか解らないと、取引は成立しない。
かといって、個人情報を他人に知られたくない。
ダイエット食品や便秘薬、増毛剤などは密かに買いたい。
「FirstPass」とは本来、FOMA端末の正統な所有者証明なのだが、認証サービスは、匿名購入「も」可能になる。
匿名でも、売る側は「本人証明済」との情報が入手できる。
ドコモは、いち早くこの認証サービスでデファクトスタンダードを握ろうとしている。
この認証が収納されているのが、IC(スマート)カードだ。
認証と決済があれば、物流は安心して付いてくる。
ドコモの新端末は、決済(フェリカ)も内臓されている。
今やっと、ユビキタスは実用の入口にタッチした。