手慰み3
オプションの買いは勝率が極めて低い。
3連敗や5連敗は常に覚悟の上である。
連敗後に、年に何回かは大きく勝てる可能性がある。
大きく勝てる回数が多ければ、トータル勝ちを実現できる。
トータル勝ちを実現するためには、
①相場のトレンドをフォローして、トレンドに乗る。
ロングストラドルは、所詮両張りだ。掛け金のコストが倍になる。
②年間における勝ち回数を仮定して、負けをカバーできる利食いを実現する。
では、負けの想定値をどう見積もるか?
昨日の3銘柄で仮説を立てる。
0508P115の終値: 85円
0509P115の終値:140円
差額:140-85=55円 この差額が時間価値の減少分となる。
1ケ月ノートレードで、その時点でN225が同じような位置なら黙って55千円の損失となる。
3連敗:55×3=165千円
5連敗:55×5=275千円
となる。
5連敗して始めて1勝するなら、275千円以上の勝ちでなければトータル勝ちとならない。
これは、140+275=415円 415/140=2.9倍 にならねばならないことになる。
0509P115は過去に、415円を付けたことがあるか?
6月10日に付けている。
6月10日のN225は?
この日は、N225が11192から11304まで跳ね上がった日だ。
逆に言うと、このあたりまでの下落がないと、0509P115では利益が上げられない。
本当にそうか?
実はひとつ可能性がある。
急激な値動きだ。
オプションは急激な値動きに、激しく反応する。
このあたりを押さえながら、1ケ月間で売り場を探る。
チュートリアルなので、学習することを意識する
手慰み2
N225はダラダラと上げている。眠くなるような値動きだ。
緩やかな値動きの時、オプションを買っていると辛い。
もう、このまま線香花火がしぼむようにputオプションの価値が失せてゆくように感じてしまう。
怪我がない程度のポジションとは言っても、イラつくものがある。
折角のチュートリアルなので、今後のトレードに使えるようしっかりと元を取りたい。
【立てた仮説】 putオプションの買いポジションを取る場合
①1月先の限月ものだと、残り時間が少ない。
②3月先の限月ものだと、時間価値が高いので投資単価が高い。
③残り時間が少ない限月ものだと、急激な値動きには激しく反応する。
④アット から遠すぎると、収益機会が少ない。
この4つを考慮して、2月先の限月ものでアットの近いものでトレードする。
つまり、エントリ銘柄とタイミングが決まる
次はエグジットだ。
④残り時間が、1ケ月を切ると急激に値が下がる。
従って、エグジットはエントリーから1ケ目前後を目安とする。
しかし本来、オプションの醍醐味と狙いは
「保険」と「宝くじ」にある。
エグジット後に、この2大メリットを失わないためにはエントリとエグジット日を同一とする。
この仮説を、法則にすることを目的としてチュートリアルを続けたい。
現時点で仮説の検証のため、
0508P115
0509P115(保有銘柄)
0510P115
この3つの、チャートと歩み値を残しておく。
3銘柄の5日間の分足チャート
3銘柄の大引けベースの歩み値
【N225の分足チャート】
手慰み
ポジションを持たないと、気が楽だ。
アメブロも、再メンテ後はサクサク動くので気持ちが良い。
日記をつけ始めて4ケ月程度経過したが、運よくトントンできている。
他人のやり方に引っ張られたり、過大なポジションで大怪我をしたりするのは悔いが残る。
損をしたとしても、自分の判断に従った取引をしたい。
気楽な状況の中で、putオプションを買った。
【0509P115の5日間の分足チャート】
【歩み値】
お気楽に、145円で指値していたら午前中の早い時間に買えていた。
この銘柄は今後、上がるかも知れないし下がる可能性もある。
しかし、9月限なのでSQまで2ヶ月ある。
玄人筋は余りを出さない銘柄かも知れない。
いや、むしろ玄人は多分「売り」なのだろう。
チュートリアルの題材としては格好だ。
のんびりやる。
携帯電話⑪
買いたい本があったので、アマゾンで買おうとした。
アマゾンには、クレジットカードが登録済なので、改めて入力する必要がない。
この方式なら登録時に心配であるが、少なくとも毎回CC番号を送る危険はない。
アマゾン自体から個人情報が流出したらアウトだが・・・
今回、登録カードのIC化に伴いカード番号が変わった。
従って、アマゾンの登録データを変更せねばならない。
これが、今回は抵抗があって変更できない。
米国での情報漏えい事件に怯えて、インターネットでの取引を控えるのは私だけでは
ないと思う。
私のような比較的楽観的な人種でも、インターネット取引を躊躇する状況は社会発展
の妨げになると思う。
インターネット上で、個人認証が便利で簡単にしかも安全に出来る仕組みが望まれる。
それには、公的個人認証を携帯電話に埋め込む という方法がある。
しかし、この方法はとても実現しないだろう。
国や都道府県の施策を一般の一企業に任せるのはあまりにも困難が多い。
実は、この公的個人認証と同じ仕組みがドコモの中だけで実現している。
この図は、新聞の一面広告にも出た。
しかし、一般人はこの図では何もわからない。
仕組みは公的個人認証と同じと思って良い。
非対称鍵ペア は入ってないが、電子署名とパスワードはFOMAカードと登録センターに
同じものが保存される。
後は、決済を組み合わせて使えば良い。
これをケータイで使えれば、本の購入はこれで済む。
本だけではない。
インターネット物販・物流が安心して広がるはずである。
ユビキタス業界は、今後数年でもっと発展するし新規参入余地も充分あると思う。
買いの準備
週末のNYが大きく上げたので、月曜日の東証は楽観論が多いようだ。
反面、過去の教訓から「寄り天」を予想している向きもある。
巷の予想や判断に囚われて自分の相場感に影響を与えて、失敗したら目も当てられない。
自分の判断に従い、身の丈に合った行動をとる。
月曜日の東証は、上げてくるのは誰しも予想している。
問題はその後だ。
①そのまま、12000円を目指す。
②もみ合う。
③一旦調整もしくは、下落トレンドへ。
客観的な事実は、
・NYdowが$146の上昇、Nasdaqが33Pの上昇
・米ドルが、122円に上昇
上げの材料は多いようだ。
【N225、1年半の日足チャート】
明日からの上昇で、N225が11800円までは割と簡単に上がるのではないか。
そこから調整すると、下落の足は速い。
下落スピードに、私なんぞのロートルは付いて行けない。
結論。
調整するまで、ポジションを持つのはやめる。
しかし、7月末にかけて12000円を目指すという大局観は捨てない。
スピード調整した時が、買いのチャンスと心得て余力を温存するとしよう。
それまでは、ロングストラドルを返済してゆく。
小さな取引だが・・・
携帯電話⑩
ココログ に退避している時、携帯電話ブラウザでココログを閲覧した。
数あるブログサイトの中で、総てを比較することは出来ないがアメブロは良くやっていると感じた。
この辺の相違点は、私の新しいビジネスモデルのに影響を与えるので別途まとめておきたい。
今回のテロ騒ぎを、マーケットはどのように捕らえているか?
ブログという形式で情報発信しているサイトで、どこまで情報が取れるか。
取れた情報が生きる鮮度で情報をキャッチせねば、価値はない。
今回は携帯電話ブラウザでの巡回に限界を感じた。
もとより、PCと携帯を比べるのには無理かある。
しかし、携帯はいつしかPCをチャッチアップする時がくるはずだ。
携帯には、何が不足しているか?
携帯にはRSS を受け取る仕組みがない。
今は、RSS をメールで受け取る工夫もあるが一般人がその機能を具備するにはハードルが高い。
ブックマークを頼りに、欲しい情報をクロールするには携帯電話ではかったるい。
このあたりを解決するビジネスモデルがあると良い。
発明は必要から生まれる。
テロ後の値動き
東京マーケット参加者は、NYの状況を見てからの参入なので比較的落ち着いていたのだろう。
【N225期近先物、5日間の5分足】
前提知識なしでチャートを眺めると、値動きに乏しい最近の東証そのままだ。
【9205JAL、5日間の5分足】
テロの影響を受けやすい個別銘柄もウォッチしていたが、これは流石にアサイチは売られた。
しかし、売りの勢いは1時間と続かず。
【9205JAL 1年間の日足チャート】
航空機銘柄は、ここの所不祥事続きで長期低落傾向中なので普通の下げと見えなくもない。
マッ、9.11以降はマーケットにテロの耐性が出来たのかも知れない。
この程度のボライティリテイでも、期近のオプションなら値幅が取れる。
【0508P115 直近5日間の分足】
アメブロが重病だったときココログ の方に記録を残した。
この銘柄を一昨日95円で買って昨日か今日、120円で売ることは充分可能だった。
1枚の売買で、鞘は(120-95)×1000=25,000円 となる。
元手は、120×1000=120,000円だ。
私はチュートリアルのつもりなので、1枚だけの取引だったが・・・
今現在、ポジションを極小にしているので、このような取引でトレード感覚を維持できれば有り難い。
1日当たり、2~3万円の利益を目指す場合は、このようなトレードが可能になれば良いのではないか。
少なくとも私の場合、老後の楽しみにはなりそうだ。
浮気してみて、アメブロのよさが解った。
一時退避
アメブロが、危機的状況に思えるほど重い。
このままでは、使用に耐えない。
取り敢えず、ココログ に退避する。
一時的な退避なのか、引越しなのか解らない。
アメブロファンとしては、一日も早い復活を願う。
おまじないと、逃げの準備
【N225先物(期近)の分足】
上下に50円幅しか動かない。
まるでバーコードのようだ。
今夜のNYはないので、明日も小動きだろう。(と、予想する)
【N225、日足チャート】
チャートの形は悪くない。
ゴールデンクロスも、示現した。
この後、11800円までは意外とすぐに到達するような形だ。
その後の動きとしては、過去の動きでは3回とも12000円近くまで行くか行かないかのところで、凄い勢いで急降下している。
現時点でも、過熱感が出ている。
頭とシッポはくれてやる気構えが必要だろう。
ザラ場に張り付いていない身としては、素早い行動が必要だろう。
上げはダラダラだが、下げだすと超早い。
一瞬の油断が大怪我に結びつくと心得て、11800円超えで良しとする。
手前で下落を始めたら、損切もやむなしと心得る。
しかし、メンテ後のアメブロは死ぬ程遅い。
携帯電話⑨
今回の漏洩元は米国らしいが、本当の危険は日本国内の方が大きい。
私はこれから出張するが、航空券や乗車券はインターネットで手配する。
これら移動手段の確保では、決済が必ず必要になる。
今はクレジットカード決済が多い。
と、言うか殆どがクレジットカードだ。
クレジットカードの利用は、インターネット上で使おうがモルタルで使おうが危険は多い。
危険は承知で利用している。
時間を節約できることや現金が不要など、利便性が大きい。
インターネット取引における、クレジットカード決済の危険性は誰でも本能的に知っているようだ。
日本人は賢い。
ECが広がらないのは、インターネット上の決済が危なっかしいと思っている人が殆どだからだと思う。
モルタルとECの違いは、本人確認に尽きる。
インターネット上でも、簡単にかつ確実に本人確認が出来ればECは拡大する。
しかし、今のままでは万人が納得し安全で簡単な本人確認手段はない。
誰でも「安全」で「簡単」だと認める本人確認手段は?
私はインターネット取引における本人確認の手段で、本命は携帯電話だと思う。
携帯電話の中に、「公的個人認証」が埋め込まれれば良いのだ。
公的個人認証とは何か?
こんなもの誰にも解らない。
あまりにも、一般人には知らされていない。
【住民基本台帳カード】
このカードは都道府県が発行するが、発行窓口は東京23区の場合区役所だ。
このICカードには、住所・氏名などの基本4情報が入る。
希望すれば、電子署名、非対称鍵ペア、暗証番号が入り、同じものを自治体で保管してくれる。
日本のこの個人認証システムのインフラは世界一と言って良い。
この世界No.1の仕組みが、殆ど活用されていない。
素晴らしいインフラが死んでいる。
このインフラを、携帯電話の中に入れれば蘇る。
本人認証は、簡単で安全になりECは、一気にブレークする。
本人認証が安心できれば、後は決済だけ解決すれば良い。
携帯電話は常に持ち歩く。
ケータイで、「安全」「確実」な認証が出来ればバリアは消える。
ケータイには今でも、フェリカという決済手段は準備できている。
安全な認証が前提になれば、新たなビジネスモデルも生まれてくる。
日本人はアホではない。
この可能性の重大さを知っている人は多いはずだ。
今は夜明け前だと思う。
あまりにも真っ暗な夜だけど・・・