携帯電話⑪
買いたい本があったので、アマゾンで買おうとした。
アマゾンには、クレジットカードが登録済なので、改めて入力する必要がない。
この方式なら登録時に心配であるが、少なくとも毎回CC番号を送る危険はない。
アマゾン自体から個人情報が流出したらアウトだが・・・
今回、登録カードのIC化に伴いカード番号が変わった。
従って、アマゾンの登録データを変更せねばならない。
これが、今回は抵抗があって変更できない。
米国での情報漏えい事件に怯えて、インターネットでの取引を控えるのは私だけでは
ないと思う。
私のような比較的楽観的な人種でも、インターネット取引を躊躇する状況は社会発展
の妨げになると思う。
インターネット上で、個人認証が便利で簡単にしかも安全に出来る仕組みが望まれる。
それには、公的個人認証を携帯電話に埋め込む という方法がある。
しかし、この方法はとても実現しないだろう。
国や都道府県の施策を一般の一企業に任せるのはあまりにも困難が多い。
実は、この公的個人認証と同じ仕組みがドコモの中だけで実現している。
この図は、新聞の一面広告にも出た。
しかし、一般人はこの図では何もわからない。
仕組みは公的個人認証と同じと思って良い。
非対称鍵ペア は入ってないが、電子署名とパスワードはFOMAカードと登録センターに
同じものが保存される。
後は、決済を組み合わせて使えば良い。
これをケータイで使えれば、本の購入はこれで済む。
本だけではない。
インターネット物販・物流が安心して広がるはずである。
ユビキタス業界は、今後数年でもっと発展するし新規参入余地も充分あると思う。