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[無糖のソフトドリンクやキャンディは歯に有害]

(HealthDay News  2015年11月30日)


ソフトドリンクやスポーツドリンク、キャンディは、たとえ無糖であっても、
歯を傷つける可能性があることがわかった。
この結果はメルボルン大学(オーストラリア)教授のEric Reynolds氏らの
研究で示され、同大のニュースリリースで報告された。

研究では、無糖または加糖のソフトドリンクやスポーツドリンクについて、
23種類の飲料を選び、調査を実施した。
その結果、酸性の添加物を使用し、pH値が低い製品は、無糖であっても歯に
有害であることが判明した。

ほとんどのソフトドリンクとスポーツドリンクは、歯のエナメル質を
30~50%柔らかくした。

また、糖の有無にかかわらず、ソフトドリンクや風味づけされたミネラル
ウォーターによって、歯の表面には測定可能な喪失が発生した。

調査した8種類のスポーツドリンクのうち6種類は、歯のエナメル質の喪失を
引き起こした。

さらに、多くの無糖キャンディにはクエン酸が多量に含まれ、歯のエナメル
質を侵食する可能性があることが判明した。


Reynolds氏は、「飲食物は無糖であっても安全とは限らず、酸性の添加物は
歯の酸蝕症を引き起こす場合がある。歯に安全な食品や飲料を選べるよう、
製品ラベルと消費者への情報提供を改善する必要性がある」と主張している。


酸による侵食が発生すると、初期には歯の表面のエナメル質が剥がれ、進行
すれば歯の内側の柔らかい歯髄が露出する可能性もある。

歯を守るためのヒントとして、「添加物(特にクエン酸とリン酸)について
製品ラベルを確認すること。水(できればフッ化物を添加したもの)を飲み、
ソフトドリンクやスポーツドリンクを減らすこと。酸性の飲食物を摂取した
後は、水で口をすすぎ、1時間待ってから歯を磨くこと」と、Reynolds氏は
アドバイスしている。




http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=6432:20151210&catid=51&Itemid=104

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[炭酸や果物で歯が溶ける! 酸蝕歯が増加中]

(ガジェット通信  2016年1月8日)


おいしい食事の基本といえば、調味料の「さ・し・す・せ・そ」かもしれま
せんが、それ以上に大切なのが歯。
健康な歯がなければ、食事はおいしくいただけません。

しかし最近では、歯が溶けてしまう酸蝕歯になる人が増えているそうです。
いったい何が原因となっているのでしょうか?



<果物やドリンクなどに含まれる酸で歯が溶ける>
酸蝕歯は、日ごろから口にしている炭酸飲料やサラダのドレッシング、果物
などに含まれている酸が原因となり、歯を溶かしてしまう口腔疾患です。
酸によって歯の表面のエナメル質が溶けてしまい、歯のツヤがなくなったり、
穴があいたり、欠けてしまったりする場合も…。
また、エナメル質が溶けてしまうと、歯の黄ばみや知覚過敏などになる
ケースもあるので注意が必要といわれています。

具体的にはどんな食べ物や飲み物に酸が多く含まれているのでしょうか?
飲み物であれば、炭酸飲料やスポーツドリンク、栄養ドリンク、黒酢などの
健康ドリンク、サワーやワインのようなアルコール飲料などです。
食べ物では、レモンやグレープフルーツ、オレンジ、ドレッシングなど
酸っぱいものは酸が多いのだとか。



<酸蝕歯は水やお茶で予防する>
酸蝕歯を予防するには、酸性の飲食物を口にしたら、口内に酸が長時間
残らないようにするために、水やお茶を飲んで酸を洗い流すことが効果的。
また、スポーツドリンクや炭酸飲料、アルコールなどを時間をかけて飲んで
いると、酸が口内に残っている時間が長くなるので気をつけましょう。

酸を洗い流すために、歯磨きをすればいいのでは? と思うかもしれま
せんが、酸性の飲食物を口にした直後の歯磨きは歯の表面を削ってしまう
可能性があるのでNG。
酸っぱいものを口にしたら30分ほど時間をおいてから歯磨きするといいで
しょう。



酸蝕歯を予防するために、炭酸飲料やドレッシングを口にしないというのは、
正直難しい…。
前述の予防法などを活用して、歯が溶けにくい口内環境を維持できるように
してみよう。




記事提供『mamatenna(ママテナ)』(R25編集部)
(文・奈古善晴/考務店)



http://getnews.jp/archives/1337980

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[病変がないのに灼熱感や痛み「口腔灼熱症候群」]

(ZAKZAK  2010年09月06日)


<口腔乾燥、カビ菌など症状の原因の鑑別が重要>
あきらかな病変がないのに舌など口の中に焼けるような灼熱感、ピリピリや
ヒリヒリした痛みを感じるといった病気の総称だ。
ひどい場合には食事が取りにくくなるケースもある。
医療機関で症状の原因を鑑別することが重要だ。



<口腔乾燥が引き金になることも>
灼熱感や痛みの多くは舌の先端や片側、唇の内側など、よく動かす部位に
現れる。
ところが口腔検査では病的状態がみられないのがほとんどだ。

歯科治療後に症状が現れることも少なくなく、その場合には治療後の歯が
当たっているケースも考えられる。
しかし、コンパスデンタルクリニックの三幣利克院長は「必ずしも、それだけ
とは限らない」と、こう話す。
「歯科治療後は口の中が気になり、舌や口腔の運動が増加して症状が現れる
場合がある。とくに義歯を入れると違和感から唾液量が減少する」
このようなケースでは「口腔乾燥(ドライマウス)」が引き金になっていると
いう。



<心配性、神経質な人が感じやすい>
他の原因には、口腔内の常在菌であるカビ菌が異常繁殖して炎症を引き起こす
「カンジダ症」、鉄欠乏性貧血や悪性貧血などの「全身疾患」、口腔乾燥を
誘発させる高血圧の薬や抗うつ剤などの「薬の副作用」、また脳の神経伝達
回路の誤作動が疑われている「舌痛症」などが考えられる。

臨床的には心配性の人、神経質の人に起こりやすい傾向がある。
が、三幣院長は「心が先でなく、まず先に痛みがあって精神的な気質が症状の
増長に関係する」という。

灼熱感や痛みの程度や感じ方には人によってかなり幅があり、周期的に悪化と
緩和を繰り返す傾向がみられるという。



<痛みのシグナルを早めに鑑別>
いずれにしても痛みが強ければ摂食障害を起こす場合がある。
歯が口腔粘膜に接触していれば、いずれがん化の恐れも。
全身疾患が原因ならば放置は悪化につながる。
「舌や口腔内の痛みは病気のシグナルととらえて、早めに医療機関で原因を
鑑別することが重要」(三幣院長)だ。

まず歯科や口腔外科で歯の接触はないか、ドライマウス、カンジタ症などの
感染症の疑い、基礎疾患や薬の副作用の影響を調べてもらおう。

三幣院長は「鑑別では舌に表面麻酔を置いて舌表面の痛みかどうか確認する。
それでも痛みを感じるなら舌痛症の可能性がある」と話す。

舌痛症の場合には心療内科や心療歯科が診療科になる。
治療では三環系の抗うつ薬が使われ、副作用が出やすいので必ず専門医を受診
しよう。



<「口腔灼熱症候群」チェックリスト>
・舌など口の中に灼熱感や持続する痛みがある
・灼熱感や痛みは舌の先端や片側に起きている
・唇の内側に灼熱感や痛みがある
・香辛料、熱い飲料、炭酸飲料、濃いお茶やコーヒーなどで
                        口の中や舌の痛みが増す
・咀しゃくすると口の中や舌の痛みが増す
・歯科治療後に口の中の症状が現われるようになった
・持病の薬の服用を始めてから口の中の症状が現れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[歯周病はアルツハイマー病の一因か?]

(毎日新聞  2017年5月27日)


<歯周病を放置するとアルツハイマー病に?>
日本人の成人の80%以上がかかっているといわれる歯周病。
その原因菌が作り出す「酪酸」がアルツハイマー病を引き起こす一因になる
可能性があるという。

日本大学歯学部の落合邦康特任教授(口腔細菌学)らの研究チームが5月
12日、福岡市で開かれた日本歯周病学会でラットによる実験結果を発表した。

歯周病とアルツハイマー病の関連性については、これまでも指摘されて
いたが、動物の体の中で歯周病とアルツハイマー病の関連を示唆する現象が
起きているのを確かめたのは初めてという。



<脳の機能が徐々に失われていくアルツハイマー病>
アルツハイマー病は認知症の一種で、脳の神経細胞が徐々に死に、脳の機能が
失われていく病気だ。
国内に約500万人いる認知症患者の6~7割を占めると考えられている。
細胞死は記憶や学習に関わる海馬の周辺から始まり、最終的には脳全体に
広がる。
発症すると、まず、少し前の出来事が思い出せなくなる。
そして、時間や場所が分からなくなって、言葉が使えなくなる。
仕事や家事など段取りが必要な行動ができなくなり、人の顔や物を見ても
判別がつかなくなる。
さらに進むと、食事や入浴、着替えもできなくなって寝たきりになる。
発症後は平均10年で死に至る。



<歯周病菌が作る「酪酸」が酸化ストレスを引き起こす>
アルツハイマー病を発症する要因はまだ完全に解明されていないが、考え
られている仮説の一つに、体内での酸化反応が組織や細胞などにさまざまな
害を与える「酸化ストレス仮説」がある。

チームはこれまでの研究で、歯周病の原因菌「ジンジバリス菌」などが作る
酪酸が細胞内に取り込まれると、「鉄分子(ヘム)」「過酸化水素」「遊離
脂肪酸」が過剰に作り出され、細胞に酸化ストレスを起こして壊してしまう
ことを明らかにしている。

そこで今回は、酪酸が動物の脳にどのような影響を与えるのかを調べた。
健康なラット3匹の歯肉に酪酸を注射。
6時間後に、
  ・海馬
  ・ホルモンの分泌に関わる松果体と下垂体
  ・さまざまな高度な活動をつかさどる大脳
  ・主に運動機能の調整を行う小脳
について、酸化ストレスの状態などを分析した。



<記憶形成に関わる海馬に大きな影響>
すると、酪酸を注射したラットは、通常のラットに比べ、全ての部位で
平均35~83%も「ヘム」「過酸化水素」「遊離脂肪酸」の濃度が上昇して
いることが分かった。

中でも海馬での上昇率が最も高く、
  ・ヘムは平均79%
  ・過酸化水素は平均83%
  ・遊離脂肪酸は平均81%
濃度が上昇していた。

また、細胞の自殺を誘導する酵素「カスパーゼ」の活性を測定すると、海馬で
平均87%増加していた。

さらに、アルツハイマー病の患者の脳神経細胞内では、物質輸送に関わる
たんぱく質「タウ」が異常に蓄積するが、酪酸を注射したラットは通常の
ラットに比べ、海馬で平均42%もタウの量が増加していた。



<歯周病の放置は厳禁>
チームは実験結果について、注射した酪酸が血流に乗って脳内に入り込み、
さまざまな異常を引き起こしたとみている。

歯周病患者では、「歯周ポケット」と呼ばれる歯と歯肉の間から、健康な人の
10~20倍も酪酸が検出されるという。

落合特任教授は「歯周病巣の酪酸が長期間にわたって脳内に取り込まれれば、
アルツハイマー病を引き起こす一因になることは十分に考えられる。歯周病は
すぐに生死に関わる病気ではないので放っておく人が多いが、重大な別の
病気につながる可能性があることを忘れてはいけない。早めに治療をすべき
だ」と指摘する。


チームは今後、歯肉から脳内にどれだけ酪酸が入り込むのかを調べる。
また、酪酸を注射した動物がアルツハイマー病を発症するかどうかを、
行動分析などで検証する予定だという。





https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170527-00000015-mai-soci




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[<メチル水銀>マグロ過食に注意 妊婦から胎児へ影響]

(毎日新聞  2016年11月28日)


マグロやメカジキなどメチル水銀を比較的多く含む魚介類を妊婦が食べ過ぎる
と、生まれた子の運動機能や知能の発達に悪影響が出るリスクが増すことが、
東北大チームの疫学調査で分かった。
メチル水銀は水俣病の原因物質だが、一般的な食用に問題のない低濃度の汚染
でも胎児の発達に影響する可能性があることが明らかになるのは、日本人
対象の調査では初めて。


2002年から、魚をよく食べていると考えられる東北地方沿岸の母子約800組を
継続的に調査。
母親の出産時の毛髪に含まれるメチル水銀濃度を測定し、子に対しては
1歳半と3歳半の時点で国際的によく用いられる検査で運動機能や知能の
発達を調べ、両者の関係を分析した。

毛髪のメチル水銀濃度は低い人が1ppm以下だったのに対し、高い人は
10ppmを超えていた。
世界保健機関などは、水俣病のような神経障害を引き起こす下限値を50ppmと
している。

濃度が最高レベルの人たちの子は最低レベルに比べ、1歳半時点で実施した
「ベイリー検査」という運動機能の発達の指標の点数が約5%低かった。
乳幼児期の運動機能は将来の知能発達と関連があるとされる。

3歳半時点の知能指数検査では男児のみ約10%の差があった。
海外の研究で、男児の方が影響を受けやすいことが知られている。


国は2005年、海外の研究を基に、妊婦に対しメチル水銀の1週間当たりの
摂取許容量を体重1キロ当たり100万分の2グラムと決めた。
厚生労働省はこれに基づき、クロマグロの摂取は週80グラム未満とするなどの
目安を示している。

今回の調査では食生活も尋ねており、約2割がこれを超えていたと考えられる
という。


研究チームの仲井邦彦・東北大教授(発達環境医学)は「目安を守れば、
影響は心配しなくてよいと考えられる。魚には貴重な栄養も含まれており、
妊婦が魚を断つことは好ましくない。食物連鎖の上位にいるマグロなどを
避けサンマなどを食べるなど、魚種を選ぶことが大切だ」と話す。



<個人、環境要因で差>
東北大チームの研究で比較的低濃度のメチル水銀でも妊婦が摂取した場合、
胎児の発達に影響するリスクがあることが明らかになったが、影響の受け
やすさには個人差があり、多く摂取した母親の子が必ずしも大きな影響を
受けるとは限らない。
今回の研究結果は、個人レベルではなく、集団として将来知的障害と判断
される子の割合が増えることを意味する。

例えば1000人の集団の場合、メチル水銀の影響がなくても、知的障害と判断
される子が23人程度生まれることが経験的に分かっている。
メチル水銀を多く摂取した結果、ベイリー検査の点数が約5%下がることは、
これが約2倍の48人程度になるリスクが生じることに相当するという。

子どもの発達には遺伝や教育など、さまざまな環境要因も大きく影響する。
また、低濃度のメチル水銀と子の脳の発達の関係は未解明のことが多い。
個々の子に知的障害が疑われる場合、メチル水銀が影響したかどうかは判別
できないのが現状だ。
(渡辺諒)



【ことば】メチル水銀
水銀は地殻や土壌に含まれ、火山噴火や石炭の燃焼、金の採掘などに伴って
排出される。
これが水中や土壌中で微生物の働きなどによって化学変化し、メチル水銀が
生成される。
海水にも含まれ、食物連鎖によって徐々に濃縮し、上位に位置するクロマグロ
などで濃度が高くなる。

水俣病は、工場排水中の高濃度のメチル水銀が原因となった。






http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161128-00000001-mai-sctch



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[親が便秘だと子供も便秘 イライラの原因にも]

(毎日新聞  2016年8月25日)


保護者が便秘傾向にある子供は、そうでない子より3倍便秘傾向にある−−。NPO法人「日本トイレ研究所」(東京都港区、加藤篤代表)が小学生の子供を
持つ保護者を対象に調査したところ、こんな結果が明らかになった。
大人と同様に、子供も便秘がイライラや落ち着きを欠く原因になることも
ある。
同研究所は、子供の便秘は家庭環境の影響もある、と分析。
保護者が正しい排便の知識を持つことが重要と指摘している。



<便秘なのに便秘と自覚していない保護者が半数以上>
同研究所が今年3月に実施した「小学生の排便と生活習慣に関する調査」
では、小学生の5人に1人が便秘状態にあるにもかかわらず、その保護者の
うち32.0%は子供が便秘状態と認識していなかったことが分かっている。

今回の「親と子の便秘に関する調査」は8月、小学生の子供を持つ保護者を
対象にインターネットで実施。
25〜49歳の男女621人から回答を得た。
同調査では、
  ・排便頻度が3日に1回以下
  ・便失禁がある
  ・便を我慢することがある
  ・排便時に痛みがある
  ・便が硬い
  ・トイレが詰まるくらい大きな便が出る
の6項目のうち2つ以上に該当する人を「便秘状態にある」と定義。

これをもとに保護者の排便状況を尋ねたところ、26.2%が便秘状態にある
ことが分かった。

また、便秘状態だった保護者に自分が便秘気味だと思うか尋ねると、自覚して
いる人は30.8%しかおらず、「まったくそう思わない」(16.9%)、「そう
思わない」(16.9%)、あまりそう思わない(21.9%)の合計(55.7%)を下
回った。

自覚している人の64.2%は、1年以上その状態が続いていると回答。

便秘を自覚している人のうち、実際に便秘状態に該当した保護者に便秘に
なって困っていることを聞くと、「イライラする・気分が優れない」が
70.7%で最も多く、「腹部が張っている」(69.1%)、「排便に時間が
かかる」(65.9%)も多かった。



<子供に落ち着きがないことの原因に便秘も>
さらに子供の排便状況を尋ねたところ、16.6%が便秘傾向を示した。

この結果を保護者自身の便秘状態別に比べてみると、保護者が便秘傾向では
ない子供のうち、便秘状態にあったのは10.9%だったのに対し、保護者が
便秘傾向の子供の中では、約3倍の32.5%が便秘状態だった。

また、家庭で普段子供と便や排せつに関する会話をするかや、子供の便の
状態をチェックしているかを聞いてみると、会話している人の割合は45.8%で
会話していない人の割合(36.9%)を上回ったのに対し、便の状態をチェック
している人の割合は35.4%でチェックしていない人の割合(51.8%)を
下回った。


同研究所の担当者は、保護者が便秘状態だと子供も便秘傾向を示す理由に
ついて「排便は食や睡眠、運動など生活習慣全体のアウトプットで、家庭
環境が影響しやすい。また、保護者が3日に1回しか排便がなければ、子供も
3日に1回で便秘と認識できず、全体的に排便に関する情報が不足している
ことも考えられる」と分析。

便秘を自覚している保護者の約7割が「イライラする・気分が優れない」と
回答したことから「これは子供も同じで、落ち着きがない、怒りっぽいことの
原因に『便秘』が隠れているかもしれない。子供たちの快便をサポートする
ためにも、保護者に排便に関する正しい情報を届け、子供たちに排便に関する
教育をすることが急務だ」としている。


http://mainichi.jp/premier/health/articles/20160824/med/00m/010/013000c

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[食べ物で窒息死の子、5年で103人 半数が0歳児]

(朝日新聞)


14歳以下の子どもが食べ物を気管に詰まらせ、窒息して死亡した事故が、
2014年までの5年間で103人にのぼったことが、消費者庁の分析でわかった。
0歳児が49人で全体の半数を占めており、同庁は15日に注意喚起を行った。

同庁が、自治体が作成する「人口動態調査死亡票」をもとに、窒息死した
子どもの死因を分析した。

詰まらせた食べ物は、マシュマロやゼリー、団子など菓子類が11人と最多
だった。
ブドウやパンに加え、から揚げやナッツ、そうめんもあった。
不明は72人。
0歳を含め年齢別の原因については、「個人の特定につながる恐れがある」
(同庁消費者安全課)として明らかにしなかった。


日本小児科学会などに寄せられた情報によると、2歳児が直径3センチ大の
ブドウを丸ごと食べた際、泡を吹いて意識を失った。
0歳児が離乳食を詰まらせ、一時意識不明になった事故もあった。
3歳児が口を大きく開けたときの大きさは39ミリで、これより小さなものは
乳幼児が詰まらせる恐れがあるとされている。
豆やミニトマトなど丸くて表面がツルッとしたものは特に注意が必要だ。


同庁は予防策として、
  ・小さく切って食べやすい大きさにする
  ・ピーナツなどのナッツ類は3歳ごろまで食べさせない
  ・遊びながら、歩きながらは食べさせない
を呼びかけている。




(津田六平)



http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASK3H536KK3HUTIL01G.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[8ヶ月ころから要チェック! 「歯の生える順番」と時期の目安]

(ItMama 2017年3月21日 21時30分)(進藤ゆきこ)


笑った赤ちゃんのお口の中にキラリと白い歯が見えると、とてもキュートです
よね。
ママ同士でも、「ウチの子は歯が生えてきたの!」「ウチはもうすぐ1歳
なのに歯が生えていなくて」など歯に関する話題が出てくることはありま
せんか?
意外とみんなで話していてもよくわからないのが赤ちゃんの歯の生える順番
です。
「この順番でいいの!?」といったギモンをよく聞かれます。

今回はママ歯科医である筆者が、意外と知られていない“赤ちゃんの歯が
生える順番”についてお伝えします。



<1番最初に生えるのは「下の前歯」>
はじめに、赤ちゃんの歯が生える順番や時期は“非常に個人差が大きい”ということを知っておきましょう。

その中でも最初に生える歯はどこだと思いますか?
“下の前歯”であることが多いです。よく、赤ちゃんのスマイルショットでも
下の前歯だけが生えている写真を見かけますよね。
母子手帳にも下の前歯から生え始めると記載されています。
でも、上の前歯から生え始めても特に問題はないので安心してくださいね。



<「歯の生える時期」と順番目安>
日本小児歯科学会の1988年の調査によれば、乳歯が生える順番は次の通り
です。
乳歯が生える順番もかなり個人差が大きいので、あくまでも目安として
とらえておきましょう。
(1)8~9ヶ月頃・・・下の乳中切歯が生える(2本)。
(2)10ヶ月ごろ・・・上の乳中切歯が生える(合計で4本になる)。
(3)11ヶ月ごろ~1歳ごろ・・・上下の乳側切歯が生えて、
                  前歯が上下4本ずつになる。
(4)1歳4~5ヶ月ごろ・・・第一乳臼歯が生える。
                前歯がそろった後は、真ん中から数えて
                3番目の乳犬歯をとばして、4番目の
                第一乳臼歯から生えることが多いです。
(5)1歳6~7ヶ月ごろ・・・乳犬歯が生える。
                奥歯が生えたあとに、前から3番目の
                乳犬歯が生えてきます。
(6)2歳3~6ヶ月ごろ・・・第2乳臼歯が生える。
これで乳歯全部20本が生えそろいます。

以上はだいたいの目安で、上の前歯から生えたり、下の歯ばかり生えている
のに上がなかなか生えないなど、バラエティに富んでいます。
心配なときは、次の遅いときの対処法を参考にしてみてください。



<「歯の生える時期」と「遅いとき」の対処法>
周りの赤ちゃんに歯が生え始めたのに、歯が生えてこないと、とても心配です
よね。

目安としては、日本小児歯科学会では1歳3ヶ月ごろになっても歯が1本も
生えてこないときは、「小児歯科専門医やかかりつけの歯科医院で相談する
よう」に勧めています。

1歳半歯科健診でも歯の本数などはチェックしていますので、何か気にな
る点があれば、聞いてみましょう。



いかがでしたか?
赤ちゃんの歯の生える時期や順番は、とても個人差が大きいものです。
歯医者さんでも、よく聞かれることが多い点です。
なんとなく心配だわ……というときは、かかりつけの歯医者さんで聞いて
みましょう!




http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20170321/ItMama_59191.html


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[首やあごが腫れるのは何の病気?]

(家庭の医学  2015年6月25日)


<おたふくかぜ以外にも!?>
首やあご、耳の裏のあたりが腫れて痛くなることはありませんか。
原因として多いのは、ウイルスや細菌への感染。
よく知られているものとして、おたふくかぜ(急性耳下腺炎)がありますが、
ほかにも考えられる病気があります。

首、あご、耳の周囲には3つの大唾液腺(顎下腺、耳下腺、舌下腺)と多くの
小唾液腺が通っています。
これらの唾液腺にウイルスや細菌などが感染すると、炎症を起こして周辺が
腫れたり痛んだり、膿瘍ができたりします。


こうした症状を引き起こす病気としてよく知られているのは、おたふくかぜ
(急性耳下腺炎)です。
ムンプスウイルスの感染によるもので、口や鼻から入り込んで耳下腺で炎症を
起こします。
発熱、頭痛、全身倦怠感のほか、耳の下からあごにかけての腫れと痛みが
特徴的な症状です。
片側の場合もありますが、多くは左右両側で炎症が起こります。
また、あごの下にある顎下腺の腫れが合併したり、そこだけが腫れることも
あります。
子どもに多い病気ですが大人でも発症することがあり、子どもに比べて重症化
しやすい傾向です。
膵臓炎や内耳炎、髄膜炎を合併することがあり、さらに睾丸炎や卵巣炎を
伴うと不妊のリスクも高まります。
治療は安静が基本で、必要に応じて鎮痛解熱薬を用います。
合併症はそれぞれの専門医の下で治療することが肝要です。


一方、細菌感染による炎症は化膿性唾液腺炎(細菌性唾液腺炎)と呼ばれ、
症状がある唾液腺によって耳下腺炎、顎下腺炎、小唾液腺炎に分けられます。
耳下腺炎は耳の前の部分、顎下腺炎では下あご、小唾液腺炎は口内の唾液腺の
出口に腫れや発赤、痛みがみられます。
口腔内の常在菌が原因となることが多く、口呼吸などで唾液の分泌が少なく
なると唾液の出口(導管)から細菌が侵入しやすくなります。
免疫力が低下していたり、シェーグレン症候群や唾液管末端拡張症などの
既往があると発症しやすいこともわかっています。
治療は抗菌薬や消炎鎮痛薬の服用で、膿瘍がある場合は切開が必要なことも
あります。


細菌性の急性顎下腺炎では、唾石(だせき)も多くみられます。
唾石とは唾液の排出管に入り込んだ異物を核として唾液に含まれる
カルシウムが沈着したもので、尿路結石などと同様のもの。
あごの下が腫れて痛み、ひどくなると膿瘍となって首まで腫れが広がります。
自然に排出されることもありますが、除去のために手術が必要になることも
あります。


このほか、あごに3~4cmほどの硬いしこりができる慢性硬化性顎下腺炎
などの病気もあります。
キュトナー腫瘍とも呼ばれ、痛みはなく血液中の免疫グロブリン(IgG)中の
IgG4という成分の上昇、唾液腺や涙腺、膵臓、腎臓などの腫瘤が特徴です。
治療ではステロイドが効果を上げています。


なお、唾液腺にも腫瘍が発生することがあり、他の部位と同じように良性の
ものと悪性のものに分かれます。


あごや首に腫れや痛みなどが生じた場合は、耳鼻咽喉科の専門医に相談
しましょう。




(監修:はくらく耳鼻咽喉科・アレルギー科クリニック院長 生井明浩)



http://sp.kateinoigaku.ne.jp/kiji/122789/



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[アトピーと大気汚染の関係が解明へ]

(家庭の医学  2017年3月31日)


<大気汚染はアトピーの大敵!>
これまで証明されなかった、大気汚染物質がアトピー性皮膚炎の症状を増悪
させる仕組みの一部がようやく解明されました。
今後、新たな治療法の開発に結びつく発見と、期待されています。

アトピー性皮膚炎と大気汚染の関係は以前から指摘されていましたが、
科学的に証明するには至っていませんでした。

しかし2016年11月、東北大学大学院の研究で、大気汚染物質がアトピー性
皮膚炎の症状を引き起こす仕組みの一部が解明されました。

大気汚染物質は、車の排出ガス、工場からの煙、火力発電所、採石場などの
粉じん、土ぼこりなどに含まれ、おもに気管支や肺などの呼吸器の病気を
引き起こすリスクがあることがわかっています。

今回の研究では、大気汚染物質が皮膚に付着すると、それと結合するAhRと
いうたんぱく質が活性化され、活性化したAhRがアルテミンという
たんぱく質を多数発現させることが解明されました。

アルテミンは神経を成長させる「神経栄養因子」。
アルテミンの増加で皮膚の感覚神経が必要以上に表皮に向かって発達して
しまうため、過剰なかゆみを感じさせる原因となります。
つまり、皮膚に付着した大気汚染物質が、アトピー性皮膚炎の一症状である
かゆみを増大させるアルテミンを増やすことがわかったのです。

過剰なかゆみで皮膚を掻くことが増え、皮膚の細胞を傷つけてさらに
アレルギー物質が侵入しやすくなり、かゆみを増大させます。
この悪循環が皮膚のバリア機能を損傷してしまいます。

実験はマウスで行われましたが、発現したアルテミンを中和させて、その
働きを弱めると掻く行動が減ったということです。
また、人為的につくりだしたAhRをもたないマウスでは、大気汚染物質を
皮膚に塗布しても、普通のマウスに比べてアルテミンの発現量は数分の1に
とどまり、掻く行為もなかったといいます。


あくまでもアトピー性皮膚炎の悪化因子の一つであって、これだけでアトピー
性皮膚炎が成立するのではありません。


現在、アトピー性皮膚炎の治療は、ステロイドやタクロリムスなどの薬による
消炎治療が中心になっています。

この仕組みが解明されたことで、AhRの活性を抑える薬や、アルテミンの
働きを抑える薬を開発できれば、アトピー性皮膚炎の治療薬の選択肢も増える
可能性があると、大いに期待されています。

治療薬の開発までにはまだ時間がかかりそうですが、帰宅したら手や顔を
洗う、シャワーを浴びるなどで皮膚についた大気汚染物質を洗い流すことが
症状の軽減につながるでしょう。
洗ったあとは忘れずに保湿対策もしましょう。




(監修:関東中央病院 皮膚科特別顧問 日野治子)




http://sp.kateinoigaku.ne.jp/kiji/124321/