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[尋常性乾癬を発症しているときの日常生活の注意点]

(ヘルスケア大学  更新日:2016/12/09)


尋常性乾癬は発症してしまうと完治が難しい病気であり、原因も解明されて
いませんが、治療や日々の改善をすることで、症状がほぼ出ない状態にする
ことができます。
ここでは、すぐに実践できる日常生活の注意点について紹介します。

乾癬は完治が難しいとされていますが、適切に対処することで症状をほぼ
抑えることが可能です。



<乾癬の一般的な治療方法>
乾癬の治療はステロイドやビタミンD3といった塗り薬による治療が基本
です。
内服薬が処方される場合は、主にレチノイドやシクロスポリン、保険適応外
ですがメソトレキサートが使われ、紫外線療法も行われています。
こうした治療で効果が得られないときには、抗体療法という特定の抗原にだけ
結合する抗体を主成分とした医薬品を用いた治療が行われます。



<すぐに実践できる日常生活の注意点><皮膚に刺激を与えないようにする>
皮膚に刺激を極力与えないように、ゆったりした形状で綿や絹などの素材で
できた衣服を選ぶようにします。
かゆみが強くなったとしても、なるべくかくのを避け、爪をこまめに切る
ようにしましょう。



<食生活はバランスよく>
極端に食事管理をする必要はありませんが、栄養バランスのよい食事をする
ことが大切です。
肉類や脂肪分の多い高カロリーな食事やからい料理は、乾癬の症状を悪化
させたり、かゆみを強めたりすることがあります。
肉よりも魚を摂るようにし、あっさりとした食事が理想的です。



<季節の過ごし方>
乾癬の治療法として紫外線療法があるように、日光に当たることで症状が軽減
されるため、夏は適度に日焼けをすることが望ましいです。
しかしながら、急な日焼けはかえってかゆみが悪化することもあるので
気をつけましょう。

空気が乾燥する冬は、肌の乾燥から症状が悪化しやすいですので、こまめに
保湿をするように心がけましょう。



<お風呂の入り方>
皮膚を清潔に保つために、毎日入浴することが望ましいです。
ただし、お湯の温度が熱すぎると、皮膚の乾燥をまねくので、ぬるめのお湯で
短時間の入浴が向いています。
症状がでている箇所は石けんをよく泡立てて、ゴシゴシと擦り過ぎないように
します。



<他の病気と乾癬の関係について>
乾癬は糖尿病や高血圧症、通風などの生活習慣病や、リウマチ、腎炎や肝炎、
虫歯や歯周病による歯性感染症などを患っている(患っていた)人は、乾癬に
なりやすい傾向があります。

また、風邪や扁桃腺炎などの感染症は、症状を悪化させる原因になります。

また、高血圧治療薬、抗生物質、消炎鎮痛剤などにより乾癬を発症することも
あります。

万が一発症してしまった場合には、安静にして悪化させないようにしましょう。



<喫煙、飲酒、ストレスは乾癬によくないのか>
喫煙や飲酒が乾癬に直接悪影響を及ぼすというデータはありません。
しかし、喫煙によってのどを痛めて風邪をひきやすいですし、風邪に掛かると
乾癬はひどくなります。
飲酒によって体温が上がると、乾癬によるかゆみが増してしまうこともあり
ます。

また、ストレスは、乾癬の悪化要因の一つとなります。
ストレスを感じたらなるべく早く解消し、我慢しすぎないように過ごすととも
に、熱中できる趣味を持つのがおすすめです。




(この記事の監修ドクター 谷祐子先生 広尾プライム皮膚科 医師)




http://www.skincare-univ.com/article/012735/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[「私の誤診率は14.2%」 神経内科医の権威が述べた衝撃]

(NEWSポストセブン  2017年4月19日)


<名医が告白した誤診率に衝撃が走った>
医者の言うままに治療を受け、薬を飲み続けている──なのに快復に
向かわない。
もしかしたらそれ、「誤診」ではないだろうか?
医者が言うことだからと妄信してはいけない。
なにしろ医者自身が一番、誤診の危険性を知っているのだから。


「私の誤診率は14.2%である」
神経内科の権威で東大名誉教授の冲中重雄氏は、1963年、東大を退官する
際の最終講義でこう述べた。
これは臨床診断と剖検(病理解剖)結果を比較して出した数字で、医療
関係者はその率の低さに驚嘆したが、市井の人々は逆に、日本最高の名医でも
14%も誤診があるという事実に衝撃を受けた。

それから50年以上が経過した。
体の内部をチェックするMRI(磁気共鳴画像)検査などが導入され、医療は
確実に進歩しているが、誤診の割合は変わっていない。

神経内科医の米山医院院長の米山公啓氏が言う。
「近年は医療の専門領域が細分化され高度になった半面、医師に柔軟性や
対応力が欠けているように思います。“全体を診る医療”という意識が希薄に
なっており、自分の専門外の病を患った患者に誤った診断を下したり、重篤な
病気を見逃してしまうケースがある。とくに、どんな変化でもかかりつけ医に
まず相談をしてしまう高齢患者が“被害”に遭っているように思います」

2004年に世界的に有名な医学専門誌『Archives of Internal Medicine』に、
フランスの医師らがICU(集中治療室)で死亡した人々の剖検結果についての
論文を掲載した。
そこには〈生前診断の約30%は誤診だった〉と書かれていた。

再び米山氏が言う。
「最初の診断が間違っていれば、その後も誤診のまま治療が進み、自分が
本当は何の病気だったかわからないまま死んでしまう人が、これだけいたと
いうこと。医療先進国のフランスでさえこの数字です。日本でも同様の確率で
誤診が起こっていてもおかしくない」




(週刊ポスト2017年4月28日号)




http://news.livedoor.com/article/detail/12954310/



 

 

 

 

 

 

 

 

[女性のホルモン剤使用と膵臓がんリスクに関連性]

(あなたの健康百科  2017年05月08日)


膵臓がんは自覚症状に乏しく、初期の状態で発見することが難しいがんと
言われている。
発見が難しいため、国立がんセンターが2014年に発表した最新がん統計に
よると、死亡数の多さでは第4位(男女計)。
男性が女性に比べて1.5倍発症しやすく、女性ホルモンであるエストロゲンの
予防効果があるとされている。

しかし、国立がんセンターなどの研究グループは、日本人女性を対象に
女性生殖関連要因と膵臓がんのリスクを検討した結果、ホルモン剤を使用した
ことがあると膵臓がんリスクが上昇すると医学誌「European Journal of
Cancer Prevention」(2017:Mar 31 オンライン版)に発表した。



<ホルモン剤使用でリスクが1.47倍に>
膵臓は、胃の裏側あたりに位置する長さ15センチほどの細長い臓器。
おたまじゃくしのような形をしている。
膵臓は食物の消化を助ける膵液の産生(外分泌)と、インスリンやグルカゴン
など血糖値の調節に必要なホルモンの産生(内分泌)という2つの役割を
担っている。


研究グループは、40~69歳の女性4万5,617人を2011年まで追跡し、
女性生殖関連要因と膵がんの発症リスクとの関連を検討した。
平均18.4年の追跡期間中に211人の女性に膵がんが確認された。

その結果、閉経しているかなどの月経状況、初潮を迎えた年齢、閉経年齢、
出産回数、初産年齢、初潮~閉経までの期間、授乳の有無ついては、膵がん
との関連は見られなかった。

一方、ホルモン剤使用の有無については、ホルモン剤を使用したことがある
グループでは、使用していないグループに比べて1.47倍となり、膵がん発症
リスクとの間に明らかな関係性が見られた。


米国の先行研究では、経口避妊薬を使用した女性は、使用しなかった女性に
比べて膵がんリスクが上がるという報告があるものの、複数の研究結果からは
ホルモン補充療法を伴う子宮摘出術を受けた女性で膵がんリスクの低下が報告
されているという。
ホルモン剤でもその種類によって異なる結果が出ている。


今回の研究では、日本人の集団を対象とし、経口避妊薬とホルモン補充療法
などを区別していないため、今後は人種の違いやホルモン剤の種類を考慮した
さらなる研究が必要だと、研究グループは結論づけている。



http://kenko100.jp/articles/170508004301/#gsc.tab=0




 

 

 

 

 

 

 

 

[切迫性尿失禁…UUIと言いかえ相談しやすく]

(家庭の医学  2017年5月23日)


<安心して外出や旅行を楽しむために>
UUIとは、急な尿意でトイレに間に合わない症状がみられる「切迫性尿失禁」
のこと。
過活動膀胱によるトラブルのひとつです。
UUIで悩んでいる女性は多いのですが、恥ずかしさなどから誰にも相談
できず、受診をしていない人が少なくありません。

そんな尿トラブルの悩みを持つ女性が医師へ相談しやすくために、切迫性
尿失禁を「UUI」と言いかえて受診を促すキャンペーンが行われています。

過活動膀胱の特徴的な症状は、尿意切迫感です。
我慢できないような尿意を急に感じます。
そうでない時には何の問題もないのに、突然の尿意に対応できず、実際
トイレに間に合わずに漏らしてしまうことも。
これを切迫性尿失禁(UUI)といいます。

女性の排尿トラブルには、UUIのほかに腹圧性尿失禁や頻尿があり、全体で
みると女性より男性のほうが多いのですが、40歳代に関しては女性が上回って
います。
そして、UUIは女性に多い傾向があります。
40歳以上の女性の約1割は週に1回以上UUIを起こしているという報告も
あります。

これだけ多くの女性が抱える症状ですが、受診率がとても低いのが現状です。
過活動膀胱の有病者でも男性は4割以上の人が受診しているのに対して、
女性は1割前後に留まっている、という報告があります。
また、医療機関を受診し始めるきっかけとして、9割以上の女性がUUIを経験
しています。

はっきりした原因がわからないケースも多くありますが、パーキンソン病
や脳血管障害など脳神経の障害のためにUUIが起こるケースのほか、男性では
前立腺肥大、女性では出産による骨盤底筋力の低下なども原因となります。
もちろん加齢も影響します。

急な尿意で排尿を我慢するのがむずかしい、急な尿意でトイレに間に
合わなかったことがある、昼間のトイレの回数が多い、就寝後にトイレに
起きる、以上4つの症状に思い当たる場合は、まずは泌尿器科に相談して
みましょう。

診断には症状に関する問診と尿検査、超音波検査が行われます。
排尿日誌でトイレに行った回数や尿量、尿意を記録すると症状の傾向が
つかめるので診断、治療に役立ちます。

必要に応じて、測定装置のついたトイレで1回の排尿にかかる時間や尿量、
勢いなどを調べる尿流量測定や、一定時間パッドを着けて尿もれの量を測定
するパッドテストなどで詳しく検査することができます。

治療には薬物療法として膀胱の過剰な収縮を抑える薬や、膀胱の筋肉を緩める
薬が症状に合わせて処方されます。
行動療法では、水分の摂り方など生活面の指導、尿意を我慢する訓練、
骨盤底筋トレーニングなどが行われます。


UUIで悩む人の多くは、移動中つねにトイレの場所を気にするなど、不便を
感じており、外出や旅行を控えたり、人との付き合いがおっくうになるなど、
精神的に落ち込んだりする場合もあります。

しかし、治療を受けることで症状は改善され、自由度が高まる日々を取り戻す
ことができます。まずは医師に症状を話してみることをおすすめします。




(監修:ますえクリニック 増栄孝子)




http://sp.kateinoigaku.ne.jp/kiji/124438/


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[「振り向き」で知るアルツハイマー病の徴候]

(毎日新聞  2016年11月15日)


アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)は根本的に治すことは
できませんが、症状を改善し、進行を緩やかにすることはできます。
その効果は早く治療を始めるほど大きいので、できるだけ早く発見したい
ものです。
今回は、比較的早期に日常生活に現れるサイン「振り向き徴候」を紹介します。



<認知症の6〜7割を占めるアルツハイマー病>
日本は、世界でも類を見ない超高齢社会に入りました。
高齢者の増加に伴って認知症になる人が増え、予備群を含めると850万人を
超えると言われています。

認知症にはアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、血管性認知症
などの種類があります。
そのうち6〜7割程度を占めるアルツハイマー型認知症は、残念ながらまだ
根本的に治す方法がなく、現在は薬を使って症状を和らげ、進行を緩やかに
しています。
ですから、治療はできるだけ脳の障害が進行していない段階で始めて、
その状態をなるべく長く維持したいのです。



<医療機関の受診自体がハードル>
そうするためには、認知症を早く発見しなければなりません。
例えば親御さんがひどく忘れっぽくなったと感じた時、お子さんである
あなたが脳神経外科や神経内科、精神科、あるいは「もの忘れ外来」などに
連れて行けば、認知機能を調べる検査や脳の画像検査などで診断がつきます
し、認知症であれば適切な治療が始められます。

しかし現実には、親御さんには痛みなどの苦痛がなく、認知症を疑う気持ちも
ないでしょうから、医療機関に連れて行くこと自体が、高いハードルになって
いるようです。
親御さんが抵抗を示されることもあるでしょうし、子の側に親が認知症で
あってほしくないという思いも働くでしょう。
また、たいていの人は年をとるにつれて以前より忘れっぽくなります。
自然な加齢現象としてのもの忘れと認知症による記憶障害は地続きですから、
どの時点で認知症を疑えばいいのか、悩まれるのも無理はありません。



<「どうだったっけ?」と家族に答えを促す仕草>
しかし認知症の中でも、アルツハイマー型認知症に関しては、受診の目安に
なるサインがあります。
それが「振り向き徴候」と呼ばれる行動です。

例えば、高齢の母親と娘が買い物に行ったとします。
店員さんがお母さんに何か質問したのに、お母さんは答えずに後ろにいる
娘さんを振り返って、「どうだったっけ?」とか「あなたが答えてよ」
などと、娘さんに答えを促す……。
これが振り向き徴候です。
そんな場面に遭遇したことはないでしょうか。

この振り向き徴候は、以前から認知症の人に見られる行動として知られて
いました。
しかし、どの種類の認知症に見られるのか、頻度がどれくらいかはわかって
いませんでした。



<重症度で変化する「振り向き徴候」の頻度>
それを私たちが調べて昨年(2015年)、報告しました。
対象は、2014年に東京都大田区の3医師会に所属する診療所で健診を受けた
人のうち、認知症が疑われる人で、かつ同伴者がいた751人です。
平均年齢は73歳でした。

認知症かどうかは、「MMSE」という検査で調べました。
これは認知症の診断に広く使われている質問形式の検査で、満点は30点。
28点以上は認知症ではなく、27点以下を点数によって重症度を分けて
います。

振り向き徴候が見られる頻度は、重症度によって大きな差が出ました。
MMSEの結果が「軽度相当」の人では87.5%、「中等度相当」では97.7%と
高い割合でに振り向き徴候が見られましたが、「重度相当」の人では42.5%と
半減していました(グラフ参照)。

これは、軽度~中等度では、自分が質問されていることやその内容がわかって
いるものの答えられないので同伴者に助けを求めているけれども、重度に
なると質問されていること自体がわからないようになってくるからだと
思われます。

一方、認知症予備群にあたる「MCI(軽度認知障害)」では14.1%でした
ので、多くの人は自分で答えることができます。
とはいえ、振り向き徴候が見られる人もいますから、サインに早く気づけば
この段階で治療を始めることもできるのです。



<サインに気づいたら詳しい検査を>
振り向き徴候は、その人がアルツハイマー型認知症になりかけている可能性が
あるかどうか、医療関係者でない家族や周囲の人が、日常生活のなかで気づく
ことのできる有用なサインです。
この言動が見られたら、早急に認知症を扱っている医療機関で詳しい検査を
受け、アルツハイマー型認知症と診断されたら治療に取り組んでください。
薬物療法や脳のリハビリテーションを早くから受けることで進行の速度が
抑えられ、それまでと変わりない生活ができる時間を延ばしてくれます。

こういう早期発見法があることを知り、普段から親御さんや周囲の高齢者の
言動に注意を払う人が増えることを願っています。



(工藤千秋 / くどうちあき脳神経外科クリニック院長)
(聞き手=医療ライター・竹本和代)




https://mainichi.jp/premier/health/articles/20161114/med/00m/010/002000c?inb=ys



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[血圧が高い人の尿酸値に、葉酸が効く!?]

(あなたの健康百科  2017年05月25日)


健康診断で、「尿酸値が高めです」と言われてしまった―。
「気にはなるけど、特に症状があるわけでもないし、今のところ何もして
いない」とか「何をすればいいのか分からない」という人もいるのでは?

中国の南方医科大学などの研究グループは、このほど、葉酸の補充が高血圧
患者の血清尿酸値の上昇を抑制するのに役立つという研究結果を発表した。

詳細は、4月発行の医学誌「The American Journal of Clinical Nutrition」
(2017;105:882-889)に掲載されている。



<高血圧患者1万5,364人で検討>
血液中の尿酸の濃度を表すのが血清尿酸値だ。
血清尿酸値が7.0mg/dLを超えると高尿酸血症と診断される。
そして、高尿酸血症の状態を放置すると、関節などに激痛を伴う痛風を引き
起こす。

今回、研究グループは、高血圧患者1万5,364人を対象に、葉酸の補充が
尿酸値に与える影響について調査した。

まず、対象者を、薬剤1錠の中に、血圧を下げるエナラプリルの成分10mgと
葉酸0.8mgを含む錠剤を連日服用する7,685人と、エナラプリル10mgのみの
錠剤を連日服用する7,679人の2つの集団に分類し、試験開始前と比較した
最終受診時の血清尿酸値、追跡中の高尿酸血症(尿酸値357μmol/L超)の
解消および新規発症を評価した。

試験期間4.4年(中央値)における血清尿酸値の上昇は、エナラプリルのみの
集団が平均34.7μmol/Lだったのに対し、葉酸を含む集団は平均30.7μmol/L
と明らかに抑制されていた。

そして、追跡期間中に高尿酸血症が解消される確率は、葉酸を含む集団が
エナラプリルのみの集団に比べて31%高かった。
また、同期間中、新規で高尿酸血症を発症する確率は、葉酸を含む集団が
エナラプリルのみの集団に比べて11%低かったという。


高尿酸血症と高血圧は合併しやすく、両者が合併すると重い心血管の病気を
起こす可能性も高まる。
取り返しの付かない事態に陥る前に、生活習慣を改善したい。
そして、食生活を見直す際に、葉酸を意識してみるのも悪くなさそうだ。





http://kenko100.jp/articles/170525004316/#gsc.tab=0




 

 

 

 

 

 

 

 

[うつ病に関与のタンパク質特定]

(山陽新聞  2017年05月31日)


岡山理科大理学部の橋川直也講師(分子生物学)、橋川成美准教授(薬理学)
らのグループは、うつ病に特殊なタンパク質「HSP105」が関与している
ことをマウスを使った実験で明らかにした。

既存の胃薬を投与すると症状が抑えられることも分かり、新たなうつ病の
予防や治療法の開発につながる成果と期待される。

論文が31日付の米科学誌電子版に掲載された。


グループは、体内の至る所に存在し、傷付いたタンパク質を修復したり、
細胞を保護したりするタンパク質群が、うつ病に関わっているとみて研究。
熱などのストレスによって増える「熱ショックタンパク質(HSP)」と
呼ばれるタンパク質群で、他のマウスから攻撃を受けストレスでうつ状態に
なったマウスを使って関連性を調べた。

その結果、うつ状態のマウスでは多くの種類があるHSPのうち「105」という
タイプが脳内の一部で減少していた。

HSPを増やす働きを持つ胃薬を経口投与すると、うつ症状の特徴である攻撃
マウスに対する行動力の低下を抑えることができた。

さらに、HSP105は、うつ病など脳の神経疾患に関与することが知られている
「脳由来神経栄養因子(BDNF)」というタンパク質の量を増やすことで、
うつ症状を抑えている仕組みも突き止めた。


橋川直也講師は「既存薬であれば新薬の開発に比べて実用化へのハードルは
低い。類似薬に同様の効果があるかや、どのような原因によるストレスに
対して有効かなど、検討を重ねたい」と話している。




https://news.goo.ne.jp/article/sanyo/world/sanyo-87934845.html





 

 

 

 

 

 

 

[高校生、朝食は「ご飯」=初めて「パン」上回る―農林中金]

(時事通信  2017年6月2日)


朝食は「パン」より「ご飯」―。
農林中央金庫(東京都千代田区)が行った高校生の食生活に関するアンケート
調査で、2005年以来初めてご飯がパンを上回ったことが分かった。

昼食は「親が作った弁当」が9割を超え、コンビニやファストフードの利用
頻度も増えていないなど、外食より家庭で作った料理を食べる傾向が浮かび
上がった。

調査は2005年、2012年に続き3回目。
今年3月23〜31日、東京近郊に住む高校生を対象に実施し、男女計400人から
回答を得た。

普段の朝食を複数回答で尋ねたところ、ご飯(71.5%)がパン(70.7%)を
上回りトップに。
ご飯派が2005年の51.0%から大幅に増えたのに対し、パン派は2005年の
67.1%から3.6ポイント増にとどまり、2012年(73.5%)より減った。

男女別では、男子が「ご飯」(74.2%)、女子は「パン」(73.5%)が
それぞれトップだった。

昼食は「弁当」が年々増加し、2005年の65.5%から91.8%まで伸びた。
コンビニとファストフードの利用率はいずれも8割を超えたが、1週間
当たりのコンビニ利用回数は2005年の2.8回から1.8回に下がり、ファスト
フードの利用は0.6回程度で横ばいだった。 




https://news.goo.ne.jp/article/jiji/life/jiji-170602X036.html



 

 

 

 

 

 

 

[電磁場への職業的曝露でALSリスクが上昇か]

(HealthDay News  2017年3月29日)


職業上、高レベルの電磁場に曝露されやすい人では、筋萎縮性側索硬化症
(ALS)の発症リスクが倍増する可能性があることが新たな研究で示された。

研究上席著者であるユトレヒト大学(オランダ)環境疫学准教授のRoel
Vermeulen氏によると、電気会社の架線作業員、溶接工、ミシンオペレータ、
航空機のパイロットなど、多くの電気機器のそばで作業をする職業の人が該当
するという。

しかし、ALSの発症率は10万人に1人とまれで、2倍になったとしても依然と
してリスクは低いと、米カリフォルニア大学サンフランシスコ医療センターの
ALSセンター長、Catherine Lomen-Hoerth氏はコメントしている(同氏は
今回の研究には参加していない)。

なお、今回の研究は介入試験や比較対照試験ではないため、直接的な因果
関係を明らかにするものではない。


ALSになると脳や脊髄の運動神経細胞に進行性の変性が起こり、次第に歩行や
会話、呼吸が困難になる。
これまでの研究では、電磁場や電気ショック、溶剤、金属、殺虫剤などに曝露
される労働環境とALSとの関連が示されている。


今回の研究では、オランダの全国的な健康調査に参加した男性5万8,000人、
女性6万3,000人のデータから、ALSで死亡した男性76人、女性60人を特定
し、無作為に選んだ約4,000人と比較。対象者の詳細な職歴を用いて、特定の
仕事に従事することとALSリスク上昇との関連を検討した。

その結果、高レベルの極低周波電磁場に曝露される職業についていた人は、
曝露された経験が全くない人に比べて、ALS発症リスクが2倍以上であった。
累積曝露量が最も高い群(高いレベルで長期間曝露された人)では、ALS発症
リスクがほぼ2倍であった。

なお、電磁調理器、ドライヤー、電動工具など、一部の家庭用電化製品も
高レベルの極低周波電磁場を発生するが、こうした製品は短時間しか使用
しないため心配はないという。

一方で、その他の職業因子はALS発症リスクとの関連は弱く、明確な
エビデンスは認められなかった。

しかし、Lomen-Hoerth氏は「この研究では解析対象としたALS患者数が
少なかったため、他の因子を軽視するのは早計である。また、ALSリスク
因子の1つである職業上の外傷を評価していないのも残念な点だ」と指摘して
いる。


Vermeulen氏によると、ALS発症リスクの61%は遺伝要因であり、今回の
研究は、いまだ明らかにされていない残り39%の環境要因に電磁場が寄与して
いる可能性を示すものだという。

Lomen-Hoerth氏は、電磁場が神経細胞にどのように影響を及ぼすのかは
不明であるため、次は基礎研究で検討する必要があると述べている。


この研究は「Occupational & Environmental Medicine」オンライン版に
3月29日掲載された。




http://healthdayjapan.com/2017/04/06/15749/





 

 

 

 

 

 

[口の中にも症状が? 女性のだるさ、むくみを起こす「橋本病」の側面]

(MEDLE  2015年12月30日)


<患者40人と一般の人との比較>
甲状腺からホルモンが分泌される機能がにぶり、身体にだるさなどの症状が
出る原因のひとつに橋本病(橋本甲状腺炎)があります。
橋本病は、免疫の異常により甲状腺が攻撃されてしまう病気で、女性に多い
のが特徴です。

免疫の異常は、複数の臓器に同時に影響することもよくあります。

そこで、この研究では、橋本病患者における唾液が分泌される機能とドライ
マウスについて調べました。

 

<橋本病患者とそうでない人々の比較>
橋本病患者40人と橋本病でない人々を比較しました。
これらの人々に、アンケートを行い、ドライマウスであるかどうかの診断を
行いました。
また、唾液のサンプルを、午前8時と午前9時、そして飲食後2時間以上
経ってから採取することで、唾液の分泌量を調べました。

 

<ドライマウスは橋本病患者で多い>
アンケートでドライマウスの結果は、橋本病でない人々よりも、橋本病患者で
多くみられました。
唾液の量には違いが見られませんでした。

つまり、橋本病患者には、ドライマウスが多く見られました。

 
ドライマウスはほかにもシェーグレン症候群などで起こることが知られて
います。
気になる症状があるときは医師に相談してみるといいかもしれません。



(後藤由佳利)




https://medley.life/news/item/56739d8b9709632902bbd3ee