<演奏>
篳篥:中村仁美 オーボエ:林 憲秀 バスーン:塚原里江
2013年に「eX.(エクスドット)」で開催した個展で今回のメンバーにより初演。それから10年ぶりの再演となる。
題名は、「三位一体」ではなく、「三巳一体」である。つまり、3匹の「へび」。ダブルリード属、つまり二枚舌の楽器3名ということで、このようなアイデアとなった。
それぞれ3種類の「蛇行」音型と、1種類の「へびを思わせる」奏法をもち、出合い頭に争ったりする。ジャンケンのような明確な勝敗のルールはない。あくまでも演奏の音楽的な内容によって主従関係が生じる。この日最も「アクション」要素が強いが、一方で「音による遊び」であるという点で、これは純然たる音楽作品だと考えている。
以下に、本作を上演するためのスコア全文を掲載する。
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→曲目表
→5)三巳一体(2013)*本投稿