生命の泉と金沢動物園オセアニア編
今日は仕事が早く終わったので、「パイレーツオブカリビアン 生命の泉」を観て来ました
土曜日にテレビで1作目を放映してたのを見て改めて面白いなと思ってたんでちょうどいいタイミングで見れました
2、3作目も劇場で観たけどあんまり内容を覚えてなかったから今作を観てついていけるか心配だったけど全然大丈夫だったんで、前作を観てなくてもお勧めです
そしてまたもや金沢動物園についてなんですが、いつも長くなるので今日は1エリアだけの紹介にして、これからも短く細かく書いていこうと思います
今日は金沢動物園、オセアニア区の動物です
まずはコアラ
人気があるコアラですが、動物園では寝てばかりでつまらないという話をよく聞きます
でも給餌の時間や生態を知っていればこの通り
活発な様子を観察できます
子供をおんぶしたコアラもいたんだけど、ずっと大勢のお客さんに囲まれてた上に逆光だったのであんまりいい写真になりませんでした
コアラはご存知の通り、1日のほとんどを木の上で過ごし、20時間以上眠ります
その寝てばっかりの理由はその食性に深く関係しています
コアラは動物界でもかなりの偏食家で、ユーカリという木の葉しか食べません
ユーカリの葉は栄養分がほとんどなく、消化の時間もかかるため、エネルギー節約のために寝る時間が長いという訳なんです
しかもユーカリの葉は有毒な成分が含まれていて、コアラはそれを分解、消化するために体内に特別な微生物を備えています
生まれたての子供はその微生物を体内に備えていないため、母親の糞を離乳食にして、微生物を体内に取り込みます
消化に時間がかかるため、コアラは哺乳類の仲間で一番長い盲腸を持ち、その長さはおよそ1.5mもあります
また大変なのが、コアラは600種類以上あるユーカリのうち、食べるのはおよそ20種
しかも新鮮な若葉しか食べない偏食家
日本では横浜市内、三重県、鹿児島県、沖縄県と幅広く栽培し、輸送します
なぜそんな面倒なことをするかというと、1ヶ所で栽培していると、台風や強風で栽培ができなくなったとき、ユーカリ一種しか食べないコアラは一気に餓死してしまう可能性があるために、栽培地域を離して餌が取れなくなることを防いでいるんです
見た目の特徴としては樹上生活に適した手足
木をしっかりつかむため可愛い見た目に似合わず爪はかなり鋭いです
そして指
この写真からも分かるように前足の指は親指、人差し指の2本と他の3本が向き合って、しっかり木をつかめるようになっています
写真には撮れなかったけど足の指も特殊化していて、人差し指と中指がひっつていたり、親指と残りの4本が向かい合い、足でも木をつかめるようになっています
そして閉演間際の時間帯に撮れた1枚
鋭いメンチのヤンキーコアラ(笑)
閉演間際でお客さんがいなくて撮りやすい上に、コアラが起きていて、しかも近くにいたってゆう条件がそろって撮れたお気に入りの1枚です
地面にトンネルを掘って生活するこいつは生活環境はコアラと全く違うものの、近縁の種だといわれています
夜行性のためずっと寝てたんだけど、閉演間際に観に行くと活動してました
このほのぼのした顔と、もこもこの体と、よちよち歩き(笑)
かなりの癒し系オーラを放ってました
撮った瞬間1人で爆笑しました(笑)
こいつ可愛すぎる
あまりに面白くてずっと観てました(笑)
みなさんも見る機会があれば是非見てほしいお勧めの動物の1つです
それでは今日はこの辺で
明日から仕事で九州に行ってきます
金沢動物園 前編
メインゲートのなかよしトンネルを抜けると動物園エリア
まずはアフリカ区の動物から
ヒガシクロサイは1970年代まではアフリカ全土に生息してましたが、環境破壊と角を目的とした乱獲により急激に数を減らし、絶滅の危機に瀕しています
乱獲の原因となる角は意外なことに毛が集まってできていて、骨は通ってないんです
角は一生伸び続けますが、動物園の飼育下ではコンクリートなどにこすりつけて削ってしまうため短くなってることが多いです
ここ金沢動物園は、国内で唯一、5種類あるという動物の角の種類を全て見ることができます
飼育員さんに貴重な標本も触れさせてもらったので、それも順次紹介したいと思います
アラビアオリックスは、中東からアラビア半島にかけて広く生息していましたが、ユニコーンに例えられる美しい角の乱獲により、1972年に野生では一度絶滅してしまいました
その後、飼育下で繁殖させた個体を野生復帰させて、1100頭ほどまで回復させました
ここ金沢動物園は国内の血統を管理して、もっとも多くの数を飼育、繁殖も順調に成功させています
昼夜の温度差が激しく、水や食料の少ない砂漠の生活にもっとも適したレイヨウの一種で「砂漠のスペシャリスト」といわれています
その見た目の白い毛は太陽光を反射させて体温の上昇を防ぎ、寒いときは毛を逆立てて黒い地肌で太陽光の熱を吸収して体温を保ちます
次はアメリカ区の動物です
まずはアメリカプロングホーン
アメリカプロングホーンは陸上動物でチーターに次いで2番目の走行速度を持つ動物です
その速度は時速80km以上
時速70kmぐらいなら6~7kmは走れるため、長距離ではチーターより上です
●アメリカプロングホーンの抜け落ちた角鞘
プロングホーンはウシやヒツジと同じタイプの角で、内部の角芯を覆うように角鞘(かくしょう)が発達して角を形成します
普通このタイプの角は抜け落ちることはないのですが、プロングホーンのみ、毎年生え変わります
上の写真はプロングホーンの抜け落ちた角鞘です
ちなみにアメリカプロングホーンは国内では金沢動物園でしか見ることができません
オオツノヒツジは金沢動物園が開園して一番最初に展示された動物で、園のシンボルマークでもあります
その特徴としては見た目通りの立派な角
さっきのプロングホーンと同じタイプの角で、こちらは抜け落ちることはありません
オス、メス両方角はありますがメスは20cmほどしか成長しません
●オオツノヒツジの角鞘。抜け落ちることがないため、死んだ個体から採集された貴重な標本。
そしてビックリしたのがこの角、かなり重い
写真で持ってる自分の手はプルプルしてました
その重さは左右で6kgを超えるらしく、その重さを実際に触れて実感できたのも素晴らしい体験
オス同士の闘争でお互いの角をぶつけ合う角突き
角突きはコンクリートの壁を壊す威力があり、標本の角も表面はこすった跡があり、内側に比べて滑らかでした
オオツノヒツジの奥にいる白いヤギはシロイワヤギ
今回は近くで見ることができず写真もこれだけなんですが、こいつも金沢動物園でしか見ることができないんで少し紹介します
シロイワヤギは暑さに弱く、夏は冷房の効いた展示室で飼育するため、外で見れるのはそろそろ終わり
しっかり見れなくて本当に残念
暑さ対策として5月には麻酔をかけて毛刈りをしたり、スポーツドリンクを飲み水に加えるらしいです(笑)
ズーラシアのマレーバクと違い終日活発でした(笑)
前に紹介したマレーバクや上野動物園にいるアメリカバクとはまた違う種で、こいつも金沢動物園でしか見れない貴重な動物です
こいつは中央アメリカに生息していて、他のバクと住む地域は違っても、生態はほぼ同じで、森林や沼地の水辺を好み、泳ぎが上手
特徴の一つの鼻をうまく使って食物を引き寄せたり探したりします
最後にいくつか紹介した動物の角についての簡単なまとめ
いつか画像つきで詳しく解説したいと思うのでここではざっくり
「5種類ある角」
①シカの仲間の角・・・角全体が角芯(骨)。皮膚に覆われて成長し、繁殖期前に皮膚がはがれ完成。その後抜け落ちて毎年生え変わる。(英語ではアントラー)
②ウシ、ヒツジの仲間の角・・・角芯(骨)の外側を角鞘が覆う。一生伸び続け生え変わらない(英語ではホーン)
③プロングホーンの角・・・②と構造は同じだが毎年抜け落ちて生え変わる。
④キリンの仲間の角・・・角芯(骨)の周りを皮膚が覆う。(英語ではオッシコーン)
⑤サイの仲間の角・・・角芯でなく毛が集まって固くなってできている。
というわけで前半終了また長くなった上にうんちくが多くなってしまい反省
文章をまとめるのって難しい
金沢動物園とブログ画像
携帯アラーム事件のせいで1日行くのが遅れたけど昨日ついに行ってきました
金沢動物園
前日に早く就寝して備えるつもりが、ピーターパンの共演者の兄貴分から深夜2時過ぎに集合がかかった為に、一睡もしないでそのまま横浜の現地に
駐車場で1時間半ほど仮眠してから行ってまいりました
ではではまずは金沢動物園の解説から
●朝一からたくさんの幼稚園の子供たちで賑わう正面ゲート
金沢動物園は、横浜市金沢区の金沢自然公園の中に1982年、野毛山動物園の分園として開園しました
ちなみに横浜の動物園はここ金沢動物園と、開園から60年の歴史を持つ野毛山動物園、先日ブログで紹介したズーラシアの3園です
金沢動物園は高い丘の上にあるために、ふもとからはコアラバスが運行していて、園内に入るまで結構な坂道です
園内も傾斜がかなり多く、移動は山道ハイキング状態
前日にアクロバットの練習をして筋肉痛を抱えた状態だったので結構足にきました
みなさんも来園の際は歩きやすい靴と服装で来ることをお勧めします
ヒールなんかで来た日には絶対に後悔すること間違いありません(笑)
園内の飼育員さんや警備員さんも電動自転車やセグウェイに乗って移動してました(笑)
しかしそんな立地条件だからこそ堪能できるのが景色
園内のいろんなところに、いい景色が見渡せる場所があり、展望台もあります
ここ金沢動物園からの眺めは「新金沢八景」の一つに指定されているので、歩き疲れた時には足を止めて、景色を堪能して癒されるのもお勧めなポイントです
そして展示内容は、園内の動物を世界の生息地ごとに4大陸の展示ゾーンに分けています
そして面白いのが、ここ金沢動物園は肉食の猛獣は飼育しておらず、そのほとんどが草食動物であるということが大きな特徴です
草食系男子ならぬ、「草食系動物園」という訳です(笑)
展示されている動物の種類はおよそ30種類で、少なく感じるかもしれませんが、さすが草食中心の展示スタイルだけあって、日本でここだけしか見られない希少な草食動物がたくさんいます
ポピュラーな動物たちも、かなりの大きさに成長していて、肉食動物がいなくても、パワフルな野生な力を感じることができました
今回もいい感じで撮れた動物や、金沢動物園ならではの希少な動物を中心にアップしていきたいと思います
そしてこのブログのトップ画像を自分で作ったので紹介したいと思います
今までに自分が撮った動物たちを合成して熱いワイルドなイメージで作ってみました(笑)
もっとたくさん入れたかった動物がいたんですが、スペースの都合でこいつらを選抜しました
いつか別バージョンも作ってみようかと思います
1体1体見てみると、よくこんなアングルや距離で撮れたなぁとか、これってどうやって撮ったん?って思うような自慢の写真を使ったつもりです
パソコンから見たら大きく見れるのでよかったら見てやってくださいね
携帯アラームとシステム手帳
今日は朝から横浜の金沢動物園に行く予定が、携帯のアラーム設定が何故かサイレントになっていて予定の時間に起きれず行きそびれました・・・
設定いじったことないはずなのになぁ
これが舞台本番中や仕事だったら最悪
アラーム設定には気をつけようと思いました
おかげで予定ががっつり空いてしまったので、久々に一般の練習場に自主錬しにいきました
正直体調微妙だったけど、滝沢歌舞伎が終わってから全然体を動かしてなかったんで
久々にいい汗かきました
そしてその後はずっと買おうと思ってた手帳を買いにいきました
自分は学生のころから市販のキャンパスノートに自分で線を引いてスケジュール表を作ってきたんですが、この前の滝沢歌舞伎の忙しさでスケジュール表を作る作業ができず、予定が書ききれなくなってしまいました
そこでちゃんとしたシステム手帳を買うことにしました
マレーバクのロゴマークのノックスブレインの手帳が気に入ったのでこれにしました
黒のカラーもあって、自分はだいたい黒や赤にするんですが、たまには爽やかな感じもいいかなとライトブルーの手帳にしました
これでスケジュールしっかり書き込めます
被災地と通院

自分も阪神淡路大震災も経験したし話に聞いたり想像はしていたものの、津波にさらわれた街は想像以上のあまりに酷い現状でした。
震災から2ヶ月以上経ってこの現状。
正直先が見える気がしませんでした。
何十年、何百年かけて築かれた人の営みと自然の景観が地震発生してたった6分の間に全て壊されたことに衝撃と、地震と津波の恐怖を改めて痛感しました。
ボランティアの炊き出しにあたり、自分は人見知りだし、被災された方々の気持ちを考えるとどう立ち回って接していいのかわからなかったんですが、被災されてる方々がとても前向きで明るい事に自分が救われました。
みなさん本当に元気で、楽しく時を過ごしていただけた事を嬉しく思いました。
少しでも早く被災地の復興が進むように事態が好転してほしいと切に願います。
そして相変わらず体調は良くならず大きい病院を紹介されたものの診察まで2週間待たされる状態で、たらい回しです。
東京の病院の回りくどさとフットワークの重さを痛感しました

今日も結局、新しい病院に新規診察することになりました
みなさんも体調にはお気をつけてください
