大恐竜展in東京タワー 後編
今日は恐竜展の後半戦どんどん行きましょう
アクロカントサウルスです
この大きさと迫力は圧巻です
まさに恐竜展の醍醐味
有名なティラノサウルスは白亜紀後期の最大級の肉食恐竜ですが、アクロカントサウルスは白亜紀前期の最大級の肉食恐竜として知られています
外見の特徴は背骨の上に並ぶトゲ状の突起で、展示場の天井ギリギリに迫ってます(笑)
ちなみに下の写真で一緒に展示されている左の恐竜はバクトロサウルス、右はゴルゴサウルスです
次はちょっと変わった化石の・・・
プシッタコサウルスの皮膚痕です
この化石から皮膚が現生の爬虫類のようにうろこで覆われていたことが分かる貴重な標本です
続いて・・・
こいつは世界で初めて発見された羽毛の生えた恐竜で、こいつの発見から恐竜の復元像や生態が大きな変革を迫られることになったのです
羽毛恐竜についてはいつか詳しく解説したいと思います
そして、中国で初めて発見された竜脚類の・・・
エウヘロプスです
所蔵する福井県立恐竜博物館以外での展示は今回が初めての貴重な物です
そして福井産の恐竜の・・・
フクイラプトルです
両種とも国産の恐竜として有名なんですが、実は国産の恐竜について思うところがありまして、今はこいつらに関して深く語りません
以前に恐竜の解説ブログで語りたいことがあるといいましたがそれは国産恐竜に関してなんです
まだまだ先になると思いますがいつか解説したいと思います
まだまだピックアップしたいやつがたくさんいますが今回はこんなところで
今年の夏に上野の国立科学博物館で恐竜展が開催されるようなので、その時は是非行きたいと思います
大恐竜展in東京タワー 前編

大恐竜展in東京タワー
大恐竜展は2009年の国立科学博物館以来だったので久々
天気が悪くて頂上が霞んで、魔王の城みたいになってる東京タワー
その1階の特設会場に開催されてます
開場時間の10時ちょうどに行ったらすでに列が
土曜日だし、恐竜好きな子供連れが目立ちました
ではではまずはこの恐竜展についての解説を
2011年3月19日から~6月12日まで開催されてます(本来は3月12日開催予定だったけど地震の影響で延期)
日本最大の恐竜博物館で世界有数といわれる福井県立恐竜博物館
そこの貴重な恐竜標本およそ80点が東京タワーの特設会場に展示されます
中生代の三畳紀後期(約2億3000万年前)から白亜紀後期(約6550万年前)の様々な恐竜を展示していて、有名な欧米の恐竜だけでなく、アジアの恐竜が多く展示されるのも本展の特徴です
全長およそ12mにもなる最大級の肉食恐竜「アクロカントサウルス」や、全身復元骨格およそ25体が一気に並ぶ展示は圧巻
早速今回も気に入った恐竜をピックアップして紹介していきたいと思います
会場に入ってすぐに出迎えてくれるのが誰でも知ってる恐竜の王者
ティラノサウルス・レックスの頭骨です
1.5mもあろうかという頭部と15cmを超える歯を見ると恐竜の力強さを感じます
しょっぱなテンションマックスになれる展示構成です
こいつも割りと有名な恐竜で、目の上の突起が特徴です
こうやって模型と並べての展示はわかりやすいし、新しい発見もあります
大きさはティラノサウルスより1回り小さく、生息してた時代も1つ前です
そのアロサウルスと同じ時代と地域に住み、ライバル的な存在で知られる・・・
背中の板と、尻尾の4本のトゲを持つ姿は有名です
背中の板については、内部に血管の跡があるために、体温を調節するラジエーターの役目であったり、オスとメスの間のアピールに使われたといわれてますが、確かなことは分かっていません
自分が子供のころは、防御に使ったり、音を鳴らして警戒音を出したとかいわれてましたけど現在はその説は否定される傾向にあります
この骨格標本は尻尾のトゲの配置が上を向いてますが、最近の傾向としてステゴサウルスの尾のトゲは地面と平行に真横に生えている解釈が一般的になっています
恐竜の解釈や定説はこうやって日々変わっていくので、新旧の情報を確認するのも楽しみの一つです
お次は竜脚類(4足歩行で首と尾の長い恐竜)の頭骨シリーズ
左からエウロパサウルス、ブラキオサウルス、アパトサウルス、ディプロドクスです
こいつらはみんな全長が軽く20mを超えるため、ここの特設会場では完全骨格は展示は難しいと思われます
大きい博物館ではド迫力な完全骨格が見れるのでお勧めです
ちなみに同じ竜脚類で小型の種のカマラサウルスの亜成体の骨格は展示されてます
頭骨だけでも楽しみかたはたくさんあります
ディプロドクスの歯です
こうやって見ると植物食で、えんぴつのような歯が上下でこすれあって、葉をすりつぶしていたのが分かります
一番最初のティラノサウルスの歯と比べると食性の違いが一目瞭然
一見、骨格だけだと同じ種類は違いが分かりにくいですが、こうやって局所的に目を向けて、種の違いを発見するのも楽しみの一つです
とりあえず今日は有名な恐竜を紹介してみました
次のブログでは今回の恐竜展の目玉、巨大な全身骨格を紹介つつ、他の貴重な骨格についても触れていこうと思います
金沢動物園 ユーラシア編
長くなってしまった金沢動物園ブログもこれで最後
今日はユーラシア区です
ローランドアノアと・・・
上のローランドアノアは、別名「小水牛」といってウシの仲間で一番小さい種、逆に下のガウルは野生のウシの中では最大の種です
両種とも国内では金沢動物園しか展示されていない貴重な動物で、並んで展示されているため、大きさの比較を楽しめます
ローランドアノアは高齢で、あまり動くことはなかったけど、ガウルは木に吊るされたおもちゃで遊んだりするところを見ることができました
インドゾウです
アジアゾウの一種であるこいつは、割とどこの動物園でも見れるのですが、ここ金沢動物園のインドゾウのオスはめっちゃでかい
そしてこの牙の長さ
体の大きさは高さ3.3m体重6トン
牙の長さは1.8m
これはアジアゾウより大きいアフリカゾウを含む、国内のゾウの中で最大級の大きさです
見てほんっとにテンション上がって、今回の金沢動物園の動物の中で一番観察時間が長かったです(笑)
しかもこの牙10年ほど前はもっと伸びていて、左右の牙の先が顔の前でクロスしていたようで、まさにマンモス
しかしその頃に片方の牙の先が折れ、その数年後にもう片方も折れてしまいました
その時に折れた牙の先端1mを飼育員さんに見せてもらいました
先端の一部とはいえ、かなりの重さ
片手で持って撮影することが不可能なため、机に置いて撮影しました(笑)
ちなみにゾウの牙は上の前歯が発達したもので、メスにも短いけど生えています
紹介した写真以外にもいろんな調教があって楽しめました
ゾウの調教はいろんな動物園で見ることができますが、お客さんを楽しませる為でなく、本来の目的は巨大なゾウを安全に、そして健康に飼育していく為のものです
ゾウのような大きな動物は足のトラブルや怪我が命にかかわります
異常がないかチェックしたり治療する時に、人の力ではゾウを思うように動かせません
なのでスムーズかつ安全に治療、診察するため、ゾウに調教をする必要があるという訳です
ちなみに調教するのはメスのゾウだけです
オスは野生では大人になると独り立ちして、気性が荒くなり、仲間の命令に従いにくくなるからです
次はインドサイ
インドサイの特徴は鎧を思わせる厚い皮膚
先に紹介したクロサイにはない特徴です
角の数もクロサイが2本に対し、インドサイは1本
ここ金沢動物園には大きな個体も含め3頭が飼育されていて迫力満点
野生では川辺の草原に住んでいるのもあって、水浴びが大好きなようです
飼育員さんに水をかけてもらいにいってました(笑)
大きなゴツい見た目に似合わないかわいらしい一面も見れました
ニホンカモシカは日本の国有種で、国の特別天然記念物に指定されています
山岳地帯に生息していて険しい岩場でも軽快に動きます
単独で生活してるため、動物園でも数頭の個体が日替わりで一頭づつ展示されてます
今回展示されていた個体は若かったので、とても活発
飛んでいる虫に反応して駆け回ったり、木に吊るされたおもちゃで遊んだりと見ごたえがありました
いやぁ回を重ねるごとに長い自己満ブログになってしまった
簡単にまとめると・・・
金沢動物園は楽しかった
ってことです
東京帰着と大病院

24時間ぶっ通しロケで相当疲れたけどアクションやスタントが楽しかった

公開が楽しみです

忙しかったし時間の余裕もなかったら九州に行っても何もできなかったし、写真もないです
ブログ書いてる人はいろいろ写真や写メ撮るけど自分は動物以外写真を撮る癖がなくて

これからは何気ないことにも写真撮るようにがんばります

そして今日は紹介された大病院にて診察の日で現在診察待ち

やっぱり大きい病院はきれいだし設備がすごい

どこも悪くなければいいけど
九州と撮影

飛行機とバスで乗り継いで来たんですが、割とすぐに着いたもんで九州に来た実感がないです

やっぱ飛行機はすごいなぁ

明日から24時間ガッツリ撮影だと思われます

飲みがあったからこんな時間に
明日にそなえて今日は寝ます
