金沢動物園 ユーラシア編
長くなってしまった金沢動物園ブログもこれで最後
今日はユーラシア区です
ローランドアノアと・・・
上のローランドアノアは、別名「小水牛」といってウシの仲間で一番小さい種、逆に下のガウルは野生のウシの中では最大の種です
両種とも国内では金沢動物園しか展示されていない貴重な動物で、並んで展示されているため、大きさの比較を楽しめます
ローランドアノアは高齢で、あまり動くことはなかったけど、ガウルは木に吊るされたおもちゃで遊んだりするところを見ることができました
インドゾウです
アジアゾウの一種であるこいつは、割とどこの動物園でも見れるのですが、ここ金沢動物園のインドゾウのオスはめっちゃでかい
そしてこの牙の長さ
体の大きさは高さ3.3m体重6トン
牙の長さは1.8m
これはアジアゾウより大きいアフリカゾウを含む、国内のゾウの中で最大級の大きさです
見てほんっとにテンション上がって、今回の金沢動物園の動物の中で一番観察時間が長かったです(笑)
しかもこの牙10年ほど前はもっと伸びていて、左右の牙の先が顔の前でクロスしていたようで、まさにマンモス
しかしその頃に片方の牙の先が折れ、その数年後にもう片方も折れてしまいました
その時に折れた牙の先端1mを飼育員さんに見せてもらいました
先端の一部とはいえ、かなりの重さ
片手で持って撮影することが不可能なため、机に置いて撮影しました(笑)
ちなみにゾウの牙は上の前歯が発達したもので、メスにも短いけど生えています
紹介した写真以外にもいろんな調教があって楽しめました
ゾウの調教はいろんな動物園で見ることができますが、お客さんを楽しませる為でなく、本来の目的は巨大なゾウを安全に、そして健康に飼育していく為のものです
ゾウのような大きな動物は足のトラブルや怪我が命にかかわります
異常がないかチェックしたり治療する時に、人の力ではゾウを思うように動かせません
なのでスムーズかつ安全に治療、診察するため、ゾウに調教をする必要があるという訳です
ちなみに調教するのはメスのゾウだけです
オスは野生では大人になると独り立ちして、気性が荒くなり、仲間の命令に従いにくくなるからです
次はインドサイ
インドサイの特徴は鎧を思わせる厚い皮膚
先に紹介したクロサイにはない特徴です
角の数もクロサイが2本に対し、インドサイは1本
ここ金沢動物園には大きな個体も含め3頭が飼育されていて迫力満点
野生では川辺の草原に住んでいるのもあって、水浴びが大好きなようです
飼育員さんに水をかけてもらいにいってました(笑)
大きなゴツい見た目に似合わないかわいらしい一面も見れました
ニホンカモシカは日本の国有種で、国の特別天然記念物に指定されています
山岳地帯に生息していて険しい岩場でも軽快に動きます
単独で生活してるため、動物園でも数頭の個体が日替わりで一頭づつ展示されてます
今回展示されていた個体は若かったので、とても活発
飛んでいる虫に反応して駆け回ったり、木に吊るされたおもちゃで遊んだりと見ごたえがありました
いやぁ回を重ねるごとに長い自己満ブログになってしまった
簡単にまとめると・・・
金沢動物園は楽しかった
ってことです