PS3破損とゴジラ
最近は某有名アイドルグループのライブステージのバックでアクロバットやヤクザでアクションをしたり、ヒーロー番組のロケなどで活動してます
楽しみにしていた買ったばかりのPS3のゲーム「ゴジラ」をプレイしようとしたらシステムアップロード中に本体に異常が発生して修理センター送りに
楽しみにしていたゲームを目の前でおあずけ状態なので気晴らしに平成ゴジラシリーズのDVDを見ています
自分はドラゴンボール好きで有名ですが、ドラゴンボールより前はかなりのゴジラマニアで、ゴジラを見て育ち、上京の理由にもなったほどです
特撮助監督を経て今のスタントマンに落ち着いた訳ですが、撮影現場の経験を得た今見直すと今まで見えなかった所やお世話になったスタッフさんが新人だったりして面白い
メイキングを見ていると当時のゴジラシリーズの特撮技術の濃さがすごいです
ビオランテやキングギドラの操演や、新宿都庁や横浜ランドマークタワーの石膏ビル破壊とか圧巻です
とりあえず「ゴジラ(1984)」、「ゴジラVSビオランテ」、「ゴジラVSキングギドラ」、「ゴジラVSモスラ」まで見たので残りの平成シリーズも見たら勢いで「ゴジラ2000年」以降の作品も見て、まだ勢いがあったら昭和シリーズも見ようかと思います
それにしてもゴジラを見てると年月が経つ早さを実感して切ない(笑)
やっきになってはまった平成シリーズから20年以上経つし、シリーズ完結の「ファイナルウォーズ」から10年
歳をとるわけだ
先日亡くなられた平成ゴジラシリーズを手掛けた特技監督の川北紘一さん、お悔やみ申し上げます。
新屋島水族館 マナティーの生態研究&餌やり体験
今日はリハが夜からなので昼間の更新です
実はこの水族館、昨年の夏、足の手術前に中国、四国地方一人旅の際に行ったばかりで、めったに来る機会もないので次は何年後になるかと思っていたらまさかこんなに早く来れることになって驚きです(笑)
なので以前にもブログでも紹介したのでそちらも見ていただけると嬉しいです
今回は天候が悪く、数メートル先も見えない霧と寒さの中で、山上からの景観も真っ白で何も見えませんでしたが、水族館は存分に楽しんできました
さてこの水族館、標高およそ300メートルの屋島山上にある珍しい水族館で、1963年に屋島山上水族館として開館しましたが2006年に閉館し、同年に新屋島水族館としてリニューアルしました
小さいながらイルカやアシカの海獣ショーはもちろん、地元瀬戸内海の魚たちなど見どころは多く、特に希少なマナティー必見です
今回1日1回6名限定、料金500円で参加できるマナティーの生態研究&餌やり体験というすごい濃い内容で感動のイベントに参加してきたので紹介します
まずは準備室で配られた資料を見ながら飼育員さんによるマナティーについての講義です
生息地、体の特徴、野生での現状、飼育個体の紹介などについて学びます
ちなみにマナティーはアメリカマナティー、アフリカマナティー、アマゾンマナティーの3種存在し、新屋島水族館にはアメリカマナティーが2頭飼育されています
国内では新屋島を合わせて4館でしか飼育展示されていない貴重な動物です
講義のあとは餌作りです
キャベツやニンジン、白菜を自分で切って、給餌棒という鉄の棒に差し込みます
餌の準備ができたらいよいよ飼育室へ
飼育室内は生息環境に合わせて常に暖かい気温が保たれています
先ほど準備した給餌棒に刺さった餌をプール内に沈めると、
さっそくマナティーが餌を食べにやってきます
写真のマナティーの口元にあるのが給餌棒で、これに刺してレタスやキャベツを固定して沈めることで、葉が散らばって水面に浮いてしまうのを防いでいます。
その後はなんと胴長靴を着てプールに浸かり、さらに近くでの餌やりです
プールに浸かり、餌のニンジンを水中で折ると、その音に反応して近づいてきます
足元にニンジンを置くと足から10センチぐらいまで近寄ってきました
水中スコープで覗くとすごい迫力です
日によってあまり寄ってこない時もあるそうですが、この日はいい感じで寄ってきてくれたようです
現在、さらに馴れる訓練中でゆくゆくは直接手からニンジンを与えれるようにしたいそうです
給餌が終わって準備室に戻り、記念のポストカードをもらってイベント終了
本当に濃い内容の素晴らしいイベントでした
他にもイルカショーやコミカルな演出で芸達者なアシカショー、コツメカワウソやウミガメの餌やり、土日祝日はイルカプールに透明ボートに乗って入れるなど貴重な体験イベントが盛りだくさん
とても素晴らしい水族館なのですが、今年の11月に運営会社が来年中に閉鎖することを発表しました
国立公園の中にあるために施設の老朽化の改修などが行えないことなどが原因らしいのですが、国や県、市が協力するか、別の運営会社が受け持つかしてなんとか存続してほしいです
2002年には昭和5年に四国初の動物園の栗林公園動物園も閉鎖になってしまったし、高松から動物園、水族館が両方なくなってしまうのは悲しいです
地元の幼稚園の子供たちもたくさん来館していたしどうにか存続できますように
神戸どうぶつ王国 紹介編
里見八犬伝が終わってからまったりした日々を送っています
地方公演で巡った地で楽しんできた動物園、水族館を紹介しようと思いいます
2006年に神戸のポートアイランドに開園した「神戸花鳥園」が運営会社が変わり、今年2014年7月19日にリニューアルオープンしたのが「神戸どうぶつ王国」です
「花と動物と人とのふれあい共生」をテーマにした全天候型の施設で、前身の神戸花鳥園の形を色濃く残しているだけあり、園内を彩る花や多数の植物、放し飼いになっている鳥たちは見どころの一つです
特にスイレン咲き乱れるウォーターリリーズゾーンで行われるバードパフォーマンスショーは必見
広大な温室エリアでタカやインコ、フクロウ、オウムなど様々な種類の鳥たちが登場し、その飛び方の違いを見て楽しめます
ふれあい要素やエサやりができる動物も多く、カピバラやカンガルー、ゾウガメはもちろんオニオオハシを手に乗せてエサをあげれるのはなかなか珍しいです(エサやり体験は有料です)
カピバラ
そして何より神戸どうぶつ王国を熱くさせているのは怪鳥ハシビロコウの展示です
高さ1メートルを超える体格と大きなクチバシが特徴のこいつは世界でも30羽ほどしか飼育展示されておらず、そのうち12羽が日本で飼育展示されています
そしてそのうちの2羽が神戸どうぶつ王国にやってきたわけですが、関西では初展示で、タンザニアから来た野生個体で若いペアというハシビロコウ好きには驚きの条件なわけです
しかも展示エリア内を放し飼い状態でかなり近くまでこの巨鳥を見ることができるんです
もう大興奮ですよ
野生では数時間もじっとして微動だにしない姿が有名になり人気が出たハシビロコウですが、動物園の環境でしかも若い個体だけあってかなり活発で、頭の真横を飛んで行ったりしたのには驚きでした
しかもこの日はいい天気だったので日光浴をするために羽を広げる姿も間近で見れました
ハシビロコウは若い時は瞳が黄色ですが成熟すると共に青くなります
その特徴もじっくり見比べることができました
ハシビロコウを見たいならかなりおすすめなのですが、現在は冬季期間なので室内でのみの展示となっているようなので間近で観察したい方は来年、暖かくなってからがお勧めです
そんな見どころたくさんの神戸どうぶつ王国ですが、総評としては惜しいといったところです
というのも名前の神戸どうぶつ王国という割には大型動物もいなくて動物の種類も少なく、入場料も大人1500円、子供800円と割高です
動物園としてのボリュームを楽しみたければ、神戸市立王子動物園の方が大型動物はもちろんパンダやコアラの人気動物もいるし、値段も大人600円、中学生以下は無料とリーズナブルなのです。
ただふれあい要素はかなり強いし、珍しいハシビロコウや、今流行りのフクロウ、ミミズクの種類は豊富だし、バードショーのクオリティ、植物園としての要素も強いので、その辺りに興味があれば楽しめることは間違いなしです
リニューアルオープンしたばかりで、しかも栃木県の那須どうぶつ王国と運営会社が一緒ということもあって続々と展示動物が移動してきているので、今後の発展にも期待がもてます
自分が行ったのは11月末と最近ですが、その後アメリカビーバー、フタユビナマケモノ、ミナミコアリクイなども仲間入りしてるようです
神戸空港やポートアイランドにお立ち寄りの際はぜひ足を運んでください
最後にいくつか写真を載せます
園内の池で鯉とケープペンギンが同居してるのがシュールです(笑)
ミナミアメリカオットセイのショーもコミカルな演出で見逃せません
アフリカオオコノハズク
他にもかなりたくさんのフクロウやミミズクがいて、腕に乗せて写真も撮ることができます(有料)
エグザイルフォーメーションのオウギバト(笑)
鳥たちの放し飼いエリアは頭上からの糞に気をつけましょう
直撃をくらった方がいました
次回は高松公演で行った水族館を紹介します
里見八犬伝 大千秋楽
里見八犬伝 全30公演 無事に終了しました
9月の末から始まった稽古から大千秋楽の12月6日まで長い期間でしたが大きな怪我人もなく無事に終われたことがなによりです
Twitterでは定期的に更新はしてましたがブログは滞っていたのでちょっとつぶやけなかったことも書いてみます
2年前の初演から「痴平」という役で参加していましたが、前回は顔を完全に隠した覆面スタイルでしたが、今回再演にあたり、全く同じ環境が個人的に嫌だったのでいろいろ改善しようと働きかけました。
やはり一役者である以上、顔を完全に隠されることには不満もあり、アンサンブルの中でも群を抜いて体を張った動きをしていただけに、むくわれない感があったのは事実です。
その覆面がもたらす不気味さという効果を狙ったのかもしれませんが、個人的に表現の技術には自信があったし、顔を出して自分の表現を出したかったんです。
その思いを今回稽古が始まってすぐに演出の深作さんに申し出たところ快く快諾してくれたうえに、痴平と愚平のキャラづけにも力をいれていただきました。
今回はそのことが一番の感謝です。
結果自分の表現や動きにも自由度が増し、殺陣師の諸鍛冶さんからもアクション中でも細かい動きやキャラクターを作らせていただき本当にやりがいがありました。
正直全ての思いが叶った訳ではありませんが、初演よりも自分の働きかけで環境が改善したのは進歩だと思うのでその点では満足しています。
1幕最後の犬田村襲撃と2幕最後の戦いでは出せうるだけの力を出したつもりです。
見てくださった方々からアクションだけでなく待機中の動きや体勢の低さなどをよかったと言っていただけたことも嬉しかったです。
何気にこだわって作りこんだ動きなうえに地味に見えて結構キツかったので(笑)
テーマとしては「誰にもできない動きをする」「見た方に気になる存在として残る」と同時に痴平のキャラクターとしては「怖い・気持ち悪い・こざかしい」の3Kを目指しました。
相方、愚平の川ちゃんも2年前よりも技術的にもパワーアップしてくれていたので、自分のオーダーはもちろん、川ちゃん自身の表現も良くていい刺激になりました。
房八とぬい役のりょうきとまおちゃんもいい芝居をするので殺し甲斐があったし、真田十勇士から切磋琢磨した石垣佑磨さんとは今回剣を交えることができて血がたぎったし、小文吾の荒井くんが芝居はもちろんアクションの技術、相手に合わせるコミュニケーション能力、冷静さを持ち合わせていてくれたので、こちらも存分にぶつかることができました。
全力で暴れ、駆け抜けた里見八犬伝。
応援してくださった皆様本当にありがとうございました
地方公演の大阪、高松、九州ではプライベートの動物園、水族館めぐりも満喫したので、そのこともアップしていこうと思います