神戸どうぶつ王国 紹介編
里見八犬伝が終わってからまったりした日々を送っています
地方公演で巡った地で楽しんできた動物園、水族館を紹介しようと思いいます
2006年に神戸のポートアイランドに開園した「神戸花鳥園」が運営会社が変わり、今年2014年7月19日にリニューアルオープンしたのが「神戸どうぶつ王国」です
「花と動物と人とのふれあい共生」をテーマにした全天候型の施設で、前身の神戸花鳥園の形を色濃く残しているだけあり、園内を彩る花や多数の植物、放し飼いになっている鳥たちは見どころの一つです
特にスイレン咲き乱れるウォーターリリーズゾーンで行われるバードパフォーマンスショーは必見
広大な温室エリアでタカやインコ、フクロウ、オウムなど様々な種類の鳥たちが登場し、その飛び方の違いを見て楽しめます
ふれあい要素やエサやりができる動物も多く、カピバラやカンガルー、ゾウガメはもちろんオニオオハシを手に乗せてエサをあげれるのはなかなか珍しいです(エサやり体験は有料です)
カピバラ
そして何より神戸どうぶつ王国を熱くさせているのは怪鳥ハシビロコウの展示です
高さ1メートルを超える体格と大きなクチバシが特徴のこいつは世界でも30羽ほどしか飼育展示されておらず、そのうち12羽が日本で飼育展示されています
そしてそのうちの2羽が神戸どうぶつ王国にやってきたわけですが、関西では初展示で、タンザニアから来た野生個体で若いペアというハシビロコウ好きには驚きの条件なわけです
しかも展示エリア内を放し飼い状態でかなり近くまでこの巨鳥を見ることができるんです
もう大興奮ですよ
野生では数時間もじっとして微動だにしない姿が有名になり人気が出たハシビロコウですが、動物園の環境でしかも若い個体だけあってかなり活発で、頭の真横を飛んで行ったりしたのには驚きでした
しかもこの日はいい天気だったので日光浴をするために羽を広げる姿も間近で見れました
ハシビロコウは若い時は瞳が黄色ですが成熟すると共に青くなります
その特徴もじっくり見比べることができました
ハシビロコウを見たいならかなりおすすめなのですが、現在は冬季期間なので室内でのみの展示となっているようなので間近で観察したい方は来年、暖かくなってからがお勧めです
そんな見どころたくさんの神戸どうぶつ王国ですが、総評としては惜しいといったところです
というのも名前の神戸どうぶつ王国という割には大型動物もいなくて動物の種類も少なく、入場料も大人1500円、子供800円と割高です
動物園としてのボリュームを楽しみたければ、神戸市立王子動物園の方が大型動物はもちろんパンダやコアラの人気動物もいるし、値段も大人600円、中学生以下は無料とリーズナブルなのです。
ただふれあい要素はかなり強いし、珍しいハシビロコウや、今流行りのフクロウ、ミミズクの種類は豊富だし、バードショーのクオリティ、植物園としての要素も強いので、その辺りに興味があれば楽しめることは間違いなしです
リニューアルオープンしたばかりで、しかも栃木県の那須どうぶつ王国と運営会社が一緒ということもあって続々と展示動物が移動してきているので、今後の発展にも期待がもてます
自分が行ったのは11月末と最近ですが、その後アメリカビーバー、フタユビナマケモノ、ミナミコアリクイなども仲間入りしてるようです
神戸空港やポートアイランドにお立ち寄りの際はぜひ足を運んでください
最後にいくつか写真を載せます
園内の池で鯉とケープペンギンが同居してるのがシュールです(笑)
ミナミアメリカオットセイのショーもコミカルな演出で見逃せません
アフリカオオコノハズク
他にもかなりたくさんのフクロウやミミズクがいて、腕に乗せて写真も撮ることができます(有料)
エグザイルフォーメーションのオウギバト(笑)
鳥たちの放し飼いエリアは頭上からの糞に気をつけましょう
直撃をくらった方がいました
次回は高松公演で行った水族館を紹介します