歌舞伎といしかわ動物園
昨年出演した滝沢歌舞伎2012のDVDが発売されました
2010年から3年続けて出演させていただいてる思い入れの深い作品です
こうやってDVDで客観的に見ているとまぁ派手でやんちゃなエンターテイメントだなと驚きです
アクション・スタント的にもハードな反面、やりがいもあって本当に楽しかったです
メイキングもがっつり収録されているので機会があれば是非見てください
そして今日はいしかわ動物園の紹介です
石川県にある動物園で、地理的になかなか行く機会がなかったのですが、昨年出演したブロードウェイミュージカル「ピーターパン」の金沢公演のおかげで行くことができました
もとは民間施設として1958年に「金沢動物園」として開園し、県内唯一の動物園として賑わいましたが時代が変わるとともに入場者数も少なくなり1993年に閉園しました
その後、県内に動物園が必要との県民の要望や動物園の公営化の流れを受けて県が施設を買収
敷地も変えて新しい施設を建設し、公営施設として1999年に「いしかわ動物園」として開園しました
建設が最近なこともあって古い檻やコンクリートだけのような古い施設は少なく、動物たちの生息する環境に近づけた近代的な施設が多いのも見所の1つ
美しい自然に囲まれた環境で園路はバリアフリーで階段の横にはスロープも設置され勾配も4%以下に設計されていいるらしいのですが、個人的にはそこそこな坂道に感じました(笑)
展示動物も豊富でゾウやライオン、キリンなどの人気動物はもちろんサルの仲間も豊富です
2010年に当時国内最高齢のカバが死亡しましたが、2012年にオランダから世界三大珍獣の1つコビトカバを借り受けました
繁殖にも力をいれていて2001年には国内で初めてホクリクサンショウウオの繁殖に成功して繁殖賞を受賞
近年もアミメキリンやシロテテナガザルの繁殖にも成功しています
またトキの繁殖においても有名で、多摩動物公園に続いて2ヶ所目の分散飼育地に選ばれ、繁殖に成功
昨年は5羽が野生復帰してニュースでも大きく報じられました
ちなみに園内のトキ飼育繁殖センターは非公開施設なので実際にトキを見ることでできませんが、動物学習センターでライブ映像や貴重な資料、剥製を見ることができます
動物のフンや食べ残しのリサイクル、雨水の有効利用などのエコ動物園としての取り組みも評価されているほか、通常動物園では、動物園についての仕事や活動を紹介するのには「飼育係」が兼務しますが、いしかわ動物園ではこういった活動を専門に担当する「教育係」がいるのも特徴です
周囲の環境がいい反面、市内から遠くて行くのにちょっと苦労しますが、人と動物と自然にやさしい癒し系動物園です
新江ノ島水族館 紹介編
今日は吹雪く悪天候だったのですが、急遽思い立って久々に新江ノ島水族館に行ってきました
1954年に日本初の近代的水族館としてオープンした「江の島水族館」が2004年にリニューアルしたのが「新江ノ島水族館」です
相模湾に面していることから相模湾を再現した大水槽や、湾に生息する海生生物を中心に飼育展示しています
大水槽ではダイバーが水中カメラを使用して水槽やモニター越しにいろんな生物を紹介してくれたり、餌をあげる様子も見られます
水槽もいろんな角度から観察できたり、のぞき窓があるので何度でも楽しめます
相模湾の水深が深く生物が豊富なうえに、海洋研究開発機構「JAMSTEC」の協力のもと様々な深海生物の探査・研究・採集が行われ、世界初の深海を再現した水槽「科学合成生態系水槽」も開発されました
まだ詳しい生態も不明で長期飼育が困難な個体も多いのですが、その分貴重で世界初、驚くべき姿や生態をもつ生物が定期的に飼育展示されるので要チェックです
今回は深海生物のアイドルとして人気急上昇中のメンダコが展示されていて、お目にかかれました
世界的にも飼育は数日から数週間しか成功していないんです
こういった貴重な深海生物の飼育展示を積極的に試みているので、姿を見るのはもちろん研究結果にも注目です
昨年の夏からはJAMSTECの有人潜水調査船「しんかい2000」の常設展示も始まりました
後継機もできて引退した機体ですが、日本初の深海調査船として20年以上も稼働し日本の深海研究に貢献した「しんかい2000」は一見の価値ありです
クラゲの展示もかなり力が入っていて、35年以上の研究と展示の集大成「クラゲファンタジーホール」では世界最大級の種をはじめ、15種以上も展示されているほか、照明やスモークなどを使った幻想的なイベントも行われています
イルカと女性ダンサーによるミュージカルショー「ドルフェリア」はとっても癒し系で独創的
土・日・祝の開催なので今回は見れなくて残念でした
もちろん通常のショーも見ごたえがあります
プールはあまり大きくありませんが、相模湾と江ノ島を背景に見渡せる景観は素晴らしいです
イルカだけでなく個人的に好きな大型のゴンドウたちも芸達者です
ここのバンドウイルカは昨年6月に生まれた個体が世界初の飼育下5世であることが分かり話題になりました
今後もうまく繁殖していってほしいです
イルカと握手(有料)やタッチプールなどふれあいイベントも豊富
ショップではユニークなオリジナルグッズも揃ってます
カフェの食事は「えのすい丼」がおすすめで、しらす丼とロコモコ丼の2種がありますが自分はしらす丼にしました
見所たくさんの新江ノ島水族館
深海という未知の世界を感じることのできる数少ない施設です
是非1度は足を運んでみてください
ストラップと天王寺動物園 鳥類編
5年以上愛用していた携帯電話のストラップがちぎれてしまいました
ドラゴンボールのサイヤ人の尻尾ストラップです
不意打ちでヤジロベーに尻尾を斬られた時のベジータぐらいショックです
これはそろそろスマホに変えろということなのか・・・
そして今日は長引いた天王寺動物園の紹介も最後
鳥類を中心に紹介します
まずはホオジロカンムリヅル
名前の通り白い頬と立派な冠羽が特徴です
ちょうど生まれて一ヶ月ぐらいのヒナがいました
やんちゃに動き回るヒナと、気遣う親鳥の行動が面白かったです
ヒナは成長が早いので可愛い時期は短いです
昨年の夏の写真なので今はもう大きくなってるんだろうなぁ
続いてコンドル
翼を開くと3メートルにもなり、飛ぶ鳥の中では最大級の大きさを誇る猛禽類です
動物園ではよく見かけますが、そのダイナミックな羽ばたきや飛行する姿を存分に魅せる施設には未だ巡りあったことがありません
小型の鳥や水鳥が自由に飛べる大型バードケージは近年増えましたが、大型の猛禽が自由に飛べる施設は難しいですね
コンドルは羽毛の生えていない顔が不気味だと言われますが、それは死肉などをあさったときに血や体液が羽毛に染み込んで不衛生になるのを避けるためで、羽毛のない頭は腐食性猛禽の特徴の1つです
先ほど書いた大型のバードケージは天王寺動物園にもあって「鳥の楽園」という名で親しまれています
直径40メートルと27メートルの円形ドームを2つつないだひょうたん形で、約30種の水鳥が自由に飛び回っています
写真の屋根の部分の巣はケージの外側にあり、野生の鳥が巣を作ったりもしてます
その中から1種紹介するのはコサギ
シロサギの仲間は大きさからダイサギ、チュウサギ、コサギの3種がいて、コサギは一番小さい種です
今回、巣の卵を守る姿を見れて感動です
さすが鳥の楽園
最後はワライカワセミ
カメラ目線のナイススマイルいただきました
名前の通り、人が笑ったような鳴き声が特徴です
かなり大きな鳴き声なので少し離れていても聞こえます
園内アナウンスなどに反応して鳴くことが多いと聞きますので動物園で見かけたら是非注目してみてください
関西のおすすめ動物園の1つ天王寺動物園
関西に行く機会があったら是非足を運んでみてください
次回はまた別の動物園を紹介します
7と熱海殺人事件

ドラクエ7!!
高校の時にプレイしましたが一回きりのプレイなので記憶もほとんどなく、リメイク効果もあって新鮮な気持ちで楽しんでます♪
そしてドラクエ7を買った日に新宿の紀伊国屋ホールで上演中の「熱海殺人事件」を観劇してきました

いやーものすごいテンポと勢いで繰り広げられるセリフの応酬が素晴らしかったです

普段はショーの演出やダンスやアクロバットパフォーマンス、大きなセットや、歌などを見ることが多いので、少人数でしかもセット転換もない中であそこまで引き込まれたことに驚きました

いい刺激になったんで自分も仕事頑張ります!
雪と天王寺動物園 アイファー&夜行性動物舎編
昨日の大雪予報のせいで今日の撮影は中止に
しかし朝起きると全然雪が積もってませんでした
最近忙しかったので一日ゆっくりできて助かりました
明日からまた頑張ります
そして今日は天王寺動物園の紹介の続きです
まずは爬虫類生態館IFAR(アイファー)の爬虫類です
生息地は名前の通りそれぞれ中国とアメリカですが、同じアリゲーター科のワニです
ワニの特殊能力の1つ「瞬膜」について説明します
1枚目のヨウスコウワニの目は空気中では普通ですが、2枚目の水中のミシシッピーワニの目は白く濁った膜に覆われています
この膜が「瞬膜」です
水中では光の屈折率が違うため、ぼやけてみえたり距離感が違って見えますが、瞬膜を通すと水中でもはっきり見えます
人間が使う水中ゴーグルと同じ効果ですね
上下に動くまぶたとは直角に前から後ろに向かって開閉します
この瞬膜、鳥類も持っていますが、我々人間にも目頭にその痕跡があるので鏡で見てみてください
続いてインドホシガメ・・・のはず(笑)
カメの判別にまだなれてません
小さい個体がヤンチャに動いて大きいやつの背中に乗ろうとしてました
リクガメが歩く姿は一生懸命な感じがして好きです(笑)
次は夜行性動物舎からエジプトルーセットオオコウモリです
コウモリは大きく分けて大型のオオコウモリと小型のココウモリに分かれます
超音波を使って獲物を探すことで有名ですが、それは昆虫などを食べるココウモリがほとんどで、果物などを好んで食べるオオコウモリはほとんどの種が超音波は使わず視覚を頼りにしています
このエジプトルーセットオオコウモリも果物を好むオオコウモリの仲間で、その中でも小型の種です
最後はキーウィ
ニュージーランドの国鳥で、国内では天王寺動物園でしか見ることができない珍しい鳥です
暗室での飼育展示のため、残念ながら自分のカメラではこれが限界でした
鳥類としては変わった点が多い種で、翼がかなり退化して痕跡程度しか残っていなくて飛べませんがその分がっしりした足を持っていて軽快に走り回ります
夜行性で視力は弱いんですが、嗅覚が発達していて長いクチバシの先に鼻孔があり、センサーの役割を果たすヒゲも生えていて、常に地面にクチバシを指して歩き回ってます
もう1つ驚くのが卵の大きさ
単純に大きさだけならダチョウやエミューの大型の鳥の方が大きいのですが、体重との比率で比べるとダチョウは体重に対して卵の重さは2%ほど。
ニワトリで約3%。
キーウィはなんと20%
2kgほどの体で400gもの卵を産みます
名前の由来は鳴き声が甲高く「キーウィ」と聞こえることから名付けられました
有名な話ですが、果物のキウイはもともと別の名前でしたが、形がキーウィに似ていることからキウイフルーツと呼ばれるようになりました
こんなおもしろ動物のいる天王寺動物園おすすめです
他の動物園にも夜行性動物舎や爬虫類館などの別館がありますがテンション上がります
静かで薄暗い雰囲気が外の展示エリアと違ったわくわく感が味わえるのがいですね
動物園の見所の1つです