新江ノ島水族館 紹介編
今日は吹雪く悪天候だったのですが、急遽思い立って久々に新江ノ島水族館に行ってきました
1954年に日本初の近代的水族館としてオープンした「江の島水族館」が2004年にリニューアルしたのが「新江ノ島水族館」です
相模湾に面していることから相模湾を再現した大水槽や、湾に生息する海生生物を中心に飼育展示しています
大水槽ではダイバーが水中カメラを使用して水槽やモニター越しにいろんな生物を紹介してくれたり、餌をあげる様子も見られます
水槽もいろんな角度から観察できたり、のぞき窓があるので何度でも楽しめます
相模湾の水深が深く生物が豊富なうえに、海洋研究開発機構「JAMSTEC」の協力のもと様々な深海生物の探査・研究・採集が行われ、世界初の深海を再現した水槽「科学合成生態系水槽」も開発されました
まだ詳しい生態も不明で長期飼育が困難な個体も多いのですが、その分貴重で世界初、驚くべき姿や生態をもつ生物が定期的に飼育展示されるので要チェックです
今回は深海生物のアイドルとして人気急上昇中のメンダコが展示されていて、お目にかかれました
世界的にも飼育は数日から数週間しか成功していないんです
こういった貴重な深海生物の飼育展示を積極的に試みているので、姿を見るのはもちろん研究結果にも注目です
昨年の夏からはJAMSTECの有人潜水調査船「しんかい2000」の常設展示も始まりました
後継機もできて引退した機体ですが、日本初の深海調査船として20年以上も稼働し日本の深海研究に貢献した「しんかい2000」は一見の価値ありです
クラゲの展示もかなり力が入っていて、35年以上の研究と展示の集大成「クラゲファンタジーホール」では世界最大級の種をはじめ、15種以上も展示されているほか、照明やスモークなどを使った幻想的なイベントも行われています
イルカと女性ダンサーによるミュージカルショー「ドルフェリア」はとっても癒し系で独創的
土・日・祝の開催なので今回は見れなくて残念でした
もちろん通常のショーも見ごたえがあります
プールはあまり大きくありませんが、相模湾と江ノ島を背景に見渡せる景観は素晴らしいです
イルカだけでなく個人的に好きな大型のゴンドウたちも芸達者です
ここのバンドウイルカは昨年6月に生まれた個体が世界初の飼育下5世であることが分かり話題になりました
今後もうまく繁殖していってほしいです
イルカと握手(有料)やタッチプールなどふれあいイベントも豊富
ショップではユニークなオリジナルグッズも揃ってます
カフェの食事は「えのすい丼」がおすすめで、しらす丼とロコモコ丼の2種がありますが自分はしらす丼にしました
見所たくさんの新江ノ島水族館
深海という未知の世界を感じることのできる数少ない施設です
是非1度は足を運んでみてください