雪と天王寺動物園 アイファー&夜行性動物舎編
昨日の大雪予報のせいで今日の撮影は中止に
しかし朝起きると全然雪が積もってませんでした
最近忙しかったので一日ゆっくりできて助かりました
明日からまた頑張ります
そして今日は天王寺動物園の紹介の続きです
まずは爬虫類生態館IFAR(アイファー)の爬虫類です
生息地は名前の通りそれぞれ中国とアメリカですが、同じアリゲーター科のワニです
ワニの特殊能力の1つ「瞬膜」について説明します
1枚目のヨウスコウワニの目は空気中では普通ですが、2枚目の水中のミシシッピーワニの目は白く濁った膜に覆われています
この膜が「瞬膜」です
水中では光の屈折率が違うため、ぼやけてみえたり距離感が違って見えますが、瞬膜を通すと水中でもはっきり見えます
人間が使う水中ゴーグルと同じ効果ですね
上下に動くまぶたとは直角に前から後ろに向かって開閉します
この瞬膜、鳥類も持っていますが、我々人間にも目頭にその痕跡があるので鏡で見てみてください
続いてインドホシガメ・・・のはず(笑)
カメの判別にまだなれてません
小さい個体がヤンチャに動いて大きいやつの背中に乗ろうとしてました
リクガメが歩く姿は一生懸命な感じがして好きです(笑)
次は夜行性動物舎からエジプトルーセットオオコウモリです
コウモリは大きく分けて大型のオオコウモリと小型のココウモリに分かれます
超音波を使って獲物を探すことで有名ですが、それは昆虫などを食べるココウモリがほとんどで、果物などを好んで食べるオオコウモリはほとんどの種が超音波は使わず視覚を頼りにしています
このエジプトルーセットオオコウモリも果物を好むオオコウモリの仲間で、その中でも小型の種です
最後はキーウィ
ニュージーランドの国鳥で、国内では天王寺動物園でしか見ることができない珍しい鳥です
暗室での飼育展示のため、残念ながら自分のカメラではこれが限界でした
鳥類としては変わった点が多い種で、翼がかなり退化して痕跡程度しか残っていなくて飛べませんがその分がっしりした足を持っていて軽快に走り回ります
夜行性で視力は弱いんですが、嗅覚が発達していて長いクチバシの先に鼻孔があり、センサーの役割を果たすヒゲも生えていて、常に地面にクチバシを指して歩き回ってます
もう1つ驚くのが卵の大きさ
単純に大きさだけならダチョウやエミューの大型の鳥の方が大きいのですが、体重との比率で比べるとダチョウは体重に対して卵の重さは2%ほど。
ニワトリで約3%。
キーウィはなんと20%
2kgほどの体で400gもの卵を産みます
名前の由来は鳴き声が甲高く「キーウィ」と聞こえることから名付けられました
有名な話ですが、果物のキウイはもともと別の名前でしたが、形がキーウィに似ていることからキウイフルーツと呼ばれるようになりました
こんなおもしろ動物のいる天王寺動物園おすすめです
他の動物園にも夜行性動物舎や爬虫類館などの別館がありますがテンション上がります
静かで薄暗い雰囲気が外の展示エリアと違ったわくわく感が味わえるのがいですね
動物園の見所の1つです