山歩きと風景

山歩きと風景

趣味と健康維持で始めた山歩きのことや、風景写真、今読んでいる小説の感想などなど、自分の軌跡、日記としてブログを利用させていただいております。

 三連休、天気が良さそうなのは13日土曜日のみとなりました。これも東北か日本海方面、

白山に行くには絶好の条件が重なりました。当初は避難小屋泊の計画もありましたが、

これは次回のお楽しみに。

 金曜の夜自宅をゆっくりめに出て、一ノ瀬を深夜の24時までに通過して、

別当出会いの駐車場に着くように、そこで仮眠を取り、4時にスタート。

 登りは観光新道から、ユリとニッコウキスゲのコラボ

 

 登っていくと本当に何十~百種類以上の花々が咲き乱れています。

私は少し有名どころしか分かりません。ヨツバシオガマ

ハクサンシャジン                      

 

 

テガタチドリ

 

次はマツムシソウとナデシコのコラボ

 

ニッコウキスゲの先を行く、白山マイスターのS氏を発見(中央奥にうっすら)

8月号の岳人に7ページ寄稿をされたそうですお祝い

また図書館に行って拝読させていただこう笑

 

今年は不作のコバイケイソウ、コバイケソウは5年ほどの周期で爆咲をするそうです、

それを見たことのある人は、今年はまだ咲いていないのかと思ってしまいます。

 

今年もこの透き通るようなクロユリをみることができました。

これは雌花で、雄花は一輪咲だそうです。

 

ハクサンコザクラ

 

アオノツガザクラとイワカガミ

 

チングルマとイワカガミ

 

イワヒゲ

 

御前ヶ峯、剣ヶ峰とお池たち

 

逆さ剣ヶ峰、血の池から

 

そしてマイスターのご案内で、白山で唯一数輪だけ咲くというコマクサを見ることができました。

もう終わりごろでした、(誰かが植えたという話も?)

 

斜面一面に咲くミヤマキンバイとイワカガミ

(実物は圧巻)

 

今日も楽しい時間を過ごすことができました!

 

最近読んだ本です、直木賞・芥川賞受作品(流行りを追ってしまいす笑い泣き

 

 日本百名山、山を登る人なら知らない人はいないだろう。

滋賀県で一番高い山、標高1,377mの伊吹山の登山道が封鎖され一年が過ぎようとしている。

開通はいつになるんだろう、こんなに長くかかるんだろうか?

復旧する気があるんだろうか?

ドライブウェイからは登れますが、やはり下から登らないとね。

標高は百名山の中で筑波山、開聞岳の例外を除けば一番低い山、

深田先生が百名山に選んでくれたんだから。このままだと忘れ去られてしまう。

火山活動で頂上を踏めない山もありますが。

 

そういうこで、この時期、伊吹山に登れないので白山まで行かなくてはなりません爆  笑

深夜、別当出合の駐車場からの星空、肉眼でも天の川を

 

先々週から左ひざに違和感があり、登れるところまで行ってみようとスタート、

登りの観光新道は別段問題なし。

 

頂上の御前ヶ峰には行かず、大汝から翠ヶ池を見ることに、

池の雪の上に一人いますねポーン

 

まだ雪は残っているが、アイゼン無しで問題なく歩けます。

やはりこの雪解け時の白山は輝きが違う!

 

雪解けとともに何種類もの高山植物が一気に咲き出す。

斜面一面がお花畑に変身

 

シナノキンバイ

 

ナナカマドと別山

 

ひざは歩いているときは大丈夫だが、下山後にじわっと違和感が出る、

少し大事にしたほうが良いのかもガーン

ゴージャスなキヌガサソウ

 

下山後、久しぶりに永井旅館さんの温泉に入ることげできました。

 

 極楽征夷大将軍(垣根涼介著)直木賞作品を読むことができた。

室町幕府の初代将軍、足利尊氏の物語であります。あの頃の歴史の復習ができたかな、

尊氏には自分が政権を取ろうという固い野心がそれほどなく、時代の流れが偶然に

尊氏を後押したしたみたいだ。尊氏の先祖は、源頼朝の高祖父・源義家に繋がることから、

鎌倉時代にも源氏将軍への復古が叫ばれていたそうです。そういうなかにあって、足利家は対北条家に対し、野心がないように代々ふるまってきたようです。

系統からしても足利尊氏には土台があったということです。(彼は側室の子で、嫡男ではなかった)

 そこに、後醍醐天皇のクーデターが尊氏たちを後押ししてくれた、一度は討伐に成功したのだが、

二度目の討伐に向かう三河ぐらいで後醍醐天皇に加担し、幾多の困難を乗り越え将軍の座を射止めたわけです。

後醍醐天皇は相当な野心家、当時謀反人でも天皇を島流しにするのが限界だったのかな、

 

 

今から約700年前の話ですが、かなり面白いです。

最後は苦労を共にしてきた腹心の高師直は尊氏の弟と争い、そして弟までもが敵となり亡くなっていく。すさまじい時代、この頃から戦国の様相があった感じがする。

尊氏が晩年に詠んだ唄「五十路まで 迷いに来にけり 儚さよ ただかりそめの 草の庵に」

 

日本の現在の総理大臣も、日本を率いる器では全くないがそのポストにいる。

国民も不幸な時代を生きているポーン

 

西加奈子さん、あの大阪のおばちゃん、カナダで暮らしていた2年間、乳がんに罹患。

力強く生きておられます。

 

家のラベンダー(妻作)

 

ピークは過ぎていましたが、高島の平池(ダイライケ)のカキツバタを見に行ってきました。

 

 

 

大見影山まで歩こうかと思いスタートをしましたが、展望広場というところで引き返してきました。

歩きやすい道でしたが、変わらない樹林帯風景に泣

 

 

 

 話題作ということで読んでみました。

最後の仕掛けを楽しみに一気に読める本でした。

もうすぐ映像化されるんでしょうか?

無理のあるストーリーといえばそうですが、娯楽本と割り切れば、

ぼーっとネットフリックやアマゾンプライムを見ているより楽しめる。

 

 今ノーベル文学賞作家、フォークナーの代表作を読んでいます。

約100年前の作品です。漠然とじっくり読み進んでいます、

 

スマートウォッチでは読書の時間帯は覚醒状態~浅い睡眠~のように穏やかなんです、

精神安定剤のような時間なんでしょうか?

 

少雨の朝です、アジサイ(妻作)

 

人生、迷い来にけりかな笑

 

 

 

 毎年5月の最終金曜日ぐらいに、白山のメインルートの市ノ瀬から別当出合までのルートが開通します。今年は運がよく、5月の土曜日の天気がほぼほぼ良かった。

 

先週、地元の横山岳から白山が奇麗に望めた、

来週はタイミングが合えばあそこに行けるかな?

 

 ブナの新緑が眩しい、イコール黄葉も奇麗だ!

 

 タイミング合って、今年第一回目の白山に、自宅から高速を使い、途中のコンビニに寄って

登山口まで2時間15分

5時に駐車場をスタート

別当覗きの辺りには、サンカヨウとニリンソウが乱舞、

下山時には今しか見られないものを見ることもできました。

 

甚之助小屋を超えたあたりからアイゼンを装着

ここも雪解けとともに花が現れる。

 

ほぼ快晴、眺望よしでした

毎年同じ写真を撮っている気がする。

今年も無事に登れて、お参りができることを嬉しく感じる。

 

頂上は風も強く寒いぐらいでした

 

6月、御池周りの雪解けも一気に進む、

キャッツアイ??

 

一週、一週と登山客も増えてくる、

室堂に向かった思いっきり降下

 

 下山時、朝はまだしぼんでいたニリンソウが元気に開花

その中で幸せの緑のニリンソウを見つけることができました爆  笑

 

 今週末もまたまた天気が良さそうだアセアセ

 

 この山が一番輝く時、GW明けの最初の週末でしょうか、

今年、ようやく紅山芍薬を見ることができました。

これは一度見たら毎年咲いているか確認したくなりますね!

 

登山口からすぐの廃村跡にはクリンソウが乱舞

この濃い色も確かめるように見たくなる色

 

そして笹峠過ぎにはエビネが至る所に

 

稜線からはこの時期眩しいばかりの新緑

 

そして終盤のイチリンソウが所ところで

 

ニリンソウは最高点周辺の至る所に

 

お目当て、この時期の霊仙何といっても山芍薬

 

これを見に毎年多くの登山者が、早朝6時には駐車場が埋まるほどの登山者が、

だんだん時間が早くなっていますポーン

ここに二輪

 

そそて三輪と蕾

 

今週、今が見ごろ、白い群落にピンクを混ぜた山芍薬

誰も組みかえていないはず、花が自ら

本当に見ることができて良かったお祝い

 

今朝も畑に、秋に植え替えをした大小のイチゴの収穫が最近の日課に爆  笑

今週末も天気良さそうですね!

 二日目の夜は奥日光の湯元、硫黄のニオイが、コンビニも何もない、

あるのは温泉旅館と、自販機ぐらい。夜半の2時ぐらいから眠れずに、

男体山の登山駐車場に移動。

この山自体が日光二荒山神社のご神体で朝6時前の開門まで待つ。

 

 

1,000円の入山料を払いお札を授かり、下野国一之宮 いざ登拝、

いたる所に鳥居がありました。

 

今回登った4座の中で一番の急登アセアセ

昨日上った白根山が右奥に、遠くにうっすら富士山も見えました。

 

頂上には刀剣が、山のシンボルみたいに鋭く天に伸びていた。

 

下山で少しハプニング、右足をひねってしまいましたガーン

大事には至らずよかった、下山こそ慎重に!

期待をしていなかった花が、初めて見るシラネアオイがちょうど見ごろを迎えていた。

 

実物は、思っていた以上にゴージャスな花でした

 

下山後、今回の最終目的地の那須岳登山口に向かいました、

下界の観光地(日光・那須など)は人であふれかえっていた。

北斗七星と朝日岳、3時ごろに起きると、

既に登り始める人が、私も急いてご来光に間に合うようにスタート。

 

日の出時刻は4:40、茶臼岳には間に合いませんでした、途中から

運よくご来光を拝むことができました。

 

茶臼岳から、

 

今日これから歩くアルペンムードが漂う朝日岳、三本槍岳方面、

 

牛ヶ首を経由して、無間地獄、煙が立ち上って

 

思っていた以上に良い山でした、ここまで足を伸ばした甲斐がありました。

遠く福島県の飯豊山もうっすら、そして会津駒ケ岳なども見ることができました。

 

最後に早朝歩いた茶臼岳、いつ水蒸気噴火が起こってもおかしくない感じでした。

 

帰路は、東北道ー北関東道ー関越道ー上信越道ー長野道ー中央道ー東名ー名神と乗り継ぎ帰宅、

本当に充実の4日間でした、来年も行けるかな。

 今年のGWも百名山巡りの旅に出かけることができました。

5月1日仕事を終え夜8時前に家を出発、5日の夜中24時半過ぎに帰宅、走行距離約1,270km

群馬、栃木県の山旅。

 

 初日は、長野県の菅平牧場からスタート、和やかな牧場風景が広がる。

ダケカンバの白い木肌、そして終盤の桜

 

 駐車場には先着の車10台ほど、天気予報では段々と良くなる予報なので、

ゆっくりスタート。

 

 雪はまだ残っていましたが、基本ツボ足で大丈夫でした、

頂上に向かうビクトリーロード飛び出すハート

 

初日のピークだけ青がありませんでした、

少し前までは北アルプスが見えていたそうですショボーン

 

登山口は長野県ですが、頂上があるのは群馬県嬬恋村、名前がいいですね。

次は根子岳に向かいます、熊笹の中に続く登山道

 

根子岳から四阿山のピークを望む

 

少し高度を下げると北アルプスが見渡せました、

この時期のこの景色が見たかった、穂高から白馬まで

 

登山口から、桜と残雪の白馬三山

 

下山後は、明日登る予定の日光白根山にアクセスが良い

昨年もお世話になった群馬県沼田市の道の駅へ。

翌朝、白根山に向かう尾瀬からの雪解け水で削られた渓谷を見学

 

6時前に菅沼登山口の駐車場に到着、車はまだ10台ほどでした。

地元のジムニーナンバー「25-78」(白根山の標高)の登山者と話しながらスタート。

お勧めの日帰り温泉や、車中泊適地を教えていただき、ありがとうございました。

弥陀ヶ池からピークを

 

今回、軽アイゼンを装着したのはここ白根山だけでした。

ピッケルを持った人からチェーンスパイクの人まで様々

関東以北の最高峰

 

頂上からほぼ完ぺきな富士山

 

そして明日登る予定の男体山と中禅寺湖

 

 

まだ氷の五色沼、水量もしっかりありそうなんですが沼なんですね、

夏場は涸れちゃうのかな

 

そして下に降りて、色が変わりましたか?

ほぼ貸し切りでした、

ここでゆっくり昼食休憩をとりました。

 

1時前に無事に下山、

お勧めの、湯本温泉の国民休暇村の日帰り温泉に向かいました。

お勧め通り、少し高めでしたがそれなりにお勧め通りでした。

時間もあったので、日本三大瀑布の華厳の滝を見学、ここは午前中に来るべきところでしょうか、

午後からは逆行がきつくて、滝映えが全くしません。

 

「三大ーーー」には弱いですよね、今回も帰りに三大庭園の水戸の偕楽園に寄ろうかと思いましたが

それは次回かな、行かないかな⁈  ⇒ 後半 男体山・那須岳 ⇒

 

 「マウント」とという言葉をよく聞く、仕事場で、

「あの人マウント強いよね」とか普通の会話で。

人って、多少にかかわらず、仕事上や、会話の中で小さなマウントは必ずあるようにも感じる。

それは、ハラスメントと同じで相手の感じ方。

知識をひけらすことがマウント、

皆、意識しすぎて知らず知らずのうちに会話が無くなってくる時代なのかも。

 

 

家の庭に今年もエビネが咲いていました。多いもので12枚、少ないものは3枚の花が咲いていました。

人間って、知識をひけらかしたり、承認欲求が強かったりする人は確かに居ます。

 

 

休日、たまに夕飯の料理をします。私の得意料理はたこ焼きとカレーぐらいでしょうか。

昨夜は冷ご飯があったので焼き飯を作りました。

妻から「そんな量では足りんで」とか諸々口出しをされます。

これマウントと思ってしまいます。

 

 

慣れないことを自分なりにやっているのに、

そう、30年ほど暮らしていても、そう思えるのは、

もっと料理の腕を磨かなければいけないということでしょうかガーン

 

 

昨日は久しぶりに長男と余呉湖畔6~7kmを歩いてきました。

数年後には奇麗な藤棚になっていそう?

 

 

そして、サワオグルマの群生地が見頃を迎えていました。

今年も明日の夜から百名山巡りに出掛けます。

何も言わずに出してくれることはありがたいことかな爆  笑

 久しぶりに皆さんとテント泊、

山に咲き誇る桜を見ながら登山口に向かうワクワク感、

 

 

この感性、いつまでも

 

 

山桜と芽吹き、淡い色のミックスが何とも言えない

 

 

エンレイソウ

 

 

岩肌にはネコノメソウ

 

 

そして苔むす台地へ、その東側に私たちの今夜のお宿が

 

 

琵琶湖岸の比良山系に沈む夕焼けを見ながらの団欒と、齢を重ねてきた楽しみ方

 

 

この時期としては風もなく暖かな夜、皆さん担ぎ上げてくださったお肉とソーセージー-

お酒で良い気分に爆  笑

 

 

東海、三重方面は霞がかかっていてはっきりしない夜景

それが翌日には素晴らしい景色をみせてくれました

 

 

滋賀方面は夜景の迫力には欠けるがそれなりの輝き

 

 

鈴鹿の夜は明るく、星空撮影は難しいキラキラ

この長ーい光線は銀河鉄道の夜に出てくる、ジョバナやカンパネルラが乗っていそう?

 

 

そして雲海から昇るご来光

鈴鹿でこれほどの雲海が見られることは稀

 

 

凝縮された二日間でした、まだ余韻が残っています。

 

宴会から鈴鹿では珍しい雲海、朝食からテントの撤収風景のタイムラプス映像です↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 百人一首から「もとろもに あはれと思へ 山桜 花より外に 知る人もなし」

という唄があります。

この唄は桜が哀れということではなく、修行中の我が身の寂しあを歌っているそうです。

雪が終われば次は花、ぽつんぽつんと山肌に咲く桜は美しい、

 

 

山に行けば、季節通りに春の花が咲きだしてきています。

 

 

小谷山にはイワナシ

 

 

イワウチハも咲き誇っていました

 

 

先週末は八淵の滝から武奈ヶ岳に登ってきました。

 

 

昨年の連続ドラマを思い出します、梅花オーレン

また、最低月一回以上はブログをアップしておかねばという思いもあり、

最低月一を意識して行動もできるのかと、

今週末も天気も良さそうだ、どこかに出掛けよう!