こんにちは、
セカンドライフ・ブロガーのemaです。
経済コラムニストの大江英樹さん
まさか亡くなったなんて…
信じられません
人間ドックは半年に1回。
大学病院で3カ月ごとに検査をし，
直前の健康診断結果も
まったく異常なしだったというのに。
こんなことってあるんですね。
初職の会社を定年後に辞められてから
起業され，本もたくさん出版されて，
とても成功されていらっしゃいました。
大江さんの話を聞いてると、
定年後からの起業も年金生活も
まったく怖いものではなく、
老後の不安なんて
この世に存在しないんだって
気持ちにさせてくれました。
定年後の生活を「楽園」とさえ
定義されていましたものね。
大江さんと言えば「お金の三分法」が有名ですが、
その中でも，病気や介護は
いつなるかこればっかりは予測不能。
一番厄介だとおっしゃっていました。
まさに、大江さん自身
その通りになってしまうなんて…
本当に残念でなりません。
最近出された本では
「お金を使って資産を増やせ」と。
お金を使って資産が増えるの？
ってところですが
「これから死ぬっていう時に，
なんぼお金持ってたってしょうがないでしょう。
人が亡くなる直前に後悔することって，
思い出になるような時間の使い方を
しなかったってことを
すごく後悔される人がいる」
「シニアはお金をどんどん使って，
思い出という資産を増やそう」
というのです。
でも、そうは言っても老後ってやっぱり不安…。
「それはメディアが不安を煽るから。
しっかり三分法を守っていたら、
日本人は公的年金と健康保険で大丈夫なんです」
大江さんの歯切れの良い語り口が好きだったな。
大江さんは亡くなるまでに
納得いくまで思い出を作れたでしょうか。
もうお会いできず，
大江さんの教養やお知恵を
拝借できないのが本当に残念です。
病気になってしまった大江さん，
「結局、人生の最後に残るのは
お金ではなく、思い出しかない」
人生は幸せになるためにあるもの。
最近は投資や節約ブームですが，
お金はあくまでも手段。
お金を貯めるのが目的ではないんですよね。
自分が死ぬ時，何があったら
一番幸せかな…って考えてみると
見えてくるものなのかもしれません。
ご冥福をお祈りいたします。