今日は母の命日でした。
お墓参りに行った際，
お寺の住職さんと話する機会があり，
新年早々の痛ましい災害や事故のお話を
少しさせていただきました。
遠くの国の戦争や災害ではないのに，
日本の中で起こっていることなのに，
何もしてあげれないのが，
なんだかもどかしいですと言ったら，
「無財の七施（しちせ）」について
お話しをしてくださいました。
「無財の七施」とは文字通り，
財がなくても，行うことができるお布施です。
誰でも，誰に対してでも，
行うことができるものです。
その七つとは，
・眼施（やさしい眼差し）
・和顔施（にこやかな笑顔）
・言辞施（あたたかい言葉）
・身施（手助けをする）
・心施（思いやりの心）
・床座施（席や場所を譲る）
・房舎施（自分の家を貸す）です。
まずは，一番身近の誰かに行ってみる。
こうした行いの積み重ねが，
私たちの周りを少しずつ明るくし，
心豊かな人間に育ててくれる。
徳のある人間になれるんですね。
何もしてあげられないとき，
何も言ってあげられないとき，
自分が無力だと感じたら，
ただその人を思いやって祈る。
それだけでも，立派なお布施だそうです。
まずは，身近の人たちに
思いやりの心をもとう…
このお話を聞いたら，
ちょっとだけ心が軽くなりました。
♡シリーズもの♡