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 文月  

    文 月 

 短冊に歌や字を書いて、書道の上達を祈った 七夕 の行事に因んだ 

「文披月(ふみひらづき)」が転じたものといわれています。 

また、穂が見えるようになる頃であることから 

「穂見月(ほみづき)」が転じたという説もあります。

 「ふづき」とも読みます。

 

季節: 晩夏(ばんか)     

       ※小暑から立秋の前日まで。

   7月の行事 

 

山開き      7月 1日 

  山開きとは、その年初めて登山を許される日のことをいいます。

 昔、山は自然の恵みをもたらす聖域として、 

聖職者以外の立ち入りが禁止されていました。 

しかし江戸時代中期になると、 山に祀られている神様を拝みたいという要望が庶民の間にも広がり、 

夏の一定期間のみ登山が許可去れる様に為ったと謂われています。 

 

 山開きには、登山の安全祈願と、

 山を登れる時期が来たことを祝う意味が込められています。 

 

 海開きには山開きのような信仰・宗教等の背景はありません。

 しかし、山開きと同様に安全祈願と海水浴シーズンの開始を祝い、

 海開きが行われるようになりました。

 

半夏生   7月2日ころ  

  絵・半夏生 

 夏至から数えて11日目から5日間を「半夏生(はんげしょう)」と呼び、

 昔は田植えの目安とされていて、 

半夏生に入るまでに田植えを済ませると良いとされてきました。 

 半夏生のいわれには、漢方薬に使われる半夏(カラスビシャク)が生える頃という説があります。

 ドクダミ科のハンゲショウは、

半夏生の時季に花が咲くからつけられた名前ともいわれています。

 

七夕     7月7日  

   彦・織姫  

 七夕は、織姫と彦星が天の川を渡って年に 

1度だけ会えるという中国の伝説に由来する日です。 

この伝説が奈良時代の日本に伝わり、浸透していきました。 

   七夕飾り  

 日本では、七夕の日に願い事を書いた短冊を笹に飾る風習があります。 

これは、日本にもともと存在した「棚機(たなばた)」という、 

着物を織り棚にそなえ、豊作を願う行事と結びついたものと 考えられています。

 

迎え火           7月13日 

     迎え火炊き  

 盆の初日に、祖霊を家に迎える印として灯す火が盆迎え火です。

 盆迎え火は、祖霊が道を間違えずに来るための道しるべと、

 歓迎の意味が込められています。  

 

 一般的には、13日(地域などによっては8月13日)の夕方に

家の玄関や門口で焙烙(ほうろく) と、いう素焼きの器の上で、

苧殻(おがら)を炊きます。

  また、玄関に盆提灯を下げて迎え火の代わりとするところもあるようです。

 苧殻は時期が来るとスーパーや花屋などで購入できるので、 

13日までに用意しておくようにしましょう。

 

お盆      7月15日 

     なす。きゅうり  

 7月のお盆である新盆(7月盆)、 

そして8月のお盆である旧盆(8月盆)の2つがあります。 

 

 全国的にみると8月に行われる旧盆が主流ですが、

 7月15日を中心として行われる新盆が主流の地域もあります。 

 

このように、お盆の時期が新盆と旧盆で異なるのはなぜ。  

お盆の時期が異なる理由は、明治時代に行われた改暦が関係しています。

 

 改暦は明治時代に暦の国際基準化を目的として行われました。 

改暦に伴って日本の各行事は30日遅れとなり、

 もともと旧暦の7月15日に行われていたお盆も、

 改暦後には新暦の8月15日に行われるようになりました。

 

  現在、新盆は東京を中心とした一部の地域のみで、大多数の地域は旧盆です。  

新盆の地域は東京をはじめとした一部の地域のみです。

 具体的には、多摩地区の一部を除く 

東京、函館、金沢の旧市街地が7月にお盆を行っています。

 

お中元      7月15日  

 もともとは中国から伝来した中国三大宗教のひとつである

 道教の祭日が中元のもととなっています。

 

  道教では7月15日の中元を「贖罪の日」とし、 

犯した罪を償うために1日中火を炊いて神様を祭り上げるお祭りが開かれていました。

 

  仏教では「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という祖霊を供養する行事が行われており、

 上記2つの行事が合わさって日本に伝わり、  

お盆の行事として浸透していきました。

 

  中元といえば、お世話になった人へ感謝を込めて 贈り物をする習慣があります。 

これは江戸時代頃に始まった習慣です。

 

藪入り      7月16日  

「藪入り」とは、他人の家に雇われて住み込みで 召し使われていた奉公人が、 

休暇をもらい実家に帰ることをいいます。

 

  旧暦1月16日と7月16日の2回行われ、

 正月の藪入りに対して 7月は後(のち)の藪入りと呼ばれていました。 

 

 藪入りの習慣が広まったのは江戸時代頃で、

 当時の奉公人は年に2日しか休暇をもらえなかった。

 

送り火       7月16日 

    絵・送り火 

 盆の終わりに、祖霊を見送るために灯す火が盆送り火です。

 盆送り火は、来てくれたことへの感謝の気持ちを示すことと、 

祖霊がまっすぐ仏の世界へ帰れるように 足元を照らす役割があります。  

 

 盆送り火は、盆迎え火と同様、夕方に玄関や門口で行います。 

焙烙(ほうろく)の上で苧殻(おがら)を焚き、

 燃え尽きてから消火します。 盆明けは地域によって15日もしくは16日になります。

 旧暦で行うこともあり、各地域の風習に従って行いましょう。

 

海の日      7月15日  

   絵・海の日  

 海の日は、毎年7月の第3月曜日に定められている

    『 国民の祝日 』のひとつです。

 今年は7月18日となります。 もともとは、

1876年に明治天皇が東北地方に巡幸をし、 

「明治丸」という巡視船で横浜港へ到着されたことに 由来する記念日でした。 

1995年には、海の日が正式に「 国民の祝日 」になりました。

  国民の祝日に関する法律では、 海の日を「海の恩恵に感謝するとともに、

 海洋国日本の繁栄を願う」と定義しています。

 

土用の日   7月24日 

   鰻重  

 梅雨明けと重なる夏の「土用の丑の日」には、

縁起の良い「う」のつくものを食べて無病息災を祈願 、

「土用」とは雑節のひとつで、立春、立夏、立秋、立冬の前のおよそ18日間をさします。

 

  中国伝来の陰陽五行説による「木火土金水」を四季にあてはめたもので 、

木=春、火=夏、金=秋、水=冬となり、

 土を四季の変わり目に配して「土用」としたことに由来します。 

 

 土用は季節ごとに年に4回あるのですが、おなじみの「土用の丑の日」の土用は、

 「夏の土用(立秋前の約18日間)」をさしています。 

 

2024年の土用入りは7月19日、土用明けが8月6日です。 

この土用の期間に丑の日が2回めぐってくる年もあるので、 

1回目を「一の丑」、2回目を「二の丑」と呼びます。

 2024年は「一の丑」が7月24日、「二の丑」が8月5日です。

 

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みなづき 

  水 無 月

 雨がたくさん降る時季なのに”水の無い月”って変なのって? 

「水無月」の”無”は”の”にあたる連体助詞ですので、 

「水無月」は”水の月”ということになります。

 田植えが済み、田に水を張る必要があることから

 ”水の月”→「水無月」と呼ばれるようになったようです。 

 

京都では6月30日の「夏越しの祓(なごしのはらえ)」に 

「水無月」という和菓子をいただく習慣があります。

 

季節:仲夏(ちゅうか)

          ※芒種から小暑の前日まで。 

 

    行事 

 

衣替え    6月1日  

  絵・衣替え 

 今でも着物は、6月から単衣、7月から薄物、 

9月から単衣、10月から5月末までが袷というふうに、

 年に4回衣替えをします。 

 「衣替え」は、6月1日を目安に冬服から夏服へと替える風習です。 

なぜ一斉に衣替えをするようになったのでしょうか。

 衣替えは、平安時代に中国から伝わった習わしです。

 宮中行事として、年に2回、衣を替えるようになりました。

 当初は「更衣(こうい)」といいましたが、 

「更衣」という言葉が女官の役職名に用いられるようになったため、 

「衣更え(衣替え)」と呼ばれるようになりました。 

江戸時代になると着物の種類が増え、 

気候に合わせて年に4回の衣替えが武家社会で定められ、 

庶民にも広がっていきました。 

 やがて明治時代に洋服が取り入れられると、

 役人や軍人などが制服を着るようになり、

 暦も新暦に変わったため、 

夏服と冬服を年に2回替えるようになる。

 この衣替えの意識が学校や家庭にも浸透し、

現在に至っています。

 

入映え     6月10日頃  

   梅雨  

 梅雨は日本(北海道と小笠原諸島を除く)だけでなく、

 中国や韓国など東アジアの地域にみられます。

 

 「梅雨入り」「梅雨明け」は気象用語で、

 実際の梅雨の期間のことを表します。 

 10年ごとの更新により、2021年5月19日に、

 各地の梅雨入り・梅雨明けの新しい平年値が更新されました。

 

  2031年まで使用される新平年値では、 

梅雨入り・梅雨明けの時期については大きな変化はなく、 

関東甲信地方では6月7日頃が梅雨入りの目安とされています。 

梅雨入りに似た言葉に「入梅(にゅうばい)」があります。 

 入梅は梅雨入りと同じように使いますが、

 じつは暦には「入梅」という雑節があります。

 雑節とは季節の移り変わりを把握するためのもので、 

「節分」「彼岸」「八十八夜」などは馴染みのある言葉です。

 

  雑節の「入梅」は、 現在は太陽黄経が80度に達した日を指しますが、 

以前は立春から数えて135日目、 

さらに昔の暦では芒種のあとの最初の「壬(みずのえ)の日」とされていました。 

実際の梅雨入りとは異なりますが、 

農作業の目安として重要視されてきました。 

2024年の雑節の入梅は6月10日です。

 

父の日      2024年は6月16日  

         (6月の第3日曜日……) 

 

  絵・父の日  

  毎年、6月の第3日曜日は「父の日」。

 アメリカでは「母の日」制定の約60年後、国民の休日に。

 母の日はカーネーション、父の日のシンボルは……? 

6月の第3日曜日は「父の日」。2024年は6月16日です。

 父の日は、アメリカのワシントン州に住む ソノラ・スマート・ドッドによって提唱されたことが 始まりだといわれています。 

 

 ドッドの父、ウイリアム・ジャクソン・スマート氏は、 

南北戦争(1861年~1865年)復員後、 

父不在の家庭を支えた過労によって この世を去ってしまった母の代わりに、 

戦後の大変な時代の中、残された男5人、 女1人の6人の

子を男手ひとつで立派に育てあげました。

 そんな父の姿を見て育った末っ子ドッドが、

 1909年に父を称えて「父の日」を提唱し、

 父の誕生月にあたる6月に父の日の式典が開催されるようになりました。

  その後、6月の第3日曜日が「父の日」となり、

 1972年にアメリカの正式な記念日となりました。 

 

 「母の日」がカーネーションだったように、 

父の日にはバラを贈りました。

 ドッドが父親の好きだったバラを選び、 

白いバラを父のお墓に供えたことに由来します。 

 

 日本では、80年代に父の日が国民的イベントとなっていき、 

「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」などの活動を行う 『FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会』が提唱する 「黄色」を父の日カラーとするところが増えました。  

古来、イギリスでは「黄色」は身を守るための色とされ、

 アメリカで「黄色いリボン」は、 

「愛する人の無事を願うもの」のシンボルとなりました。 

花に関していえば、黄色いバラやヒマワリのほか、 

白いバラ、白いユリなども支持されているようです。

 

夏至の日       6月21日 

  夏の 空 

  夏至は「一年で最も日が長い日」として、

おなじみです 2024年の夏至の日は、6月21日です。

 

  北半球においては、 一年で最も太陽の位置が高くなるので、

 日が昇ってから沈むまでの時間が長く 、

「一年で最も日が長い日」としておなじみです。

 

  夏至は二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつ。 

二十四節気は期間のため、「夏至(二十四節気の第10)」は、 

「小暑(二十四節気の第11)」までの期間を指し、毎年6月21日頃~7月7日頃にあたります。

 しかし、その節気に入る日を指すこともあり、

 特に夏至の場合、一般的には「一年で最も昼の時間が長い日」 と,して捉えることが多いです。 

夏至は立夏と立秋のちょうど真ん中にあたります。

 梅雨の最中の地域が多いのですが、 「夏に至る」と書くように、

この頃から夏の盛りに向かっていきます。 

 昔は「芒種」の時期に米の種をまいていました

 なお、6月には夏至と同じ二十四節気のひとつに 6月6日の「芒種(ぼうしゅ)」があります。 

芒種の「芒」は、稲穂や麦穂など、 イネ科の植物の穂先にある細い毛のような部分を指します。 「芒」は訓読みで「のぎ」と読み、 漢字の禾(のぎ)偏と同じ意味です。 

「芒種」は、米や麦など穂の出る穀物の種をまく時期という意味で、 

とくに米の種まきを指しています。

 

  日本では水田に直接種をまかず、 苗代で育ててから田植えをする方法を受け継いでおり、

 米は寒冷に弱い性質をもっていたため、 

この「芒種」の時期に種をまいていました。

 品種改良の進んだ現在は、米の種まきは「芒種」より、

 もっと早くから行われています。

 

夏越の祓    6月30日 

  夏越  

 「夏越の祓」は、「茅の輪くぐり」ともいわれています 

「夏越の祓(なごしのはらえ)」とは、 6月末(6月30日)に行う祓の行事。

 神社の境内で、茅(ちがや)という草を編んでつくられた、

 茅の輪(ちのわ)をくぐって罪や穢(けが)れを落とすため、

「 茅の輪くぐり」とも呼ばれています。  

 

 古来、日々生活していると、さまざまな罪や穢れが生じると 考えられていました。 

そこで、茅の輪や形代(かたしろ)などで 

罪や穢れを祓う大祓(おおはらえ)を行うようになりました。

 6月末に行われるものが「夏越の祓」(夏越大祓)、 

12月末に行うものを「年越の祓」(年越大祓)といいます。

 つまり「夏越の祓」は今年前半の穢れを祓って 無事に過ごせたことに感謝し、

 後半も元気に過ごせるよう祈る行事。 

 昔から夏の風物詩になっているため、 茅の輪をみると、

今年も半分過ぎるのかと感じる方も多いでしょう。 

茅の輪くぐりは、日本神話に基づいているといわれています。

 

  昔、一人の旅人が、ある兄弟に一夜の宿を乞いました。

 弟は裕福であるにもかかわらず旅人を冷たく断りましたが、

 兄の蘇民将来(そみんしょうらい)は、 貧しいながらも手厚く旅人をもてなしました。 

この旅人は、実は武塔神(むとうしん、スサノオノミコトと 同一視されている)で、

蘇民将来へ災厄を祓う茅の輪を授けました。 

蘇民将来は、武塔神の教えに従い茅の輪を腰に付けたところ

 疫病から逃れられ、子々孫々まで繁栄したということです。

 

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  皐月 

  >>皐  月<<

 早苗を植える時期「早苗月(さなえづき)」を略したもの。

 耕作を意味する古語の「サ」が元になっているという説もあります。 

 

※「皐月」の”皐”には 

  「神に捧げる稲」という意味があります。 

 

季節:初夏(しょか)

        ※立夏から芒種の前日まで。

 

  ゴールデンウィーク(例年 4月末~5月初旬) 「ゴールデンウィーク」は、 

毎年4月末から5月初めにかけて休日が続く期間のこと。

4/27(土)・28(日)29(月)30(火) 

    5/1~5/6(日)   までの10日間。

 この「ゴールデンウィーク」という言葉は、 元々は映画会社が集客目的で作った宣伝用語。 1952~1853年頃から一般にも使用されるようになり、

 他の業界にも広まりました。 

現在では「GW」とも略され、すっかり浸透した「ゴールデンウィーク」。 

子供向けの集客イベントを開催するのにうってつけのシーズンです。 

 

  行事

 

メーデー        5月1日 

 メーデーは家族で楽しめるイベントも多数開催されます。

例年、全国で10万人以上が参加する大イベント「メーデー」!  

 

 アメリカのシカゴで起こった、

ゼネラルストライキ(全国的な規模で行われる労働争議)が起点となっています。 

それ以降、5月1日は「メーデー」として、労働者が集まり、

自身の権利を主張する日として広まりました。

 

 近年の「メーデー」のイベント会場では、さまざまな組織や団体が出展し、

 家族も参加できる形のイベントやショーなども開催されるようになってきています。

 

八十八夜   平年 5月2日、閏年 5月1日  

 八十八夜は5月の新茶を楽しめる行事。

 八十八夜(はちじゅうはちや)は立春を第1日目として88日目にあたる、 

雑節の一つです。 

 平年なら5月2日、閏年なら5月1日にあたることが多いです。

 本来は冬に発生する「霜」がこの時期まで霜が発生することがあり、

 農家の人々に対して特に注意を喚起するために作られた雑節が、 

この「八十八夜」。  「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」などといわれるように、

 遅霜が発生する時期を示す日本独自の雑節です。

この日に摘んだ茶はとても質がいいものとされ、

 飲むと長生きするとも言われています!  

この時期、主要なお茶の産地では「手もみ茶の実演」や「茶摘みの実演」など、 

一般の人々も参加できるイベントが多く行われます。

 

 憲法記念日       5月3日  

   絵・、記念日   

 日本の国民の祝日のひとつ。

 「ゴールデンウィーク」を構成する祝日のひとつで、 

1947年5月3日に日本国憲法が施行されたのを記念し、

 1948年に制定されました。

 

みどりの日    5月4日 

   絵・みどりの  

  日本の国民の祝日のひとつ。 

「ゴールデンウィーク」を構成する祝日のひとつで、

 1989年(昭和46年/平成元年)から2006年(平成18年)までは4月29日でしたが、 

昭和天皇崩御と、2005年(平成17年)の祝日法改正により5月4日に移動しました。 

 

「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、

 豊かな心を育む日」として、無料開放する国公立公園もあります。 

 

●;博多どんたく  例年 5月3日、5月4日 

    博多どんたく祭

  博多どんたくは、5月に開催される福岡のお祭り。

博多どんたく(はかたどんたく)は、 毎年5月3日と5月4日に福岡県福岡市で開催されるお祭りです。

 

 正式名称は「福岡市民の祭り 博多どんたく港まつり」。

 例年の動員数は200万人を越えるほど! 福岡博多を代表する祭りの一つとして知られています。

 ゴールデンウィーク期間開催の祭事、催し物としては日本一の規模を誇ります。 

 

 「博多どんたく」は、今からおよそ840年前の治承3年(1179年)に始まったとされる、 

伝統的な民俗行事であり、国の重要無形民俗文化財に指定されている 

『博多松囃子』を起源としています。

 

端午の節句      5月5日 

    鯉のぼり 

  鯉のぼりは5月を代表するシンボル! 5月5日のこどもの日は、

「鯉のぼり」を飾ることで有名です!

 この「鯉のぼり」は、中国の古い言い伝えが発祥となっています。 

急流を登る鯉のように、 「力強い男の子になるように」

と いう願いが込められています♪ 

今では日本でも、爽やかな5月の空を舞う「鯉のぼり」は、 

すっかり5月の象徴になっています。 

 

●;柏 餅   5月5日 

  柏餅 

  柏餅は端午の節句に食べられる、5月の風物詩◎ 

柏餅」も5月5日の端午の節句で食べる、5月の風物詩。  

餅を包んでいる「柏」の葉は、 その「跡継ぎができるまで葉を落とさない」という性質から、 

縁起物として扱われています♪  

コロンとした柔らかな印象の見た目が可愛らしい「柏餅」は、 

子供たちにとっても5月らしさ感じられるお菓子。

 子供でものどに詰まらせなくて済むような工夫をして、

 5月の販促企画に取り入れられるのもオススメです。 

 

●;菖蒲湯    5月5日 

   しょうぶ湯  

  菖蒲湯は5月の疲れた体を癒す行事♪ 5月5日の端午の節句の日に、 

ショウブ(菖蒲)の根や葉を入れたお風呂が菖蒲(ショウブ)湯。

 菖蒲の根葉を刻んで湯に入れることで、 邪気を払う効果が期待できるとされています。

 『古今要覧稿』の中では、「あやめの湯」とも呼ばれています。 

 

  菖蒲湯には、腰痛や神経痛を和らげる効果が期待できます! 

また、菖蒲の少し独特の香りにはアロマセラピー効果もあるので、 

リラックスしたいときにもおすすめです♪ 

 

●;立  夏  例年 5月5日  

 「立夏」は「初夏」の訪れを告げる5月の行事♪ 立夏(りっか)は、

例年5月5日頃に訪れる、 「夏の始まりの時期」を指します◎ 

この頃には、春のうららかな日差しから段々と 夏らしいキラキラとした空気感に変わり始めます♪ 

昼と夜の長さを基準にして考える場合、 

この日から立秋の前日までが夏となります。 

 

暦上でも、ちょうど春分と夏至の中間にあたる時期で、

 いわゆる「初夏」にあたります◎ 

一般的には、7月頃からが夏本番!というイメージが強いですが、 

暦上では正真正銘「夏」の始まり! 夏の訪れを祝う意味も込めて、

夏らしいイベントや行事を 他よりも一足先に開催するのも喜ばれますよ♪

 

●;葵  祭   5月初旬~5月15日頃 

   葵祭  

 5月の京都といえば「葵祭」は欠かせません! 葵祭(あおいまつり)は、

2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公である、

 紫式部が記した『源氏物語』にも登場するほど歴史の深いお祭りです。 

初夏の爽やかな京都を彩るお祭りである葵祭は、 

なんと今から約1500年前に始まったとされています!。

 

5月初旬頃からさまざまな行事が行われはじめ、

 5月15日には、葵祭の目玉行事である「路頭の儀」が開催されます。

 この行事は平安貴族の装束を身にまとった人々の行列を見ることができるため、 

葵祭に開催される行事の中でも、最も注目を集めています。

 ●;梅雨入り   例年 5月末~6月初旬 

    アジサイ 

  5月末ごろから、ついに「梅雨入り」! 「梅雨」は、

雨や曇りの日が多くなる「雨季」の一種。「 梅雨入り」とは「梅雨の季節に入ること」です。

 毎年、気象庁はこの移り変わりの時期の中日を、 梅雨入りの時期とし、

「梅雨に関する気象情報」として発表しています。

例年、5月末から6月の頭にかけてこの「梅雨入り」の時期がやってきます。

  梅雨自体は、雨の日が増えてイベントには不向きな時期。 

 

 発想を転換すれば「梅雨入り」の時期には、

梅雨をモチーフにした室内向けのイベントや、

 梅雨入り前の晴れ間を活かしたイベントなどを行うことが出来るると考えることができます♪ 

 

● 五月晴れ  

  五月晴れ  

 「五月晴れ」は梅雨の晴れ間を指す言葉♪ 「五月晴れ」という言葉は、

5月になるとよく耳にしますね♪ 

この言葉は「5月頃のよく晴れた天気」という意味で使われることが多いですが、 

元々は「梅雨の晴れ間」という意味で使われる言葉でした。

 旧暦では5月が梅雨とされていたため、 「5月」と梅雨には密接な関わりが有るようです。 

その後、明治時代に太陽暦が導入されたことによって、

 梅雨の時期が変化した経緯があるようです。 

「五月晴れ」という言葉が、晴れ間の明るく爽やかなイメージを思い起こさせるので、

 5月末の梅雨入り時期に開催するイベントに起用するのがお勧めです。

 

 母の日     5月11日                        

           ( 5月の第2土曜) 

   絵 ・母の日  

  母の日のプレゼント、カーネーション 

「母の日」は5月に欠かせない家族向けのイベント 5月に、

家族で楽しむ目玉行事なら「母の日」も欠かせません。

 

  お母さんに、日頃の感謝の気持ちを伝える「母の日」は、

毎年5月の第2土曜日で。 手作りのプレゼントを渡したり、赤いカーネーションを渡したりと、

 お母さんが喜んでくれるとっておきのアイデアを駆使して、 

プレゼントを渡したいですよね♪ 

 

●;潮干狩り(4月中旬~5月末 他) 

「潮干狩り」は5月がシーズンのアウトドアイベント! 潮干狩りは、春の季語でもある、

このシーズンに堪能できるイベントの一つです。

 砂中の貝などを採取するため、「貝拾い」、「貝掘り」などとも呼ばれます。 

潮干狩りは、汐の干満によって位置を調整しながら、

貝を掘り当てたり掻き集めていきます。 

潮干狩り後には、獲った貝を調理して食べることができるので、

 親子いっしょに楽しむことができる季節のイベントです。

 

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卯  月

 卯の花が咲く月「卯の花月(うのはなづき)」を略したもの。 

十二支の4番目が卯(うさぎ)なので 「卯月」いわれるようになったという説もあります。

  ※「卯の花」は「空木(ウツギ)」の別名です。 

ユキノシタ科ウツギ属で白くてかわいい花を咲かせます。

 

季節: 晩春(ばんしゅん)  

     ※清明から立夏の前日まで。      

    4月の行事 

 

エイプリフール    4月1日  

 うそ 

 エイプリルフールは、 嘘をついてもいい日。 

ユーモアいっぱいの嘘が楽しまれています。 

日本でも、近年はSNSを中心に自治体や企業なども参加した嘘が並び、 

その面白さを競い合っています。

 

 エイプリルフールの由来   由来についてはさまざまな説があります。 

最も有力だとされているのは、1564年にフランスで起きた出来事。

 それまでフランスの暦では、 4月1日に新年のはじまりを祝う祭が開催されていました。 

しかし、当時の国王シャルル9世が、 新年を1月1日とするグレゴリオ暦を採用したことにより、 

反対派の人々が改暦への皮肉を込めて 

4月1日に「嘘の新年」を祝って大騒ぎをしたり、

 役に立たないプレゼント(嘘の贈り物)を贈ったり。 

その風習が翌年以降も続けられ、 

エイプリルフールの起源になったと言われています。 

 

  日本には大正時代に伝わったそうです。  

 

 海外のエイプリルフール 世界で楽しまれているエイプリルフールですが、 

中でも毎年注目を集めるのがイギリスの国営放送・BBCの嘘番組。

 古くは1957年の「スパゲッティを木から収穫」、 

2008年の「空飛ぶペンギン」、 

2010年の「時計台ビッグベンのデジタル化」など、 

本格ドキュメンタリーさながらの番組を制作し、 

毎年問合せが殺到しているそうです。

 

4月の 暦 

 「清明」(4月4日)、「穀雨」(4月19日) 

    清明 

 太陽の動きをもとに一年を24に分け、

 季節を表す言葉をつけたものを二十四節気(にじゅうしせっき)と。 

4月は「清明」と「穀雨」。 

 

●清明(4月4日):

 すがすがしく明るく美しい時期  清明(せいめい)は、

すがすがしく生き生きとした様子を表した 

「清浄明潔」という言葉を略したもの。 

春先のすがすがしく明るく美しい様子、木々や草花が一斉に芽吹き、 

花咲く様子を表しています。 

 

●穀雨(4月19日):

 穀物に実りをもたらす雨が降り注ぐ時期  

 穀雨(こくう)とは、 「百穀春雨(百穀を潤す春に降る雨)」から来ている言葉で、

 種まきや田植えを行う時期に降る雨のこと。 

昔はこの日を目安に田畑の準備をしていたといわれます。 

変わりやすい春の天気もこの時期ごろには安定し、

 徐々に夏へと移り変わっていきます。

 

イースター      4月17日 

  イースター卵  

 近年日本でも注目されている春のイベント、イースター。 

「復活祭」ともいい、 イースターエッグやエッグハントなど、

 子どもから大人まで楽しめるイベントです。 

 モアイ像で有名なイースター島との関係は? 

チリにあるモアイ像で有名な島の名前も「イースター島」と言います。 

実は島の名前も復活祭のイースターからとったもの。 

1722年、オランダ海軍の提督が、

 この島を発見したのが復活祭の日であったことから、 

その名前で呼ばれるようになりました。 

その当時、すでに1,000体を超えるモアイ像が造られていたそうです。 

・エッグハント   

  庭やお部屋に隠された卵型のお菓子やおもちゃを探す。

昭和の日     4月29日 

  絵 昭和の  

 ゴールデンウィークのはじまりとなることも多い昭和の日。

 憲法によって「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧(かえり)み、 

国の将来に思いをいたす」日と、 して定められている

  「 国民の休日 です。 

 

●昭和の日の由来 昭和天皇の誕生日であったことから、昭和の日となりました。 

実は、これまでに名称などが3回も変更になっています。

 最初は昭和天皇が即位されていたころ、

「天皇誕生日」という祝日でした。 

その後、1989年に昭和天皇が亡くなられた後は 

「みどりの日」という祝日になります。 

さらに2005年の法改正によって「昭和の日」と改められ、 

みどりの日は5月4日に移動しています。 な

ぜ天皇の誕生日が祝日に? 今上(きんじょう)天皇の誕生日は、

「天皇誕生日」として、 祝日になることは1948年に施行された法律で定められています。 

この起源は755年、光仁(こうにん)天皇の誕生日を祝ったことがはじまりとされ、 

「天長節(てんちょうせつ)」とも呼ばれています。 

 

4月の二十四節気(にじゅうしせっき)  

  二十四 四季   

 昼が最も長くなる「夏至(げし)」と、 

夜がもっとも長くなる「冬至(とうじ)」を軸に、 

太陽の動きを元にして生まれた季節の言葉が、 二十四節気です。 

 

清明[せいめい]  4月5日ごろ  

 空気が澄んでいて太陽の光が明るく、 すべてが鮮やかに見えるという意味の 

「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」を略した言葉です。 

花が咲き誇り、新芽の美しい春を表しています。

 

穀雨[こくう]  4月20日ごろ

 やさしい春の雨が降り、穀物を育てる田んぼや畑の準備が整うころです。 

この時季にまいた種は、よく育つと伝えられています。

 

  securedownloadCA6FQRY2.gif  062630s.jpgsecuredownloadCA6FQRY2.gif ようこそ!!cid_F1F6EB10B56D47098E74CF8A3A414BE5@FM41AF8660BF63.gif ようこそ!いらっしゃいませ~^0^ securedownloadCA6FQRY2.gif つくし   

 

やよい  

   弥  生  

 草木がいよいよ生い茂る月という意味。 

  ※「弥」には、いよいよという意味、「生」には生い茂るという意味があります。 

 

季節:仲春(ちゅうしゅん)  

        ※啓蟄から清明の前日まで。

 

 3月の二十四節季は、

  「啓蟄(けいちつ)」と「春分(しゅんぶん)」です。 

 

>啓蟄(けいちつ)(3月5日ごろ)  

 冬ごもりで土の下に隠れていた虫やカエルなど生き物たちが、

 暖かさを感じて地上に出てくることを意味します。 

本格的な春の到来が迫っていることが感じられる時期。 

 

>春分(しゅんぶん)  3月20日 

 この日、太陽は真東から出て真西に入り、 昼夜の長さがほぼ等しいとされる日。 

この日から夏至まで、昼がだんだん長くなり、夜が短くなります。

 

   3月の行事 

 

修二会(しゅにえ)    3月1~14日

   二月堂   

        東大寺二月堂  

 天平勝宝4年(752年)、東大寺開山良弁僧正(ろうべんそうじょう)の高弟、 

実忠和尚(じっちゅうかしょう)によって始められたと伝えられます。 

 

 正式には 「十一面悔過(じゅういちめんけか)」といい、 

二月堂の本尊の十一面観音様に11人の練行衆(れんぎょうしゅう)が 人々にかわって罪を懺悔し、

国家の安泰と万民の豊楽を祈る法要です。  

 

 2月20日から前行に入り、3月1日からは14日までの本行に入ります(3月15日:満行)。 

もともとは旧暦の2月に行われていた行事で「修二会」と呼ばれています。

 3月12日深夜には「お水取り」といって、

若狭井(わかさい)という 井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式が行われます。

 また、この行を勤める練行衆の道明かりとして、

大きな松明に火がともされます。

 

雛祭り       3月3日  

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 「桃の節句」ともいわれる行事です。 

ひな人形を飾り、  ひし餅やひなあられ、白酒、桃の花などを供えて祀ります。 

 

 ルーツは300年頃の古代中国、「上巳(じょうし/じょうみ)節」にさかのぼります。

 「上巳節」は、3月上旬の巳の日という意味で、

 季節の変わりめには邪気が入りやすいと考えられていたため、

 この日に水辺で汚れを祓う習慣がありました。 

この行事が日本に伝わり、汚れを祓うために人形で自分の体をなでて、 

その人形を自分の身代わりに川や海へ流すようになった。 

 

今も「流し雛」として、この形がのこる地域もありますよ。

 季節の節目の邪気祓い行事として、老若男女を問わず皆の健康と幸福を願う行事だったのです。 

のちに江戸幕府によって、 5月5日の「端午の節句」が男の子の節句であるのに対し、 

3月3日を「桃の節句」とし、 女の子の節句として定着していったようです。 

人形も、技術が発達して高級化してくるにつれ、 

川に流すのではなく部屋に飾るものへと変化してきたようです。

 

 なぜ、「桃の節句」? ひなまつりは、「桃の節句」とも言いますが、 

桃は昔から邪気を払う力があるとされていたのです。 

邪気を払い、これからの健やかな成長を願うイベントにはぴったりです。

 

 邪気の象徴が「鬼」ということもあり、

 この鬼(邪気)と桃(邪気を払うもの)の関係がベースとなり、 

桃太郎のストーリーが生まれたとも言われています。 

 

 「ひな祭り」といえば、ちらし寿司とハマグリのお吸い物です。 

ハマグリは、対である貝殻しか絶対にピタリと合わないことから、 

将来相性のよい結婚相手と結ばれ仲睦まじく過ごせるように、 

という願いが込めれらています。 

 

●;ちらし寿司は、

   チラシ寿司  

 とくに由来はないようですが、見た目に華やかであることと、

 縁起のいいものがたくさん入っていることから、 

ひな祭りの食卓に並べるものとして定着したようです。 

 

 具であるレンコンは「見通しがきく」、

 エビは長寿の象徴、 みつばや菜の花、玉子、にんじんなど彩りも華やかに、 

昔から、ひな祭りには白酒が欠かせないものでしたが、

 もともとは、「桃」が百歳をあらわす、 

 

「百歳(ももとせ)」に通じることから、 

桃の花を日本酒に浮かべた桃花酒(とうかしゅ)を飲む風習があったようです。

 その後江戸時代に入ってからは、白酒が好まれるようになったそうです

 

 甘酒、なら、ノンアルコールでお子さまでも楽しめます。 

こちらはご飯やお粥に米麹を混ぜて一昼夜55度前後で保温し、 

デンプンから甘い糖分を引き出したもので、 

アルコール度数も1%未満、お酒には該当しません。 

 

●;菱  餅、 

 菱餅  

 菱餅も、「ひな祭り」と聞けばすぐに連想される定番のものです。

 赤(ピンク)、白、緑の三色の餅をひし形に切って重ねたものです。 

 

・赤(ピンク)は、 

解毒作用があるといわれているクチナシで色をつけ、

 厄を祓う意味があり、「桃の花」を示しています。

 

 ・緑 は、  

邪気を払うと信じられていた薬用植物、 

ヨモギを混ぜていて、春に芽吹く生命力に溢れる「若草」を表しています。

 

 ・白 は、  

清らかなイメージで、「雪」を表している。

 そのため、この三色を下から、白(緑)・緑(白)・ピンクと 重なることで、

春の情景を表している。

 

 ・ひなあられ、  

桃色、緑、黄色、白の4色のものが多く、 

それぞれ四季を表しているといわれています。

 四季を通じて一年、娘が健康でありますように、 

と 願う気持ちからきているようです。 

 

啓蟄(けいちつ)   3月5日頃  

「啓蟄(けいちつ)」は、「二十四節気」の一つで第3番目にあたる。

 現在広まっている定気法では太陽黄経が345度のときで3月5日頃。 

 

「啓蟄」の日付は、近年では3月5日または3月6日であり、 

年によって異なる。 2024年(令和6年)は3月5日(火)です。 

 

「啓蟄」の一つ前の節気は「雨水」(2月19日頃)、

 一つ後の節気は「春分」(3月21日頃)。

 

 「啓蟄」には期間としての意味もあり、 

この日から、次の節気の「春分」前日までです。 

 

 大地が温まり、冬眠をしていた地中の虫が春の陽気に誘われて穴から出てくる頃で「啓蟄」とされる。 「啓蟄」の「啓」には「ひらく、開放する」の意味があり、 

「蟄」には「虫が土の中に隠れる、閉じこもる」の意味がある。

 

春日祭      3月13日 

   春日 さい  

 春日大社の例祭。三大勅祭(葵祭、石清水祭、春日祭)の一つ。 

嘉祥2年(849年)に始まったとされています。

 かつては2月と11月の申の日に行われていたことから 申祭とも呼ばれていました。 

明治19年の旧儀再興で3月13日に定められました。

 宮中より天皇陛下のご名代である勅使の参向を仰ぎ、

 国家の安泰と国民の繁栄を祈る祭で、

 

 10日の「辰の立榊式(たつのたてさかきしき) 」に始まり、 「巳の祓式(みのはらえしき)」「午の御酒式(うまのみきしき)」「未の砂置式(ひつじのすなおきしき)」 の前儀を執り行い、

祭の日を迎えます。

 儀式を見学することはできませんが、 

古式ゆかしい装束に身を包んだ勅使参向の行列は 外から見ることができます。

 

ホワイトデー    3月14日 

  white.jpg  

 女の子は、ドキドキのバレンタインデーから一カ月、 

本命チョコを渡した子なら、この日もドキドキする日です。 

 

 ホワイトデーは、バレンタインデーの、お返しの日、です。 

ホワイトデーは日本固有の呼び方で、 

かつ、日本でもほんの40年ほど前にできた行事。

 意外と最近できた行事であることに驚きます。  

 

 日本のホワイトデーというイベントは、

 1980年に「全国飴菓子工業協同組合」が発案、 「キャンディーを贈る日」として、

制定したのだそうです。   

 

 世界のホワイトデー 欧米では、2月14日に殉死した聖バレンタインに救われた恋人同士が、 

そのひと月後に「改めて愛を誓った日」という位置づけのため、 

また、そもそもバレンタインデーが日本のように「女性から男性へ」という習慣でもないため、

 ホワイトデーも、日本のように「お返し」といったような意味はないようです。

 

彼岸の入り   3月17日頃  

 「彼岸」は春と、秋にあります。 

春分の日と秋分の日をそれぞれ真ん中の日とし、

 前後3日、計7日間のことを、「彼岸」と言います。  

 

 お彼岸にぼた餅を食べる理由。 昔は赤色が魔除、

災い除けとして大切にされていました。

 現代と違って色がそんなに鮮やかな時代ではなかったのです。 

 

 染料は草や花から出る天然の着色料ですから、 

非常にナチュラル。  

油系のケミカル着色のような鮮やかさは珍しかったのです。 

小豆の赤は、大切にされてきました。

 その小豆で作った、おはぎ、ぼた餅を食べて 

「災いから身を守れますように」 と 願をかけて食べたそうです。

 

春分      3月20日 

 「春分(しゅんぶん)」は、「二十四節気」の一つで第4番目にあたる。

 英語では「vernal equinox」です。 

   国民の  祝 日 

現在広まっている定気法では太陽が「春分点」を通過した瞬間、

 すなわち太陽黄経が0度のときで3月21日頃。 

 天文学ではその瞬間であるが、暦ではその瞬間が属する日であり、 

これを「春分日(しゅんぶんび)」と呼ぶ。  

 

「春分」の日付は、近年では3月20日または3月21日であり、

 年によって異なる。 2024年(令和6年)は3月20日(水)です。  

 

 「春分」の一つ前の節気は「啓蟄」(3月6日頃)、

 一つ後の節気は「清明」(4月5日頃)。 

 

「春分」には期間としての意味もあり、

この日から、 次の節気の「清明」前日までです。

 西洋占星術では「春分」が白羊宮(はくようきゅう: 

おひつじ座)の始まりとなる。  

太陽が真東から昇って真西に沈み、 昼と夜の長さがほぼ同じになる日とされる。 

江戸時代の暦の解説書『こよみ便覧(べんらん)』には、 

「日天の中を行て昼夜とうぶんの時なり」と記されている。 

また、この日を境に昼の時間が長くなり、夜の時間が短くなる。

 ただし、実際には「春分」では平均すると昼の方が14分ほど長い。

 「彼岸」は春と、秋にあります。 

 

 春分の日と秋分の日をそれぞれ真ん中の日とし、 

前後3日、計7日間のことを、「彼岸」と言います。 

春分と秋分の日は、太陽が真東から昇って真西に沈み、 

昼と夜の長さがほぼ同じになり、春分以降は昼が長く、

 秋分以降は逆に、秋の夜長に向かいます。

 

 お彼岸のお墓参り 「彼岸」とはもともと仏教用語で、 

生死の海を渡って到達する悟りの世界を「彼岸」、

 その対岸にある、迷いや煩悩に満ちた私たちの住む世界を「此岸(しがん)」と呼びます。

 彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、 

太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、

彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考えられ、 

先祖供養をするようになりました。 

このお彼岸の文化は、日本独自のものです。

 

イースター  (3月末~4月末のどこか)

   イースターエッグ  

イースター(Easter)は英語での呼び方で、 日本語では「復活祭」と言います。 

 

 イエス・キリストの復活を記念する日。  

キリスト教になじみのない家庭でも、近年ではディズニーリゾートが春の定例イベント としてとりあげるようになってからは、ぐんと身近な存在になったといえるイベントです。 

 

 イースター自体をよく知らなくても、この時期になると街中でも、

 パステルカラー、カラフルな卵の装飾、うさぎ・・といった装飾が見られるようになってきます。  

 

イースターは、「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」と定められていますので、

 月の周期プラス数日のずれが生じ、 3月22日〜4月25日の間で、 

その年によっては最大一カ月ほどのズレが生じます。 

 

 キリスト教信者にとっては、とても深い宗教的な意味のある、 

一年で最も大切な行事です。 欧州では、「Happy Easter!」と言い合ってお祝いし、

 復活祭の前のGood Friday、復活祭後のEaster Mondayは、 お休みになります。  

 

 イースターって何をする? 一般的に欧米では、クリスマス同様です。

 イースターエッグと呼ばれるカラフルに染められた ゆで卵を家や庭に隠して探しあてさせるエッグハント、 卵を割らないように転がして遊ぶエッグロール(卵転がし)、

 スプーンに乗せた卵を割らずに誰が一番早く運べるかを競うエッグレース、といった、 

子どもの遊びもあります。 

 

 卵は「生命のはじまり」を象徴しているため、 

イースターでは象徴的なアイテムとして扱われている。 

またウサギは、たくさん子どもを産むことから、

 豊かな生命の象徴とされています。

 

 

  securedownloadCA6FQRY2.gif  062630s.jpgsecuredownloadCA6FQRY2.gif ようこそ!!cid_F1F6EB10B56D47098E74CF8A3A414BE5@FM41AF8660BF63.gif ようこそ!いらっしゃいませ~^0^ securedownloadCA6FQRY2.gif つくし   

 きさらぎ  

 

  如 月  

 寒さ のために更に着物を重ねて着るので「衣更着」という説があります。

 

季節 : 初春(しょしゅん)  

       ※立春から啓蟄の前日まで。

 

 2月には「立春(りっしゅん)」と「雨水(うすい)」があります。

 

 ●;立春(4日ごろ) 2024年は2月4日(日)  

 冬と春の分かれ目である「節分」の翌日であり、 

「立春」は、寒さがあけて春に入る日。 

立春以降初めて吹く南よりの強風を、

 「春一番」と呼びます。

 

 ●;雨水(19日ごろ) 2024年は2月19日₍月₎  

 雪が雨に変わり、雪解けが始まるという日。

 まだまだ寒い日が多くても、暦上では春の気配を感じ始める時期。

 と はいえ東日本ではまだ雪が深く、 関東・東海地方にあたっては、 

この時期から雪が降り始めるそうです。 

 1年365日を24分割して季節を割り当てている考え方ですので、 

きっちり割り切れずにズレが生じ、 

二十四節気それぞれが何月何日か、

というのは年によって前後することもあります。 

 

2月 の 行事 

 ■ 目 次 2月のイベント、

行事 2月の記念日 2月の代表的なイベントや行事とは、

 2月のイベントや行事:

節分(2月3日) 2月のイベントや行事:

さっぽろ雪まつり(2月上旬) 2月のイベントや行事:

針供養(2月8日) 2月のイベントや行事:

バレンタインデー(2月14日) 2月のイベントや行事:

初午(2月最初の午の日)  2月のイベントや行事:

立春  節分や初午といった、伝統的な早春の行事が行われ、

 ひな祭りや観梅のイベントなども、各地で開催される月です。

 

 2月は、東北や北海道等の、北日本では寒冷地ならではの 雪や氷をテーマにした、

華やかなイベントも数多く開催される月。 

 

節分      2月3日

    絵・せつぶん 

 立春の前日に行われる節分は、 2月を代表する伝統的な行事です。  

 節分は元々、立春だけでなく 立夏、立秋、立冬の前日もさす言葉で、

 月3日も併せて年に4日あるのだそうです。 

 

・豆をまく理由  

豆まきを厄払いとして行うようになったのには諸説ありますが、

 穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっているというという信仰や、

 「鬼(魔)の目を打つ」「魔を滅する」が「豆」に通じるからと言われています。 

この豆まき、宮中行事である追儺の儀式には組み込まれておらず、 

もとは節分に限らず「ハレの日」の行事として

行われていたものが 節分でも行われるようになったそうです。

 

  >>魔除け、厄除け<<

柊鰯(ひいらぎいわし

     ひいらぎ鰯  

 焼いた鰯の頭に、柊の小枝を指したもの。

 トゲトゲした柊の葉は触るとヒリヒリ疼き、

 いくら鬼でも目に刺さったらひとたまりもない。

 また、鬼は鰯の焼いた時の煙が大の苦手なのだとか。 

門口、玄関に小枝を指せば最強の鬼よけになり、

鬼は絶対に近寄らない。 

 

・恵方巻き 

   恵方巻き  

 今や節分の定番ともいえる恵方巻きですが、その発祥は大阪。 

節分に恵方を向き、願い事をしながら太巻きを黙々と最後まで食べるというもの。 

太巻きの具は、七福神にあやかり、

また福を巻き込むという意味も込め、

 七つの具を入れるのがよいとされている。 

 太巻きは、鬼が忘れていった金棒という見立てもあるようで、 

食べる=鬼退治という意味合いもあるようです。

  恵方の方角は「東北東 」

 

札幌雪祭り 2月上旬 

 札幌で開かれるさっぽろ雪まつり。 

冬の北海道を代表する 雪と氷の祭典として有名ですが、

 今も右肩上がりに見物客が 増え続けている人気のイベントなんです。 

札幌雪まつりの起源は、1950年に地元の中高校生たちが

 大通公園に6つの雪像を作った事が 札幌雪まつりの日程は 大通会場、

すすきの会場が2月6日~12日、 

つどーむ会場が2月1日~12日となっておりますので

 

立春 

   え・ 立春  

 現代の日本では、国立天文台の観測によって、

「 太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」を立春としています。

針供養   2月8日 

   絵・はり  

 針供養を行う事八日は、12月8日・2月8日とふたつの暦です。 

関西地域では12月8日、関東地域では2月8日が主な事八日の暦ですが、

 関東・関西それぞれの地域で違うでしょう。 

寺社も含め両方の暦で行事を行う地域もあれば、 

12月8日のみ、2月8日のみの針供養も見受けますが、

 家庭で行う針供養は家の都合で問題はありません。

 

建国記念日 2月11日 

 ( 振替代休 2月12日) 

「建国をしのび、国を愛する心を養う日」と定義される建国記念の日。 

日本国が誕生した日…ではなく、

あくまで「建国を記念する日」とされています。

 

   建国記念の日の由来 

 由来は『日本書記』。

日本の初代天皇とされる 神武天皇が即位した日が2月11日だったと記されているそうです。 

元々は1873年に「紀元節」という名前で祝日となっていましたが、 

戦後に廃止。1966年に「建国記念の日」として再度祝日に制定されました。 

 

バレンタインデー    2月14日 

   チッス  

 日本では1970年代に女性が男性にチョコレートを贈る日として定着しました。 

実はこの習慣は日本独自のもの、 kiralike読者にアンケートを実施した 

「義理チョコにいくら使う?みんなの職場バレンタイン事情を大調査!」もぜひチェックを! 

バレンタインデーの由来  

そもそもなぜバレンタインデーは恋人たちの日になったのでしょうか。 

その疑問を解くカギは3世紀ごろのローマにいた バレンタイン司祭にあります。 

当時の皇帝は兵士たちの結婚を禁止。 

その理由は「愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がってしまうから」というものでした。

 バレンタイン司祭はこの政策に反対し、

密かに結婚をさせてあげていたのですが、

 皇帝に知られてしまった結果、2月14日に処刑されてしまいます。 

 死後、司祭は“聖バレンタイン”と呼ばれる聖人にキリスト教会から認定され、

 恋人たちがプレゼントを贈りあったり、 

告白したりする日になっていったといわれています。 

 

増殖する「○○チョコ」、いくつ知っている? 

本命チョコや義理チョコという言葉はよく聞きますが、

 チョコを贈る相手や気持ちによって、

その名称はどんどん多様化しているんです!

  ・本命チョコ/好きな人や恋人に贈るチョコ。 

 ・義理チョコ/本命以外の人に贈るチョコ。 

 ・世話チョコ/お世話になった人に、感謝の気持ちを込めて贈るチョコ。

  ・マイチョコ/自分のために用意する、ごほうびチョコ。 

 ・友チョコ/友達に贈るチョコ。交換することも多い。 

 ・ファミチョコ/家族に贈るチョコ。 

・逆チョコ/男性が女性に贈るチョコ。

 

ねはんえ (ねはんえ) 2月15日(木) 

   絵・涅槃絵  

 お釈迦さまがお亡くなりになった日です。 

お釈迦さまは人生の四苦、すなわち生・老・病・死の苦しみから人々を救おうと心に決めておられました。 王子としてのそれまでの暮らしを捨て29歳の時に出家、

苦行を積み重ね、 35歳の時、菩提樹の下で悟りをひらかれました。 

その後、いっさいの衆生を救うために、初めて鹿野苑で説法されました。

 以来45年、至る所で、多くの人々に仏法を説かれました。

  お釈迦さまは80歳の時、クシナガラ城外の沙羅双樹の下で病の床に臥され、 

涅槃に入られました。お弟子をはじめ、 

人々は日月を失ったように悲しみ、

生きとし生けるものみなも慟哭してなげき悲しみました。

 しかしお釈迦さまはお亡くなりになっても、 

その教えは永遠の真理として人々を導かれています。

 

閏年 (うるうとし)    2月29日  

 4年に一度訪れる「うるう年」

 うるう年に増えた2月29日を「うるう日」といいます。 

なぜうるう日は必要? 

太陽の周りを地球が一周する期間が1年になりますが、 

ピッタリ365日ではなく、実際は365.24日なのです。 

1年で約6時間ずつ増えていく時間を調整するために、 

4年に一度1日を足しています。

 6時間×4年分の24時間(1日)がうるう日です。

 

 

  securedownloadCA6FQRY2.gif  062630s.jpgsecuredownloadCA6FQRY2.gif ようこそ!!cid_F1F6EB10B56D47098E74CF8A3A414BE5@FM41AF8660BF63.gif 新年明けましておめでとう御座います^0^ securedownloadCA6FQRY2.gif つくし    

 

 むつき 

  >>睦 月<<  

 親族が互いに往来し、仲睦まじく宴をする月であるからといわれています。

 また、稲の実を初めて水に浸す月を指す, 

「実月(むつき)」から 転じたという説もあります。

 

季節: 晩冬(ばんとう) 

         ※小寒から立春の前日まで。 

 

 二十四節気  

季節の変化を知るために、地球が太陽をまわる一年を24に区分して、 

「春分」「秋分」など季節を表す言葉をつけてあらわしたものが、

 「二十四節 気」。

 

  農村ではこの二十四節気を基準にして種まきや収穫などをおこなってきました。 

より細かく四季のうつろいを感じられるだけでなく、 

年中行事とも深く結 びつくものもたくさんあります。

 

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  1月 小寒(しょうかん)/大寒(だいかん)   

  2月 立春(りっしゅん)/雨水(うすい)   

  3月 啓蟄(けいちつ)/春分(しゅんぶん)   

  4月 晴明(せいめい)/穀雨(こくう)   

  5月 立夏(りっか)/小満(しょうまん)   

  6月 芒種(ぼうしゅ)/夏至(げし)   

  7月 小暑(しょうしょ)/大暑(たいしょ)   

  8月 立秋(りっしゅう)/処暑(しょしょ)   

  9月 白露(はくろ)/秋分(しゅうぶん)   

  10月 寒露(かんろ)/霜降(そうこう)   

  11月 立冬(りっとう)/小雪(しょうせつ)   

  12月 大雪(たいせつ)/冬至(とうじ)

securedownloadCA6FQRY2.gifsecuredownloadCA6FQRY2.gif 

 

 1月には、「小寒(しょうかん)」と、「大寒(だいかん)」があります。 

 

小寒(しょうかん) 1月5日ごろ(2024年は1月6日)  

 寒さが加わる頃という意味で、いわゆる「寒の入り」。 

この小寒から節分までの30日間を「寒の内」といい、 

寒風や降雪などで寒さが厳しくなる時期。

 ここから冬が本番を迎えます。 

この日から、寒中見舞いを出し始め、 

1月下旬までに先方に届くように送るのがマナーです。

 

大寒(だいかん) 1月20日ごろ(2024年は1月20日) 

  寒さがさらに厳しくなり、1年で最も寒い時期。 

その分、冬の季節では最後の節気となります。

 耐寒マラソンや寒稽古など、寒さのなかで体を鍛えるいろいろな行事が行われたり、

 寒気を利用した食べ物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込んだりする時期です。

 

   行事予定

 

元旦        1月1日

門松 1  鏡餅 2  門松 3

 新しい年に変わって一番最初の日、お正月。 

そこから三日間は三が日と呼ばれて、 仕事が休みの人も多く、

初詣に出かけたりします。 

 

>門  松<

   かどまつ  

神様が降りてこられるための目印。 

左右一対で飾るのがならわしだそうです。 

 

しめ飾り(しめ縄) 

  しめかざり  

 家に、けがれているものが入らないようにするためのもの。

 

鏡  餅  

 神様へのお供えもの。 

鏡餅の上に乗っかっているみかん(橙)には、 

その家が代々繁栄しますように…

との意味があるそうです。

 

おせち料理 

   お節料理  

 神様にお供えするごちそうです。 

黒豆、数の子、田作り、栗きんとん 、伊達巻き、昆布巻きなど、

 おせち料理や使われる食材にはそれぞれ願いや意味が込められています。 

代表的なおせちの言われ 

 

・ 黒  豆  

 一年中元気で働けるようにという願いが込められています。

 その「まめ」には健康や丈夫さを表し、 

黒く日焼けするまでまめに働けるようにという願いもあります。  

数の子…数の子はニシンの卵で、「二親」という漢字から、 

たくさんの子に恵まれることを願う子孫繁栄の象徴です。 

たつくり…カタクチイワシの小魚を干して飴炊きにしたもの。

 小魚を田畑にまいたところ、

豊作になったことからこの名前がつけられましたことから、 

   五穀豊穣の象徴です。

お 屠 蘇 

  御屠蘇  

 お屠蘇は、元旦のおせちを食べる前に飲むお酒です。 

一年の無病長寿を願い正月に飲まれる特別なお酒です。 

屠蘇散と呼ばれる生薬を配合した薬草酒で、

 日本酒やみりんに漬け込んで作られます。

 主な使用される生薬には山椒、陳皮、桂皮、桔梗、八角、白朮、防風などがあり、 

体に良い効果をもたらすものが使われます。

 お屠蘇の語源には諸説ありますが、

邪気を払い、 魂を蘇らせるという意味が共通しています。

 飲む順番もあり、若い人から年長者、の順番に飲みます。 

 

お 雑 煮  

 お雑煮は正月に欠かせない料理で、 

全国各地でそれぞれの味、具材、そしてお餅の形があって、 

地方により全く違う特徴を持っている面白い日本の食文化です♪

 共通していることは「お餅を使う汁物」ということくらい、

 地域によって全然違います。 

 正月にやってくる年神様を迎えるために、

前年に収穫したお米から作った餅を供え、

 そのお下がりとしてお雑煮を食べる習慣が始まったと言われています。 

昔の人は、お雑煮を食べることで前年の豊作に感謝し、

 新年の豊かな収穫や家族の安全を祈っていました。

 一般的には三が日(1月1日〜3日)に食べられることが多いです。

 

初  夢 

  初夢  

    一富士・二鷹・三茄  

 大晦日は「寝ずに神様を迎える」習慣が広まると、 

初夢は「元日の夜から2日にかけての夢」に変化。

 さらには、新年に物事を始める「事始め」が 1月2日であるとの考えから、 

「2日の夜から3日にかけて見る夢」になりました 

 

松 の 内  

 正月の門松を出している間、つまり、

 お正月の装飾をしておく期間のことです。 

昔は1月15日が成人の日の祝日だったため、 15日までを松の内、

としていた地域が多いようですが、

 関東はじめ多くの地域では今は、 

伝統食である七草粥を食べる習慣のある 1月7日までを松の内とするところが多いようです。

 松の内が終わったらお正月飾りははずし、 

小正月でどんど焼きなど地域でやる場合はそこで燃やし、

 そういったイベントがない場合は丁寧に紙に包んで、

 自治体の区分に従い処分します

 

  人日の節句  

 1月7日  多くの地域で松の内の最後の日となるこの日は、 

「人日(じんじつ)の節句」。

 七草粥を食べる日として認識されている方もたくさんいらっしゃいます。

3月3日、5月5日、7月7日、9月9日など、  

奇数が並ぶ日を「五節句」とよび、 

それぞれその時期に旬の物を飾ったり食べたりすることで、

 邪気を払い、健康を願う伝統行事となっていますが、 

1月1日ばかりは元日とかさなるため、

 1月は7日の「人日」を節句の日としています。 

 

この「人日」である7日に七草の入ったおかゆを食べて 

一年の無病息災を願っていたようです。  

 雪の間から芽を出した若菜を摘む「若菜摘み」という日本古来の風習と相まって、

 七草粥を食べるようになりました。 

平安時代は宮中の儀式でしたが、江戸時代には一般に定着し、

 江戸幕府の公式行事となりました。

 

七 草 粥 

  七草  

 1月7日に食べる七草粥には、 「 春の七草 」 

せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ(大根) 

を入れます。 それぞれに、胃腸を整えたり、

消化促進、風邪予防といった効能があると言われています。 

地域によっては違う植物を入れたり、 

このなかのいくつかであったり、伝統にも差があるようです。 

 かゆ  

こういった行事食は伝統であるとともに古き良き知恵でもあり、

 年があけてごちそう続きだったり、生活が狂ったりで

疲れた体や 胃を休めるためにも七草粥は身体にやさしい食事なのです。

 

成人の日(1月第二月曜日) 2024年1月8日  

 1999年までは、1月15日が成人の日でした。 

そして当時は学年ごとではなく、 

前年の成人の日の翌日からその年の成人の日に誕生日を迎える人 を祝う日、

と していたようです。  

しかし2000年(平成12年)のハッピーマンデー制度導入以降は、

 前年の4月2日からその年の4月1日に成人する人が式典参加の対象、 

つまり、学年ごとに式典をおこなうことで定着したのだそうです。

 

鏡開き     1月11日 

  絵・開き  

 お正月に年神様や仏様に供えた鏡餅を下げて、 食べる伝統行事が鏡開きです。 

神様にお供えしていたものには力が備わっている、 

と 考えられているため、家族皆で感謝しながら無病息災を祈ってお餅をいただきます。

 雑煮や汁粉にして食べるのが一般的。 また、関西など、松の内(お正月飾りを飾っておく期間)を1月15日までとしているエリアでは、 鏡開きは15日、 または20日におこなったりもします。 

 

 京都では1月4日におこなうようですし、 

この風習にも地域差がありそうです。 

 

鏡開きをご家庭でする場合、鏡餅には神聖なものが宿っているため、 

刃物は使わず(昔の「切腹」を彷彿とさせるため)、 

木づちなどで叩いて割るようにします。

 

小正月      1月15日  

 年神様やご先祖様をお迎えする元日を「大正月」と呼んだことに対して、 

「小正月(こしょうがつ)」は家庭的におこなう行事。 

松の内を忙しく過ごした主婦をねぎらう意味で 

「女正月」とも呼ばれています。

 餅や団子を小さくまるめて柳などの木の枝にさした、餅花をかざります。  

 

 ドンドン焼き   

   写真・どんどん   

   小正月の行事としておこなわれるのが、 どんどん焼き  

年末年始に飾っていた門松やしめ縄飾りを持ち寄って燃やす儀式。

 年神様をお迎えしたそれら正月飾りを燃やすことで、 

炎と共に見送る意味があるとも言われています。 

また、書き初めで書いたものを燃やし、 炎が高く上がると腕が上達する、とも。 

どんど焼き、または地域によっては, 左義長(さぎちょう)と呼ぶ処も。

 

大寒    1月20日前後

  1月20日頃にあたる大寒。 二十四節気の大寒と、その前の小寒を合わせて、 

寒の内(かんのうち)と呼びます。 

寒の内は、1年でもっとも寒い時期。

 各地で最低気温を記録するのもこのころです。 

小寒に入ることを「寒の入り(かんのいり)」、 

大寒が終わることを「寒の明け(かんのあけ)」と呼びます。 

 大寒は、1年のうちで最も寒い時期。 

この時期には寒いときに仕込むと美味しくなる味噌や酒、醤油が作られます。 

また、「寒稽古(かんげいこ)」と呼ばれる寒さに耐えて身体を強くする  

 伝統行事なども行われます。

  2024年   元旦  

         迎春  

  辰   

 はぴーニューイヤー  

     おけおめ フルール(2)  

 本年も   

    宜しく

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  iしわす  

  師   走  

 僧がお経をあげるために東西を馳せることから、 

「師が馳せる月」→「しはせつき」  

          ↓ 「しわす」となったといわれています。 

「師」は「僧」を指すのが一般的。 

「馳せる」は「走る。急いで行く」という意味です。 

 

季 節: 

 仲冬(ちゅうとう)

        ※大雪から小寒の前日まで。 

 

 二十四節気  

 季節の変化を知るために、地球が太陽をまわる一年を24に区分して、 

「春分」「秋分」など季節を表す言葉をつけてあらわしたものが、 

   「二十四節気」。  

 農村ではこの二十四節気を基準にして種まきや収穫などをおこなってきました。 

より細かく四季のうつろいを感じられるだけでなく、 

年中行事とも深く結びつくものもたくさんあります。 

 

12月には、「大雪(たいせつ)」と、「冬至(とうじ)」があります。 

 大雪(たいせつ)12月7日ごろ(2024年は12月7日) 

平野部でも降雪のある時期、ということから大雪・・。 

この頃になると九州地方でも初氷が張り、

全国的に冬一色に。熊が冬眠に入るのもこの頃です。 

 

鰤(ぶり)など冬の魚の漁も盛んになります。 

冬至(とうじ)12月22日ごろ(2024年は12月22日) 

 太陽が最も南に来るときで、夏至とは反対に、夜が最も長く、昼が短くなる日。 

夏至から徐々に日照時間は減少し、

日が昇る高さも一年で最も低くなることから、

 太陽の力が一番衰える日と考えられてきました。

  12月の行事 

 

針 供 養     12月8日 

  針供養 

 「針供養」とは、事始めの「事八日」に行う針供養行事です 

「針供養(はりくよう)」とは、「お針さま」などの愛称で親しまれる、 

折れたり錆びたりして使えなくなった針を供養する行事です。

 針供養が行われる「事八日(ことようか)」は、

 事を納める「事納め」、事を始める「事始め」両方の意味があります。 

毎年12月8日・2月8日のどちらも事八日ですが、 

関西地方では12月8日、

関東地方では2月8日に行う地域が多いでしょう。

 

事 始  め    12月13日 

 煤払い(すすはらい) や餅つきなど、本格的に正月を迎える準備をこの日から始めます。

 自治会や町内会のお餅つき大会などもこの時期が多いのではないでしょうか。  

煤払い(すすはらい)とは、単なる年末の大掃除ではなく、 

年神様を迎えるための神聖な行事として、

 平安時代にはすでにおこなわれていたものです。 

大元の意味に習って、ご家庭にお持ちの場合は仏壇や神棚などの掃除をしましょう。

 また、関東は12月初旬からお歳暮を贈り始めますが、

関西ではこの日から贈り始めます。 

 

赤穂義士祭      12月14日  

『忠臣蔵』でおなじみの 赤穂浪士の討ち入りにちなみ、

 兵庫県赤穂市で12月14日までの 1週間に渡り多彩なイベントが行われる 。

 

冬  至      12月22日  

 冬至は、一年で太陽が最も南寄りで、昼の時間が最も短い日。 

太陽の昇る高さが最も低くなるため、 必然的に日没が早くなるわけです。

 この日を境に翌日からは日が徐々に長く成って行く、 

冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、 

この日を境に再び力が甦ってくる、 冬至を境に運が向いてくるとし、 

古くから祝祭が盛大におこなわれていました。 

「陰が極まり再び陽にかえる日」という意から、 

 

 「一陽来復(いちようらいふく」)という言葉が生まれ 転じて、

悪いことが続いたあとに幸運に向かっていくこと、

 冬が終わり春が訪れることを意味します。 

 

・冬至にかぼちゃを食べる。 

  かぼちゃ 

  冬至にはかぼちゃを食べる、という 風習があるのですが、 

これには昔ながらの知恵がありました。  

  冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめる、 と、いわれています。

 

にんじん、だいこん、れんこん、うどん、

ぎんなん、 きんかん、かんてん・・・・などなど。  

 

 「ん」のつくものを「運盛り」といいます。 

かぼちゃを漢字で書くと「南瓜(なんきん)」。

 つまり、運盛りのひとつ。

 特にかぼちゃは本来夏が旬、南からやってきたものであるため、

 「夏」、「南」と陽の気を多く含むものとして、

 好んで冬至に食べられるようになったようです。

 

 運盛りは縁起かつぎの意味合いだけでなく、

 栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあります。

 

 柚子湯に入る。

   柚子風呂   

 冬至といえば柚子(ゆず)湯、  

この日に柚子湯に入ると風邪を引かない、と言われています。 

この由来には、「融通がきくように」といった語呂合わせや、 

「冬至と湯治をかけた」など諸説がありますが、

 もともと柚子には体を温める効果があります。

 柑橘系の香りも心地よく、お風呂で温まりながら、 

ゆったり、リラックスするにはもってこいです。

 

 柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気が寄ってこない 、

と、いう考えもあることから、  

   柚子湯 

 端午の節句の菖蒲湯同様、 旬の香りの強いもので邪気を払う儀式とも言えます。 

   また、柚子は実るまでに長い年月がかかるため、

 長年の苦労が実りますように、

との願いも込められているようですよ。

 

メリークリスマス    12月25日 

 サンタ   

 クリスマスは、イエス・キリストの降誕祭、 生まれてきたことを祝うイベントです。

 数あるイベントの中でも、 宗教問わず全世界で認知されている珍しいイベントといえるでしょう。

 12月24日もクリスマスイブとしてよく知られています。  

 

クリスマス(Christmas)の表記の由来は、 

「Christ(キリスト)」の「mass(ミサ、礼拝)」から きているとされています。

 

  またイエス・キリストの誕生日は明らかでないにも関わらず、 

12月25日になったのは、ヨーロッパの各地で行われていた冬至祭や 、

ミトラス教の祭日などが合わさってこの日になったといわれています。

 

 クリスマスといえば、

サンタクロースが子どもたちにプレゼントを配ってまわるのが特徴です。 

他にもクリスマスのシンボルであるクリスマスツリーは、 

古代ゲルマン民族の祭りが由来ともいわれているなど、

 

 今日のクリスマスはさまざまな要素が組み合わさってできています。 

 

クリスマスとプレゼント 

 12月25日は、キリスト教では、 

イエス・キリストが約2000年前にベツレヘムの馬小屋で生まれた日、

 と、いうことになっています。 

そしてキリストが誕生した際に、 賢人がキリストに贈り物をしたという説があり、

 クリスマス=プレゼントにつながったのではないかといわれています。 

 

東方の三賢人(ガスパール、メルキオール、バルタザール)が

 キリスト誕生の際に贈った物とは、 

金、乳香、没薬だったのだとか。 

この日にプレゼントを贈ることは愛情の証として、

 古くは、貴重だったオレンジやささやかなお菓子などから、 

今ではおもちゃやゲーム、玩具など、プレゼントを贈る習慣が根付いたようです。 

 

日本でのクリスマス 、

 日本でクリスマスが広く受け入れられるようになったのは、

 1900年(明治33年)に明治屋が銀座に進出したことを契機に、

 クリスマス商戦が始まったといわれています。

 

 日本ではクリスマスの食卓といえば、 

チキンやケーキあたりが定番でしょうか。 

チキンやケーキがあるだけで、やっぱり特別なパーティー感も高まり、 

気分も盛り上がります。 

 

大 晦 日      12月31日  

 一年で最後の日が、大晦日です。 

昔は1日の始まりが深夜0時ではなく、日没であったため、

 12月31日の日暮れとともに、新年が始まっていました。 

この名残で、北海道や東北の一部では、

 大晦日におせち料理を食べるようです。

 

 年越し蕎麦 

   年越し蕎麦 

  大晦日の風物詩ともいえる、年越し蕎麦。 

蕎麦は他の麺類と比べて切れやすいことから、

 「今年一年の厄を断ち切る」 と、いう意味で、 

江戸時代から大晦日の夜に食べる風習が生まれたとされています。 

また、その細くて長い見ためから、長寿の願いを込める、

 との意味合いもあるともいわれています。

 

 除夜の鐘  

  除夜の鐘  

 大晦日は、、年越しの瞬間をまたいで聞こえてくるのが、 「除夜の鐘」です。  

除夜の鐘は多くのお寺で「108回」撞かれます。 

この108回には意味があり、 仏教思想に基づく「百八煩悩」を意味しています。

 

 心を惑わし、身を悩ませる」もののことを煩悩と言い、 

鐘をつくことでこれらの煩悩を1つ1つ取り除き、 

清らかな心で正月を迎えようと言うわけです。 

 

厳密にいうと、108回のうち最後の1回は年が明けてから撞くようで、 

新しく始まった1年が煩悩に惑わされないように、 

と、いう意味が込められているそうです。

 

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 霜月    

            November  

 11月は30日間あり、秋と冬の境目とした季節です。 

日本では、旧暦11月を『霜月(しもつき)』と呼び、 

現在では新暦11月の別名としても用いています。 

「霜月」は文字通り霜が降る月の意味です。 

英語の月名 『November』 は、 ラテン語で「第9の」という意味の「novem」に由来しています。 

実際の月の番号とずれているのは、 

紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算なので、 

3月から数えて9番目という意味になります。

    11月の行事

 

文化の日   11月3日          絵・文化の日   

 11月の行事・歳時記 文化の日 「自由と平和を愛し、

文化をすすめる」 ことを趣旨とした「文化の日」 

 

「文化の日」は、「自由と平和を愛し、 

文化をすすめる」ことを趣旨とした

 「 国民の祝日 です。  

 11月3日は、1946年(昭和21年)に日本国憲法が公布された日。 日本国憲法が平和と文化を重視していることから、 

公布日の11月3日を「文化の日」として

国民の祝日にしました。

 もとは「明治節」という祝日で、

明治天皇のお誕生日にあたります。

  

文化の日には、さまざまな行事やイベントが行われています。 代表的なものは、学問や芸術などの発展や向上に、 

目覚ましい功績をあげた人に勲章が授与される「文化勲章」。 授与式は11月3日に皇居において行われ、

 天皇陛下より直接授与されます。

 また、文化の向上や発達に関し特に功績のあった人を顕彰する 「文化功労者」も11月3日に発令され、 

後日、顕彰式が行われます。

 

立冬    11月7日~8日頃 

 2月初旬の立春の前日までが暦のうえでは冬になります 、

立冬は二十四節気のひとつで、

 「冬が立つ」と書くように、冬の兆しが見え始める頃。 

空気がぐっと冷たくなり、冬の気配を感じる時期です。 

暦のうえでは立冬から冬に入るため 

「立冬を迎え、暦の上では冬となりました」 と、

いったフレーズを見聞きすることが多いと思います。 

立冬から2月初旬の立春の前日までが

暦のうえでは冬になります。 

この時期になると、冬の使者「木枯らし」がやってきます。    木枯らし 

  その名の通り、吹くたびに葉を落とし、 

まるで木を枯らしてしまうように

見えることからそう呼ばれています。 

日々寒さが増すなかで、

本格的な冬に向け準備を始める時期。

 

酉の(とりのいち) 11月11日と23日  酉の市は、新年の開運招福、商売繁盛を願う

お祭りとして親しまれています、

 酉の市は11月の「酉の日」に行われますが、

 

 酉の日は12日ごとに巡ってくるので、 

11月に3度行われる年もあり、

  1度目 を 「一の酉」、 

  2度目 を 「二の酉」、 

  3度目 を 「三の酉」といいます。 

2023年は「一の酉」が11月11日(土」 

「二の酉」が11月23日(木)です。  

   ※2023年11月は、三の酉はありません。

   

 酉の市は日本各地の鷲神社 (大鳥神社、大鷲神社、鷲神社=おおとりじんじゃ)の年中行事です。

 11月の酉の日ににぎやかな市がたつことから

「酉の市」といい、 「大酉祭」「お酉様」とも呼ばれています。 

縁起ものがたくさんついた縁起熊手が名物で、              熊手 

新年の開運招福、商売繁盛を願う

お祭りとして親しまれています。

 

こたつ開き  11月13日  

  2023年の「亥の子の日」は、

 旧暦10月の最初の亥の日=11月13日です 

   ※新暦11月の最初の亥の日で考える場合には、 

2023年は11月1日となります。 

 

 亥の子の日に暖房器具を出すと火事にならない「こたつ開き」 「亥の子の日」とは、

亥の月(旧暦10月)の最初の亥の日をさします。 

西日本を中心に「亥の子まつり」という収穫祭や 

「亥の子祝い」をする風習があります。

 

 この「こたつ開き」に 習い、 「亥の子の日」が暖房器具を出すひとつの目安になっています。 

実際に使用するのは気温などによりますが、

 この日にこたつ、ヒーター、ストーブなどの暖房器具を出して 準備をしておけは、縁起もよくて安心です。

 

とうかんや  11月22日                    作物   

 十日夜とはいわゆる旧暦10月10日の夜に行われる 年中行事のことです。

 2023年の十日夜は、11月22日(水)になります。  

 十日夜は旧暦の10月10日に行いますが、

 旧暦は新暦よりも1ヵ月から1ヵ月半ほど誤差があるため、

 毎年日付が異なります。

 

  十日夜とはいわゆる旧暦10月10日の夜に行われる年中行事のことです。 

「十日夜(とおかんや)」とは、

旧暦10月10日に行われる収穫祭で、 

東日本を中心に行われている行事です。     ぶどう  

十日夜には、田の神様の化身とされている「案山子」   案山子 

 お供えものをしたり、案山子と一緒にお月見をしたりする、 「かかしあげ」の風習があります。   かかしあげ 

 また、わらを束ねた「わら鉄砲」や「わらづと」で子供達が、 地面を叩いて作物を荒らすモグラなどを追い払い、 

土地の神様を励ますなど、

地域によってさまざまな行事があります。

 

753  11月15日  七五三  

 「七五三」は、子どもの健やかな成長に対する 強い思いから定着した行事七五三は、 3歳の男女・5歳の男の子・7歳の女の子が行う 人生の通過儀礼です。

 それまでの無事の成長を祝い、 

これからも健やかに成長するよう祈願する行事で、 

11月15日に晴れ着を着て神社に参拝する習わしがあります。

 

 今でこそ「七五三」という一つの行事になっていますが、 

もともとは公家や武家で行われていた、 

「髪置き」「袴着」「帯解き」という別々の儀式で、 

年齢・性別・日取りなどは時代や階層によってさまざまでした。  

古い記録としては、 

平安時代中期に皇太子が3歳で行った袴着があります。

 11月15日になった理由は諸説ありますが、

 江戸時代に徳川五代将軍・綱吉が、 息子・徳松のお祝いを鬼宿日で縁起の良い11月15日に行ったことから 

定着したという説が有名です。

 

小雪    11月22日頃  

 小雪の頃は、山のほうでは雪が降ります 

 「小雪(しょうせつ)」は二十四節気のひとつで、

 わずかな雪が降る頃という意味です。 

 山などに雪がみられる時期となりますが、

 それほど雪は多くないことから小雪と呼ばれるようになりました。  

  江戸時代の暦の解説書『暦便欄』では、 

小雪の気候を「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」(冷え込むようになってきて 雨が雪になって降ってくるから)と説明しています。  

 

  2023年の小雪は、11月22日から12月6日です。

 毎年11月22日頃~12月6日頃にあたりますが、 

日付が固定されているわけではありません。

 また、小雪といっても、小雪に入る日を指す場合と、 

小雪(二十四節気の第20)から大雪(二十四節気の第21) までの約15日間をいう場合があります。 

二十四節気では、小雪の前は冬の兆しがみえてくる頃の「立冬」で、 小雪の次は、山の峰に雪がかぶり平地でも 雪が降りだす頃の「大雪」となります。  

 この時期、昼間はそれほど冷えず、 時には春を思わせるような 暖かな日になることがあります。 

このような日を 「小春日和」 と 言います。 

小春とは春のことではなく、

 旧暦の10月(今の11月頃)をさし、 

初冬の穏やかで暖かい気候を春に例えて 

「小春日和」と呼ぶようになりました。 

 

勤労感謝  11月23日  感謝の日

 「勤労感謝の日」は、 「新嘗祭(にいなめさい)」という祭祀に由来します  

勤労感謝の日とは、 「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」と、 いう趣旨で制定された

 「 国民の祝日  です。 

「勤労感謝の日」は、「新嘗祭(にいなめさい)」という祭祀に由来します。  

「新」は新穀、「嘗」は奉る、 舌の上にのせて味をためすという意味で、 

「新嘗」はその年に収穫された新穀を神様に奉って恵に感謝し、 口にすることを表しています。 

新嘗祭の歴史は古く、『日本書記』には、 

飛鳥時代に行ったという記述があります。