securedownloadCA6FQRY2.gif  062630s.jpgsecuredownloadCA6FQRY2.gif ようこそ!!cid_F1F6EB10B56D47098E74CF8A3A414BE5@FM41AF8660BF63.gif ようこそ!いらっしゃいませ~^0^ securedownloadCA6FQRY2.gif つくし   

 

やよい  

   弥  生  

 草木がいよいよ生い茂る月という意味。 

  ※「弥」には、いよいよという意味、「生」には生い茂るという意味があります。 

 

季節:仲春(ちゅうしゅん)  

        ※啓蟄から清明の前日まで。

 

 3月の二十四節季は、

  「啓蟄(けいちつ)」と「春分(しゅんぶん)」です。 

 

>啓蟄(けいちつ)(3月5日ごろ)  

 冬ごもりで土の下に隠れていた虫やカエルなど生き物たちが、

 暖かさを感じて地上に出てくることを意味します。 

本格的な春の到来が迫っていることが感じられる時期。 

 

>春分(しゅんぶん)  3月20日 

 この日、太陽は真東から出て真西に入り、 昼夜の長さがほぼ等しいとされる日。 

この日から夏至まで、昼がだんだん長くなり、夜が短くなります。

 

   3月の行事 

 

修二会(しゅにえ)    3月1~14日

   二月堂   

        東大寺二月堂  

 天平勝宝4年(752年)、東大寺開山良弁僧正(ろうべんそうじょう)の高弟、 

実忠和尚(じっちゅうかしょう)によって始められたと伝えられます。 

 

 正式には 「十一面悔過(じゅういちめんけか)」といい、 

二月堂の本尊の十一面観音様に11人の練行衆(れんぎょうしゅう)が 人々にかわって罪を懺悔し、

国家の安泰と万民の豊楽を祈る法要です。  

 

 2月20日から前行に入り、3月1日からは14日までの本行に入ります(3月15日:満行)。 

もともとは旧暦の2月に行われていた行事で「修二会」と呼ばれています。

 3月12日深夜には「お水取り」といって、

若狭井(わかさい)という 井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式が行われます。

 また、この行を勤める練行衆の道明かりとして、

大きな松明に火がともされます。

 

雛祭り       3月3日  

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 「桃の節句」ともいわれる行事です。 

ひな人形を飾り、  ひし餅やひなあられ、白酒、桃の花などを供えて祀ります。 

 

 ルーツは300年頃の古代中国、「上巳(じょうし/じょうみ)節」にさかのぼります。

 「上巳節」は、3月上旬の巳の日という意味で、

 季節の変わりめには邪気が入りやすいと考えられていたため、

 この日に水辺で汚れを祓う習慣がありました。 

この行事が日本に伝わり、汚れを祓うために人形で自分の体をなでて、 

その人形を自分の身代わりに川や海へ流すようになった。 

 

今も「流し雛」として、この形がのこる地域もありますよ。

 季節の節目の邪気祓い行事として、老若男女を問わず皆の健康と幸福を願う行事だったのです。 

のちに江戸幕府によって、 5月5日の「端午の節句」が男の子の節句であるのに対し、 

3月3日を「桃の節句」とし、 女の子の節句として定着していったようです。 

人形も、技術が発達して高級化してくるにつれ、 

川に流すのではなく部屋に飾るものへと変化してきたようです。

 

 なぜ、「桃の節句」? ひなまつりは、「桃の節句」とも言いますが、 

桃は昔から邪気を払う力があるとされていたのです。 

邪気を払い、これからの健やかな成長を願うイベントにはぴったりです。

 

 邪気の象徴が「鬼」ということもあり、

 この鬼(邪気)と桃(邪気を払うもの)の関係がベースとなり、 

桃太郎のストーリーが生まれたとも言われています。 

 

 「ひな祭り」といえば、ちらし寿司とハマグリのお吸い物です。 

ハマグリは、対である貝殻しか絶対にピタリと合わないことから、 

将来相性のよい結婚相手と結ばれ仲睦まじく過ごせるように、 

という願いが込めれらています。 

 

●;ちらし寿司は、

   チラシ寿司  

 とくに由来はないようですが、見た目に華やかであることと、

 縁起のいいものがたくさん入っていることから、 

ひな祭りの食卓に並べるものとして定着したようです。 

 

 具であるレンコンは「見通しがきく」、

 エビは長寿の象徴、 みつばや菜の花、玉子、にんじんなど彩りも華やかに、 

昔から、ひな祭りには白酒が欠かせないものでしたが、

 もともとは、「桃」が百歳をあらわす、 

 

「百歳(ももとせ)」に通じることから、 

桃の花を日本酒に浮かべた桃花酒(とうかしゅ)を飲む風習があったようです。

 その後江戸時代に入ってからは、白酒が好まれるようになったそうです

 

 甘酒、なら、ノンアルコールでお子さまでも楽しめます。 

こちらはご飯やお粥に米麹を混ぜて一昼夜55度前後で保温し、 

デンプンから甘い糖分を引き出したもので、 

アルコール度数も1%未満、お酒には該当しません。 

 

●;菱  餅、 

 菱餅  

 菱餅も、「ひな祭り」と聞けばすぐに連想される定番のものです。

 赤(ピンク)、白、緑の三色の餅をひし形に切って重ねたものです。 

 

・赤(ピンク)は、 

解毒作用があるといわれているクチナシで色をつけ、

 厄を祓う意味があり、「桃の花」を示しています。

 

 ・緑 は、  

邪気を払うと信じられていた薬用植物、 

ヨモギを混ぜていて、春に芽吹く生命力に溢れる「若草」を表しています。

 

 ・白 は、  

清らかなイメージで、「雪」を表している。

 そのため、この三色を下から、白(緑)・緑(白)・ピンクと 重なることで、

春の情景を表している。

 

 ・ひなあられ、  

桃色、緑、黄色、白の4色のものが多く、 

それぞれ四季を表しているといわれています。

 四季を通じて一年、娘が健康でありますように、 

と 願う気持ちからきているようです。 

 

啓蟄(けいちつ)   3月5日頃  

「啓蟄(けいちつ)」は、「二十四節気」の一つで第3番目にあたる。

 現在広まっている定気法では太陽黄経が345度のときで3月5日頃。 

 

「啓蟄」の日付は、近年では3月5日または3月6日であり、 

年によって異なる。 2024年(令和6年)は3月5日(火)です。 

 

「啓蟄」の一つ前の節気は「雨水」(2月19日頃)、

 一つ後の節気は「春分」(3月21日頃)。

 

 「啓蟄」には期間としての意味もあり、 

この日から、次の節気の「春分」前日までです。 

 

 大地が温まり、冬眠をしていた地中の虫が春の陽気に誘われて穴から出てくる頃で「啓蟄」とされる。 「啓蟄」の「啓」には「ひらく、開放する」の意味があり、 

「蟄」には「虫が土の中に隠れる、閉じこもる」の意味がある。

 

春日祭      3月13日 

   春日 さい  

 春日大社の例祭。三大勅祭(葵祭、石清水祭、春日祭)の一つ。 

嘉祥2年(849年)に始まったとされています。

 かつては2月と11月の申の日に行われていたことから 申祭とも呼ばれていました。 

明治19年の旧儀再興で3月13日に定められました。

 宮中より天皇陛下のご名代である勅使の参向を仰ぎ、

 国家の安泰と国民の繁栄を祈る祭で、

 

 10日の「辰の立榊式(たつのたてさかきしき) 」に始まり、 「巳の祓式(みのはらえしき)」「午の御酒式(うまのみきしき)」「未の砂置式(ひつじのすなおきしき)」 の前儀を執り行い、

祭の日を迎えます。

 儀式を見学することはできませんが、 

古式ゆかしい装束に身を包んだ勅使参向の行列は 外から見ることができます。

 

ホワイトデー    3月14日 

  white.jpg  

 女の子は、ドキドキのバレンタインデーから一カ月、 

本命チョコを渡した子なら、この日もドキドキする日です。 

 

 ホワイトデーは、バレンタインデーの、お返しの日、です。 

ホワイトデーは日本固有の呼び方で、 

かつ、日本でもほんの40年ほど前にできた行事。

 意外と最近できた行事であることに驚きます。  

 

 日本のホワイトデーというイベントは、

 1980年に「全国飴菓子工業協同組合」が発案、 「キャンディーを贈る日」として、

制定したのだそうです。   

 

 世界のホワイトデー 欧米では、2月14日に殉死した聖バレンタインに救われた恋人同士が、 

そのひと月後に「改めて愛を誓った日」という位置づけのため、 

また、そもそもバレンタインデーが日本のように「女性から男性へ」という習慣でもないため、

 ホワイトデーも、日本のように「お返し」といったような意味はないようです。

 

彼岸の入り   3月17日頃  

 「彼岸」は春と、秋にあります。 

春分の日と秋分の日をそれぞれ真ん中の日とし、

 前後3日、計7日間のことを、「彼岸」と言います。  

 

 お彼岸にぼた餅を食べる理由。 昔は赤色が魔除、

災い除けとして大切にされていました。

 現代と違って色がそんなに鮮やかな時代ではなかったのです。 

 

 染料は草や花から出る天然の着色料ですから、 

非常にナチュラル。  

油系のケミカル着色のような鮮やかさは珍しかったのです。 

小豆の赤は、大切にされてきました。

 その小豆で作った、おはぎ、ぼた餅を食べて 

「災いから身を守れますように」 と 願をかけて食べたそうです。

 

春分      3月20日 

 「春分(しゅんぶん)」は、「二十四節気」の一つで第4番目にあたる。

 英語では「vernal equinox」です。 

   国民の  祝 日 

現在広まっている定気法では太陽が「春分点」を通過した瞬間、

 すなわち太陽黄経が0度のときで3月21日頃。 

 天文学ではその瞬間であるが、暦ではその瞬間が属する日であり、 

これを「春分日(しゅんぶんび)」と呼ぶ。  

 

「春分」の日付は、近年では3月20日または3月21日であり、

 年によって異なる。 2024年(令和6年)は3月20日(水)です。  

 

 「春分」の一つ前の節気は「啓蟄」(3月6日頃)、

 一つ後の節気は「清明」(4月5日頃)。 

 

「春分」には期間としての意味もあり、

この日から、 次の節気の「清明」前日までです。

 西洋占星術では「春分」が白羊宮(はくようきゅう: 

おひつじ座)の始まりとなる。  

太陽が真東から昇って真西に沈み、 昼と夜の長さがほぼ同じになる日とされる。 

江戸時代の暦の解説書『こよみ便覧(べんらん)』には、 

「日天の中を行て昼夜とうぶんの時なり」と記されている。 

また、この日を境に昼の時間が長くなり、夜の時間が短くなる。

 ただし、実際には「春分」では平均すると昼の方が14分ほど長い。

 「彼岸」は春と、秋にあります。 

 

 春分の日と秋分の日をそれぞれ真ん中の日とし、 

前後3日、計7日間のことを、「彼岸」と言います。 

春分と秋分の日は、太陽が真東から昇って真西に沈み、 

昼と夜の長さがほぼ同じになり、春分以降は昼が長く、

 秋分以降は逆に、秋の夜長に向かいます。

 

 お彼岸のお墓参り 「彼岸」とはもともと仏教用語で、 

生死の海を渡って到達する悟りの世界を「彼岸」、

 その対岸にある、迷いや煩悩に満ちた私たちの住む世界を「此岸(しがん)」と呼びます。

 彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、 

太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、

彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考えられ、 

先祖供養をするようになりました。 

このお彼岸の文化は、日本独自のものです。

 

イースター  (3月末~4月末のどこか)

   イースターエッグ  

イースター(Easter)は英語での呼び方で、 日本語では「復活祭」と言います。 

 

 イエス・キリストの復活を記念する日。  

キリスト教になじみのない家庭でも、近年ではディズニーリゾートが春の定例イベント としてとりあげるようになってからは、ぐんと身近な存在になったといえるイベントです。 

 

 イースター自体をよく知らなくても、この時期になると街中でも、

 パステルカラー、カラフルな卵の装飾、うさぎ・・といった装飾が見られるようになってきます。  

 

イースターは、「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」と定められていますので、

 月の周期プラス数日のずれが生じ、 3月22日〜4月25日の間で、 

その年によっては最大一カ月ほどのズレが生じます。 

 

 キリスト教信者にとっては、とても深い宗教的な意味のある、 

一年で最も大切な行事です。 欧州では、「Happy Easter!」と言い合ってお祝いし、

 復活祭の前のGood Friday、復活祭後のEaster Mondayは、 お休みになります。  

 

 イースターって何をする? 一般的に欧米では、クリスマス同様です。

 イースターエッグと呼ばれるカラフルに染められた ゆで卵を家や庭に隠して探しあてさせるエッグハント、 卵を割らないように転がして遊ぶエッグロール(卵転がし)、

 スプーンに乗せた卵を割らずに誰が一番早く運べるかを競うエッグレース、といった、 

子どもの遊びもあります。 

 

 卵は「生命のはじまり」を象徴しているため、 

イースターでは象徴的なアイテムとして扱われている。 

またウサギは、たくさん子どもを産むことから、

 豊かな生命の象徴とされています。