追記 シネマート新宿さんで10月18日~31日 『殺人女優』が公開中です💦
10月25日から公開です
11月1日から公開です
この2作は私も観に行くこと決定です
皆様も是非
何かが出てきた
破墓 パミョ
墓に隠された恐ろしい秘密を掘り返すサスペンススリラー
INTRODUCTION
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『パラサイト 半地下の家族』を超えて韓国で約1,200万人を動員、『犯罪都市 PUNISHMENT』『インサイド・ヘッド2』を抑えて7週連続で第1位を記録し、2024年No.1大ヒット! 第74回ベルリン国際映画祭でワールドプレミアとして上映、世界133か国で公開が決定し、第60回百想芸術大賞で監督賞/主演女優賞/新人男優賞/芸術賞を受賞するなど、海外で熱狂と快挙が報じられた超話題作!
風水師サンドク役に、『オールド・ボーイ』で映画賞を総なめにした演技派俳優 チェ・ミンシク。巫堂ファリム役に、「トッケビ ~君がくれた愛しい日々~」で社会現象を巻き起こした人気女優 キム・ゴウン。葬儀師ヨングン役に、『コンフィデンシャル/共助』で存在感を見せつけた個性派俳優 ユ・ヘジン。巫堂ボンギル役に、「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」で一躍注目を集めた若手俳優 イ・ドヒョン。監督・脚本は、『プリースト 悪魔を葬る者』『サバハ』で観客を魅了してきた鬼才 チャン・ジェヒョン。超豪華キャストとジャンル映画監督がタッグを組み、世界中を震撼させたサスペンス・スリラーが遂に日本上陸!
STORY
巫堂ファリム(キム・ゴウン)と弟子ボンギル(イ・ドヒョン)は、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族から、桁違いの報酬で依頼を受ける。すぐに、先祖の墓が原因だと気づき、お金の臭いを嗅ぎつけた風水師サンドク(チェ・ミンシク)と葬儀師ヨングン(ユ・ヘジン)も合流する。やがて、4人はお祓いと改葬を同時に行なうが、掘り返した墓には恐ろしい秘密が隠されていた…。
アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうさんです…
公開が始まった『破墓 パミョ』を観てきました…
私が今年最も観たくてウズウズしていた作品です。
劇場で座ると、周囲が若い女子で多い
両隣、大学生らしき女子…一人で観に来てる子もいる。
そういう映画と思いましたが、わかる気もする。
と、同時に彼女たちは韓国映画・ドラマのファンなんだと思う。
そして前の方には韓国語を喋るカップル(ポップコーンと飲み物、購入済み)…多分、韓国人。
真後ろは熟年のご夫婦…と客席の説明はいいんですが、なかなか入ってます
いつもだったらピンポンピンポンピンポンクウウウ
チロロロ~
ポロロンポン
トタトタトタトタトタ
ピポパポパ~チン、チ~
ピロロロロン
シューボックス
と始まるSHOWBOXのロゴタイトルですが、この映画では違います
最初からかっこよさにゾクゾクきてしまう映画なんですが、結論として「めちゃくちゃかっこいい映画」でした。
観終えて、私の予想とはかなり違う映画でしたね。
韓国では今年2月22日に公開され、損益分岐点330万人に対して、ほぼ1,200万人の特大ヒットでしょ。
もうちょっと派手な映画じゃないかと予想してたんですが、シブい映画でしたわ~。
オカルト、ホラーのジャンルで初の韓国・観客動員1,000万人超えとなった破格なヒット作ですが、ホント思いのほか大人向きで、とてもシリアスな映画でしたね。
ワーワーキャーキャーのオバケ屋敷映画とは違います。
正直、この映画の作り手側の方々にしたら330万人超えられるか不安だったと思うけど、公開したら大変なことに。
その大ヒットの理由は私も詳しく調べてみたいと思いますが、私も正直、意外でした。
私の感覚ではそこまで怖くない印象でしたが、私には怖さよりもかっこよさを感じる映画でしたね。
とにかくかっこいいなあ~って思いました。
映像も、なんと言えばいいのか…雰囲気が凄くありますよね。
それが私には説明できないんだけど、韓国映画はもちろん、他の国々の映画でも似た映画がない感じで…やっぱりアジア的な魅力があって、もしかしたら日本の映画との共通点はあるかもしれない。
ただ、私には似た映画を思いつけないんですよ。
強いて言えば後半は日本の怪談のどれかに近いムードかもしれない。
それで、私のブロともさんたちが「来日記念イベント&スペシャルトークショー」に行かれて、同じ日に記事を公開されてますのでご紹介いたします
こまさんの記事
シネマ・ウォッチャーいとっぺさんの記事
是非、こちらも読んでくださいまし…
こまさん、いとっぺさん
いつもありがとうございます☆⌒(*^-゜)v
墓地を見る風水師キム・サンドク役:チェ・ミンシクさん…チェ・ミンシクさん自身は怖い映画が苦手なようで、確かにこういう映画に出られた印象がない。
私が観た中では『オールド・ボーイ』(2003年)や『悪魔を見た』(2010年)がホラー映画的な要素のある映画だったと思いますが、『破墓』は全然違いました。
こういうサイキック、オカルトな映画でも決して手を抜いたりせずに新しく挑戦されるチェ・ミンシクさんをやはり尊敬です。
韓国最高の風水師ですので、キム・サンドクの言葉を信じて間違いないのですが、今回の案件は彼の予想すら超えてくるものだったようです。
つまり緊急事態ですね
観てて思い出したのがチョ・スンウさんが主演した2018年の『風水師 王の運命を決めた男』…職種的には同じお仕事でしょう。
お祓いを行なう巫堂(ムーダン)イ・ファリム役:キム・ゴウン…キム・ゴウンは、ドラマがちゃんと観れていない私は、韓国ドラマのファンの方々とはまた認識がちょっと違うと思うんですが、前から好きな女優さんなんですよ。
2013年の『その怪物』、2015年の『コインロッカーの女』、『メモリーズ 追憶の剣』など、人様の評価はともかく、私が好きすぎる映画の主演ですから…。
で、私、気づいてなかったんですが、パク・ジョンミンくんと主演した2018年の『サンセット・イン・マイ・ホームタウン』も一昨年にDVDが出てたりしたんです。
キム・ゴウン…どういう方向で行かはるんかと思ってたけど、ドラマの方でもちゃんと人気で…個人的には、もしも『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』(2019年)の続編が実現してたら、かっこいい悪役ぶりが見れたのかなあ…と残念に思うことしきりでしたが、『破墓』のイ・ファリム役はその残念をおぎなって余りある嬉しいものでした。
イ・ファリムはまた、日本語が上手くて、そして日本の歴史にも精通しているようです。
何がかっこいいと言って、破墓のシーンでの2つの包丁を持ったイ・ファリムがお祓いの儀式をする場面が前半の観どころです。
ムーダンたちの儀式はこれまでも映画の中で見てきましたが、今回、ゾクゾクゾク~とトリハダもののかっこよさです。
改葬を仕切る葬儀師コ・ヨングン役:ユ・ヘジンさん…コ・ヨングンはチーム4人の中で一番普通な人でしたが、やっぱり長くその仕事に携わってこられてる方ですので、少々のことでは動じないプロフェッショナル。
こういう映画ではコ・ヨングンのようなキャラクターが失敗して話を動かしたり、怖いことになったらビビって騒ぎまくって笑かしてきたりするもんですが、違うんですよね~。
コ・ヨングンは信仰はキリスト教・プロテスタントで映画の中でもその描写があります。
コ・ヨングンは確かに4人の中では愛嬌のあるチャーミングな人物ですが、ユ・ヘジンさんはコミカルを出してはりません。
ユ・ヘジンさん得意の早口セリフ回しもないですね。
でもユ・ヘジンさんでないとダメって感じなんですよ。
ユ・ヘジンさんの新しい役作りにも大ヒットの理由があるのかもしれない。
祈祷を捧げる巫堂ユン・ボンギル役:イ・ドヒョンくん…私はイ・ドヒョンくん、初めて見ました。
最初は是非、新人さんってことでキャスティングされたそうですが、『破墓』が撮影延期とかしてる間に『ザ・グローリー 輝かしき復讐』(2022年)で大ブレイクしたそうですね。
ユン・ボンギルは寡黙な青年ですが、イ・ファリムとの師弟関係、阿吽の呼吸、「仕事できる感」、そして漢字タトゥー、全部かっこいい。
後半のユン・ボンギルですが ―― アカン
今は語りません、内緒です(>_<)
そのほか、イ・ファリムの先輩シャーマン役でキム・ソニョンさん、後輩シャーマン役でキム・ジアンちゃんが出てられます。
ラストではカメラマンの役で、声だけですがイ・ダウィくんが出てたようで…それは気づかへんかったなあ~
これから観る人は最後、イ・ダウィくんの声に注意して聞いてください。
監督・脚本:チャン・ジェヒョン
1981年生まれ。短編「MALEY FROM INDIA(英題)」(09・未)で監督デビュー、『プリースト 悪魔を葬る者』(15)で興行的にも大きく成功し、『サバハ』(19)で青龍映画賞と大鐘賞の監督賞/脚本賞にノミネートされた。その他の監督作は、短編「BUS(英題)」(10・未)、短編「12人目の助祭」(14)など。その他の脚本作は、『時間回廊の殺人』(17)。
『プリースト 悪魔を葬る者』はね~、シネマート心斎橋さんで観たんですが、完全に「エクソシスト」もののイメージだったので、もしかしたらそれは引っかけでホンマはそっからさらに裏のある話かと疑ってたらホンマに「エクソシスト」ものだったんですね
でも「エクソシスト」ものなんだけど、そこにトラウマとの戦いやそれを乗り越えるドラマがあって、すごく力強いストーリーだったんですよ。
108分の映画ですが感動がうねる作品です。
キム・ユンソクさん、ドンちゃんが主演で、パク・ソダムさんも素晴らしい演技でしたね。
2019年の『サバハ』は私、観てないので、いつか観たいものです。
チャン・ジェヒョン監督…こうして『破墓』が1,200万人動員の大ヒットになったけど、プレッシャーに臆せずにまた新しい作品を監督していただきたいですね。
今のところ、ホラー、オカルト系の監督作が続いてますが、また別のジャンルの作品も撮ってもらって…でも私は監督の怖い映画がまた観たいかなあ~。
『破墓』が韓国で公開された時、韓国在住の日本人の方がこの映画を観られて、「反日映画」だったのでテンション下がった…とブログで書かれておられたので、私もその要素については実際に観るまで気がかりでした。
「反日」という概念はきちんとは定義されておらず、意見が違う人たちを罵倒する「非国民」「売国奴」といったニュアンスで、使い方も人それぞれだと思うので、その程度のいい加減な言葉ではないかと思います。
また海外の国を貶す場合にもよく使われる言葉で、もちろん私は好きではありませんし、使いもしませんね。
私は基本、「反日」という単語を使っている人の言葉はどうも受けつけられないです。
で…『破墓』は「反日映画」なのだろうか。
私は作品を実際に観て、そう決めつけるのは間違いだという考えです。
もちろん韓国で暮らしておられる日本の方々が、映画の中で日本がどう描かれているのかデリケートな気持ちで見られるのはよくわかりますが、『破墓』における日本の描かれ方を基に「反日映画」だと決めることは無理じゃないですか。
「エンタメOVO」さんで公開されている監督のインタビューで、お考えを語られてますので、是非、そちらを読んでください(ネタバレがあります)。
「冷たいそばと温かいそばが同時に食べられるような映画です」『破墓/パミョ』チャン・ジェヒョン監督【インタビュー】(取材・文/田中雄二さん)
パンフレットは1,100円ですがどうしても欲しかったので買いました。
・ イントロダクション
・ キャラクター
・ ストーリー
・ キャスト・プロフィール インタビュー
チェ・ミンシク
キム・ゴウン
ユ・ヘジン
イ・ドヒョン
・ キャスト・プロフィール(その他のキャストの方々)
・ クールな巫堂2人と2大ベテラン俳優 大ヒットの理由は意外なキャスティング 渥美志保(映画ライター/コラムニスト)
・ お写真のページ
・ 監督・脚本 チャン・ジェヒョン インタビュー
・ お写真のページ
・ 限界を超えて訪れる恐怖 岡本敦史(ライター・編集者)
・ お写真
・ キーワード
・ 『破墓/パミョ』をさらに掘り下げる! シャーマニズムから都市伝説へ 崔盛旭 チェ・ソンウク(映画研究者)
・ お札のページ
・ 観音慧火神堂に聞いた巫堂 ムーダンの力 取材・文/荒井南
・ 小山力也(声の出演) 取材・文/くれい響
・ プロダクション・ノート
・ 作品データ
・ (まさかの)切り抜き式ポストカード
・ 『勇敢な市民』1月17日公開決定!
…といった感じで『密輸 1970』(2023年)と同じく、ムービーウォーカーさん発行・編集で、非常に盛りだくさんで、お値段1,100円も納得の内容だ
私はまだ詳しく読んでないんですが、これからじっくり読みますよ。
あのシーンがどうだったとか「何かが出てきた」の「何か」についても書きたいんですけど、公開が始まったばかりなので今はここまでにしときますね。
まあ、私が書いておきたかったことはほぼ書きましたよ。
もう字数もないし
監督は「僕は、前作も今回もホラー映画としてのアプローチはしていないつもりです。」と仰ってますのでホラー映画ではないようなんだけど、「怖い映画」なのは間違いないし、「恐ろしい存在が姿を現す」という意味では十分にホラーですよ
絵と音だけでも絶対にスクリーンで観ておきたい映画ですし、キャストの演技も素晴らしく、私に言わせれば「かっこいい映画」です。
もちろんオススメですので是非、映画館で観てくださいね。
今日もおおきに、ありがとうさんでした…
アンニョン(^.^/)))
破墓 パミョ
原題:파묘 破墓
英題:Exhuma
2024年製作/134分/PG12/韓国
韓国封切:2024年2月22日
日本公開:2024年10月18日
配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス
PD:クォン・ジヨン、パク・ヒョンジン
監督・脚本:チャン・ジェヒョン [第3作]
助監督:キム・ジョンウ、クォン・ジユン、パク・チェソク、アン・ダフン、イ・スヒョク
撮影:イ・モゲ (C.G.K)
照明:イ・ソンファン
編集:チョン・ビョンジン
音楽:キム・テソン (モノフォーム)
美術:ソ・ソンギョン
武術:チョン・ユノン、ムン・グァンシク(第二クリエーション)
出演
チェ・ミンシク → キム・サンドク 風水師 地官 ホアン(虎眼)
キム・ゴウン → イ・ファリム ムーダン(巫堂)
ユ・ヘジン → コ・ヨングン 葬儀師
イ・ドヒョン → ユン・ボンギル 法師 ファリムの弟子
キム・ジェチョル → パク・チヨン パミョ(破墓)依頼人 不動産業 僑胞
キム・ミンジュン → 日本おばけ
キム・ビョンオ → 日本おばけ 代役
チョン・ジンギ → パク・クンヒョン パク・チヨンの祖父 元中枢院副議長 親日派
パク・チョンジャ → パク・チヨンの叔母 パク・チョンスンの姉
パク・チイル → パク・チヨンの会計士
イ・ジョング → 菩薩 ポグクサ(保國寺)
イ・ヨンナン → ペ・ジョンジャ パク・チヨンの母
チョン・サンチョル → パク・チョンスン パク・チヨンの父 車椅子
キム・ジアン → パク・チャヘ ムーダン(巫堂)
キム・テジュン → チャンミン 移葬 人夫
キム・ソヒョン → 葬儀場管理所長 コソン(高城)郡立病院
特別出演
キム・ソニョン → オ・グァンシム ムーダン(巫堂)
友情出演
キム・ソスク → ユン・ヒスン
声特別出演
イ・デビッド → 結婚式カメラマン
声の出演
小山力也
戸田教雄
チェ・ナギュン
チョン・ムソン
チン・デヨン
ソン・ナヨン
ユ・ハンソル
キム・ハヨン
キム・ソンミ
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。