すみません。結論は裏技でもなんでもなく「勝手にそうなってしまった」ということです。
で、何かというと、私は自分で計算したプレミアムポイント(PP)と実際に積算されたPPが合っているか都度確認しています。まあ、もう数年やっていますから、さすがに計算式が間違っているということはなく、相違があることはないのですが。
ところが
今週、羽田ー伊丹を往復をしました。往復とも株主優待運賃でした。往路は普通席で復路はプレミアムクラスという違いはありますが、プレミアムクラスはアップグレードポイントを使用してのアップグレードですので、積算されるプレミアムポイント(PP)は往復で同じ
はず
です。
結果どうなっているかというと、
280PP実際の積算が多かったのです。画像の、上が往路の積算で下が復路です。本来の復路の積算は上と同じ820PPです。
どこがどう違っているのか考えました。というかすぐに想像がつきました。それがアップグレード分のPPです。
羽田ー伊丹の基本マイルは280マイルです。国内線のアップグレードは「+50%」で、国内線はそれに2倍の路線倍率がかかるため、最終的にアップグレードすると「基本マイル」分が上乗せされます。
なので、私が計算したものと実際の積算の差が「280PP=基本マイル」であったのを見て、ああこれはアップグレード分だなと思いました。
先にも述べましたが、このアップグレードによる加算は、あくまで
有償で
アップグレードした場合に加算されます。今回は「アップグレードポイント」を使っての
タダ
アップグレードなので加算はされません。なので、今回のアップグレードによる加算はANA側の「ミス」または「間違いは認識しているけどそこをシステム上手当するのは相当面倒なので、お客さんに有利な相違なので許容しよう」のどちらかだと思いますが、おそらく後者でしょう。
今回何が起こってこうなったかと言いますと、元々の予約は株主優待運賃の普通席で予約しました。それを自分でアプリでアップグレードしてプレミアムクラスにしました。
その後、チェックインして保安検査場を通過してから、当該便の大幅遅延が判明し前の便に変更しました。これは空港のカウンターで変更しています。この変更ですが、一旦アップグレードを解約して普通席に戻してから便を変更し、変更後の便でもう一度アップグレードをするという手続きをしているそうです。これはカウンターのキレイなおねえさんがおっしゃってましたので間違い無いです。もちろんアップグレードポイントを払い戻してからアップグレードポイントでアップグレードしているわけですが、そこでよくわかりませんが、アップグレード分のPPが加算されるふうにしかシステム上対応できないような気がします。
ちなみに以前、同じように伊丹ー羽田でアップグレードしたときの明細です。
ここで見るべきポイントは運賃種別の左にある「クラス」です。これはプレミアムポイントでアップグレードしたときは「O」となています。
今回の明細をもう一度載せますが、
同じところが「S」になってます。よく知りませんが「S」だとプレミアムポイントが積算されるクラスなんでしょうね。国内線でクラスはあまり気にしたことありませんが。
で、ここまで書いて思い出しました。以前も同じようなブログを書いていたことを。
ああ、
老化
が怖い。