富士登山 伊丹→羽田 | トリプルセブンの低空飛行

大阪からの帰りは、なんばからリムジンバスで伊丹空港に向かうことにしました。なんばから電車で空港に向かう場合、千里中央まで御堂筋線(北大阪急行)で行ってモノレールに乗り換えるか、梅田で阪急に乗り換え蛍池でモノレールに乗り換える方法があるかと思うのですが、45分から50分くらいかかっちゃうと思います。しかも乗り換えがあるので、大きな荷物を持って階段やらなんやらというのはストレスがかかります。特に今時期は暑いですし。

 

ということでおすすめは

 

バス

 

です。なんばから伊丹空港は日中は20分に1本出ています。所要時間は標準で25分です。もちろん渋滞の可能性があるので、朝とか夕方とかはもっと時間がかかる可能性はありますし、フライトまでの時間に余裕がないときはお勧めできませんが、そうじゃないときは圧倒的にバスがいいと思っています。

 

今回は、なんばのバス停に14:25に到着し、フライトは16:50ということで選択の余地なくバスを使いました。しかもバス停には若い女性スタッフが3人もいらっしゃって丁寧に案内していただけます。現状の所要時間をお伺いすると25分で、さらに14:30に次のバスが出るということで、何の憂いもありませんでした。

 

で、バスは問題なかったのですが、高速道路から大阪湾方面を見ると、

 

巨大な積乱雲とその下に豪雨の雨柱が見えて、ちょっと嫌な予感がしました。なのでウェザーニュースアプリで状況を確認すると

 

こんな感じでした。この積乱雲がこの後北に流れてくる予報だったのですが、この時点では伊丹空港には直撃しないようだったので、まずはこの予報が当たることを祈りつつも、これだけの積乱雲だと、飛行機の到着・出発ルートにも影響が出そうな感じで、なかなかすんなりとはいかないかもという予感がしました。

 

と思っていたところ伊丹空港の方向を見てみると、

 

ピンボケですが、飛行機が離陸していくところが見えたのですが、この方角、この高度、飛行機の進行方向から、どうやら今日はいつもと逆の14Rを使用しているようでした。

 

空港には予定通り到着し、予定通りお土産屋さんとレストランはガン無視でラウンジに一直線。スーツではないもののいつもの長袖シャツと長ズボンがどうにも暑くるしかったので、シャツを脱ぎ中に着ていた1枚でもOKなTシャツ姿になって、さらに下も持参した短パンに着替えようとトイレの扉を開けたところで、私が乗る予定のNH34便が

 

前便の出発地那覇空港を予定時刻の1時間を過ぎても出発できていません

 

とのアナウンスがあり、1本前のNH32便に振替可能なので希望の方はラウンジのカウンターに来てねというアナウンスが入りました。

 

もうこれはズボンを脱いでいる場合ではありません。カウンターに急ぎます。一応プレミアムクラスの空席もあるか確認すると「ある」とのことで、振替をしていただきました。で、可愛らしいGSさんに振替手続きをしていただいたのですが、私のチケットが普通席の株主優待をアップグレードしてプレミアムクラスにしていたもので、これを変更する場合、一旦アップグレードを取り消してから解約し、振替先の便でさらにアップグレードするという手続きが必要らしく、なんだかんだ10分くらい時間がかかってしまいました。

 

アプリで自分で変更すれば2分くらいでできる手続きなのですが、すでに保安検査まで終えているので多分ですが(そう思い込んでやろうとしていませんが)アプリからは変更できないのでしょうがないですね。で、端末で一生懸命変更手続きしてくれているGSとは別に、案内係の(少しマダムな)GSさんがいらっしゃったので、手続きをしてくれているGSさんに「早くしろよ」のプレッシャーをかけないようにと、少しマダムなGSさんと世間話をしました。「今日はいつもと反対から離陸してますね」とか、「伊丹に来る途中、大阪湾にすごい雲ありましたよ」とか。すると、「変更いただいている便も、この後の雨雲の状況によっては遅れる可能性があるのでご了承ください」と言われてしましまいました。まあ、了承も何もそれはしょうがないですがね。

 

ただ、東京から大阪に来るにあたって、新幹線か飛行機か問題がありますが(一般的にはあまりないかもしれません・・・)、台風とか大雨とかは、飛行機のほうがいいような気がしています。というのも、新幹線は500kmのどこかで雨や河川水位が規制値に達すれば運転見合わせになりますが、飛行機はほぼほぼ空港ピンポイントの状況だけで運行が決まります。もちろん空港に台風が直撃すればダメですが、その場合は新幹線だって当然ダメな可能性が高いわけで・・・

 

そんなことを考えていると、変更手続きも無事終わり、着替えも終わり、ログブックも仕込んだら、そろそろ搭乗口に行く時刻になったので、生まれて初めてかもしれませんが、食べ物はおろか水すら飲まずにラウンジを後にすることにしました。

 

定刻の30分前に搭乗口に来ると、B777がスポットインするところだったので、GSさんに「搭乗開始は何時くらいになりそうですか」とお尋ねすると、まさかの

 

10分後

 

の時刻を言われました。

 

 

いや、無理でしょ。これからドアオープンして何百人というお客さん降ろして、機内清掃して、10分でできますか?

 

するとその3分後、搭乗開始時刻が10分遅くなる案内がアナウンスされました。

 

ほーらみろ

 

まあ、それでも早いと思いましたけどね。

 

 

ということで搭乗開始です。

 

機内に乗り込み、自分の座席に行くと、やはり大慌てで折り返し準備をしたとみえて、シートベルトが

 

ぷらーん

 

となっていて、モニターのコントローラーがきちんと収まっていない状態でした。まあ、だからといってけしからんとかそんなことは思いませんで、逆に、頑張って1秒でも早く出発させたいという意思がひしひしと伝わってきました。ありがたいことでございます。

 

シートベルト着用サインの消灯は遅かったですが、無事にお食事タイムは確保された感じです。

 

美味しいお弁当をいただきました。

 

ちょっと残念だったのが、真ん中上のお好み焼きです。温かければ美味しいと思いますが、冷めた状態で提供される前提であれば、お好み焼きはやめたほうがいいと思いました。ただでさえ、プレミアムクラスの機内食として、他のメニューが上品さがある中で、お好み焼きというものがそぐわないと思うのに、さらに冷めていておいしくないという感じでした。まあ、個人の感想ですのでご容赦ください。

 

ただでさえ短い路線の上、気流も悪いので、機内食は大急ぎでいただきました。久々の早食い選手権開催です。そしてこめは食べないので、瞬殺で選手権制覇です。ラウンジで何も飲んでいなかったので、いただいたオールフリーも一気飲みすると、普段は持ち帰ることの多い水のペットボトルも飲み干しました。

 

食事が終わるや否やトレーを下げにきたCAさんが食後の飲み物を聞いてくれましたが、それはお断りしてあとはスカイマップを見てまったりしていました。

 

都心上空ルートで大回りになり、当初案内されていた着陸予定時刻より10分くらい遅れましたが、意外にも、離陸から着陸までほとんど揺れることなく、快適なフライトでした。

 

空港に到着すると、首都高が夕方のラッシュ時間帯ということで、少し時間を置いてから帰ろうと思い、お寿司屋さんに立ち寄りました。

 

特選近海2,200円(税込)

 

各ネタアップで。

 

 

 

 

 

どれもとてもおいしかったです。値段的にもかなりリーゾナブルじゃないかと思います。ただ、中トロがあまり中トロっぽくなかったなあという感想です。この辺はその時々で中トロとされる部位の中でもいろいろあるのだとは思います。

 

蟹汁がついています。身はほとんどないのでダシだけですが、カニを感じられてよかったです。

 

この後、湾岸道を通って帰ったのですが、いつもより渋滞がひどくて、どこかで何かあったのかなと思いラジオをつけてみたら、アクアラインが車両火災で通行止めになっているという情報がありました。どれくらいの影響かはわからないですが、アクアライン経由の交通が湾岸道に流れてきているのは確かだろうなと思いながら、のんびりと帰りました。

 

早朝家を出るときに、帰ってくるまでのガソリンは十分あるなと思っていたのですが、渋滞にハマった影響もあるのか、私の見積もりが甘かったのかわかりませんが、自宅近くのいつものガソリンスタンドに寄ったときには、残りのガソリンが

 

1L

 

しかありませんでした。危うく緊急事態を宣言するところでした。

 

最後にログブックです。

 

コメント欄アップで。

 

「夏の思い出」というお題で、書いていただいたCAさんがベテランの方ということもあったのですが、まさかの富士登山でした。私も富士登山にちょっとだけ憧れはあって、登ってみたい気持ちはあるのですが、登山客が多すぎるようなので、今のところネガティブです。