この地球に生命が誕生したのはおよそ40億年前とされています。
そして人類が誕生したのは、およそ500万年前のアフリカだそうです。
そんな人類が今、危機に陥っているのです。
その原因とは人類自らの欲望がそのようにさせているのです。
人類の繁栄と欲望がごちゃまぜになって整理がつかないのです。
その原因についての幾つかを考えてみました。
①核の利用で核爆弾が世界中を覆いボタン一つで人類が壊滅状態になります。
又、原発、原子力空母や潜水艦の事故が起きた場合にも地球全体に大きな被害をもたらします。
②地球上には多様な生物が生息しています。
地球上の生物の数は約175万種と言われてもいますが、実際には300万種~一億1100万種が生存しているとの推計もされています。これらの生物は、必ず他の生き物とのつながりの中で生存しているのです。
現在の人間活動によって引き起こされている種の絶滅は、過去とは比較にならない速度で起きていることが問題視されています。1600年~1900年には一年で0.25種だった生物種の絶滅速度は、1975年以降、一年に四万種と急激に上昇し続けているのです。
③ロシアのプーチンによるウクライナへの侵略戦争が長期に及んでいます。
その加害者でもあるロシアに中國と北朝鮮が武器などを送り協力しているのです。
更にテロ組織ハマスとイスラエルとの戦争も報復の繰り返しです。宗教戦争とも言えます。
④生成AI(人工知能)が人類の知能を上回り人間社会を支配する可能性があります。対話型AI「チャットGPT」がすでに人間の脳の数千倍の知識を蓄えられているのです。
自分たちより知能の高いデジタル的存在が人間社会を乗っ取るという実際に脅威に今まで経験のない人類はどう対処すべきか分からないのです。
⑤気象庁は2023年の天候について 日本の年平均気温および日本近海の平均海面水温は、いずれも統計開始以来、最も高い値になったと発表しました。
また、WMO(世界気象機関)でも、2023年の世界の平均気温が観測史上最も高かったと発表し注目を集めました。2023年は世界各地で異常高温が発生したほか、熱波や干ばつ、大規模な洪水、山火事などが多発。その影響を受けて農作物の不作が深刻化し、食料価格が高騰しました。
近年、産業活動が活発になり、二酸化炭素、メタン、さらにはフロン類などの温室効果ガスが大量に排出されて大気中の濃度が高まり熱の吸収が増えた結果、気温が上昇し始めています。これが地球温暖化です。
今世紀末までに3.3~5.7Cの上昇と予測されています。
今後、地球温暖化に伴う海水温の上昇による熱膨張と氷河などの融解によって、2100年までに海面が最大82センチ上昇すると予測されています。
⑥2022年11月国連は世界人口が80億人を超えたと発表しました。
今後も人口は増加傾向にあり、2037年には90億人、2080年代には104億人でピークを迎えると予想されています。
世界規模で問題視されていることは、食料不足と水不足です。
大げさなことではなく、世界の総人口が100億人を超える日が、必ずやってきます。つまり、早めに新しいエネルギー源を開発しておかないと、地球上にエネルギー源がなくなってしまう恐れがあるのです。
私たちが日常的に飲んでいる水ですが、水道水を浄化せずに飲める国は、わずか15カ国しかありません。
アジア圏内で浄化なしで水が飲める国は、日本とアラブ首長国連邦の二カ国だけだそうです。
今後は、いかに早く新しいエネルギー源を開発できるかが鍵となってくる事でしょう。
⑦精神障碍者と自殺者の急増が心配されます。日本の総人口は約1億2400万人であり、日本の自殺者数は毎年約二万二千人であるが、年間行方不明者数が約八万人とか、変死者数は毎年約十五万人とか約九万人であると言う。WHO(世界保健機関)の基準では、この変死者数の半数を自殺と判断しているため、飽くまで統計ですが、日本の年間自殺者数は約十万人以上ということになります。
世界各国の自殺率ランキングでは 日本は先進国(Gでトップなのです。経済優先、競争社会、ハイテク社会、ロボット社会においては人間疎外となり精神病患者が多くなり孤独から自殺者が急増しているのです。
⑧人類の幸せ感の共有と宗教統一が人類の精神的な心の支えとなり戦争のない世界平和につながります。
この問題が将来の人類にとって最も大切なテーマでもあります。
人間としての生き方が様々では、世界平和は何年経っても訪れないのです。
以上のような原因などから人類の将来が危機に瀕しているのです。
これらの原因を分析調査し人類に夢が持てるように一刻も早く打開策を嵩じなければ人類の将来は絶望の崖へと追いやられてしまうのです。
その先頭にたって世界をリードしなけれてばならないのが日本民族なのです。