感動日記 四二〇九 騙・詐欺社会 令和六年五月十四日 | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

毎日のように詐欺の報道がなされています。騙す人と騙される人がいると言いう事です。

「騙」という字の偏は馬で旁は扁です。

扁は、戸(薄い扉)に冊(薄い木の札)で、「門口にはりつける戸籍票」の意味だそうです。

転じて、薄い軽い物を表すような意味になりました。

騙は、軽々と馬に飛び乗る様子を意味していました。

これが、いつの間にか、『浮ついたうすっぺらい浅はかな言葉で人をだますこと』となったとの事です。

「白兎(しろうさぎ)」のことを古来から通称「さぎ」といい、一羽二羽と鳥のように数えるのだそうです。

そこから「(さぎ)する」とは、この「因幡の白兎のマネをして相手を騙す」という意味 で古来から使われてきたのだそうです。

 

インターネットにおいても多くの詐欺の罠が仕掛けられています。

中國が、自国が世界を牛耳るにはどのようにすべきかをAIを使って研究しているようです。

世界の国や人々をさりげなく騙して中國の為に如何にしたら誘導することができるかを国家的に研究しているのです。

日本においても都知事の小池百合子氏のカイロ大学卒業学歴詐称疑惑が問題になっています。

これが本当だとしたならば大変な詐欺女であり刑務所行きです。

明確にして欲しいものです。

 

アメリカの大統領選が今年の十一月に行われます。

世界がどのような方向で動いていくのか、大きな岐路になります。

書籍の広告でマイク・ロスチャイルド著の「人々搦(から)めとる黒い福音」という本で小泉悠さんが評論が書かれていました。

『世界は腐敗したエリートの集合体ディープステートによって支配されている。

トランプ前大統領はこれに対抗する善の勢力を代表しており、両者は今も目に見えない密かな戦争を続けているのだ―本書が対象とする陰謀論、いわゆるアノンの世界観を要約すると大体こうなろう。

はっきり言って荒唐無稽(こうとうむけい」である。

だが米国では多くの人々がこのストーリーに心酔し社会から孤立したり家族が崩壊したりする事例が続出した。

議事堂を襲撃した人々は、不正選挙が行われたという陰謀論を信じていた。

それをトランプと一緒になってネットに拡散させたのが、「Qアノン」と呼ばれる人々であった。

反動的・極右思想をもつ人々を駆り立てるこの集団が、アメリカに生まれた背景とは何だったのか? もともと人付き合いに向かないパーソナリティであるとか生活に問題を抱えているという人が非常に多いのである。

そうした現実はまもなく全て変わる。

あなた方を苦しめているのはディープステートであり、連中は一斉逮捕されて新しい善の世界がやってくる。

アノンとは「Q」はインターネットの掲示板に投稿を始めた謎の人物が名乗った名前で、「アノン」は匿名を意味する。Qの主張を信じる人々はQアノンと呼ばれる。

「アメリカの政財界やメディアは“ディープ・ステート(闇の政府)”に牛耳られている」とか「世界は悪魔を崇拝する小児性愛者によって支配されている」などの陰謀論を掲げている。

 

はっきりとした数はわからないが、アメリカだけで数百万人いるともされ、日本を含む70以上の国に広がっているという報告もある。

新型コロナウイルスによって社会を覆った不安が人々の心理につけ込む隙を与え、広がりを加速させたとも言われている。

いずれにしても世は詐欺の蔓延社会になっています。

如何にすれば騙されないように生きるか、難しい世の中です。