「うつ病・神経症性障害だと思っていたら、別の疾患だった」ということは今まで何度も経験しています。


典型例を紹介します。


1)疼痛性疾患


50代男性 頑固な関節の痛み(肩関節・股関節など)が続いていたケースで抗うつ剤を処方されていました。


最終的に多発性骨髄腫の診断が下りました。


2)肝疾患


40代女性 肝疾患で入院していました。


イライラしやすく、怒りっぽい。


被害妄想が強い。


肝性脳症由来との診断が下りました。


3)ムチウチ症


50代男性 交通事故によるムチウチ症で通院していた方です。


いつもイライラしていて対応が悪い。


滅多に笑わない。


「以前は明るい性格だったが、交通事故をきっかけに性格が暗くなった。」と本人の弁。


ムチウチの治療で症状が改善して来た頃より、笑顔が自然に出るようになり、性格が明るくなりました。


「以前の性格に戻りました。」と感謝されました。


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*五枢会治療セミナー


4月19日(日)にムチウチ症のセミナーを行ないます。


興味がある先生・学生の方は下のホームページをご覧になって下さい。


http://5su.muto-shinkyu.com/category/2014712.html

治療効果を高める方法として意外と知られていないのが「刺激量を増やす」ことです。


同じ経穴を使ってもA鍼灸師は効果を出し、B鍼灸師は効果を出せない。


この様な時にB鍼灸師が取穴を誤っていないのならば、刺激量が不足しているという事も考えられます。


鍼を太くする・置鍼時間を長くする・パルス通電をする・施灸壮数を増やすなどの操作により、治療効果が出た症例は枚挙にいとまがありません。


特に治療時に痛みがある(整形外科疾患・頭痛・胃痙攣様の痛み・生理痛など)・鼻汁が出ている・下痢しているなどの場合、効果が顕著に現れます。


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*五枢会治療セミナー


2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。


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経穴の本にはある症状に対して複数の経穴が効果的であると記載されています。


それではその中でどの経穴を使ったら良いのでしょうか?


その答えは「患者さんの体を良く診て活性化した経穴を見つける」ことです。


本ばかり読んでいても答えは見つかりません。


患者さんの体に反応が出ています。


まずは圧痛・硬結から始めてみます。


次の段階は陥凹です。


その次は虚実が入り混じった(陥凹と硬結)反応を見ます。


ここまでは努力次第で誰でも(自力で)出来るようになります。


その次の段階へ行きたい方は下をご覧ください。


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*五枢会治療セミナー


五枢会のアドバンスセミナーでは圧痛・硬結・陥凹もないが、触れると症状が改善するポイントを見つけられるようになります。


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刺鍼で鍼の太さ・深さを変えるより劇的に効果を変える方法として運動鍼(置鍼をしながら患部を動かす)があります。


寝違え・五十肩・腰痛・股関節症・膝関節痛・足関節痛などでは運動鍼をすると、痛みだけではなく可動域制限も改善させることが出来ます。


具体的方法として五十肩を説明します。


条口から承山へ向けて刺鍼します。


この時、鍼を太め・深めにすることがコツです。


そして、痛み・可動域制限のある肩を動かしていきます。


この時呼吸法を使うと効果的になります。


大体5~10度可動域が改善することが多いです。


運動鍼の禁忌は自発痛・夜間痛のある症例です。


自発痛・夜間痛が消失してから始めないと増悪させる可能性があるのでご注意下さい。


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局所取穴と遠隔取穴、どちらを用いることが多いですか?


私は遠隔取穴を用いることの方が多いです。


確かに局所取穴では1.患者さんの満足度が高い、2.勉強すれば取穴できる、3.反応点を見つければ取穴できる、というメリットがあります。


一方、局所に炎症がある場合増悪させる可能性があるというデメリットもあります。


遠隔取穴では1.一つの経穴で複数の効果を提供できる、2.広範囲に筋緊張を緩和することが出来る、3.症状を増悪させる可能性が少ないというメリットがあります。


たとえば、後頭部痛・腰痛がある場合、申脈穴で治療します。


側頭部痛・めまい・胸脇苦満がある場合、足臨泣穴で治療します。


また、遠隔取穴の方が治療効果が持続しやすいと思います。


治療してもすぐに元に戻ってしまう場合、遠隔取穴を取り入れることをお勧めします。


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同じ治療を行なっても効果的な時と、さほど効果が出ない時があります。


効果が出た時はどのような治療を行なったのか検討した結果をお伝えします。


治療効果を最大化する方法として1つの経穴で複数の効果があるものを使う方法があります。


例えば三陰交は生理痛に効果的であるだけではなく、扁平足(後脛骨筋)・のぼせ・冷えにも効果的です。


百会は頭痛・不眠に効果的で、鎮痛作用があり、交感神経優位状態を緩和します。


この様な効果的な治療穴を組み合わせることにより、少数穴で最大の効果を発揮する治療が可能となります。


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「うつ病の治療」というと「難しい」という印象があると思います。


しかし、これからあげる3つのポイントをターゲットに治療していくと予想以上に改善します。


まず1つ目が不眠です。


うつ病の方は緊張が強く、熟眠感が少ない傾向があります。


筋緊張の緩和(特に頚筋)が重要です。


2つ目が脾胃の調整です。


うつ病では食欲が低下していることが一般的です。


脾虚を改善することにより、食欲不振が改善するだけではなく、あれこれ悩む傾向も減少します。


3つ目が風邪をひきやすい傾向を改善することです。


風邪を引いているとうつ状態になり易い傾向があります。


インターフェロンなどのサイトカインが影響しているのではないかと考えられています。


これら3つのポイントの中の1つでも改善すれば状態が良くなります。


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第2回で治療をする際には患者さんの治療への意欲も重要な要素であるとお伝えしました。


治療への意欲が高い方は治療回数を増やしたりすることを前向きにとらえ、症状が改善した後もメンテナンスとして継続する傾向があります。


そのため主訴以外の症状も改善し、良い結果が出るため、お互いに良い関係を構築することが出来ます。


今回最初治療への意欲があまり高くなかった方が後に高くなったケースがありますのでお伝えします。


ケース1


50代男性


腰椎椎間板ヘルニア(L1~S1間、5ケ所)による腰下肢痛で通院中の方です。

5回の治療で痛みが消失しました。


しばらく通院していましたが、痛みがないので自己判断で治療を中止しました。

その後痛みがぶり返したため、再来院しました。


中止による増悪を経験し、こりたためか、現在はメンテナンスを真面目に続けています。


ケース2


60代女性


肘関節痛(テニス肘)を主訴に来院しました。


7回の治療で痛みはほぼ消失しました。


鍼灸治療をすると良く眠れるという事で、現在は不眠の治療で通院しています。


ケース3


50代男性


頚肩腕症候群で来院した方です。


治療5回で痛みは消失しました。


元来元気なタイプです。


時々腰痛があり、趣味のゴルフを続けられるようにしたいとの事。


頚肩腕症候群のメンテナンスとともに腰痛の治療も開始し、現在に至っています。


ケース1の様に自己判断で治療を中止したため症状がぶり返した場合、治療の重要性が分かり治療への意欲が高まることが結構あります。


ケース2の様に主訴が整形外科疾患の場合、症状が改善すると治療を中止することを希望する方は少なくありません。


しかし、以前からの体調不良があり、その症状が改善することをお伝えすれば治療を意欲的に継続する方は少なくありません。


不眠症の方・頭痛持ちの方・生理痛が強い方などは継続する方が多いです。


ケース3の様に元来元気なタイプは一見継続治療の必要がないように思われます。


しかし、趣味でスポーツをしていたりすると、治療によるメンテナンスは必要になります。


スポーツ以外の趣味(手芸・読書など)では眼精疲労・肩こりなどが出現することもあり、その趣味に応じた対応が重要となります。


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患者さんには色々なタイプがいらっしゃいますが、質問が多いタイプというものがあります。


あまりにも質問が多くて治療しにくくなる場合があります。


質問をする理由として以下のことが考えられます。


1.不安感が強い


不安感が強いため、色々なことが気になり、質問をするというものです。


質問にそのまま答えるだけではなく、不安感を和らげる言葉を添えると落ち着いて来て、質問が減って来ると思います。


2.知識欲が旺盛


勉強熱心で東洋医学のことをもっと知りたいというタイプです。


その方の病気のこと以外に鍼灸の教養的なことをお話されると喜ばれると思います。


3.鍼灸師を試している


紹介ではなく広告で来院した場合では、本当にこの先生は大丈夫なのか心配していることがあります。


慢性疾患では自分がかかっている病気について詳しい患者さんが結構いらっしゃいます。


その病気の東洋医学的治療法だけではなく、現代医学的治療法(薬物療法など)も勉強しておく必要があります。


患者さんから多くの質問を受けて翻弄されるのではなく、原因を探り答えを準備をしておくことや、質問を受ける時間をあらかじめ決めておくことが重要です。


そうするとかなり精神的に楽になり、治療に専念できます。


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良く患者さんから受ける質問の1つに、「この症状は治りますか?」というものがあります。


もしその症状がある条件(寒冷・湿度の変化・特定の姿勢)で出現し、それ以外の時にはない場合には改善する可能性が高いです。


また、治療後しばらく症状がなくなる場合も改善する可能性が高いです。


逆に、治療後全く変化しない又は悪化するという場合は改善する可能性は低くなります。


直後効果が出なくても何ヶ月か治療を続けると改善する場合がありますが、患者さんが治療を継続するかどうかという問題になります。


主訴がすぐに改善しなくても副訴の症状が改善できることを説明し、治療を継続して頂くことが肝要です。


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