皮膚に発疹が出ている場合、何の疾患なのか鑑別するのはかなり難しいと思います。


鍼灸師が簡単に出来る鑑別ポイントがありますので、お伝えします。


皮膚描記法といい、先端があまり鋭利でなく尖っているもので皮膚表面をこすります。


(小児鍼が適していると思います。)


蕁麻疹では紅色の線条になり、膨疹が生じます。


アトピー性皮膚炎では白色の線条になります。


もし水疱が生じた場合は天疱瘡の可能性があり、鍼灸は禁忌です。


尚、正式な診断は皮膚科で診ていただいて下さい。


治療は曲池・臂臑など遠隔取穴が中心となります。


皮膚に発疹がある場合、局所治療は悪化することがありますのでご注意下さい。


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*五枢会治療セミナー


2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。


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更年期障害ではのぼせ・発汗亢進・冷えなどの寒熱の異常以外にイライラ・抑うつなどの精神症状を訴えることも少なくありません。


精神症状が更年期由来なのか、精神神経疾患なのかの見極めは重要です。


のぼせ・めまい・不眠・胸内苦悶・頭痛などの症状を訴えて来院したAさんは、更年期障害と神経症性障害の合併症でした。


胸内苦悶・不眠・首のコリ・腰痛などの症状を訴えて来院したBさんは、神経症性障害でした。


精神神経疾患の場合に共通している事として、不眠の程度が強い・パニック発作の既往がある・イライラや不安感・憂うつ感が強いなどがあげられます。


精神神経疾患でも軽症の場合は鍼灸治療の対象になりますが、重症例では鍼灸単独では無理ですので、精神神経科への受診をすすめて下さい。


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めまいは総合診療科のプライマリーケア医の間でも難しいと言われている症状です。


なぜなら、めまいは耳鼻科・循環器内科・神経内科・神経科など様々な疾患から現れる症状だからです。


耳閉感・耳鳴・血圧の異常・精神不安など随伴症状からある程度どのめまいか推測できる場合もありますが、難しい場合は総合診療科を受診していただいた方が良いと思います。


現在治療中の方はほとんどが内耳性のめまいです。


身体所見で着目しているものとしては、眼振・百会周囲の浮腫・頚筋(特に頚板状筋)の緊張・片足立ち・閉眼片足立ちなどがあります。


これらの所見が治療により改善する場合は、同時にめまいも改善することが多いと思います。


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生理痛が辛いという訴えは比較的多く、ほとんどは機能的問題と考えられます。


子宮頸部の過度の収縮が病態として考えられます。


三陰交を中心に治療することで80%程度の方は症状が改善します。


しかし、鍼灸治療で症状が改善しにくく、激痛で仕事や勉強が出来ないとか出血量が非常に多いという場合は、子宮筋腫・子宮内膜症・子宮腺筋症などがないか検査を勧めた方が良いと思います。


子宮内膜症・子宮腺筋症でチョコレート嚢胞が溜まっている場合は排出されないので手術が必要な場合もあります。


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不眠を訴える方は予想以上に多く、5人に1人は睡眠の問題を抱えていると言われています。


軽症の不眠は鍼灸の対象になり、交感神経優位状態を改善する百会穴や不安感を緩和する沢田流郄門などを使い、改善する事が出来ます。


しかし、重症のケースでは精神神経疾患である可能性があります。


うつ病・神経症性障害などでは高率で不眠を訴えますので、食欲・意欲・不安傾向などをチェックする必要があります。


うつ病・神経症性障害で重症の場合は精神・神経科の受診が必要です。


軽症のうつや神経症性障害では鍼灸治療の対象になります。


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五十肩で重要なのは初診時の状態が発症間もないのか、ピークになりつつあるのか、寛解期なのかです。


これから症状が強くなっていくのか、症状が軽くなっていくのかによって難易度が全然違います。


また、肩を動かし始める時期も重要です。


自発痛があり、炎症が強い時期は動かすと悪化する可能性があります。


同じ治療をしても、改善しやすいのか改善しにくいのか見極めが重要です。


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首のコリは良くある症状の一つですが、他の症状の原因となっているという点で重要な症状です。


手のしびれ・痛みを伴っている場合は神経根症・胸郭出口症候群を疑います。


めまいの原因が首のコリという場合もあります(頚性めまい)。


緊張型頭痛の原因も頭頚部のコリです。


それ以外では、うつ病・不眠症も首のコリを軽減させると改善することが多いです。


首のコリは患者さんがぜひ治して欲しいという要望がなくても治療の対象にしている症状の1つで、最も重要なものです。


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膝関節痛を訴える場合、痛みを取ることに終始しがちですが、膝のアラインメントにも気を配る必要があります。


具体的には内反変形・外反変形・屈曲制限・屈曲拘縮などです。


内反変形・外反変形がある場合、内側側副靭帯・外側側副靭帯へのストレスが強くなっています。


したがって曲泉・足の陽関などへの刺鍼が必要となります。


屈曲拘縮がある場合は膝が完全に伸展しないので、常に大腿四頭筋・ハムストリングスの持続的緊張が見られますのでこれらの筋肉の緊張を緩和することが重要です。


また、膝に問題がある場合、股関節の異常も合併していることが多いので股関節のチェックも重要です。


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*五枢会治療セミナー


4月29日(水・祝)に美容鍼灸・顎関節症のジョイントセミナーを行ないます。


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http://5su.muto-shinkyu.com/category/2015100.html

頭痛には緊張型・片頭痛・群発頭痛などがありますが、どのタイプにおいても頚筋の緊張の緩和は重要と考えています。


特に緊張型頭痛では頚筋の緊張の緩和の治療のみでも直後効果・痛みの出現頻度の減少が得られます。


しかし、片頭痛など血管性頭痛の場合には、頚筋の緊張を緩和するつもりの鍼が血管周囲への刺激となり、痛みが誘発されてしまう場合があります。


具体的には天柱・風池は後頭動脈へ、頷厭・懸顱は側頭動脈への刺激となることがあります。

この様な痛みの誘発を防止するためには頚部の局所治療をせずに、手足の遠隔取穴をすることが重要です。


太衝・足臨泣・申脈など足の経穴を使う事により、頭痛の軽減と痛みの誘発防止が出来ます。


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4月29日(水・祝)に美容鍼灸・顎関節症のジョイントセミナーを行ないます。


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妊婦さんに対し、鍼灸治療をすることは大変価値の高いことだと思います。


妊娠中は出来るだけ薬を使わない方が良いため、頭痛・消化器の不調など慢性の症状がある場合は鍼灸治療をお勧めした方が良いと思います。


また、妊娠中は腹部が増大し、腰椎の前弯が強くなるため腰痛が出現しやすくなります。


腰痛の治療もあわせて行うと良いと思います。


治療時に注意すべき経穴としては合谷・三陰交・血海などの下す作用のある経穴です。


刺激量が多い(鍼が太い・灸の壮数が多い)と特に切迫流産・切迫早産を引き起こすことがありますのでご注意下さい。


治療中・治療後に下腹部緊満感が出現したら、要注意です。


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*五枢会治療セミナー


4月19日(日)にムチウチ症のセミナーを行ないます。


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