第2回で治療をする際には患者さんの治療への意欲も重要な要素であるとお伝えしました。


治療への意欲が高い方は治療回数を増やしたりすることを前向きにとらえ、症状が改善した後もメンテナンスとして継続する傾向があります。


そのため主訴以外の症状も改善し、良い結果が出るため、お互いに良い関係を構築することが出来ます。


今回最初治療への意欲があまり高くなかった方が後に高くなったケースがありますのでお伝えします。


ケース1


50代男性


腰椎椎間板ヘルニア(L1~S1間、5ケ所)による腰下肢痛で通院中の方です。

5回の治療で痛みが消失しました。


しばらく通院していましたが、痛みがないので自己判断で治療を中止しました。

その後痛みがぶり返したため、再来院しました。


中止による増悪を経験し、こりたためか、現在はメンテナンスを真面目に続けています。


ケース2


60代女性


肘関節痛(テニス肘)を主訴に来院しました。


7回の治療で痛みはほぼ消失しました。


鍼灸治療をすると良く眠れるという事で、現在は不眠の治療で通院しています。


ケース3


50代男性


頚肩腕症候群で来院した方です。


治療5回で痛みは消失しました。


元来元気なタイプです。


時々腰痛があり、趣味のゴルフを続けられるようにしたいとの事。


頚肩腕症候群のメンテナンスとともに腰痛の治療も開始し、現在に至っています。


ケース1の様に自己判断で治療を中止したため症状がぶり返した場合、治療の重要性が分かり治療への意欲が高まることが結構あります。


ケース2の様に主訴が整形外科疾患の場合、症状が改善すると治療を中止することを希望する方は少なくありません。


しかし、以前からの体調不良があり、その症状が改善することをお伝えすれば治療を意欲的に継続する方は少なくありません。


不眠症の方・頭痛持ちの方・生理痛が強い方などは継続する方が多いです。


ケース3の様に元来元気なタイプは一見継続治療の必要がないように思われます。


しかし、趣味でスポーツをしていたりすると、治療によるメンテナンスは必要になります。


スポーツ以外の趣味(手芸・読書など)では眼精疲労・肩こりなどが出現することもあり、その趣味に応じた対応が重要となります。


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