最近思うことは、「仕事のし過ぎは良くない。」ということです。

もっと厳密に言うと、「休みを取らずに長時間仕事をするのは良くない、時間を決めて集中して仕事をした方が良い 」、ということです。

特に開業している人は要注意です。

その気になれば年中無休で仕事をすることが出来ます。

その結果病気になって若くして亡くなった方もいらっしゃいます。

また、学会・セミナーにも全く行っていないため古い考え方・治療法で治療を行なうことになります。

更に、世の中の流れから取り残されていく可能性もあります。

他の自営業者(美容院・理容院・精肉店・魚屋)でも時代から取り残されているお店を街で見かけます。

過ぎたるは及ばざるが如し、特に真面目な方要注意です。

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*五枢会治療セミナー

2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。

興味がある先生・学生の方は下のホームページをご覧になって下さい。

http://5su.muto-shinkyu.com/

 

 

私は直後効果を出来るだけ出すように治療しています。

そのために幾つか工夫しています。

まず1つの疾患・症状・病証に対して複数の再現性のある治療方法を持つことです。

そのカードにジョーカー的な複数の疾患・症状・病証に対して効果があるものが幾つもあれば強いです。

もし直後効果が出ない場合にすることとして、以下の事をしています。

1)刺激量を変える

2)カード(治療法)を変える

治療法に関しては、東洋医学的・現代医学的・感覚的の3点から立体的にとらえることで3次元的に患者さんの病態を把握して行ないます。

感覚的はさておき、東洋医学的・現代医学的の2点のみでもかなり病態を把握はしっかりします。

例えば内リンパ水腫と痰飲、性ホルモンの低下と腎虚などです。

以上をまとめると、患者さんを立体的に見て複数の病態把握をする。

複数の治療法を導き出す。

その中から最も適した治療を行なう。

効果がない場合は刺激量を変えるか別の治療を行なう。

という手順になります。

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「咳」というとあまり気に留めない症状の一つかと思われます。

放置していても自然に治癒する場合も少なくないと思います。

しかし、難治性の咳も結構あります。

原因としては気管支炎・肺炎・肺癌・肺結核・咳喘息によるものもあります。

その他逆流性食道炎や精神ストレスなど呼吸器以外に原因がある場合もあります。

内科では咳に対し複数の咳止め(コデインを含む)が出されることがあります。

そのため咳がぴったり止まったが体調が悪くなることがあります。

咳は微生物などを排出する防御反応のひとつなので極端に止めない方が良いと思います。

その点尺沢などの施灸による治療では咳が改善して体調が悪くなることはほとんどなく、推奨できる治療法だと思います。

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現在洞性徐脈の患者さんを治療中です。

55才女性、疲労感・めまい・頭痛・腰痛などで来院しています。

20年位前から45~50回/分の徐脈が続いているとの事。

脈は虚脈である。

頸動脈洞刺鍼をすると、脈が強くなる。

体調が良い時は脈の力が強く脈拍も60回位になる。

体質傾向としては脾虚証+痰飲で、その治療も合わせて行っています。

副交感神経優位傾向があるのでその状態が改善されれば更に脈状や体調が良くなることが考えられます。

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現在治療中の関節リウマチの患者さんの経過報告です。

52才女性。30才から手指の痛みが出現し、35才でリウマチの診断を受けています。

現在関節痛はありませんが、手関節・指関節の腫脹と変形があります。

疲労により関節の動きが悪化しますが、その時に裂紋舌が出現します。

この患者さんの場合は裂紋舌が体調不良の指標となっています。

その患者さんによって指標が異なるようです。

次回は脈診が指標の患者さんを紹介します。

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首・肩の痛みで治療中の患者さんから「ここ数日耳が詰まるのですが。」という事を言われました。

耳閉感の原因としては耳管狭窄・耳管開放症・内リンパ水腫が挙げられますが、少し様子を見ることになりました。

しかしあまり症状が改善せず、何となく耳の聞こえも悪いような気がして耳鼻科を受診したところ、突発性難聴の診断が下ったとのことでした。

それ以来、耳が詰まるという訴えに対して聴力低下がないのか確認するようにしています。

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臨床をしていると、思わぬ症状に出くわすことがあります。

患者さんから、「何かを見ると、小さな蚊が飛んでいるのが見えます。問題ありますか?」
と聞かれることがあります。

これは飛蚊症という症状です。

飛蚊症は健常者でも見られる症状です。

しかし、網膜剥離・硝子体混濁・硝子体出血・ぶどう膜炎などでも出現しますので
一度眼科を受診していただくと良いと思います。

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現在パーキンソン病の方を10例位見ています。

その中で特徴的なのは、腓腹筋が硬くなっていて腓腹筋痙攣を起こしやすいことです。

腓腹筋痙攣には失眠の多壮灸が有効です。

承山などの局所治療でも効果は出ますが、効果の範囲は狭いです。

失眠の方が広範囲にわたって筋緊張を緩和させることが出来ます。

また腓腹筋の筋緊張を緩和することにより、足関節部における協調運動を改善させることにもつながると考えています。

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一般に足冷は腎虚証や瘀血証によると言われています。

しかし実際に患者さんを診ていると、最も多いのは痰飲だと思います。

下肢の浮腫が強く、そのために冷えていると考えられます。

この場合局所の施灸により下肢の浮腫が軽減し、足冷も軽くなったと言われます。

頑固な冷えでは寒いとしもやけになるものがあります。

これは血管運動神経失調によるものです。

根底に瘀血証が存在している場合も多いです。

冷える冷えるという割に、実際に足を触ると全然冷えていない人がいます。

体の不調に対して敏感すぎるタイプで心気傾向があることが多いです。

逆に足を触ると冷たいのに全然気にしていない人もいます。

体の不調に対して鈍感すぎる傾向が考えられます。

このタイプは重症になってから体調不良に気付くので要注意です。

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女性の更年期前と更年期後では逆転することが2点あります。

1つは寒証から熱証になることが少なくないことです。

証が変化しているのにもかかわらず、以前のように温補作用のある薬(朝鮮人参・附子など)や食事(生姜・根菜類など)を多く摂って、さらに使い捨てカイロまで貼っている患者さんがいらっしゃいますので要注意です。

また、女性ホルモンの影響で便秘症から下痢症に変化する場合も結構あります。

下痢し易くなっているにもかかわらず、食物繊維の入った食品を大量に摂っている場合があります。

両方に共通しているのは、「自分は冷え症だ」、「自分は便秘症だ」思い込み、状況が変化しているにもかかわらず以前の健康法を続けていることです。

したがってこのような患者さんには証に合った治療をするだけではなく、健康法に関するアドバイスも不可欠となって来ます。

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