精神疾患・難病の方の鍼灸治療は一般的に難しいと言われています。
その理由として、「気の流れが正常になっていない」、「瘀血証になっている」などが挙げられます。
気の流れが正常になっていない場合に普通に鍼灸治療をしても、ほとんど効果が出ないことが多いです。
例えば胸鎖乳突筋の緊張が強い人に対して陥谷に刺鍼(7mm位刺入)をすると、多くの人は筋緊張が緩和しますが、一部の人は緩和しません。
その緩和しない人は気の流れが正常になっていない可能性があります。

気の流れが正常になっていない場合、チャクラ(エネルギーの中枢)に異常が出ていることが多いです。
チャクラとは、サンスクリット語で「車輪」、「回る」という意味があり、「エネルギーが出入りしている場所」とされています。
人体には7つのチャクラがあり、1部は募穴と一致しています。
1つ目は下腹部(会陰)、2つ目は丹田(関元-小腸経の募穴)、3つ目は臍(神闕)、4つ目は胸部(膻中-心包経の募穴)、5つ目は咽(廉泉)、6つ目は眉間(印堂)、7つ目は頭頂部(百会)です。

精神疾患や難病の治療が出来るようになりたいという方は、「気の流れが正常になっているのか」、「チャクラ(エネルギーの中枢)に異常が出ていないのか」がわかるようになる必要があります。
 

患者さんが鍼灸師に望んでいる事は個人によって異なる点もありますが、今まで患者さんから聴取したことをまとめると、以下のことが挙げられます。
1.    症状が改善する
これに反論する人はいないと思います。
2.    治癒するまでの回数・期間を最初に言ってくれる。
これがわかると患者さんはかなり気持ちが楽になるのではないでしょうか。
3.    親身に相談にのってくれる。
4.    大切にしてくれる。

これらをまとめると、知識・技術があることと、患者さんの接し方の両面が必要ということになります。
一般的にどちらか片方に力を入れて、もう一方はおろそかになっていることも多いので、両方に力を入れていくと、かなり患者満足度が上がると考えて良いと思います。
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*五枢会治療セミナー
2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。
興味がある先生・学生の方は下のホームページをご覧になって下さい。
http://5su.muto-shinkyu.com/

50代 男性
X年初め、事務の仕事をしていたが、他の仕事をしたいと上司に頼む。
X年3月、社員食堂や店舗で働くこととなり、1日16時間労働となる。
平均睡眠時間は3時間。
そのころからふらつき、腰痛、膝関節痛、肘関節痛などが出現するようになる。
鍼灸治療を行い、症状は改善するが、効果が短い。
X年11月仕事中に3回嘔吐した。
産業医から労働環境を変えてもらうよう会社に連絡がある。
X年12月に事務の仕事に復帰し、体調が回復する。

元来睡眠時間が4~5時間と短く、テンションが上がって躁状態になり易い。
体が疲れていても動けてしまうとのことです。
更に睡眠時間が短くなっても気にならず、それが長期にわたると突然うつ病になって動けなくなるとのことです。

体調不良となったことを契機に自分の性格や躁状態になり易いことを自覚して、最近は頑張り過ぎないように気をつけているとのことです。
現在は体調が良く、ほとんど症状がない状態で、メンテナンスに通院しています。
双極性障害で気をつけることは、抗うつ薬では躁状態になり易いので使わないようにして、抗てんかん薬を使うことです。
結構誤診されている場合があるとのことでご注意ください。
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*五枢会治療セミナー

2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。
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鍼灸治療の特徴は色々ありますが、治療者によって効果が大きく違うことは大きいと思います。
これは現代医学の薬物治療と対照的です。

なぜ大きく違うのかポイントを挙げます。
1.治療穴が違う。
2.治療手段が違う。
例えば鍼では単刺・置鍼・手技鍼・パルス、灸では透熱灸、温灸などです。
3.治療家のエネルギーが違う。
正気が充実しているかどうか、邪気が強くないかどうかに注目しています。
4.患者の治す力を高めることが出来るかどうか。
鍼灸治療では鍼灸師の治療技術とエネルギーが重要であることは言うまでもありませんが、それと同じくらい患者さんの治す力も重要だと考えています。

一般に治す力を高めるというと、脾胃や腎の力を高めていくことが挙げられます。
運動器疾患では脾経・胃経を中心に自宅施灸を3~6ヶ月続けると筋肉の支持力が高まって肩こり・腰痛などが改善しやすくなります。
泌尿器疾患・婦人科疾患では腎経・膀胱経を中心に治療することで膀胱炎・頻尿・月経不順などの症状が徐々に改善します。

しかしそのような長期的戦略による効果ではなく、通常の患者さんを良反応者(数パーセント存在する鍼灸治療が非常に効きやすい人)に近づけ、直後効果を出しやすくすることはできないでしょうか?
私はこの課題に数年来取り組んでいます。

9/23(木)の難病重症セミナーでは、私が通常の患者さんを良反応者(数パーセント存在する)に近づけるためにしていることをお伝えします。
それ以外には治療家のエネルギーの質を高める目的で、ネガティブエネルギー(邪気)を取り除くテクニックをお伝えします。
詳しくは以下のHPをご覧下さい。
https://muto-shinkyu.biz/lp/adv2021/
 

Q.過去と他人は変えられないとはよく言われることですが、患者様の生活習慣是正のためのモチベーションを鼓舞、喚起させるにはどうされていますか?

A.    第1に体重・血糖値など数値化されるものを目標にしています。
健康に価値を置いている方ではこの方法で大丈夫だと思います。

第2に運動が必要な患者さんでは学生時代に行っていた運動を勧めています。
運動習慣がほとんどない方では「ヨガ・太極拳」、「水中ウォーキング」、「オイズ・カーブスに入会」などを勧めています。
ちなみにオイズとはコナミスポーツのシニア向けのプログラムのことで、カーブスとは女性のシニア向けのスポーツジムのことです。

第3にその患者さんの趣味を聞いていきます。
そして実現可能な小さい目標を立ててもらいます。
旅行であれば「日帰りのバス旅行をする。」、「新幹線を使って関西・東北・北陸へ行く。」などです。
治療にさほど熱心ではない方でも、趣味が充実するのであればモチベーションが上がることが考えられます。

いずれにしても、明るい未来に向けてゴールを設定すると、モチベーションが上がるかと思います。

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*五枢会治療セミナー

2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。
興味がある先生・学生の方は下のホームページをご覧になって下さい。
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顔・手・足などのむくみが気になるという患者さんは結構いらっしゃいます。
浮腫は心不全・腎不全・甲状腺機能低下・低アルブミン血症などの疾患で起こりますが、特に疾患がなくても起こります。
そのような時にどこに治療点を置いたら良いでしょうか?

一般的には2つの方法がとられると思います。
1つ目は心臓・腎臓・甲状腺などに対するアプローチです。
2つ目は痰飲ととらえ、利尿作用・発汗作用のある経穴を使うというものです。
これらの治療は長期的に見て効果的だと思いますが、治療直後に効果が実感できにくい場合もあります。

治療直後に効果が実感できる方法を長年試行錯誤で開発してきました。
7/22(木・祝)のセミナーでは浮腫に対し治療直後に効果が実感出来る方法を4種類お伝えします。
興味のある先生は以下をご覧下さい。
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マイナ―トラブル解消法 <眼精疲労、食欲亢進、足冷、浮腫>
会場・オンライン両方参加可能
セミナー開催日時:
2021年7月22日(木・祝) 9:10~11:50

詳細は下記を参照ください。
https://5su.muto-shinkyu.com/category/2014712.html

今一度、私たちは何のために鍼灸師になったのかを考えてみたいと思います。
「家で鍼灸院をやっているから。」とか「何となく。」とか「他に特に選択肢がなかったから。」などという消極的な言葉を良く聞きます。

現代の医療の中では鍼灸は「代替医療」として、現代医学で効果が出にくい疾患、たとえば変形性関節症などの治療に当たると良いとされています。
確かにそれも存在意義があるでしょう。

一般の方は現代医学の薬物・手術を中心とした治療に特に疑問を持たずに受けているようです。
急性の症状であれば、それも良いと思います。
しかし、慢性疾患や精神疾患においては副作用を考えると問題があることが少なくありません。

世界的大富豪であるロ〇〇〇〇〇〇家の戦略として薬物療法を中心として「病気を治さないで儲ける」というビジネスモデルが存在しているという説があります。
その真偽はともかくとして、一般の市民が医療ビジネスのカモにされている場合もあるということは確かです。
患者さんが薬物治療に頼り過ぎず主体性をもって健康管理をしていくことをサポートすることが鍼灸師の役目ではないかと考えています。

不眠症を訴えている人の中には音に敏感だという人が時々いらっしゃいます。

同じマンションに住んでいる人の足音が気になる、掃除機の音が気になる、話し声が気になるなどの理由で睡眠が障害されるとのことです。

そして音だけではなく、光や匂いに対しても敏感だという人も結構いらっしゃいます。


刺激に敏感という場合、肝の病証が考えられます。

具体的な治療穴としては百会、期門、中封、肝兪などが挙げられます。

また、失眠も効果的です。

音・光だけではなく、皮膚感覚の敏感さがなくなるため、入眠し易くなります。

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五枢会治療セミナー

ワンデイセミナーのお知らせ


マイナ―トラブル解消法 <眼精疲労、食欲亢進、足冷、浮腫>

今回のセミナーは会場・オンライン両方で行います。

セミナー開催日時:2021年7月22日(木・祝) 9:10~11:50

詳細は下記を参照ください。

https://5su.muto-shinkyu.com/category/2014712.html


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患者さんから「ワクチンを接種しても変異ウィルスには効くのでしょうか?」などという質問を受けることはないでしょうか?

その疑問に答えを出して下さっているのが、新型コロナウィルスを研究している慶応大学准教授石井誠先生です。


石井先生によると、国内の新型コロナウィルスはほとんどが変異ウィルスに置き換わっており、その大半がイギリスの変異ウィルス(N501Y)とのことです。

変異したのは感染に重要な役割を果たすスパイク蛋白質の部分です。

イギリスの変異ウィルス(N501Y)は従来のものに比べて1.43~1.90倍感染力が高く、重症化リスクも1.4倍高いとのことです。

また、インドの変異ウィルスはイギリスの変異ウィルスの1.5倍感染力が強いとのことです。

ファイザー社のワクチンはイギリスの変異ウィルスに対して93%、インドの変異ウィルスに対して88%有効とのことです。

アストラゼネカのワクチンはインドの変異ウィルスに対して60%有効とのことです。


更に石井先生によると、血液型によって新型コロナウィルスに対する感染し易さが異なるとのことで、O型は0.8倍とややかかりにくく、AB型は1.4倍とややかかり易いそうです。

しかし、高血圧・糖尿病・慢性腎臓病・高齢・肥満の方が問題であるとのことです。

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*五枢会治療セミナー

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今年度の全日本鍼灸学会は6/4~6/6までオンラインで行われました。

その中で大変印象的だったのは顔面神経麻痺の鍼灸治療です。


栢森良二先生(平成帝京大学理学療法科教授)は顔面神経麻痺に対し、平面電極通電療法を行うと後遺症(病的共同運動・顔面拘縮など)が出現し易いと以前から警鐘されておりました。

それに対し堀部豪先生(埼玉医科大学東洋医学科)は、稲中優子先生(東京女子医大)の研究(鍼通電法と置鍼法の比較)で治癒率・後遺症の出現率とも有意差が見られなかったという報告を取り上げました。

また、粕谷大智先生(東京大学リハビリテーション部鍼灸部門主任)は非同期通電療法(後遺症を予防すると期待されるおり、埼玉医科大学を中心に行われている。2台のパルス治療器を使い、上顔面筋と下顔面筋を別々に刺激する)を紹介されました。


今回圧巻だったのは栢森先生を演者として呼んで、最後に演者同士でディスカッションしたことです。

医師向けの顔面神経麻痺のガイドライン作成者である栢森先生が鍼灸に対して良い印象を持っていただいたことも特筆すべきことです。

今まで顔面神経麻痺に対し鍼通電をした方が良いのかしない方が良いのか迷っていた人には最高の企画でした。

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