また、彼らは(祈って)言う。「私たちは、(教えを)聞き、服従します。主よ、あなたの御赦しを願います。(私たちの)帰り所はあなたの御許であります。」
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また、使徒と信者たちは(祈って)言う。「私たちは、(主から下された教えを)聞き、服従します。主よ、あなたの御赦しを願います。(私たちの)帰り所はあなたの御許であります。」
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コーランではアッラーの一人称が「I(われ)」であったり、「We(われわれ)であったりする。
井筒俊彦先生は「複数形するのは、威厳表現」と言うけど。
啓示を与えている存在が、一人か複数人かの違いと考えるのが自然じゃない?
「我と我々の用法の違い」
マホメットの同時代人は絶対質問したはず。
井筒先生も、ものすごく調べただろう。
我々日本人にとってはどうでもいいか。
閻魔大王が複数人おり、どの大王が担当するかによって判断が異なったら。困るでしょうな。
だから裁きの判断を下すアッラーは一人じゃないと不都合。
世界史でも習うけど、最初はマホメット自身が「神の声」とは信じられなかった。妻ハディージャにケツを叩かれ、新興宗教を始めた。
「私たちは、(教えを)聞き、服従します。主よ、あなたの御赦しを願います。(私たちの)帰り所はあなたの御許であります。」
という宣言、マホメット自身も誓うのは自然だろう。
預言者(マホメット、天使)とアッラー(唯一絶対神)との関係
コーランにいろいろ書かれている。
旧約では神と悪魔が同じテーブルで会議して、
神が悪魔に向かって「お前、行ってヨブの信仰を試してこい」というわけのわからんシーンがある。
悪魔=元大天使
サタン=ルシファー=元7大天使ルシフェル
釈迦先生なら
神も悪魔も法則(縁起)によって生じたものである。
地上的誘惑に溺れた大天使が大悪魔に変身。
マホメットが酒色に溺れ、変な方向に行かなかったのは人類史上の奇跡。