コーラン 第2章 雌牛章 47(完) 5 歴史のイフ | たこなぐりの宗教ブログ

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また、彼らは(祈って)言う。「私たちは、(教えを)聞き、服従します。主よ、あなたの御赦しを願います。(私たちの)帰り所はあなたの御許であります。」

また、使徒と信者たちは(祈って)言う。「私たちは、(主から下された教えを)聞き、服従します。主よ、あなたの御赦しを願います。(私たちの)帰り所はあなたの御許であります。」

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コーランではアッラーの一人称が「I(われ)」であったり、「We(われわれ)であったりする。

井筒俊彦先生は「複数形するのは、威厳表現」と言うけど。

啓示を与えている存在が、一人か複数人かの違いと考えるのが自然じゃない?

「我と我々の用法の違い」

マホメットの同時代人は絶対質問したはず。

井筒先生も、ものすごく調べただろう。

我々日本人にとってはどうでもいいか。

閻魔大王が複数人おり、どの大王が担当するかによって判断が異なったら。困るでしょうな。

だから裁きの判断を下すアッラーは一人じゃないと不都合。

 

世界史でも習うけど、最初はマホメット自身が「神の声」とは信じられなかった。妻ハディージャにケツを叩かれ、新興宗教を始めた。

「私たちは、(教えを)聞き、服従します。主よ、あなたの御赦しを願います。(私たちの)帰り所はあなたの御許であります。」

という宣言、マホメット自身も誓うのは自然だろう。

 

預言者(マホメット、天使)とアッラー(唯一絶対神)との関係

コーランにいろいろ書かれている。

旧約では神と悪魔が同じテーブルで会議して、

神が悪魔に向かって「お前、行ってヨブの信仰を試してこい」というわけのわからんシーンがある。

悪魔=元大天使

サタン=ルシファー=元7大天使ルシフェル

釈迦先生なら

神も悪魔も法則(縁起)によって生じたものである。

地上的誘惑に溺れた大天使が大悪魔に変身。

マホメットが酒色に溺れ、変な方向に行かなかったのは人類史上の奇跡。